Intersect開発レポートの第24版を公開し、特にノード9.1.0に焦点を当てて最新情報をお届けしています。これはCardanoにオンチェーンの意思決定をもたらす最終的なChangノード候補です。
以下はIntersect記事「Are you ready for Chang?」を翻訳したものです。
Changの準備はできていますか？
Cardanoにオンチェーンの意思決定をもたらす最終段階に来ています。2022年11月にCIP-1694が最初に公開されて以来、Cardanoのガバナンス設計は信じられないほどの関与を見てきました。昨夏のCIPワークショップに1,000人以上が参加し、パラメータワーキンググループがネットワークの安全性とセキュリティを支える技術的な保護措置を起草しました。
ノード9.1.0がリリースされ、CIP-1694をメインネットにもたらす最終的なノード候補となり、Cardanoの新しいレジャー時代 – Conway – を開始します。SPO（ステークプールオペレーター）は今週初めのリリース以来着実にアップグレードを行っていますが、CIP-1694を実現する2つのアップグレードの最初を完了するには、エコシステム全体の準備が整う必要があります。
SPOの方は、直接リポジトリにアクセスしてアップグレードしてください。
ウォレット、DApp、取引所、ツールなどについては、ハードフォークワーキンググループのエコシステム準備状況ページをチェックしてください。
Cardanoのガバナンスをサポート
技術運営委員会
過去2週間、技術運営チームは技術ワーキンググループと協力して、2024年第3四半期の優先順位付けされたバックログの開発を支援してきました。
これらの多くは、コンセンサスチームなど、Githubを通じて公開されています。しかし、今後数週間にわたり、各技術ワーキンググループがオープンミーティングを開催し、これらの優先リストを共有し、コミュニティが質問やフィードバックを提供できるようにします。最初のセッションは、7月26日木曜日16:30 CESTにコンセンサスチームによって開催されます。このリンクを使用して参加してください。
各技術ワーキンググループのオープンセッションの時間と日付は、新しく作成された技術運営委員会のDiscordチャンネルに今後1週間で投稿されます。
市民委員会
この委員会は、Cardanoのガバナンスに関連してCardanoコミュニティに支援を提供します。最新の更新では、7月28日にベルリンで開始されるコミュニティ主導の憲法ワークショップの立ち上げ準備を行っています。Cardano財団が主催する、50以上の憲法ワークショップの最初のものに参加しましょう！
DRepワークショップ
今後のDRepワークショップ：
ナイジェリアのDReps：7月11日木曜日、nexTrendがラゴス大学でDRepワークショップを開催しました。今後数日間でDRepとCardanoのガバナンスに関する一連の議論を行う予定です。
リオでのDRepワークショップ：7月26日。Daniela Alvesが主催し、GovChainLabおよびInstituto de Tecnologia e Sociedade do Rio de Janeiro (ITS-RJ)とのパートナーシップで開催 – 登録リンク
シドニーでのDRepワークショップ：8月3日。Phil LewisとDGov Educationが主催する対面イベント – 登録
DRepについて詳しく知り、Cardanoのオンチェーン意思決定に参加する方法については、DRep Pioneer Programをチェックしてください。
年間予算
予算委員会は、Cardanoの中核的な運営にかかるコストを集計し、これをメンバーとコミュニティにフィードバックします。
2025年以降の予算ロードマップに取り組んでおり、今後のワークショップでフィードバックを受けるための初期予算プロセスを開発中です。Intersectメンバーのロイド・デューホンが主導する予算ワークショップにRareEvoでご参加ください。
コミュニティハブ
LATAM（そしてブラジルの最新コミュニティハブの紹介！）
Blockchain Rioで立ち上げられた新しいブラジルのハブは、地元のメンバーを集めてCardanoのガバナンス、ロードマップ、予算に協力・貢献します！100人以上がサインアップし、ハブは好調なスタートを切りました。Intersectメンバーのオタビオ・リマが率いるこのハブから、エキサイティングな更新情報にご注目ください。行くぞ！
日本
先週、日本ハブはDAO活動についての議論に参加し、Intersectのミッションについても話し合いました。録画はこちらでご覧いただけます。日本ハブはXスペースも開催し、154人が視聴しました。議論はこちらでご覧いただけます。7月26日にLINEライブトークを予定しています。
WADA（アフリカ）
WADAコミュニティハブは7月18日に週次タウンホールを開催し、22人が参加しました。イベントの録画はこちらでご覧いただけます。7月25日の週次タウンホールの登録はこちらです。
また、7月27日にゴマハブの立ち上げイベントを対面およびバーチャルオプションで開催します。すでに71人が登録しています。登録はこちらをクリックしてください。
コミュニティツール
進行中の助成プロジェクトに関する最新情報をお知らせできることを嬉しく思います！ダニエラ・アルベスとマリア・カルモが教育およびマルチメディア助成に関する第4のマイルストーンを公開しました – DRepとは何か、どのようになるかを説明するポルトガル語のYouTubeチュートリアルのリリースです。チュートリアルはこちらでご覧いただけます。
また、DRepに委任する方法のガイドもこちらで公開しています。Cardanoの分散型ガバナンスにおける機会に関するワークショップもこちらでご覧ください。
現在のオープン助成金はすべてこちらでフォローできます。
今後のイベント
今後数週間および数ヶ月にIntersectが参加予定のイベントをいくつかご紹介します：
ADN: Argentina Digital Nation – 7月31日にブエノスアイレスのプエルトマデロヒルトンで開催されます。ADNは、技術、政治、起業家精神の分野における公共、民間、web3セクターの重要な人物や意見リーダーを引き付けるように設計されています。深い議論と意味のあるコラボレーションのためのユニークなプラットフォームを提供します。チャールズ・ホスキンソンを含む25人以上の著名な講演者と共に、世界中から約600人の参加者が予想されます。他のブロックチェーン愛好家とネットワークを築く絶好の機会です。
詳細情報や予約方法については、こちらをご覧ください：adn.events
RareEvo – ラスベガスに戻ってくることを楽しみにしています。今年はRareEvoのスポンサーとなり、Cardano財団とEMURGOとCardanoのスポットを共有することを誇りに思います。金曜日の正午に始まり、メンバーのジェニー・ブリト、アダム・ルッシュ、ロイド・デューホンとともに、CardanoにおけるIntersectの役割についてのパネルディスカッションを主催します。
土曜日（午前10時から正午まで）には、2025年のCardanoの予算とCardanoのオープンソースガバナンスツールを探索して参加と包括性を促進する2つのワークショップを開催します。
今週のリマインダー
今週のリマインダーセクションでは、以下の点を強調したいと思います：
コアインフラストラクチャロードマップワーキンググループに、公開Discordアナウンスチャンネルができました！このDiscordチャンネルにアクセスして参加し、このワーキンググループについては知識ベースでさらに詳しく読むことができます。
重要なメンバーリソース
- Intersect Knowledge Base – 頻繁に更新され、内部ガバナンス構造、委員会とワーキンググループ、資金調達の機会など、多くの項目について詳細な情報を提供しています。
- Intersect website – 最新ニュース、ロードマップなど。
- GovTool – SanchoNetテストネットでガバナンスアクションのテストに参加してください。
- Discord / Telegram – 活気あるコミュニティに参加し、委員会、ワーキンググループ、他のメンバーと交流してください。
- Social – TwitterとLinkedInで常に活動しているので、最新のニュースと洞察を得るためにフォローしてください！
- タウンホール – 6月のタウンホールを見逃した方は、録画をチェックしてください。
今週の更新は以上です。お読みいただきありがとうございました！
最後に、Cardanoのガバナンスなど、皆様にとって重要な主題について、さらに多くのお話を伺いたいと思います。皆様のアイデアと提案は私たちにとって非常に重要です。質問、アイデア、提案がございましたら、 email、X、またはLinkedIn.でお問い合わせください。
