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予算が開き、世界が揺れた5日間——Intersect・BIP 361・Hormuz:エポック625

エポックな日々:625
エポック625(2026年4月15日 午前6時44分頃 〜 4月20日 午前6時44分頃)

序章:動いた制度が、市場に試された5日間

エポック624を振り返るとき、私たちは「制度が行動になる日」と呼びました。Orion Fundが可決され、Blockchain EXPOが開幕し、Cardanoのガバナンスが「動く仕組み」であることが証明された5日間でした。

エポック625は、その次の段階です。

動き始めた制度が、今度は市場に試される。予算プロセスは本当に機能するのか。委員会は人を集められるのか。Bitcoinは量子脅威に対応できるのか。Fedの独立性は守られるのか。Hormuz海峡は開いたままでいられるのか。

エポック625(4月15日〜4月20日)は、Cardano内部の制度的成熟と、外部世界の地政学・マクロの揺らぎが同時に進んだ5日間でした。

Intersect予算プロセスの本格稼働、委員会選挙の締切、BIP 361による量子脅威論争、Trump Powell解任の5月15日期限明言、そしてHormuz海峡の「崩壊→完全開放→再封鎖観測」の振り子——六つを軸にエポック625を振り返ります。


第1章:Intersect 2026予算プロセス——Cardano史上初の本格分散型資金調達

4月16日、予算プラットフォームが動き出した

エポック625の2日目、日本時間4月16日午後9時(12:00 UTC)に、Intersect Budget Platformが稼働しました。Cardano史上初となる、DRepによる本格的な分散型資金調達プロセスの開始です。

これまでのCardanoの資金調達は、Project Catalystを中心とした小〜中規模の提案が主でした。Intersect予算プロセスは、これとは桁の違うスケールを扱います。Cardano Treasuryの大規模な配分を、提案→審査→DRep投票の流れで決める仕組みです。

▶ SIPO総合解説:https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044906517984579810
▶ 予算受付開始告知:https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044616772175712454

7つの変更点——「誰でも出せる」から「本気で準備した組織が出す」へ

2026年予算プロセスでは、前年からの反省を踏まえて7つの変更が導入されました。主な変更点は次の通りです。

一つ目は、提案書フォーマットの厳格化です。実行体制・マイルストーン・KPI・資金管理計画を明示しない提案は一次審査で落ちる設計になりました。二つ目は、Admin Services(管理エージェント)の前置です。Intersectが提案者と一対一でやり取りし、フォーマット準拠を確認してから審査に送る仕組みです。三つ目は、Hydra Votingの採用です。大量の提案を並列で効率的に投票するスケーラビリティ対応です。

意義は明快です。「誰でも提案できる」段階から、「本気で準備した組織が提案を通す」段階へ。Cardanoの分散型資金調達が、実用段階に入ったことを示しています。

SIPO DRepの立ち位置

SIPOはDRepとして、予算プロセスの中立性と実効性を重視します。SIPO’s Goals and Activity Policyで示している通り、Cardanoエコシステムの長期的成長に資する提案を支持し、短期的な利益誘導や実行能力の不足する提案には慎重な姿勢を取ります。

現在SIPO DRepには約₳102.00Mが委任されており、全体ランク11位(1,011 DReps中)の位置です。予算プロセスでの判断は、今後sipo.tokyoブログで随時公開していきます。


第2章:Intersect 委員会選挙 2026——37席、次回への布石

4月17日21時締切、8委員会の構成が動いた

エポック625の3日目、日本時間4月17日午後9時に、Intersect委員会選挙2026の投票が締め切られました。技術、ガバナンス、予算、コミュニティなど8委員会37席の構成が決まる重要な選挙です。

▶ SIPO解説(締切直前):https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044911072772235682

「次回」への布石——任期2年化と年1回選挙へ

今回の選挙で最も注目すべきは、次回(2027年4月)からの制度変更です。委員会の任期が2年に延長され、選挙は年1回に集約されます。

これは地味に見えて、大きな転換です。従来の短期ローテーションでは、委員が制度を学ぶ間に任期が終わる問題がありました。2年任期は、委員が実質的な制度設計に関わる時間を確保します。

日本コミュニティにとっての意味は明確です。2027年4月が、本格的に日本のメンバーがIntersect委員会に入るチャンスのタイミングになります。今年の選挙で全体構造を学び、来年の立候補に向けて準備する——SIPOはこの視点から、日本コミュニティへの働きかけを続けます。


第3章:BIP 361——Bitcoinが量子脅威下で迫られる選択

4月14日提出、エポック625で議論が加速

エポック625の直前、4月14日にBIP 361(Bitcoin Improvement Proposal 361)が提出されました。Jameson Loppほか6名の共著で、Bitcoinの量子耐性移行ロードマップを示すものです。

エポック625の間に、この提案を巡る議論がCardanoコミュニティにも波及しました。4月17日、Charles Hoskinson氏が動画「BIP 361: Welcome to ShitcoinLand, Bitcoin」を公開し、170万BTC問題を指摘。SIPOはその全翻訳と解説を公開しました。

▶ SIPO全翻訳・解説:https://sipo.tokyo/?p=45626
▶ SITION Deep Dive:https://x.com/SITIONjp/status/2044913634808402092

170万BTC問題——「凍結」か「盗難」か

BIP 361の核心は、量子コンピューターの登場後にP2PK(Pay-to-Public-Key)アドレスに保管された約170万BTCが、公開鍵から秘密鍵を復元されて盗まれるリスクに、Bitcoinネットワークがどう対応するかです。

選択肢は三つ。何もせずに盗難を許容するか、該当アドレスを強制的に凍結するか、ハードフォークで署名方式を変更するか。どの道も痛みを伴います。

Cardanoはどう構えているか

SIPOの立場は明確です。他チェーンを批判するのではなく、中立的に事実を提示する。Cardanoは設計段階からエドワーズ曲線(Ed25519)を採用しており、量子耐性署名への移行パスも研究されています。BIP 361の議論は、他チェーンにも示唆を与えるものであり、Cardanoコミュニティにとっても学びの機会です。

Bitcoinのコミュニティが、量子脅威という長期課題にどう向き合うか——これはエポック625の大きな論点であり、今後数年のブロックチェーン業界全体のテーマになります。


第4章:Fed独立性危機・Warsh公聴会——5月15日という期限

4月15日、Warsh次期議長候補の公聴会日程が確定

エポック625の初日、日本時間4月15日に、次期Fed議長候補Kevin Warsh氏の上院公聴会が4月21日(火)と確定しました。Warsh氏はCompound、Optimism、Blastなど暗号資産関連トークンを保有しており、Fed内部のデジタル資産観にも影響を与える人事です。

▶ 次期Fed議長Warsh:https://x.com/SITIONjp/status/2044193501781602539
▶ 「April 21」確定:https://x.com/SITIONjp/status/2044290232644972675

4月17日、Trump「Powell解任5月15日期限」を明言

エポック625の3日目、日本時間4月17日に、Trump大統領がJerome Powell議長の解任期限を「5月15日」と明言しました。

これは象徴的な宣言です。Fed独立性は米国経済政策の根幹であり、大統領が議長を期限付きで解任するシナリオは戦後初となります。市場への影響は、VIX上昇・TNX変動・ドル安——Fedへの信認が揺らげば、すべての資産価格が再評価されます。

▶ Trump Powell「5月15日」:https://x.com/SITIONjp/status/2044984335724683711

暗号資産への含意

Fed独立性が揺らぐとき、無国籍資産の優位性は相対的に高まります。Bitcoin・Ethereum・Cardanoといったパブリックチェーンは、政治的介入の外にある金融インフラとして機能します。

ただし、これは「Fedが崩れるからBTCが上がる」という単純な話ではありません。中央銀行の信認が失われれば、リスク資産全般が売られるフェーズも来ます。重要なのは、Cardanoのようなインフラが、こうした不確実性の中でも安定稼働を続けられるかです——ガバナンス・ノード運用・DRep活動の価値が、こういう局面でこそ試されます。


第5章:エポック625 市場指標・KPI分析

マクロ12指標(2026年4月20日 朝時点)

・BTC:$74,324(+0.68%)
・ETH:$2,281(+0.77%)
・ADA:$0.245(+1.24%)
・$NIGHT:$0.03666(+0.91%)
・WTI:$88.17(+6.76%)
・Gold:$4,783.9(-1.96%)
・DXY:98.275(+0.05%)
・USDJPY:159.00(+0.27%)
・TNX(米10年債):4.25%(-1.42%)
・VIX:20.89(+2.50%)
・S&P 500:7,126.06(+1.20%)
・日経225:59,855(+0.85%)

BTC Fear & Greed Index:29(Fear)、前日27(Fear)。市場は慎重な姿勢を継続しています。Hormuzの再封鎖観測と日銀0.75%利上げ期待が、短期的なボラティリティの主因です。

Cardanoオンチェーンデータ(Dune API、エポック625最終値)

・ADA価格:$0.2484(-3.57% 24h)/ 時価総額:$9.18B
・流通供給量:36.95B ADA
ステーキング比率:59.02%(総ステーク÷流通供給)
・Nakamoto係数:167
・日次トランザクション:25,591
・アクティブアドレス:14,174
・Script Tx比率:39.14%(DApp活動の指標)
・ステーブルコイン総額:$50.26M(USDCx優勢、USDM・USDAが続く)
・Treasury:1,617M ADA
・ガバナンスアクション:提案中 4 / 批准 0 / 失効 41

SIPO DRep活動(Koios経由)

委任残高:約 ₳102.00M
全体ランク:11位 / 1,011 DReps(上位1.1%)
・委任者数:359名
・累計投票数:94件
・直近20投票:Yes 19 / No 1 / Abstain 0(積極的スタンス)
・DRep ID(CIP-129):drep1yffld2866p00cyg3ejjdewtvazgah7jjgk0s9m7m5ytmmdq33v3zh
・有効期限エポック:645

Intersect予算プロセス稼働で、DRepの実質的役割が「ガバナンス投票」から「資金配分判断」へ拡張されました。SIPOはエコシステム長期成長を軸に、是々非々で判断していきます。


第6章:エポック625終了時点 ステーキング動向

ネットワーク全体

・総サプライ:₳37.27B
・総ステーク:₳21.76B
ステーキング比率:58.4%
・総ウォレット数:5,828,105
・総ホルダー:3,262,882
・総委任数:1,352,126
・アクティブプール数:2,718
・時価総額:$9.13B / ADA/USD $0.2449付近

SIPO 3プール実績(エポック625完了時)

[SIPO]:エポックブロック 54 / 総ブロック 18,750 / ライブステーク 48.12M ₳ / 委任者 1,137名 / 飽和度 62.41% / 推定APY 3.59%
[SIPO2]:エポックブロック 33 / 総ブロック 14,133 / ライブステーク 35.89M ₳ / 委任者 480名 / 飽和度 46.54% / 推定APY 3.38%
[SIPO3]:エポックブロック 24 / 総ブロック 11,301 / ライブステーク 30.30M ₳ / 委任者 572名 / 飽和度 39.29% / 推定APY 3.22%
【合計】エポックブロック 111 / 総ブロック 44,184 / ライブステーク 114.31M ₳ / 委任者 2,189名

マージン:3プールとも2.5%/固定費:340₳/保証金:50.0k ADA。

SIPO単体の飽和度62%は、新規委任余力(残り約37%)が健全に確保されている水準です。SIPO2・SIPO3はさらに低い飽和度で、分散委任の選択肢を提供し続けます。

委任いただいている皆さま、誠にありがとうございます。エポック626以降も安定運用を継続します。


第7章:エポック625 配信記事の紹介

エポック625の5日間、SITIONグループ3アカウントから暗号資産・ブロックチェーン関連記事が合計40本以上配信されました。主要記事をご紹介します。

■ @SIPO_Tokyo(Cardano・Midnight・ガバナンス:全22本)

4月15日
📋 Daily Intel 4/15|ブロックチェーンEXPO開幕・予算提案明日スタート
Midnight × Monument Bank——IOGが「トランザクションはプライベート」動画公開
LiveMakers Weekly Brief Issue #1公開(W15)
Midnight NIGHT $0.0407——Bitget Launchpool最終日

4月16日
📋 Daily Intel 4/16|Intersect予算提案、本日12:00 UTC開始
Intersect 2026予算提案受付 本日開始——Cardano史上初の本格分散型資金調達

4月17日
Cardano予算プロセス2026|「誰でも出せる」時代から「本気で準備した組織が出す」時代へ
Intersect委員会選挙2026|締切は今夜21時。本当に伝えたいのは「次回」のこと
チャールズ・ホスキンソン氏動画「BIP 361」解説・全翻訳
Paris Blockchain Week 総括——CF CEO NYSE講演・USDCx・Midnight Panel

4月18日
LiveMakers Weekly Brief 第2号——規制×プロトコル×ガバナンス三層同期
IOG週次開発レポート 2026-04-17|Treasury提案9本・Node 10.7.0・Van Rossem直前
Intersect Weekly Update #107|van Rossem本番・2026予算・CC選挙
Hoskinson氏「プライバシーは兆ドル規模の問い」——MidnightがL2と根本的に違う理由
Charli3 Oracle Hackathon キックオフ——CF × Catalyst共催、賞金40,000 ADA

4月19日
Daily Intel 4/19|Intersect選挙・Leios・Midnight開発者ツール・アジア規制
Intersect 2026委員会選挙——4/20 UTCから投票開始・参加方法ガイド
Cardano DeFi TVL $622M到達——Liqwid +296%・Minswap +119%・Indigo +158%
Midnight dAppsエコシステム——mainnet後3週間で見えてきた主要プロジェクトの全容
Cardano Protocol 11(Van Rossem HF)——6月予定のハードフォーク、ADA保有者が直接投票
Cardano、機関投資家インフラへ——Grant Thornton監査・LSE上場という2つの「世界初」

4月20日
📋 Daily Intel 4/20|Intersect選挙開始・IOGガバナンスレポート・Midnight・Sailfish

■ @SITIONjp(暗号資産・マクロ・ブロックチェーン:全23本)

4月15日
📋 Daily Intel 4/15|Warsh来週公聴会・油-7%・BTC$76K
Iran Day 3——WTI-7%/$92・2回目交渉シグナル・BTC$76K新値
次期Fed議長Warsh——来週公聴会・Compound/Optimism/Blastを保有
Warsh「April 21」確定——$100M超暗号資産保有 × Iran停戦期限が重なる日
Iran昼版——Trump「2日以内に第2ラウンド」・WTI$91・4/21デッドライン6日前
CLARITY Act「2週間」の正体——3障壁と4月末デッドライン

4月16日
📋 Daily Intel 4/16|パキスタン陸軍参謀長テヘラン入り
パキスタン陸軍参謀長テヘラン入り——第2回米イラン交渉「今週末」収束か

4月17日
Claude Opus 4.7 正式リリース——AIエージェントの商用転換点
Trump Powell解任「5月15日期限」明言——Fed独立性危機の新局面
Wall Street三重奏——Goldman/Morgan Stanley/NYSEが同週BTC ETF参戦・$76K更新
ホルムズ海峡完全開放——Iran FM宣言・WTI急落・BTC $76K
BIP 361が突きつける選択——Bitcoinは量子脅威下で『凍結』か『盗難』かを選ぶ

4月19日
Daily Intel 4/19|SEC Reg Crypto・CLARITY Act・Anthropic Opus 4.7・日銀
ホルムズ再封鎖——停戦期限4/22水曜日、トランプSituation Room召集
SITION 12指標 日次レポート 2026年4月19日
日銀0.75%——野村「2026年2回・2027年1回」追加利上げ予測と円安リスクの構造
CLARITY Act——NC銀行業協会が「電話して読み上げるだけ」スクリプトを行員に配布
AIエージェント経済——Brian Armstrong「デジタルドル需要はアナリスト予測を超える」
CLARITY Act 利回り論争に決着——「保有するだけ」は禁止、「使って稼ぐ」は許可

4月20日
📋 Daily Intel 4/20|xAI Voice API・Grok 4.3・CLARITY Act停滞・Fed Waller
イラン停戦、崩壊カウントダウン——米海軍イラン船拿捕・ホルムズ再封鎖・Trump最終通告
Kelp DAO $292M ハック——AAVEに$66億引き出し、DeFi最大規模クロスチェーン危機

■ @LifeMakersCom(暗号資産・ブロックチェーン関連:2本)

4月19日
Daily Intel 4/19|Anthropic Opus 4.7・量子とBTC・GX ZEH 2027必須化
量子コンピュータとBitcoin——「6.9Mコインが危険」は本当か。自分のウォレットを今すぐ確認する方法


番外1:Hormuz海峡の振り子——崩壊→完全開放→再封鎖観測

エポック625は、Iran情勢が異例の振れ幅で動いた5日間でもありました。

4月15日:Iran停戦3日目、WTI-7%/$92、2回目交渉シグナル、BTC$76K新値
4月16日:パキスタン陸軍参謀長テヘラン入り、停戦5日前の局面
4月17日夜:Hormuz海峡完全開放、Iran FM宣言、WTI急落、BTC$76K、4/21デッドライン消滅
4月19日:Hormuz再封鎖観測、停戦期限4/22水曜日、Trump Situation Room召集
4月20日:停戦崩壊カウントダウン、米海軍イラン船拿捕、Trump最終通告

▶ Hormuz完全開放:https://x.com/SITIONjp/status/2045155152500519378
▶ 再封鎖観測:https://x.com/SITIONjp/status/2045627912188248087
▶ 崩壊カウントダウン:https://x.com/SITIONjp/status/2046003723852501444

WTIが$92→$82→$95の振り子を描き、日本の輸入エネルギーコストも連動しました。地政学的リスクは、エポック626に持ち越されています。


番外2:実需の着地——Midnight、LiveMakers、Van Rossem

エポック625の間、Cardanoエコシステムでは静かに実需の積み上げが進みました。

Midnight × Monument Bank(4月15日):IOGが「トランザクションはプライベート」動画を公開し、規制銀行Monument Bankのトークン化預金(£250M規模)がMidnight上で動く実例が改めて注目されました。
https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044196727608225853

LiveMakers Weekly Brief Issue #1公開(4月15日):SITION/SIPOが提供するオンチェーンデータ・ファンダメンタル融合の週次ブリーフが始動しました。W15(4/5-11)の初号を、日本語で機関投資家向けに公開しています。
https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044293747354284322

Cardano Protocol 11(Van Rossem HF):4月19日、6月予定のハードフォーク「Van Rossem」の概要が公開されました。ADA保有者が直接投票するガバナンスの仕組みが、次のフェーズに入ります。Node 10.7.0のリリースも間近で、メモリバグ修正・NightForge YAMORI更新が進行中です。
https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2045616331089957374

どれも派手さはありませんが、「使われるCardano」への地道な積み上げです。


番外3:DeFi最大規模のハック——Kelp DAO $292M

エポック625の最終日、4月20日にKelp DAOの$292Mハックが発生しました。クロスチェーンでAAVEに$66億が引き出されたDeFi最大規模の事件です。直接Cardanoと関係はありませんが、クロスチェーンブリッジのリスク、DeFiセキュリティの構造課題を改めて示しました。

https://x.com/SITIONjp/status/2046004840212672972

Cardanoが慎重にクロスチェーン接続を進めている理由——セキュリティ優先の設計思想が、こうした事件で改めて評価されます。


終章:予算が開いた日

Intersect予算プロセスが稼働した。委員会選挙が締め切られた。BIP 361が議論された。Fed議長の期限が切られた。Hormuzが開閉を繰り返した。Midnightが実需を積み上げた。

エポック625は、Cardano内部の制度が「次の段階」に入り、同時に外部世界が激しく揺れた5日間でした。

予算プロセスが開いた、というのは、単に新しいツールが稼働したという話ではありません。Cardanoが「誰かが決める資金配分」から「DRepのコミュニティが決める資金配分」へ、意思決定のアーキテクチャを変えたという話です。その変化は、委員会選挙・DRep投票・予算審査という個別の出来事として、エポック626以降も積み重なっていきます。

エポック622で見えた概念、エポック623で整った設計図、エポック624で動いた制度——エポック625は、その制度が初めて「現実の資金」を扱う段階に入った記念すべきエポックになりました。

エポック626も、SIPOと一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。


関連リンク

・Intersect 予算プロセス2026 総合解説:https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044906517984579810
・Intersect 予算受付開始告知(4/16):https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044616772175712454
・Intersect 委員会選挙 2026:https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044911072772235682
・BIP 361 Hoskinson動画全翻訳(sipo.tokyo):https://sipo.tokyo/?p=45626
・BIP 361 SIPO解説ツイート:https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044909832520761407
・BIP 361 SITION Deep Dive:https://x.com/SITIONjp/status/2044913634808402092
・次期Fed議長Warsh(4/15):https://x.com/SITIONjp/status/2044193501781602539
・Warsh「April 21」確定(4/15):https://x.com/SITIONjp/status/2044290232644972675
・Trump Powell「5月15日期限」(4/17):https://x.com/SITIONjp/status/2044984335724683711
・Hormuz海峡完全開放(4/17夜):https://x.com/SITIONjp/status/2045155152500519378
・Hormuz再封鎖観測(4/19):https://x.com/SITIONjp/status/2045627912188248087
・Iran停戦崩壊カウントダウン(4/20):https://x.com/SITIONjp/status/2046003723852501444
・Midnight × Monument Bank(4/15):https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044196727608225853
・LiveMakers Weekly Brief Issue #1(4/15):https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2044293747354284322
・Cardano Protocol 11 Van Rossem HF(4/19):https://x.com/SIPO_Tokyo/status/2045616331089957374
・Kelp DAO $292M ハック(4/20):https://x.com/SITIONjp/status/2046004840212672972


SITION STAKE POOL [SIPO]
https://sipo.tokyo

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