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ウォレットを移行すると、ステークプールと DRep の委任が両方外れます

2026-08-04SIPO

EMURGO と Yoroi が 8 月 3 日、二つのガバナンス上の決定を公表しました。Intersect 理事会からの即時辞任と、Cardano ガバナンスにおける DRep 役割の登録解除です。あわせて、利用者が知っておくべき実務上の変更点も示されています。

公式アナウンスの内容

SecondFi のセキュリティ事案について、影響を受けた利用者の支援と復旧フェーズに全面的に注力するため、というのが両決定の理由として説明されています。Intersect 理事会の席も DRep の役割も、Cardano のガバナンスにおいて意味のある責任であり、いずれの決定も軽く下したものではない、とも述べられています。

DRep の登録解除は「in due course(しかるべき時期に)」とされており、即時ではありません。

委任者にとっての実務上の変更

公式アナウンスには、次の一文が含まれています。

ウォレットを移行すると、ステークプールと DRep の両方から自動的に委任が外れます。その後、自分を最もよく代表する新しい DRep を自由に選ぶことができます。

ここは読み飛ばしやすい部分ですが、影響は二重です。DRep の委任だけでなく、ステークプールへの委任も同時に外れます。ステークプールの委任が外れると、再委任するまでのエポックはステーキング報酬の対象から外れます。

移行の手順と時期については、移行ツールの提供開始にあわせて詳しい案内が出される予定と説明されています。

新しい DRep を選ぶときに見る点

自動的に委任が外れるということは、選び直す機会でもあります。DRep を選ぶ際は、投票履歴が公開されているか、投票の理由が説明されているか、そして自分が重視する論点(トレジャリー支出、技術パラメータ、憲法解釈など)でどう投票してきたかを確認できます。

Cardano のガバナンスでは、委任先を変える操作はいつでも可能です。移行のタイミングで一度外れるのであれば、そのまま選び直すのが自然な流れになります。

一次ソース