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OKJ、NIGHT の取扱いを10月13日に開始

2026-10-11SIPO #Midnight

国内の暗号資産交換業者 OKJ が 10 月 10 日、Midnight のネイティブトークン NIGHT の取扱いを 10 月 13 日(火)17 時に始めると告知しました。対象は取引所・販売所・積立・入出庫の 4 つで、入出庫は Cardano チェーンで行います。

国内では 8 月 24 日に S.BLOX が NIGHT の取扱いを始めており、Midnight 公式も同じ日の告知で、今回を S.BLOX に続く日本での一歩と位置づけました。OKJ は、板で売買できる形での提供を「国内初」としています。告知の中身と、取引所サービスに付いた注記、そして NIGHT を手元のウォレットに移したときに関わってくる DUST の仕組みを順に整理します。

告知に書かれていること

OKJ のお知らせページに載った内容は次のとおりです。

  • 取扱い開始の予定日時: 2026 年 10 月 13 日(火)17:00(開始時刻は前後する場合がある)
  • 対応サービス: 取引所、販売所、積立、入出庫
  • 対応ネットワーク: Cardano チェーン

これで OKJ の取扱銘柄は 55 種類になります。積立に対応しているので、毎月決まった額で少しずつ買う使い方も初日から選べます。

告知はさらに、暗号資産交換業者の板取引で NIGHT を提供するのは、10 月 10 日時点で国内初だとしています(同社調べ)。S.BLOX は 8 月 24 日の取扱い開始の際に「国内で初めての取扱い」を掲げましたが、そのプレスリリースには販売所と取引所のどちらの形式かが書かれていませんでした(8 月 24 日の記事)。業者が相手になる販売所と、利用者どうしが注文を出し合う取引所(板)とでは、価格の決まり方も手数料の考え方も違います。OKJ の「国内初」は、この板の側を指した言い方です。

取引所で売買できるのは、システム移行の後

4 つのサービスのうち、取引所には注記が付いています。NIGHT の取引所での取扱いは、取引システムのアップグレード後の取引所に限るというものです。

OKJ は 9 月 16 日から、PC 版とアプリ版で取引システムの移行を進めています。移行期間は 10 月 16 日(金)までの予定で、終了日は未定とされています。期間内に自分で移行しなかった口座は、期間が終わると自動で移行され、再ログインが必要になります。

移行には、知っておきたい点がいくつかあります。移行の時点で約定していない注文は自動で取り消されます。取引口座の残高はすべて入出金口座へ移されるので、取引所で売買するには入出金口座から取引口座への振替があらためて必要です。また OKJ は、移行期間中は新旧で注文板の環境が分かれ、流動性が下がって売買価格の差が広がるおそれがあると注意を促しています。

まだ移行していない口座で 13 日に NIGHT を板で買いたい場合は、移行と振替を先に済ませておく順番になります。販売所と積立は、この注記の対象ではありません。

手元に移すなら、DUST の登録も視野に

入出庫が Cardano チェーンで行われることは、NIGHT の成り立ちと関係しています。Midnight の公式文書によると、いま流通している NIGHT の多くは Cardano 上に置かれ、そこから Midnight につながる経路で使われています。

NIGHT を持つ意味は、手数料に使う DUST を生むところにあります。公式文書は DUST を、譲渡できない手数料用の資源(トークンではない)と説明し、NIGHT の残高に応じて上限まで時間とともに生まれ、取引のたびに消費されるとしています。ただし、持っているだけでは DUST は生まれません。生成は NIGHT の登録のしかたで決まり、登録が Cardano で確定して Midnight のノードに届くまで、現在の主な経路では約 12 時間かかると書かれています。登録の手段としては Lace が案内されています。

OKJ の告知には、OKJ に預けたままの NIGHT で DUST がどう扱われるかの記載はありません。Midnight 上のアプリを自分で使いたい人は、NIGHT を手元のウォレットに出庫し、自分で登録する流れを前提に考えるのが確実です。

NIGHT は、データを守りながら使えるアプリを動かす Midnight のトークンですが、NIGHT 自体は保護されたトークンではありません。公式文書は、NIGHT の残高と送金は常に公開されると明記しています。保護の仕組みが働くのは、DUST やその上で動くアプリの側です。

日本で触れる入口が、同じ週に重なった

同じ週には、Midnight City の日本語版の配信開始も告知されています(10 月 10 日の記事)。触れてみる入口と、円で手に入れる入口が、ほぼ同時に増えたことになります。8 月の S.BLOX に続いて OKJ が加わり、国内の登録業者で NIGHT を扱う場所が広がってきたのも、この流れの一部です。

確認できる次の一点は、10 月 13 日(火)17 時の取扱い開始です。開始時刻は前後しうるとされているので、OKJ のお知らせページと公式 X(@OKCoinJapan)で開始の告知を確かめられます。もう一つは、取引システムの移行期間が予定どおり 10 月 16 日に終わるかどうかで、これも同じお知らせページで追えます。移行が終われば、NIGHT の板での売買はすべての口座に開かれます。

ことば

  • 板取引 — 買いたい人と売りたい人の注文を並べ、条件の合ったものどうしを成立させる売買の形式。業者が提示する価格で売買する販売所と違い、価格は注文の厚みで決まります。OKJ が「国内初」とした範囲がこれです。
  • DUST — Midnight の取引手数料に使われる資源。NIGHT の保有から生まれ、他人に送ることはできません。NIGHT を取引所に置いておくか手元に移すかで、DUST を自分で使えるかどうかが変わる点が、今回の取扱い開始で関係してきます。
  • 積立 — 決まった金額で定期的に買い付けるサービス。価格の上下にかかわらず同じ額を買い続けるため、買うタイミングを自分で選ばずに少しずつ持つ方法として使われます。

一次ソース / 関連リンク

OKJ お知らせ「『ミッドナイト(NIGHT)』の取扱いに関するお知らせ」(support.okj.com)

OKJ お知らせ「取引システムのアップグレードのお知らせ」(support.okj.com)

Midnight 公式文書: Tokens overview(NIGHT と DUST)(docs.midnight.network)

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