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NuFi ウォレット、Zcash 対応を約1週間後に予告

2026-10-20SIPO #Midnight

マルチチェーンウォレットの NuFi が日本時間 2026 年 10 月 20 日 13 時 48 分、公式 X (@nufiwallet) で、Zcash に「約 1 週間」、XRP に「約 1 か月」で対応し、その後まもなく Midnight にも対応すると予告しました。ADA を扱えるウォレットが、Cardano の外にある二つのチェーンと、Cardano のパートナーチェーンである Midnight へ、扱いを広げる計画です。

ひとつのウォレットに複数のチェーンが集まるほど、Cardano の利用者は ADA 以外の資産と同じ画面で付き合う時間が長くなります。ただし今回の告知は対応時期の目安を並べた短いもので、各チェーンで何ができるようになるのかまでは書かれていません。本記事では、投稿に書かれていることと書かれていないことを分けたうえで、Cardano を使っている方に関係する点を整理します。

告知に並んだ三つのチェーンと時期

投稿は「多様性こそ最大の強み」という一文で始まり、近く対応するチェーンとして次の三つを挙げています。

  • Zcash — 約 1 週間
  • XRP — 約 1 か月
  • Midnight — その後まもなく

同じ投稿は、すでに使える機能としてハードウェアウォレットへの対応と、分散型のクロスチェーンスワップを挙げ、ADA・BTC・SOL・ETH・EVM 系・TRON は稼働済みだと書いています。

投稿日を起点に単純に数えると、Zcash は 10 月下旬、XRP は 11 月中旬から下旬が目安になります。どちらも「約」の付いた見込みで、日付を約束したものではありません。Midnight については期間の数字そのものがなく、XRP の後という順番だけが示されています。

公式サイトで確かめられる、いまの NuFi

NuFi の公式サイトは、Bitcoin・Cardano・Solana・Ethereum・EVM 系・SVM 系・Flow を一つのウォレットで管理できると説明し、対応チェーン数を「100 以上」としています。ハードウェアウォレットは Ledger (USB と Bluetooth)・Trezor・Keystone・OneKey・GridPlus・BitBox の 6 系統を挙げています。運営はスイスのバールに所在する NUFI AG です。

10 月 20 日に編集部で公式サイトを確認した時点では、Zcash・XRP・Midnight の名前はまだどこにも出ていませんでした。告知が先に出て、サイトの一覧は対応の開始に合わせて更新される順番だと考えられます。

Cardano とのつながりでは、NIGHT の償還ポータルが NuFi を対応ウォレットの一つとして並べています。SIPO が 9 月 13 日にポータルを確認した時点で、対応ウォレットは Lace・Eternl・Yoroi・Typhon Wallet・VESPR・Gero Wallet・NuFi の 7 つでした (NIGHT 受け取りマニュアル 2026 年版)。NuFi はすでに、Cardano 側で NIGHT を受け取る入口の一つになっています。

「Midnight 対応」は何を扱うのかがまだ見えない

償還ポータルで NuFi が使えるのは、Cardano 側で NIGHT を受け取る場面の話です。今回予告された Midnight への対応は、Midnight のネットワークそのものを扱う話だと読めますが、投稿はチェーン名を挙げただけで、中身を書いていません。

Midnight では、NIGHT を保有していると取引手数料に使う資源の DUST が生まれる仕組みになっています。このため、ウォレットが NIGHT の送受信だけを扱うのか、DUST の生成や、Midnight 上のコントラクトとのやり取りまで扱うのかで、使い勝手は大きく変わります。ハードウェアウォレットで Midnight の取引に署名できるかどうかも、投稿からは分かりません。

Zcash にも似た論点があります。Zcash には、送り手・受け手・金額が公開される透明アドレスと、ゼロ知識証明でそれらを隠すシールドアドレスの二種類があります。NuFi がどちらまで扱うのかは、今回の投稿には書かれていません。

次に確かめる一点

最初の答え合わせは Zcash です。投稿日から数えて 10 月 27 日前後に、NuFi 公式 X (@nufiwallet) で対応開始の告知が出るか、そして公式サイトの「Supported Blockchains」一覧に Zcash が加わるかを見ます。そのとき、シールドアドレスを扱えるか、ハードウェアウォレットで署名できるかが書かれていれば、同じ会社が XRP と Midnight をどこまで作り込むかの目安になります。

Midnight については、XRP の対応が始まる 11 月中旬以降に、NIGHT の送受信と DUST の生成のどこまでを NuFi が扱うのかが告知に出るかどうかが、次の確認点になります。

ことば

  • Zcash — 2016 年に稼働した暗号資産。ゼロ知識証明で送金の中身を隠すシールド送金を持ちます。ウォレットが透明アドレスだけを扱うか、シールドまで扱うかで、使える機能が変わります。
  • XRP — 2012 年に稼働した XRP Ledger のネイティブ資産。送金の速さと手数料の低さを特徴としてきました。NuFi では Zcash の後、約 1 か月での対応が予告されています。
  • Midnight — Cardano のパートナーチェーンとして動く、データ保護型のブロックチェーン。NIGHT を持つと手数料用の DUST が生まれる設計のため、ウォレット対応の範囲が利用者の体験を左右します。

一次ソース / 関連リンク

NuFi 公式サイト (対応チェーン・ハードウェアウォレット)(NUFI)

タグ: #Midnight
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