カルダノは、スマートコントラクトプラットフォームの更新を加速させる提案に取り組んでおり、「CIP-35」と名付けられたこのCIPは、Plutus Coreや台帳へのインターフェースを変更するためのCIP提案を行うための、よりシンプルで短いプロセスを提案しているとUTODAYが伝えています。
以下はUTODAYに掲載された記事「Cardano Undertakes New Proposal to Speed Up Smart Contract Platform Updates」を翻訳したものです。
カルダノ、スマートコントラクトのプラットフォーム更新を加速させる新提案を実施
by Tomiwabold Olajide 2022年2月10日
カルダノの開発者が投稿し、IOHKコミュニケーションディレクターのティム・ハリソン氏が共有した最近のTwitterの更新では、カルダノはスマートコントラクトプラットフォーム「Plutus」の更新を加速させる提案に取り組んでいるようだ。
「CIP-35」と名付けられたこのCIPは、Plutus Coreや台帳へのインターフェースを変更するためのCIP提案を行うための、よりシンプルで短いプロセスを提案している。この提案は、Plutusのアップデートとそれに依存するライブラリについて、より具体的で明確な構造を持つことを目的としています。これにより、官僚主義が助長され、長くて複雑なプロセスが減少することを期待しています。
Plutusは、カルダノブロックチェーンのスマートコントラクトプラットフォームで、カルダノブロックチェーンと相互作用するスクリプトアプリケーションを可能にするものです。
カルダノはしばしばその”ゆっくり、着実に”というアプローチで評判になり、過去に大きな批判を浴びました。この意見に対して、カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン（Charles Hoskinson）氏は、同社の「ゆっくり着実に」開発するアプローチが長期的にはかなり良いことが証明されていると常々述べています。
着実かつ確実に
11月下旬に行われた今後の成長を支えるネットワーク調整について、IOHKは「すべての変更は慎重に検討され、実行された後はパフォーマンスへの影響を測定するために監視されます」と述べています。
IOHKは特に、カルダノの長期的なセキュリティを危険にさらすような時期尚早な変更や速度で変更を行わないとしています。ネットワークトラフィックの短期的なスパイクに対処する際に、長期的な影響を与えるような決定を避ける必要性を強調している。
しかし、すぐに結果を求める投資家は、その理路整然としたアプローチを評価しないかもしれない。ADAの価格は、スマートコントラクト開始の期待を受けて2021年9月につけた史上最高値の3.10ドルから大幅に下落したままだ。コインマーケットキャップのデータによると、ADAは現在、過去24時間で1.05％上昇し、史上最高値から61％下落した1.20ドルで取引されています。
