ブラウザ拡張ウォレットの GeroWallet は日本時間 10 月 24 日未明、公式 X で、バージョン 2.7.2 のどの画面でも Ctrl+K を押せば、目的の設定へ直接移れると紹介しました。投稿は、ウォレット全体の表示をスペイン語に切り替える操作が数秒で済む例を添えています。
2.7.2 は 10 月 7 日に出た版で、10 月 10 日の記事では、アプリを閉じていても入金や約定を知らせる通知機能を中心に扱いました。同じ版に入っていたもう一つの柱が、ウォレット全体を横断する検索と、表示言語の追加です。項目が増えてきたウォレットの中で、目的の機能にどうたどり着くかを変える更新として、リリースノートに沿って整理します。
Ctrl+K で、ページ・操作・設定・トークンを一度に探す
リリースノートによると、Ctrl+K で開く検索窓は、次のものを見つけます。
- ウォレット内のページ
- 送金(Send)、受け取り(Receive)、売買(Buy/Sell)などの操作
- 設定項目
- 保有しているトークン、名前で探す NFT
- ハッシュで探す Midnight の取引
検索の結果は、いま開いているウォレットのブロックチェーンとネットワークに合わせて絞り込まれます。画面の上部には「Global Search」の欄があり、Ctrl+K の表示が添えられています。
Midnight を使っている人に向けた工夫もあります。検索窓に「DUST」と打てば、DUST の登録と生成の画面へ直接移れます。DUST は Midnight で手数料に使う資源で、NIGHT を保有して生成先を登録しておく必要があります。どこから登録するのかを探す手間が、ひと言の検索で済むようになりました。
取引履歴の画面にも検索欄が常に表示されるようになり、取引は日ごとにまとめられ、その日の差し引きの合計と、取引の種類ごとのアイコンが付きます。
表示言語に中南米スペイン語、日本語はまだ
同じ 2.7.2 で、GeroWallet は中南米のスペイン語に対応しました。リリースノートが挙げる表示言語は英語、ドイツ語、スペイン語の 3 つで、日本語は含まれていません。新しく入れた場合はブラウザの言語設定に従い、スペイン語は設定画面から選べます。日付、「何分前」のような相対的な時刻、通知の文面も、選んだ言語に合わせて表示されます。
X の投稿に添えられた動画では、設定画面のプロフィール欄で表示言語をスペイン語に切り替えると、サイドメニューから上部の検索欄まで、画面全体の文言が入れ替わる様子が映っています。設定画面にはこのほか、表示する通貨、日付と時刻の書式に影響する地域、初めての人向けの案内などが並んでいます。
日本の利用者にとって、表示は引き続き英語が基本です。ただ、Ctrl+K の検索は英語の項目名で目的の画面へ移れるため、メニューの階層を覚えていなくても、サイドメニューにある「Staking」「DReps」のようなページ名から直接たどれます。英語の画面に慣れていない人ほど、探す手間が減る変更とも言えます。
通知の設定画面にも改良
10 月 10 日の記事で扱った通知機能にも、設定画面での補助が加わっています。設定の「通知(Notifications)」では、ブラウザが通知を止めている場合にそれが表示され、テスト用の通知を送って届くかどうかを確かめられます。通知を有効にしたのに何も届かない、というときに、原因がブラウザ側にあるのかを切り分けられます。
確認できる次の一点は、GeroWallet のリリースノートのページに載る次の版です。2.7.2 の時点で「準備中」とされていたステーキング報酬と DRep に関する通知が入るか、表示言語がさらに増えるかが、そこに書かれるはずです。いま使っている版は、ブラウザの拡張機能の管理画面で 2.7.2 になっているかを確かめられます。
ことば
- Ctrl+K — 多くのアプリで「どこからでも検索窓を開く」操作に割り当てられているキーの組み合わせ。GeroWallet 2.7.2 では、画面の移動、送金などの操作、設定、保有資産の検索を、この 1 か所にまとめています。
- DUST — Midnight で取引手数料に使う資源。NIGHT を保有し、生成先を登録すると時間とともに貯まります。2.7.2 では検索で「DUST」と打つだけで、登録と生成の画面へ移れます。
一次ソース / 関連リンク
- GeroWallet 公式 X の告知(Ctrl+K と表示言語)
https://x.com/GeroWallet/status/2113671405136990212

GeroWallet リリースノート(v2.7.2・2026 年 10 月 7 日)
gerowallet.io

