【序章】Bermuda 再訪 — 「証拠としての 12 年」と新しい現実
2026 年 5 月 26 日、Charles Hoskinson 氏は Bermuda の Hamilton Princess Hotel に戻ってきました。2014 年 10 月、彼は同じ場所で TEDx Bermuda に登壇し、まだ多くの人が半信半疑だった「cryptocurrency thing」について語りました。当時の Bitcoin は 375 ドル前後、暗号資産ユーザーは世界で 500 万人規模、プロジェクト数は 500 未満。Mt. Gox 崩壊の余波が残り、主要メディアでは「Bitcoin is dead」という見出しが繰り返されていた時代です。
12 年後、同じ会場で Charles 氏が並べた数字はまったく違います。Bitcoin は 8 万ドル超、暗号資産ユーザーは 5.6 億人、発行トークンは 5,000 万超、active projects は 18,000、DAO は 300 億ドル規模の資産を管理するまでになった、と彼は語ります。CoinMarketCap の 2014 年 10 月 historical snapshot では Bitcoin は 400 ドル前後で、375 ドルという発言は当時のレンジ感と整合します。一方、2026 年 5 月 26 日時点の検索結果では Bitcoin 現在値が 7 万ドル台後半で表示される時間帯も確認されるため、「$80,000+」は講演時点で Charles 氏が提示した数値として扱います。
この講演の重要性は、価格の正確な一点ではなく、12 年前の主張がどこまで現実になったかを、同じ場所で検証している点にあります。Charles 氏は、暗号資産を単なる投資商品ではなく、金融アクセス、自己保管、経済的アイデンティティを作り直す技術として語ってきました。Bermuda 再訪は、その約束がどこまで進み、どこで歪み始めているのかを確かめるための舞台です。
この記事では、講演の流れに沿って、12 年間の成長、規制の変化、Web 2.5 (Web2 と Web3 の中間にあるカストディ型サービス領域) の台頭、地政学と金融排除、Midnight が提示する privacy infrastructure、AI agent economy (AI エージェント経済)、そして Charles 氏が最後に語る third way (第三の道) を順に整理します。
【第1章】12 年で起きたこと — クリプトは「AI を除けば人類史で最速の成長領域」
Charles 氏はまず、2014 年と 2026 年を数字で比較します。2014 年には、DAO はまだ概念に近い存在でした。Ethereum はローンチ前で、スマートコントラクト・プラットフォームも広く使われていませんでした。それが 2026 年には、Charles 氏の提示では 18,000 の DAO が存在し、合計で 300 億ドル規模の資産を管理しています。2014 年当時の暗号資産市場全体が約 50 億ドルだったとすれば、DAO だけで当時の市場全体の 6 倍を管理している、という比較になります。
ただし、ここで語られているのは「価格が上がった」という話だけではありません。アルゼンチンでは、Charles 氏の会社の従業員が現地通貨ではなくステーブルコインで給与を受け取りたがる。家賃もステーブルコインで支払う。ベトナムでは人口の 30% 超が暗号資産を使った、または使っている。ナイジェリアでは人口の 32% が暗号資産利用者で、世界第 2 位の利用国だ、と彼は語ります。
若年層の利用も大きな変化です。25 歳未満では半数以上が何らかの形で crypto に触れている、と Charles 氏は述べます。さらに、フロリダ州の上院議員との会話として、その議員の子どもが prediction markets を使っており、「子どもたちが使っているから規制を考えなければならない」と話したエピソードを紹介します。2014 年には存在しなかった市場が、2026 年には政治家の家庭内会話に入っている。
この 12 年で暗号資産は、fringe な実験から everyday infrastructure へ移動しました。通貨不安、送金コスト、銀行アクセスの弱さ、資本規制、若年層のデジタル金融習慣が、stablecoin や prediction markets を現実の選択肢にしています。Charles 氏が「AI を除けば人類史上最速の成長領域」と表現した背景には、価格だけでなく、生活インフラとしての広がりがあります。
【第2章】規制の波 — Bermuda BMA / Wyoming / Singapore / ADGM / VARA / FINMA / GENIUS Act
成長と並んで、Charles 氏が強調したのが規制環境の変化です。収録地である Bermuda について、Bermuda Monetary Authority (BMA) は暗号資産規制をどこへ向かわせるべきかを考える世界的リーダーの一つとして紹介されます。これは開催地への敬意であると同時に、crypto が規制の外側にいるだけの存在ではなくなったことを示す導入でもあります。
米国では Wyoming 州が DAO law から full reserve bank law まで 35 の法律を通してきた、と Charles 氏は述べます。アジアでは Monetary Authority of Singapore (MAS)、中東では Abu Dhabi Global Market (ADGM) と Dubai の Virtual Assets Regulatory Authority (VARA)、欧州では Swiss Financial Market Supervisory Authority (FINMA) が挙げられます。米国連邦レベルでは、GENIUS Act が成立し、CLARITY Act も議論されている、と整理されます。GENIUS Act は Congress.gov 上で payment stablecoin issuer に準備資産要件を課す法案として確認できます。
Charles 氏は、米国大統領自身がステーブルコインとミームコインに関与したことにも触れ、規制当局との関係が「they hate us」から「they like extracting money from us」へ移った、と皮肉を込めて語ります。ここで重要なのは、暗号資産が拒絶される段階を超え、各国・各地域の制度設計の中に取り込まれ始めたことです。
しかし、規制が進むことは自動的に Web3 の理想が進むことを意味しません。規制がどのような custody、identity、privacy、disclosure の設計を採用するかによって、自己保管と分散性を支える方向にも、カストディ型の Web 2.5 を強化する方向にも進み得ます。講演はここから、成長の裏側にある構造的な問題へ移っていきます。
【第3章】問題の核心 — Web 2.5 がクリプトを乗っ取りつつある
Charles 氏が本動画で最も強く問題視するのは、暗号資産が大きくなったにもかかわらず、その成長の中心が Web3 の本来の約束から離れつつあることです。Web3 の約束は、自分の銀行を持つこと、自分の資産を自己保管すること、自分の identity を自分で持つことでした。自分で control し、自分が in charge である、という思想です。
ところが、Charles 氏によれば、5.6 億人のユーザーのうち 4 億人超が Binance 上にいて、その多くが tokens を取引所にカストディしています。つまり、ユーザー数が増えても、その全員が自分の wallet を持ち、自分自身の bank になっているわけではありません。
Charles 氏は、この中間領域を Web 2.5 と呼びます。Binance は規制された取引所であり、CEO と board of directors を持ちながら、BNB Chain (旧 Binance Smart Chain) も持っています。Tether、Circle、Arc のような構想も、この中間領域に位置づけられます。Web2 ほど閉じてはいないが、Web3 ほど自己保管・自己主権でもない。その領域がいま最も速く成長し、最も大きな収益を生んでいます。
Tether が Goldman Sachs より儲けている、Tether は 200 人規模で運営されている、CZ は Bill Gates より富裕である、という発言は、Charles 氏の提示した比較として記録します。焦点は、誰が富んだかではありません。規制当局も資本も、Web 2.5 を理解しやすく、扱いやすく、追いかけやすいという点です。カストディ事業者、発行体、閉じたネットワーク、許可制の入口は、既存金融にとって見慣れた形だからです。
しかし Charles 氏は、それは自分がこの業界に入った理由から離れている、と語ります。彼が 2014 年に語ったテーマは、bank the unbanked でした。自己保管、非カストディ、分散型ガバナンスは、単なる技術的好みではなく、Web 2.5 化への対抗軸です。Cardano の liquid non-custodial staking、UTxO アーキテクチャ、自己保管ウォレット、DRep による delegated governance も、この流れの中で理解できます。
【第4章】大国間紛争の復活と「顧客を切れ」というプレッシャー
講演の中盤で、Charles 氏は地政学へ踏み込みます。彼の父世代は great powers conflict (大国間紛争) の世界で育ちました。一方、Charles 氏自身は、ソビエト連邦崩壊後の rules-based international society (ルールに基づく国際社会) の中で育った世代です。国家間の対立は World Bank や courts や国際的な制度で調停される、という前提がありました。
しかし 2026 年の現在、その前提は揺らいでいる、と彼は語ります。ロシアのウクライナ侵攻、中東情勢、米国の対イラン軍事関与への言及、中国の台湾政策に対する Charles 氏個人の見通し。これらは Charles 氏の発言として扱うべき政治的見解ですが、講演の本筋は、それらが金融インフラにどのような圧力をかけるかにあります。
great powers conflict が起きると、規制された金融アクターは fire your customers (顧客を切れというプレッシャー) と言われる。中国側か米国側かを選べ、と迫られる。それまで築いてきた支店、規制対応、顧客関係、信頼関係が、地政学的な一線で突然切断される。Charles 氏は、Cardano 初期の St. Petersburg 開発者との経験を語ります。
彼らは Moscow State University 出身の博士号を持つ数学者・コンピューター科学者で、Charles 氏にとって友人でした。政治よりも Pokémon や Magic: The Gathering の話でつながっていた、と彼は振り返ります。しかし紛争が起き、制裁が入り、支払いができなくなる。エチオピアでも同じです。Tigray People’s Liberation Front (TPLF) が Addis Ababa から 100 マイル圏に迫り、紛争・制裁・虐殺疑惑が重なり、長年働いた人々と離れざるを得なくなった、と語ります。
ここで Charles 氏は、暗号資産の約束は「金持ちになること」ではなく、globalism に humanity を取り戻すことだと述べます。ローカルな政治や政府の不手際に左右されず、人々が neutral safe space (中立的に協働できる場) で協力できる synthetic reality (合成的現実) を作ること。ブロックチェーンの中では、創設者も、富裕層も、新しく参加したユーザーも、同じ protocol の権利を持つ。そこに crypto の特別さがある、という主張です。
AI が加わると、この問題はさらに個人化します。social credit やデータ集約が金融アクセスに接続されれば、差別は集団単位ではなく個人単位で起き得ます。Charles 氏は、中国の Belt and Road イニシアチブ経由での監視インフラ拡大と、Palantir 経由での米国民間データ集約を、国家・民間それぞれの事例として並置します。金融排除は、遠い国の話ではなく、データと規制と地政学が接続する時代の個人リスクとして語られています。
【第5章】Charles 自身のデプラットフォーミング体験 — 「unbanked になり得ない人が unbanked にされた」
Charles 氏は、金融から排除されるリスクを、自分自身の体験として語ります。米国の金融機関に 3 億ドルを預けていたところ、ある日電話があり、2 週間以内に資金を移せと通告された。訴訟もなく、コンプライアンス上の問題もなく、理由も説明されない。Merrill Lynch の CEO が関連銀行に電話しても、口座は閉鎖された。SALT カンファレンスの roundtable で FRB 議長にも話したが、理由は分からなかった、と彼は述べます。
彼の推測では、米国財務省のどこかから「crypto accounts を排除せよ」という圧力があったのではないか、ということです。この点は Charles 氏の推測として扱う必要があります。重要なのは、彼が「私は unbanked にされるはずのない側の人間であるはずだった」と語っていることです。政治的にも経済的にも、それを止める力があるはずの人物が、それでも銀行アクセスを失った。ならば、普通の人々にはどれだけのチャンスがあるのか。
この問いは、2014 年 TEDx の bank the unbanked と直結します。unbanked は、遠い国の貧困層だけを指す言葉ではありません。規制、政治、データスコア、取引先方針、プラットフォーム運営の判断によって、誰でも突然 unbanked 化され得る時代です。
だからこそ、自己保管ウォレット、非カストディの staking、on-chain governance は重要になります。SPO への委任は custody を譲渡しません。DRep への委任も、投票判断の委任であって資産の引き渡しではありません。Charles 氏の体験は、非カストディの設計思想が単なる理想論ではなく、金融アクセスを失わないための現実的な防御線であることを示しています。
【第6章】解決策としての Midnight — chain abstraction × privacy × passport-on-phone
Charles 氏は、問題を嘆くだけではなく、解決策として Midnight を提示します。彼が掲げるのは、Web 2.5 のための open system です。privacy を core に持ち、everyone が使える system を作る。研究開発に 2 年、engineering に 6 年、合計 8 年を費やして Midnight を作った、と彼は語ります。
第一の柱は chain abstraction (チェーン抽象化) です。18,000 の active projects がある世界で、規制事業者は Ethereum、Solana、Bitcoin のどれを選ぶのかを迫られます。しかし 2 年後に別の有力チェーンが来れば、移行に巨額のコストがかかるかもしれない。そこで Charles 氏は、そもそも選ばなくてよい仕組みを作るべきだと語ります。「pick something it just works with everything」。それが chain abstraction と account abstraction (アカウント抽象化) です。
第二の柱は privacy infrastructure です。ゼロ知識証明、MPC (multi-party computation)、TEE (trusted execution environments) は、単に隠すための技術ではありません。Charles 氏は、それらを business をより安全にし、business にルールを入れる技術として説明します。取引条件を自分たちで設定し、balance sheet を contagion から守り、criminal customers を受け入れない。規制当局に言われたからではなく、持続可能な business にとって当然の設計だ、という見方です。
第三の柱は passport-on-phone (携帯電話の上に持つ経済アイデンティティ) です。Charles 氏は「あなた自身が自分の銀行であってほしい。その銀行はどこにあるべきか。携帯電話の上だ」と語ります。スマートフォンはすでに 50 億人の手元にあり、biometric sensor、geotagging、TEE、hardened kernel、継続的な software update を備えています。そこに passport idea を置き、60 秒で account が生まれるほど簡単にする。
ZK system によって、identity、age、high net worth investor であること、特定グループと無関係であることなどを、必要な属性だけ証明する。相手方は、それ以上を知らない。取引できることだけ分かり、名前や詳細な個人情報を知る必要はない。Charles 氏は、これが discrimination を防ぐ道だと説明します。multi-chain signatures (マルチチェーン署名) によって Bitcoin、Ethereum、stablecoin へ支出でき、同じ passport を AI agent に delegate すれば、agent も本人の代わりに動ける。Midnight City V2 / Passport / Vault については、機能詳細、rollout 時期、対応 dApp など未確定の部分があるため、公式情報での確認が必要です。
【第7章】AI × ZK — 「AI に zero-knowledge で determinism を与える」
本動画で最も未来的な論点は、AI と ZK の接続です。Charles 氏は、AI は non-deterministic だと語ります。命令しても、期待通りに動くとは限らない。彼は皮肉を込めて「90% of half the time」と表現します。
ここでの問いは、AI が実際にこちらの望むことをしたと、どう証明するのかです。特に AI agent に wallet を渡し、本人の代わりに trade させる世界では、この問いは金融規制そのものになります。Charles 氏は、zero-knowledge proofs が AI に determinism を与えられる、と語ります。
これは、AI を完全な deterministic system に変えるという意味ではありません。AI の行動に対して、一定のルール、制約、許可、証明可能な状態遷移を与えることで、外部から検証可能な金融行動に近づける、という方向性です。AI agent が wallet を持ち、人間の好みや制約に沿って金融行動を執行するなら、支払い、権限、本人確認、取引条件、監査可能性をどう設計するかが重要になります。
ここで blockchain は、agent の行動履歴、identity、delegation 関係、権限の境界を記録する信用層になります。同時に、privacy は不可欠です。agent が個人の生活データ、財務状況、嗜好、リスク許容度を扱う以上、selective disclosure (選択的開示) と ZK は周辺機能ではなく前提条件になります。
本人確認をすべて全開示で解決すれば、監視社会に近づきます。逆に、何も証明できないまま agent を自由に動かせば、金融犯罪・詐欺・市場操作の温床になります。ZK と selective disclosure は、その中間にある「必要なことだけ証明する」制度設計です。Charles 氏の passport-on-phone を agent に delegate する構想は、AI agent economy に identity と permission を組み込むレイヤーとして位置づけられます。
【第8章】「bank the unbanked」— 12 年前の TEDx で語ったテーマの帰結
Charles 氏が 2014 年 TEDx で語った中心テーマは、banked と unbanked の対比でした。本動画では、YouTube ASR 上で「a mid con」と出ている箇所を、依頼書の補正に従い Mehdi として扱います。Mehdi は、アフガニスタンに暮らす典型的人物として語られます。一方、Jeremy は米国に暮らす銀行アクセスのある人物です。
Jeremy は安い信用にアクセスでき、送金コストも低く、支払いも簡単です。Mehdi は 85% の利息で信用を得なければならず、資産を移動するだけで 8% から 15% の手数料を払う。二人はどちらも人間であり、どちらにも dignity があります。それなのに、なぜ世界を banked と unbanked に分断した社会に住み続けるのか。これが Charles 氏の出発点でした。
彼はその後、アフリカ、ケニア、エチオピアなどで microfinance を安くする方法を探り、unbanked を bank する方法を現場で試しました。12 年間で 75 カ国を訪れ、アルゼンチンにオフィスを開き、ベトナムに行き、モンゴルの Altai Mountains で eagle hunter と会い、王や国家元首とも会った、と語ります。そこで彼が得た結論は、商取引が人を知る入口になる、ということです。人は一緒に business をすると、お互いを知る。取引が平和を作る。
この考え方は、crypto を単なる資産市場として見る視点とは異なります。Charles 氏にとって、blockchain は truth engine (改ざんできない真実の記録装置) であり、timestamped、immutable、irreversible な記録を持つ、人類が初めて手にした能力です。それがスマートフォンに乗り、passport と wallet と ZK proof として使えるなら、2026 年に誰かが unbanked であり続ける理由はない、と彼は語ります。
【第9章】「第三の道」— American でも Chinese でもなく blockchain way
終盤で Charles 氏は、ジョージア首相との dinner を紹介します。彼は「digital lari を発行することを考えたか」と尋ねました。ジョージア側は「試みた」と答えます。しかし IMF から、発行すれば credit を引き上げると告げられた、と Charles 氏は語ります。選挙で選ばれた国家元首で、自国の monetary policy を定義する権限があるはずなのに、transnational body が現れて「あなたは本当には責任者ではない」と告げる。
このエピソードは、国家主権の話であると同時に、金融秩序が再編されつつあることを示す話でもあります。IMF、World Bank、Bretton Woods 体制、米ドル覇権、stablecoin、CBDC、mBridge、BRICS、GENIUS Act 後の dollar-backed stablecoin 拡大。これらは、金融のルールを誰が決めるのかという問いにつながっています。
同時に、passport-on-phone、digital ID、selective disclosure、AI agent は、個人レベルの economic identity (経済的アイデンティティ) を再定義します。国家、企業、個人、agent の間で、誰が何を証明し、誰がアクセスを許可し、誰が排除できるのか。これは金融制度だけでなく、生活の権限配分にも関わる問題です。
Charles 氏は、American way でも Chinese way でもなく、blockchain way という third way を選べると語ります。ここでいう third way は、特定の国家陣営や経済圏ではありません。プロトコルとしての中立性です。Bermuda も、Argentina も、Georgia も、規模の大小にかかわらず、既存の大国秩序に完全には満足していない可能性がある。そこに allies がいる、と彼は言います。
この third way が実現するかどうかは、技術だけでは決まりません。closed systems と open systems のどちらを選ぶのか。standards for all と standards for few のどちらを選ぶのか。規制をどう書き、どのような identity と privacy の標準を採用するのか。Charles 氏は、そうした小さな選択の積み重ねが、次の 12 年の金融秩序を決めると語っています。
【第10章】この講演が残す宿題 — closed systems ではなく open standards へ
本動画は、5 月 22 日の「Happy Voting」とも響き合います。Happy Voting は、Cardano governance と IO 2026 提案投票に対する訴えでした。一方、TEDx Bermuda 再訪動画は、ブロックチェーン全体の 12 年回顧と、Midnight を含む次の設計思想を語る発信です。前者が governance の現在を扱うなら、後者は infrastructure の未来を扱っています。
Charles 氏は、過去 12 年の勝利を確認したうえで、まだ仕事は終わっていないと語ります。5.6 億ユーザーは悪くない。しかし、目標は 50 億人です。big を bigger に、rich を richer にするためではなく、every single person に economic identity を与えるために自分はここにいる、と彼は述べます。
そのために必要なものとして、講演では複数の要素がつながります。自己保管、非カストディ、chain abstraction、account abstraction、privacy infrastructure、ZK、selective disclosure、passport-on-phone、AI agent delegation、multi-chain signatures。これらは別々の流行語ではなく、「誰もが自分の経済的アイデンティティを持ち、必要なことだけを証明し、複数のチェーンや市場と安全につながる」ための部品です。
ここで Cardano と Midnight は、同じ問題に対する異なるレイヤーとして見えてきます。Cardano は分散型の基盤、staking、governance、長期的な protocol resilience を担う。Midnight は privacy、identity、selective disclosure、passport-on-phone、agent delegation の実装領域を担う。Charles 氏の講演は、この二つを対立させるのではなく、次の Web3 インフラとして接続して語っています。
講演の最後で Charles 氏は、「未来は decentralized になる」と言い、5.6 億人を 50 億人にするのを手伝ってほしい、と呼びかけます。これは楽観論だけではありません。閉じた金融システムへ戻るのか、開かれた標準を積み上げるのか。Web3 が Web 2.5 に吸収されるのか、それとも自己保管と privacy を持つ次のインフラへ進むのか。その選択が、これからの実装・規制・利用者体験に委ねられています。
【終章】エポック 633 以降の確認点
この講演が示した論点は、エポック 633 以降の確認点にもつながります。第一に、Midnight Passport の rollout 詳細です。対応 dApp、ウォレット連携、ユーザー UX が、user-facing infrastructure としてどこまで見えるかを確認する必要があります。
第二に、Midnight City V2 の公式独立発表です。Charles 氏の発信を入口としつつ、Midnight Network / Midnight Foundation からの独立した V2 情報が出るかが重要です。第三に、Cardano IO 2026 提案 10 本の最終投票結果(10本中6本が通過)です。Happy Voting から TEDx Bermuda へ続く発信は、governance と infrastructure の連続性を示していました。Hydra Voting の完了と enactment phase への移行は、その現実面の確認点になります。
第四に、5 月 29 日 (Epoch 634) の Van Rossem hard fork initiation governance action 提出です。Protocol Version 11 は、Cardano の次の実装層を支える基礎になります。第五に、6 月 Leios testnet の開始です。Cardano の scaling era が、研究・設計から検証環境へ進むかを確認する局面です。
第六に、AI agent × ZK 系プロジェクトの具体実装です。Charles 氏が語った AI × ZK × passport delegation は、次の金融 UX と規制 UX を左右する可能性があります。「12 年で 5M から 560M ユーザーへ成長した。次の 12 年で 5B に届けられるか」。この問いは、価格や時価総額だけでなく、自己保管、privacy、identity、open standards をどこまで実装できるかにかかっています。
【全文翻訳 (日本語)】
こんにちは、皆さん。マイクは動いていますね。いいですね。
さて、私が Bermuda に立ってから 12 年が経ちました。12 年です。私は 2014 年 10 月にここへ来ました。TED Talk、正確には TEDx Talk のためです。場所はまさにこの Hamilton Princess Hotel でした。
その時、彼らはこう言いました。「あの cryptocurrency というものについて話してもらえますか」。当時、cryptocurrency は非常に小さな存在でした。今朝、私は少し調べ直しました。どれほど小さかったのか、数字を確認したかったからです。当時、Bitcoin は 375 ドルでした。
世界で cryptocurrency を使っている人は 500 万人でした。cryptocurrency projects は 500 未満でした。そして cryptocurrency は崩壊を経験した直後でした。Mt. Gox collapse です。
私たちは 1,200 ドルから下落している途中でした。記事という記事が「Bitcoin is dead」「Bitcoin is a scam」と書いていました。私たちの良き友人 Paul Krugman は、私たちを rat poison と呼びました。素晴らしい時代でした。
そして 12 年後の今、数字はどうなっているでしょうか。Bitcoin は 80,000 ドルを超えています。cryptocurrencies を使っている、または保有している人は 5.6 億人です。5,000 万を超える tokens が発行されました。
世界には 18,000 の active projects があります。私の会社は Argentina に office を持っています。Argentina は 7,000 億ドル規模の economy で、その中に 1,000 億ドルの cryptocurrencies があります。大部分は stablecoins です。Argentina の従業員は全員、local currency での給与を拒みます。
彼らは stablecoin で支払われることを望みます。私たちはそこで rent も stablecoin で払っています。私は昨年 Vietnam にいました。12 年前にあの speech をして以来、75 カ国を訪れました。
Vietnam では人口の 30% 超が cryptocurrencies を使った、または使っています。Nigeria は世界第 2 位の cryptocurrencies 消費国で、人口の 32%、つまり 3 分の 1 です。若者を見ると、25 歳未満の半数以上が crypto で何かをしています。私は Florida のある senator と一緒にいました。名前は伏せます。
彼女は、自分の若い息子が prediction markets を使っていると話してくれました。そして彼女は、「prediction market regulation を考えなければならない。子どもたちが使っているから」と言いました。当時、それらは存在すらしていませんでした。DAO は、私が speech で触れた concept でした。
当時、DAO はありませんでした。Ethereum がまだ launch していなかったからです。smart contract platform はありませんでした。今では 18,000 の DAO があります。
それらは合計で 300 億ドルの assets を control しています。私が 2014 年に speech をした時、crypto market space 全体は 50 億ドルでした。DAO、つまり decentralized autonomous organizations だけで、当時の cryptocurrency industry 全体の lifetime value の 6 倍を hold しているのです。ある視点から見れば、これは AI を除けば、人類史上最速で成長した vertical です。
valuation、participation、global impact を見ればそうです。そして governments も実際に関与し始めています。ここ Bermuda では、BMA が Burton ほかの方々のおかげで、regulation がどこへ向かうべきかを考える世界的リーダーの一つになっています。私の国では、Wyoming 州が DAO law から full reserve bank law まで 35 の laws を通しました。
Asia を見れば Singapore Monetary Authority、Middle East を見れば ADGM、VARA、その他の場所があります。Switzerland には FINMA があります。素晴らしい regulation が通ってきました。United States の federal level でも、GENIUS Act が成立しました。
CLARITY も成立するかもしれません。分かりません。国家として、私たちは何とか理解しようとしています。President は stablecoin と memecoin、Trumpcoin の両方を発行しました。私たちは「彼らは私たちを嫌っている」から、「彼らは私たちから money を extract するのが好きだ」へ移りました。
成長の一方を見ると、実に remarkable です。他方で、この revolution をどこへ持っていくのかを、私たちは考えようとしています。私がこの industry に入った 15 年前、私がここにいた頃、それは decentralization についてのものでした。Web3 の promise は、自分自身の bank を持つことです。
Web3 の promise は、asset を custody することです。Web3 の promise は、自分自身の identity を own することです。あなたが control する。あなたが in charge である。
しかしこの成長を見ると、5.6 億 users のうち 4 億超が Binance 上にいます。その大多数は、tokens をそこで custody しています。つまり彼らは自分の wallet を持っていません。彼らは自分自身の bank ではありません。
そして私たちの industry で最も速く成長している領域は、Web 2.5 (Web2 と Web3 の中間にあるカストディ型サービス領域) component と呼んでいるものです。それは完全な Web3 ではありません。完全な Web2 でもありません。Binance は Web 2.5 company です。
4 億 customers、regulated exchange、CEO、board of directors を持ちながら、Binance Smart Chain も持っています。Tether も同じです。Circle も同じです。Arc もあります。
この industry がどこへ向かっているかを見ると、最も rich な people は Web 2.5 にいます。Tether は Goldman Sachs より money を稼ぎ、employees は 200 人です。CZ は Bill Gates より rich です。考えてみると、かなり remarkable です。
そこが今、growth の場所です。
だから people はそこを chasing しています。Regulators もそこを chasing しています。彼らはそれを理解し、そこで work できます。
しかし私のような人間にとって、それは私が関わった理由から離れています。私は bank the unbanked のためにここにいたかったのです。私の speech は、Mehdi (編集注: ASR 上は a mid con と認識された箇所) についてのものでした。Afghanistan に住む everyday person です。
私は彼を United States に住む Jeremy という人物と対比しようとしました。Jeremy は banked で、Mehdi はそうではない。では彼らの lived experience はどう違うのか。一人は cheap credit を得る。
一人は free に money を送れる。一人は支払いが easy で economic agency を持てる。もう一人は 85% interest rates で credit を得なければならない。もう一人は asset の underlying value の 8% から 15% を、それを誰かに move するために spend しなければならない。
二人とも human beings です。二人とも dignity を持っています。いったいなぜ、banked と unbanked に world を segregate する society に住みたいのでしょうか。私は 12 年前、Africa に行きました。
Kenya、Ethiopia、さまざまな場所にいました。私たちは products を作り、この problem に取り組み、解こうとしました。microfinance をどう安くするか、unbanked をどう bank するか、そうしたことです。cryptocurrency space には多くの great allies がいました。
しかし私たちは、まだこの二つの systems を merge できていません。そして Web 2.5 の promise は、問題を良くするどころか悪化させることです。同じ brands、BlackRock などの大きな financial institutions が集まり、closed systems を作っています。invitation-only systems です。
そして、私たちは再び great powers conflict (大国間紛争) に入っています。私の父はその世界で育ちました。ここにいる何人かもそうでしょう。私は rules-based international society (ルールに基づく国際社会) の中で育ちました。
peace があり、Soviet Union が collapsed したので、World Bank と courts がありました。rights がありました。二つの nation-states が互いに争えば、paper の上で adjudicate しました。Great powers conflict では、彼らはただ互いを kill します。
では 2026 年の私たちはどこにいるのか。Russia invades Ukraine。Middle East に issues があります。America invades Iran。
おそらく今後 24 months 以内に、China は Taiwan を取ろうとする、少なくともその play をするでしょう。これらは great powers です。彼らが互いに conflict するたびに、regulated financial actors である皆さんは何を言われるでしょうか。Fire your customers (顧客を切れというプレッシャー)。
side を選ばなければならない。China side を選ぶのか、US side を選ぶのか。想像してください。あなたは多くの時間をかけて build し、branches を作り、regulation に comply し、customers を見つけ、compete してきた。
balance sheet を愛し、accomplishments を誇りに思っている。そして geopolitical conflict が起きる。すると彼らは、「あなたが知り、愛し、信頼し、その信頼を得てきた人々を切れ」と言う。Cardano を運営していて、私はこれを firsthand で経験しました。
私の third blockchain である Cardano を作り始めた時、St. Petersburg に developers がいました。彼らは私の friends です。良い people です。Moscow State University に行き、PhD を持つ mathematicians と computer scientists でした。
彼らは geopolitics にまったく concern も care もありません。実際、私たちは Putin より Pokémon と Magic: The Gathering の話でつながっていました。そして conflict が起き、彼らは embargoed されます。私は彼らに pay できない。
彼らを know できない。彼らの friend でいることもできない。Ethiopia でもこれを見ました。私たちは何年も office を持っていました。
その後 conflict が起きました。TPLF は Addis Ababa から 100 miles のところまで来ました。どちらに side するのか。こちらには genocide の allegations、こちらには embargoes。
私たちは country を leave しなければなりませんでした。6 年間働いてくれた people は、いなくなりました。Great powers conflict に regress する時、それは progress ではありません。cryptocurrencies の promise は、rich になれることや、balance sheet を improve できることや、新しく exciting な market であることではありません。
promise は、globalism に humanity を restore することです。なぜなら、local politics や government の ineptitude に関係なく、人々が neutral safe space (中立的に協働できる場) で together に work することに agree できる synthetic reality (合成的現実) を作るからです。そして everyone is treated equally です。私は今、BitShares、Ethereum、Cardano、Midnight という four cryptocurrencies の creator です。
それらすべてで、私は newly minted person と同じ rights を持っています。system の founder、billionaire、big guy が、poorest person、unbanked person と同じように使うということは、これまでありませんでした。ここには magic があります。それが cryptocurrency を special にしています。
それが unique にしています。custodianship の世界へ行き、すべてを another bank、another club に渡す世界へ行くと、その property を失います。なぜなら彼らは protocol にない extra stuff を加え、winners と losers を決めるからです。それは people だけではありません。
companies も同じです。geopolitics の wrong side にいれば、customers の半分を失います。もはや know も work もできない billions of people です。
これは 2026 年に私たちが sign up した world ではありません。そこに AI を加えると、discrimination は aggregate ではなく personal になります。social credit を入れられるからです。score が低くなりすぎると、bank account を shut off されます。
これは literally に China が system でやっていることです。そして彼らは Belt and Road に触れるすべての場所へそれを export するでしょう。America も Palantir で同じことをしています。違いはありません。
government がやるか private industry がやるかだけです。私たちは deplatforming を見てきました。この industry にいて、私も deplatformed されました。米国の financial institution に 3 億ドルの bank account を持っていました。
電話が来て、「あなたの account を shut off しなければなりません。2 weeks 以内に money を move してください」と言われました。私は言いました。「私は sued されていません。compliance issues もありません。いったい何が problem なのですか」。Merrill Lynch の CEO が、その bank に電話しました。彼らは affiliated だからです。それでも account は shut down されました。
今日に至るまで、私は理由を知りません。Fed の chair とも話しました。昨年 SALT の round table で一緒でした。彼らにも分かりません。
誰かが Treasury で、crypto accounts を get rid of しろと言ったのでしょう。私は unbanked にされるはずのない guy であるはずです。政治的にそれを stop する power があります。それでも私はそうされました。
では regular people には、いったいどんな chance があるのでしょうか。そしてなぜ私たちは、そうなる system へ軽々しく走り込むのでしょうか。
だから私は長い間考えました。ただ complaints する代わりに、problem を solve すればいいのではないか。私は最初からここにいました。375 ドルの Bitcoin の時代です。そして皆に、この industry は大きくなる、関わるべきだと言いました。
私の advice を取ったなら、おそらくかなり良い結果になったでしょう。この場所を sponsor できるほど、retire して誰か else にここへ来てもらえるほどです。ではどうすればよいのか。こうします。
Web 2.5 のための open system を作る。privacy を core に持ち、everyone が使える system を作る。私たちは 8 年を費やしました。2 年は research and development、6 年は engineering です。
そして Midnight という open system を作りました。私がそれにしたかったのは、non-choice choice です。それは何を意味するのか。18,000 の active projects があります。
皆さんは regulated businesses を運営しています。どれを選びますか。Ethereum、Solana、Bitcoin。そしてそれを選んだとして、2 年後に別の sexy なものが現れて、half a billion dollars を費やしてすべてを tear out し migrate しなければならない、ということがないとどう分かりますか。
難しい choice です。では、何かを選んでも、それが everything と just works するとしたらどうでしょうか。それが chain abstraction (チェーン抽象化) と account abstraction (アカウント抽象化) です。rule number one は、それです。
abstract にする。choice をしなくてよいようにする。あなたが選ぶものが everything と works する。
第二に、これらすべての privacy-enhancing technology は、business を safer にし、business に rules を入れるために build されたものです。Zero-knowledge proofs、multi-party computation、trusted execution environments、こうした words です。これらの reality は、business people として、自分たちと business をする terms and conditions を設定したいということです。regulator に言われたからではなく、それが right thing であり safe thing だからです。
balance sheets を contagion と risk にさらしたいですか。criminals である customers を accept したいですか。いいえ。誰も「それをするな」と言う必要はありません。
common sense です。sustainable business が欲しいでしょう。
だから zero knowledge proofs と他のものを使えば、rules-based system を設定できます。そして everyone は selective disclosure (選択的開示) を通じてそれに従い、identity を入れなければならない。筋が通ります。私たちは、これらが存在するのを待たなければなりませんでした。
science の miracles が行われなければなりませんでした。私たちは cryptocurrencies のために world 最大級の research groups を作りました。168 scientists、250 papers、10,000 citations です。そして industry として、私たちはそこへ到達しました。
これら privacy-enhancing technologies すべてを build し link together する方法を見つけました。
同時に AI revolution が来ています。AI はさらに悪い。なぜなら non-deterministic だからです。何かをするように言っても、90% of half the time で動く、というようなものです。
problem です。では、AI が実際にあなたの望むことをするという proof をどう得るのか。zero knowledge proofs は AI に determinism を create できることが分かりました。
だから、AI に wallet を与え、あなたの behalf で trade させる時、それは regulated にできます。regulator はそれを figure out しないでしょう。たとえ figure out したとしても 10 年かかり、その間に innovation は速すぎます。良い systems は holism を持ち、人々を bring together し、なぜここに来たのかを思い出させます。
core は、私はあなたに自分自身の bank であってほしいということです。そしてあなたの bank はどこに live すべきか。ここ、cell phone の上です。そこにあなたはいます。
50 億人です。どう使うのか。どう turn on するのか。button を click する。
finger を置く。これで phone の中に入ります。それだけです。私たちは everyone に、これが world だと training してきました。
そしてこの device には、あなたが bank で build したどんなものよりも多くの security があると分かりました。trusted execution environments があり、hardened kernel があり、trillions of dollars の software companies が背後にいます。彼らはこれらを常に update しています。
これは machines です。biometric sensor でもあります。geotagging sensor でもあります。suitability guidelines があります。
どう blacklist するのか。どこにいるかを知っています。geotag できます。これと business してよいのか。
すべて free です。consumer が own しています。彼らは持っています。
だからこの passport idea を phone に置き、60 seconds でそこに live するほど easy にする。account です。そして every chain と works します。あなたは自分の coins を own します。
それらは Binance 上ではありません。ここにあります。そして ZK system があれば、自分自身の any property を prove できます。identity を prove できます。
age を prove できます。high net worth investor であることを prove できます。特定の group と affiliated していないことを prove できます。zero-knowledge transaction としてです。
counterparty はそれ以上何も知りません。彼らは、あなたと business することが allowed されていると知るだけです。
しかしあなたが誰かは知りません。name も持ちません。そうした things は必要ないからです。global society では。それが discrimination を prevent する方法です。
それが、人々が「向こうの人たちは好きではない」と考えることを防ぐ方法です。知らなければ、discriminate できません。pretty common sense です。すべて safety についてになり、ground truth に到達できます。
そして multi-chain signatures (マルチチェーン署名) を通じて everything と works すれば、Bitcoin に spend できます。Ethereum に spend できます。stable coins に spend できます。そしてここが重要です。
phone 上で works するなら、この passport を agent に give できます。すると agent は person とまったく同じ system を持ちます。delegate したければ delegate でき、agent は私の behalf でそれをできます。そしてそれが all systems を link together すれば、それらの間に fair competition を create します。
私は未来は decentralized になると firm に believe しています。
だから私はまだここにいて、あの忌々しい bison ranch に retire していません。bison たちは私を殺そうとしています。でもとても楽しいです。そして私はまだ conference circuit に行っています。
これだけ年月が経てば、本当はそうすべきではないのかもしれません。私は年を取っています。
しかし私は行きます。なぜならこれに passionate で、job は終わっていないからです。私は big を bigger に、rich を richer にするために sign up したのではありません。every single person に economic identity (経済的アイデンティティ) を与えるために sign up したのです。
どの language を speak するか、どこに born したか、どの culture から来たかに関係なく、every single person と business できるようにするためです。それが world に peace を create する方法です。people と trade すると、people を know するようになります。私はこの 12 年間、先ほど述べたように 75 countries を走り回りました。
Africa、South America、Asia の各地に行く great privilege を得ました。Mongolia の Altai Mountains では eagle hunters と一緒にいました。彼らは eagle で foxes を hunt していました。kings や heads of state、entitled people にも会いました。
そして magic だったのは、business を一緒にした時に、本当に people を know できたことです。Argentina に office を開き、彼らを know しました。それが special で magical な理由です。私は everyone にそれを持ってほしい。
なぜなら私は、私たちが hate と cynicism で満たされ、互いに against し、fighting し、future は worse になると思い込む world に tired だからです。私たちの fingertips には、最も amazing な technology があります。私たちは literally に truth engine (改ざんできない真実の記録装置)、blockchains を持っています。そこに入る everything は timestamped、immutable、irreversible です。
皆さんはこれを持っています。あなた方以前の human generation は、この capability を持ったことがありません。互いを hate し war する理由はありません。peace がない理由はありません。
2026 年に誰かが unbanked であり、85% interest を払う理由はありません。あなたの cynicism は、私たちにはこれを達成できないと言うでしょう。
しかしそれを行う technology は、あなたの phone の中にあります。
だから私はまだここにいます。
だから私たちは Midnight を build しました。
だから私たちは hard に fight します。
だから私はこのような events に来るのが好きです。私は Consensus にいました。そこでは converted に speaking しているようなものです。彼らは皆 crypto people で excited しています。
high finance conferences に行かなければなりません。そこには cynical people がいて、「そんなふうには絶対にならない」と言います。そして何が分かるかというと、思っているよりはるかに多くの allies がいるということです。nation-states でさえ、それを feel しています。
私はかつて Georgia の Prime Minister と dinner をしました。そして言いました。「digital lari を issue することを考えたことはありますか」。彼は言いました。「試みました」。IMF が私たちに電話し、もし issue すれば credit をすべて pull すると言った、と。
想像してください。あなたは head of state、elected leader です。自国の monetary policy を define する enough power がある。そこに transnational body が現れて、「実はあなたは in charge ではありません」と言う。
Bane (編集注: 映画『ダークナイト・ライジング』のキャラクター) のようです。Do you feel in charge?
nation-states がそれを好むと思いますか。Bermuda がそれを好むと思いますか。
Argentina がそれを好むと思いますか。いいえ。ここにはたくさんの allies がいます。そして私たちが band together し、この technology を right way で使えば、どうなるか。
third way (第三の道) でできます。American way でも Chinese way でもなく、blockchain way です。その benefit は、every single person が brought in されることです。そして trillions and trillions of dollars を bring in し始めます。
私たちは 50 億ドルから始まり、今は 2 兆ドルです。
さらに 12 年後に wake up すれば、私たちの industry は 100 兆ドルになっているでしょう。そして billions of people がこの industry にいます。global system になり、誰も戻れません。
だから皆さんは、Consensus にいた人々や 15 年前の私たちと同じくらい revolutionary です。そして皆さんこそ、それを get done する人々です。なぜなら皆さんは customers のために decisions を下さなければならず、closed systems と open systems の間で choose しなければならないからです。standards for all と standards for few の間で choose しなければならない。
regulations がどこへ向かうべきか、それをどう write するかについて decisions を下さなければならない。それらは small victories です。決して discount しないでください。
しかし each and all matter です。
だから私はこれだけ年月が経っても、まだここにいて、circuit に行き、fight しています。そして私は、私たちは winning していると思います。本当にそう思います。私たちは「survive できるか」「legitimate なのか」という hard parts を過ぎました。
今は別の parts にいます。もう少し cerebral になり、一歩引いて、どこへ行くのか、どうやってそこへ行くのかを問わなければならない段階です。良い news は、必要な technology はすべてあるということです。今、必要なのは、それを get done する will だけです。
この一部でいてくださり、ありがとうございます。未来は decentralized になります。5.6 億は悪くありません。それを 50 億にするのを、どうか手伝ってください。
ありがとうございました。
【末尾 透明性メモ】
1. SIPO の立場 (フル開示)
SIPO は以下の三重の立場で Cardano / Midnight エコシステムに参加しています。
- Cardano SPO: SIPO / SIPO2 / SIPO3 の 3 プールを運用 (合計委任約 114M+ ADA)
- Cardano DRep: 約 110M+ ADA の委任を受領・現在 active stake 102.87M ADA・rank 11 位 / 1,010 registered DReps (出典: ADASTAT)
- Midnight Ambassador (ナイトフォース): 2026 年 4 月開始・月額 $500 の支援金・毎月 KPI 設定 / 達成が条件
加えて SIPO は ADA 保有者でもあります。
2. 本稿の編集意図とその限界
本稿は Charles Hoskinson 氏の動画「12 Years After the TEDx」の解説と全文翻訳を目的とした編集物です。Charles 氏が本動画で強調した Midnight プロダクト (City V2 / Passport / Vault) について、SIPO は Ambassador としての利害関係者ではありますが、本稿は Midnight プロダクトの推奨や購入勧誘ではありません。Midnight Passport の機能詳細、rollout 時期、対応 dApp、ウォレット連携範囲は、本記事執筆時点では公式に確定していない部分が多く、各読者は Midnight Foundation の公式発表で必ず最新情報をご確認ください。
また、Charles 氏が本動画で言及した政治的事象 (America invades Iran / China take Taiwan / Trumpcoin / Belt and Road / Palantir 等) は、Charles 氏個人の見解の引用として翻訳保持していますが、SIPO 自身の地の文では再生産しません。読者は Charles 氏の発言と SIPO の編集・解釈を切り分けてお読みください。
3. 投票指示否定・独立判断の尊重・一次ソース確認のお願い
本稿は SIPO 委任者への投票指示でも、ADA 保有者への投資勧誘でも、Midnight プロダクトの購入勧誘でもありません。各 DRep・各 ADA 保有者・各読者には、自身で動画原文・Midnight 公式情報・Cardano 公式ドキュメントを精読した上での独立判断を強くお勧めします。本稿で言及した数値・固有名詞・歴史的事実については、必ず一次ソースでご確認ください。
この記事は、Charles Hoskinson 氏の動画「12 Years After the TEDx: Charles Hoskinson Returns to Bermuda」の解説と全文翻訳の 2 部構成でまとめたものです。
動画リンク: https://www.youtube.com/watch?v=Tu4_ome3D-Q
Charles 本人 X 投稿: https://x.com/IOHK_Charles/status/2059075630260744327
参考確認リンク
- CoinMarketCap Historical Snapshot 2014-10-14: https://coinmarketcap.com/historical/20141014/
- CoinGecko crypto market cap / current market data: https://www.coingecko.com/
- Congress.gov GENIUS Act (S.1582): https://www.congress.gov/bill/119th-congress/senate-bill/1582
- World Bank Argentina overview: https://www.worldbank.org/en/country/argentina/overview























