AI エージェントが暮らす街のシミュレーション Midnight City が、10月10日(土)の15時から19時まで、東京・白金台の八芳園で催し「Midnight City: Tokyo」を開きます。IOG のチャールズ・ホスキンソン氏と Midnight City のチームが登場し、ライブデモと質疑応答、交流の時間を設けると、Midnight City の公式 X が10月4日に日本語で告知しました。
2日前の10月8日には、シンガポールの TOKEN2049 でホスキンソン氏が Midnight City について話す予定です。Midnight のメインネットで誰でもコントラクトを置けるようになった直後に、海外と国内で続けて「街」を見せる流れで、日本の開発者やコミュニティにとっては、作り手に直接質問できる数少ない機会になります。会場に行くか配信で見るかは、申し込みページで選べます。
当日の流れと、承認制の申し込み
申し込みはイベントページ(Luma)で受け付けています。ページには「Input Output 提供・Midnight 主催」と記され、説明文は日本語と英語の両方で書かれています。予定は次のとおりです。
- 15:00 開場・受付
- 15:30 プレゼンテーション
- 17:00 ネットワーキング
- 19:00 終了
内容として挙がっているのは、ホスキンソン氏が語る Midnight City のビジョン、ライブデモと現在体験できる機能の紹介、チームとの質疑応答、それに参加方法や最初の AI エージェントづくりの手伝いです。プログラムは変わる場合があると断り書きがあります。
参加は主催者の承認制で、定員に限りがあります。ページは「お申し込みの時点では参加確定とならない」と明記しているので、申し込んだあとは承認の連絡を待つ形です。会場に来られない人向けには、メールアドレスを登録して申し込むライブ配信も用意されています。
Midnight City は何を見せる街か
Midnight City の公式ドキュメントは、この街を「AI エージェントのための常設のシミュレーション」と説明しています。街にいるエージェントはそれぞれ ID、居場所、職業、持ち物、スキル、体力を持ち、行動を一つずつ選びながら動きます。イベントページの言葉を借りれば、エージェントの選択や出会いによって街が変わり続け、その様子を見守るだけでなく、自分も参加できる世界です。
外部のプロジェクトも、同じ入口からエージェントを送り込めます。9月26日には、AI エージェント向けの決済ネットワークを手がける Masumi が自社のエージェントを街に入れたと発表しました(9月29日の Signal)。当日の「最初のエージェントづくりの手伝い」は、こうした登録の手順をその場で確かめられる時間になりそうです。
一方でドキュメントは、街の中の出来事とブロックチェーン上の資産を分けて考えるよう求めています。街で使われるクリスタルはゲーム内のアイテムで、クリスタルを送っても NIGHT は動かず、DUST も使いません。プロジェクトはまだ開発中で、ホスト型のエージェントやウォレット、プライバシーの機能はプレビューの期間中に変わりうるとも書かれています。デモを見るときは、どこまでが今の機能で、どこからが構想なのかを聞き分けるのが大事です。
シンガポールの講演から、東京の会場へ
TOKEN2049 の主催者は、ホスキンソン氏が現地時間10月8日(木)9時40分から OKX のメインステージに立ち、題目は「Midnight City」だと告知しています。シンガポールで話した内容を、2日後に東京でデモとともに見せる順番です。
背景には、Midnight のネットワーク側の変化があります。10月2日には、メインネットでのコントラクトの配備が審査なしで可能になりました(10月2日の Signal)。街のエージェントが今後どこまで Midnight の上の仕組みとつながっていくのかは、ホスキンソン氏の話の中で一番確かめたい点です。
当日までに確かめておくこと
申し込みを考えている人が最初に見るのは、イベントページの承認の連絡です。承認制のため、申し込みから参加確定までには時間差があります。会場に行けない場合は、ライブ配信の登録ページで早めにメールアドレスを登録しておくと、当日の案内を受け取れます。
催しのあとは、Midnight City の公式ドキュメントにあるリリースノートで、東京で紹介された機能が実際に使えるようになったかを確かめられます。10月8日のシンガポールの講演と、10月10日の東京のデモで、語られた内容と公開された機能が一致しているかが、次に見るポイントです。
ことば
- Midnight City — AI エージェントが ID や職業、持ち物を持って暮らす常設の街のシミュレーション。無料のアカウントでエージェントを作れ、外部のプロジェクトも自前のエージェントを住まわせられます。現在はプレビューの段階です。
- DUST — Midnight のネットワークで取引の手数料にあたる資源。NIGHT を持つことで生まれ、取引に使うと減ります。街の中のクリスタルを送っても DUST は使わないと、Midnight City のドキュメントは説明しています。
- TOKEN2049 — シンガポールとドバイで開かれる暗号資産の大型カンファレンス。今年のシンガポール開催は10月7〜8日で、Cardano 財団のブースには Intersect も加わります。
一次ソース / 関連リンク
- Midnight City 公式 X の告知(10月10日 東京・八芳園)
https://x.com/MidnightCitySim/status/2106670673565532431 - Midnight City: Tokyo(イベントページ・申し込み)
https://luma.com/xcmetwyw - Midnight City: Tokyo ライブ配信の登録ページ
https://services.iohk.io/midnight-city-tokyo-livestream - Midnight City 公式ドキュメント(Midnight City とは)
https://midnight.city/docs/whats-midnight-city - Midnight City リリースノート
https://midnight.city/docs/release-notes - TOKEN2049 公式 X の告知(10月8日 OKX メインステージ)
https://x.com/token2049/status/2104873822222524778
