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Daily Intel

📋 Daily Intel 9/18|Maestro の開発者 API が本日サンセット開始

2026-09-18SIPO

🎯 今日の主役

Cardano の開発者向け API を提供してきた Maestro が、開発者 API の提供終了を本日9月18日から始めます。同社は9月17日に「あと2日」と告知し、まだ構築を続けている場合は移行を進めるよう呼びかけました。日付が来たのは今日です。

Maestro は、自分でノードやインデクサを用意しなくてもブロックや取引の情報を引ける窓口として使われてきました。開発者の diegomac35 氏は「Maestro が畳むのは残念です。Cardano のビルダーのために多くのことをしてくれました」と投稿しています。Gero Wallet の開発チーム NexusByGero は、代わりの手段を探している人向けに移行の手順をまとめた案内を公開しました。

ここで押さえておきたいのは、影響が出るのは「Maestro を直接使っていた開発者」だけではないという点です。ふだん使っているウォレットや dApp が裏側で Maestro を呼んでいた場合、表示が止まったり遅くなったりする形で利用者側に出てくることがあります。今日から数日は、いつも使っているサービスの動きがおかしくないかを見ておくとよいでしょう。

もう一つ、同じ24時間に別の担い手の交代も発表されました。Input Output は、10月1日から Midgard Labs が Plutus のエンジニアリングを主導すると公表しています。Plutus は Cardano のスマートコントラクトを書くための言語と実行環境です。API の提供元と、コア言語の開発主体が同じ週に動いたことになります。

🧭 今日の焦点 3 件

コア開発とノード: Input Output は、10月1日から Midgard Labs が Plutus のエンジニアリングを主導すると発表しました。ノード側では、cardano-node 11.1.2 が9月17日12時29分(日本時間)に公開されました。Midnight の側でも midnight-node の node-2.1.0-rc.2 が9月17日23時42分(同)に出ています。こちらはプレリリースの扱いなので、本番のノードにそのまま入れる段階ではありません。

Midnight の開発環境: Midnight の公式アカウントは、開発を始めるのに自前のインデクサを建てる必要がない点を改めて紹介しました。合わせて、年齢を証明するときに身分証そのものを渡さずに「18歳以上である」ことだけを示す、選択的開示の考え方も説明しています。日本側では、Midnight Japan が9月24日にこれまでで最も実践的なワークショップを開くと案内し、AKINDO と共催の Buildathon は第1ウェーブに159件の提出があったと公表しました。審査は9月27日0時までです。

ガバナンスと資金の動き: Cardano の公式アカウントは Cardano Governance Hour の第10回を振り返りました。Input Output Research は、CIP-1694 とインセンティブについて双方向で学べるセッションを案内しています。資金面では、Indigo が130万 INDY を超える分を Indigo DAO のトレジャリーへ移したと発表しました。FluidTokens は、ビットコインを Cardano 側で扱う仕組み Bifrost を最初の SPO 群と試験したと報告しています。

📊 数値スナップショット

  • ADA $0.200019 +3.51%|NIGHT $0.02133339 +4.14%(9月18日朝時点・24時間変化)
  • 背景クロスマーケット: BTC $76,222 +0.66%|ETH $2,437.68 +1.83%(同)
  • Epoch 656 進行中(9月18日朝時点・Koios のエポック情報による)
  • cardano-node 11.1.2 公開(9月17日12時29分・日本時間/GitHub のリリース)
  • midnight-node node-2.1.0-rc.2 公開(9月17日23時42分・日本時間/プレリリース)
  • Indigo: 130万 INDY 超を Indigo DAO のトレジャリーへ移管
  • Cardano 上の USDCx: 1件で490万ドル分の発行が観測(Cexplorer)
  • AKINDO × Midnight Buildathon: 第1ウェーブの提出159件・審査は9月27日0時まで
  • 米国の政策金利: 3.75〜4%(9月16日に0.25ポイント引き上げ)

Regime(Cardano エコシステム): 開発インフラの担い手が入れ替わる週です。API の提供元が一つ減り、コア言語の開発主体が10月から替わります。価格よりも、足場の作り替えが起きている局面です。

⚡ 先行指標 Watch(48-72h)

  • Maestro の API に依存していたサービスの動き。今日から提供終了が始まるため、ウォレットや dApp の表示が止まる、遅れるといった形で出てこないかを見ます。
  • 10月1日の Plutus 開発移管。Midgard Labs への移行の進め方が具体的にどう示されるか、既存の開発者向けの窓口がどうなるかを見ます。
  • Midnight の開発者向けの入口。インデクサ不要で始められる経路が整ってきたので、9月24日のワークショップと Buildathon の審査結果で、実際に手を動かす人がどれだけ増えるかを見ます。
  • Epoch 656 の進行とガバナンス。Governance Hour と CIP-1694 のセッションが続いているので、次の投票案件に向けた DRep 側の動きを見ます。
  • 補助シグナル・制度の側: 米 SEC がトークン化した米国株を扱う場に5年の条件付き免除を出し、米 CFTC も受動的なソフトウェアの提供者に登録を求めない立場を示しました。Cardano のエコシステムにとっては、RWA の取り扱いを考えるときの外部環境の変化として見ておきたいところです。
  • 補助シグナル・金利: 米国は9月16日に0.25ポイントの利上げを決め、日本銀行は17〜18日の会合の結論を本日出します。ADA と NIGHT の値動きは、この外側の金利の動きに引っ張られやすい状態が続いています。

🔄 48-72h 分岐(観察軸)

  • 分岐A(基準): Maestro の提供終了は、移行を済ませた開発者が多く目立った混乱は起きません。Plutus の移管も予定どおり10月1日に進み、開発の足場は静かに入れ替わります。
  • 分岐B(リスク): Maestro を裏側で使っていたサービスで表示の不具合が出ます。移行先の選定が間に合わなかった dApp が一時的に止まり、利用者からの問い合わせが増えます。
  • 分岐C(別軸): Midnight の開発者向けの入口が整ったことと、9月24日のワークショップが重なり、Cardano 側から Midnight へ手を広げる開発者が増えます。Buildathon の審査結果が、その流れを後押しします。

📎 直近24時間の動き

■ 重要な動き

  • Maestro が、開発者 API の提供終了を9月18日から始めると告知しました。告知
  • Input Output が、10月1日から Midgard Labs が Plutus のエンジニアリングを主導すると発表しました。発表
  • cardano-node 11.1.2 が公開されました。リリース
  • 開発者の diegomac35 氏が、Maestro の終了を惜しみ、依存している dApp は移行先を確かめるよう促しました。投稿
  • NexusByGero が、Maestro からの移行の手順をまとめた案内を公開しました。案内
  • Midnight が、開発を始めるのに自前のインデクサを建てる必要がない点を改めて紹介しました。投稿
  • Midnight が、身分証そのものを渡さずに「18歳以上である」ことだけを示す選択的開示の考え方を説明しました。投稿
  • Midnight Japan が、9月24日にこれまでで最も実践的なワークショップを開くと案内しました。案内
  • AKINDO と Midnight の Buildathon で、第1ウェーブに159件の提出があったと公表されました。審査は9月27日0時までです。公表
  • Indigo が、130万 INDY を超える分を Indigo DAO のトレジャリーへ移したと発表しました。発表
  • Cexplorer が、Cardano 上で490万ドル分の USDCx が1件で発行されたことを観測しました。観測
  • Cardano の公式アカウントが、Cardano Governance Hour の第10回を振り返りました。投稿
  • Input Output Research が、CIP-1694 とインセンティブについて学べる双方向のセッションを案内しました。案内
  • FluidTokens が、ビットコインを Cardano 側で扱う仕組み Bifrost を最初の SPO 群と試験したと報告しました。報告

▫ その他の動き

  • Cardano Foundation が、TOKEN2049 の Origins Hackathon の登録締め切りを案内しました。告知
  • Palm Economy が、Cardano が「RWA とエージェント型ソリューションの最優秀ブロックチェーン2026」を受賞したと伝えました。投稿
  • TapTools が、Cardano には多くのスタートアップが欲しがる保有者の広がりがあると投稿しました。投稿
  • Astarter が、Laika AI との提携を発表しました。発表
  • 開発者の diegomac35 氏が、Eternl Analytics の使い勝手を勧めました。投稿
  • NMKR が、第4話のスニペットオークションの開始を告知しました。告知
  • 米下院金融サービス委員会が、戦略ビットコイン準備の法案を28対21で可決しました。報道

出典について

  • Maestro の提供終了の日付と対象は、Maestro の告知に基づきます。影響範囲の広がりについては、本稿の見立てです。
  • Plutus のエンジニアリング移管は、Input Output の発表に基づきます。
  • cardano-node と midnight-node のバージョンと公開時刻は、GitHub のリリース情報に基づきます。midnight-node の node-2.1.0-rc.2 はプレリリースの扱いです。
  • Buildathon の提出件数と審査の期限は、Midnight Japan の公表に基づきます。
  • 価格は9月18日朝時点の集計値で、記事公開時点の水準とは異なります。

一次ソース / 関連リンク