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📋 Daily Intel 9/16|Cardano Foundation、Mastercard の暗号資産パートナープログラムに参加

2026-09-16SIPO

🎯 今日の主役

Cardano Foundation は、Mastercard の「Crypto Partner Program」に参加したと発表しました。参加するのはブロックチェーンの基盤を担う事業者の枠で、Mastercard やほかの参加者と組んで、国をまたぐ送金、企業どうしの取引、決済の最終的な清算をチェーンの上で進める取り組みに加わります。Cardano の公式アカウントも「世界の決済は変わりつつあり、Cardano もその議論に加わった」と伝え、DEX の WingRiders も歓迎を表明しました。

Mastercard のこのプログラムは、ブロックチェーンの基盤、資産の保管、ステーブルコインの発行、コンプライアンスの技術、カードの発行を支える事業者など、暗号資産にかかわる幅広い企業が参加する枠組みです。85を超える参加者で始まった当初の名簿に Cardano のエコシステムは入っておらず、その後の参加になりました。

同じ24時間には、この「外とつながる」話を支える足回りの動きも重なりました。Blink Labs は、Go で書かれたノード Dingo のブロック生成機能を使って、ステークプールの Star Forge Pool がメインネットでブロックを作ったと発表しました。IOG が進める Ouroboros Leios の試作は、簡単な取引に換算して毎秒約1,000件にあたる処理を示しています。

決済の現場で使われるには、処理の量と、止まりにくいネットワークの両方が欠かせません。国際的な決済網との接点ができた日に、ノードの実装の広がりと処理能力の伸びが同時に示されたことは、Cardano が「使われる基盤」として試される段階に入りつつあることを示しています。48〜72時間では、このプログラムの中で Cardano Foundation が具体的にどの取り組みから始めるのかを見ていきます。

🧭 今日の焦点 3 件

ノードと処理能力: Blink Labs によると、Dingo は Preview、Preprod、Musashi、Prime の各テストネットに続いて、メインネットでもブロックを作りました。ただし Dingo の GitHub の説明では、現時点ではまだ本番での利用には向かない開発段階とされています。TypeScript で書かれたノード Gerolamo も、Preview テストネットで新たなブロックを作りました。Leios では、アーキテクトのセバスチャン・ネーゲル氏らが試作のノードで毎秒250キロバイト、簡単な取引に換算して毎秒約1,000件の処理を示し、チャールズ・ホスキンソン氏は「Leios はとても良さそうだ」と投稿しています。IOG によると、BlockPQR は Ledger、NodeCLI、形式手法の開発に加わり、Dijkstra ハードフォークと Leios の実装と調整に取り組み始めています。

Midnight: Gero Wallet は v2.7.1 で、自分の Midnight ウォレットの一つが、別のウォレットの DUST の手数料を肩代わりできるようにしました。DUST が足りないウォレットからでも送金できる仕組みです。Midnight の改善提案のリポジトリでは、veilcore のデプロイ仕様が13の回路を含む第3版に更新されました。Midnight 日本語アカウントは、ウォレットの設定や手数料の管理といった複雑さを見えなくする「抽象化」に取り組むエコシステムの事業者を紹介する記事を案内しています。Midnight の公式アカウントは、Monument Bank との関係にも触れました。

DeFi とガバナンス: Liqwid Finance は V3 の API に、預け入れ、借り入れ、新規の融資、追加の借り入れ、注文の取り消し、組み込み注文の取り消しの6種類の取引を組み立てる機能を加えました。SundaeSwap は Float に、大口の取引や価格の急な動き、ステーブルコインの異変などを知らせる「Signals」を加え、自分で条件を設定できる Float Pro も近く出すとしています。Intersect は、理事選挙に名乗りを上げた人の話を投票前に直接聞ける機会を案内しました。Cardano の公式アカウントは「Governance Hours」で、OpenZeppelin Stack のトレジャリー引き出し提案を深掘りする配信を行いました。

📊 数値スナップショット

ADA $0.195787 -8.98%|NIGHT $0.02000342 -4.09%(9月16日 5時29分時点・24時間変化)
背景クロスマーケット: BTC $75,797 -4.56%|ETH $2,399.64 -7.69%(同)
Epoch 655 進行中(9月17日 6時44分ごろに Epoch 656 へ切り替わり・Koios のエポック情報による)
Mastercard Crypto Partner Program: 開始時の参加者は85超・Cardano Foundation はブロックチェーン基盤の枠で参加
Dingo: Preview/Preprod/Musashi/Prime の各テストネットに続きメインネットでブロックを作成(Blink Labs 発表)
Leios 試作: 毎秒250キロバイト・簡単な取引に換算して毎秒約1,000件
Liqwid Finance V3 API: 取引を組み立てる機能 6種類
Gero Wallet: v2.7.1(ウォレット間の DUST 手数料の肩代わり)
Midnight 改善提案(veilcore のデプロイ仕様): 第3版・回路13
日程: Epoch 656 への切り替わり 9月17日/CV Summit 9月29〜30日(チューリッヒ)
Regime(Cardano エコシステム): 米国の法案の否決で価格は大きく下げましたが、決済網との接点とノード・処理能力の足回りが同じ日に前へ進んだ局面です。

⚡ 先行指標 Watch(48-72h)

【1】Mastercard のプログラムでの最初の取り組み。国をまたぐ送金、企業どうしの取引、清算のどこから具体的な試みが出てくるかを見ます。

【2】Dingo のメインネットでのブロック生成が続くか。Star Forge Pool 以外の SPO が試す動きが出るか、開発者側がどんな注意を示すかを見ます。

【3】Leios の試作の次の数字。公開テストネットでの調整が進み、毎秒約1,000件の処理がどこまで安定するかを見ます。

【4】米国のクラリティ法の否決の影響。ADA が24時間で約9%下げた後、どの水準で落ち着くかと、DeFi の借り入れの清算が増えるかを見ます。

【5】Intersect の理事選挙と、OpenZeppelin Stack のトレジャリー引き出し提案への DRep の反応を見ます。

🔄 48-72h 分岐(観察軸)

分岐A(基準): Cardano Foundation は Mastercard のプログラムの中で検討を進め、具体的な試みの発表は少し先になります。Dingo と Leios は試験を重ねながら、次の数字を公開していきます。

分岐B(リスク): 米国の法案の否決を受けた売りが続き、ADA の下げで DeFi の清算が増えます。ノードの新しい実装で思わぬ不具合が見つかり、慎重な運用を求める声が強まります。

分岐C(別軸): 決済での試みの内容が早めに示され、ステーブルコインや企業間の清算での Cardano の使い道が具体的に語られ始めます。複数のノードと Leios の進み具合も、その議論と結び付きます。

📎 直近24時間の動き

■ 重要な動き

  • Cardano Foundation が、Mastercard の Crypto Partner Program に、ブロックチェーン基盤の枠で参加したと発表しました。 リンク
  • Blink Labs が、Dingo のブロック生成機能を使って Star Forge Pool がメインネットでブロックを作ったと発表しました。 リンク
  • Leios の開発者が試作のノードで、簡単な取引に換算して毎秒約1,000件の処理を示したと Cardanians が伝えました。 リンク
  • IOG が、BlockPQR が Ledger、NodeCLI、形式手法の開発に加わり、Dijkstra ハードフォークと Leios に取り組み始めたと発表しました。 リンク
  • TypeScript で書かれたノード Gerolamo が、Preview テストネットで新たなブロックを作ったと Cexplorer が伝えました。 リンク
  • Gero Wallet が v2.7.1 で、自分の Midnight ウォレットどうしで DUST の手数料を肩代わりできるようにしました。 リンク
  • Midnight の改善提案のリポジトリで、veilcore のデプロイ仕様が13の回路を含む第3版に更新されました。 リンク
  • Liqwid Finance が、V3 の API に6種類の取引を組み立てる機能を加えました。 リンク
  • SundaeSwap が、Float に市場の異変を知らせる「Signals」を加えました。 リンク
  • Intersect が、理事選挙に名乗りを上げた人の話を投票前に直接聞ける機会を案内しました。 リンク
  • Cardano の公式アカウントが「Governance Hours」で、OpenZeppelin Stack のトレジャリー引き出し提案を取り上げました。 リンク

▫ その他の動き

  • Midnight の公式アカウントが、Monument Bank との関係に触れました リンク
  • Midnight 日本語アカウントが、Midnight 上で「抽象化」に取り組むエコシステムの事業者を紹介する記事を案内しました リンク
  • Midnight の公式アカウントが、AI が自律的になるほど何でも公開される仕組みは逆行していると投稿しました リンク
  • WingRiders が、Epoch 656 のファームで預け入れの多い組み合わせを示し、ADA と WRT が14.1万ドルで最多でした リンク
  • Maestro が、機関投資家向けのサイトと Mezzamine のサイトを新しく公開しました リンク
  • RealFi が、ステーブルコイン USDrf とステーブルコインの今後について語る配信に出演しました リンク
  • Strike は、控えめな伸びでも今後12か月で取引額が40億ドルを超えるペースだと投稿しました リンク

🗂 継続確認

  • Dingo のメインネットでのブロック作成は Blink Labs の発表に基づきます。Dingo の GitHub の説明では、現時点では本番での利用に向かない開発段階とされています。
  • Leios の毎秒約1,000件は、簡単な取引に換算した試作の値で、実際の処理量は取引の大きさによって変わります。
  • Mastercard のプログラムで Cardano Foundation が進める具体的な取り組みの内容は、今後の発表で確認できます。
  • 価格は9月16日 5時29分時点の集計値で、記事公開時点の水準とは異なります。

一次ソース / 関連リンク