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NIGHT の3回目の配布が受け取れる状態になりました——残るのは最後の1回、資格は2025年6月に確定しています

2026-09-04SIPO

Liqwid Finance は9月3日、ADA マーケットの流動性提供者に向けた NIGHT の3回目の配布が請求済みとなり、リワードアプリで受け取れる状態になったと告知しました。あわせて、最後の配布は90日後に解放されるとも書かれています。この配布で押さえておきたいのは、受け取れる人の条件が今日決まったわけではないという点です。対象になるかどうかは2025年6月のスナップショットの時点ですでに確定しており、いま ADA を動かしても増えも減りもしません。すでに決まっていることと、これから起きることを分けて読むための整理をします。

■ 「請求済み」とは、誰が何をした状態か

告知の言葉は「claimed(請求済み)」です。これは受け取る側が何かをした、という意味ではありません。この配布の仕組みは2025年10月に公式が説明しており、そこでは次の手順が示されています。NIGHT の解凍が告知されるたびに、Liqwid のコアチームがトークンをまとめて請求し、それを Sundae のリワードシステムへ移す。利用者はそのあとで、リワードアプリから自分の割当を受け取る。

つまり9月3日の告知が伝えているのは、この前半——チームによる請求と移送——が終わり、後半である利用者側の受け取りが開けた、という状態です。リワードアプリの所在は https://liqwid-rewards.sundaeswap.finance です。告知にはこの配布のトランザクションへのリンクも添えられています。

なお、公式投稿には配布数量が書かれていません。自分がいくら受け取れるのかは、リワードアプリの自分の画面で確認する形になります。第三者がまとめた数字ではなく、その画面を見るのが正確です。

■ 対象は2025年6月10日に確定しています

ここがこの配布のいちばん重要な設計です。対象になるのは、Midnight のスナップショットの時点で Liqwid に ADA を供給していた利用者です。その時点は2025年6月10日23時57分(UTC・日本時間では6月11日8時57分)、ブロック高 11980709 と公式に明示されています。

もう一つ、配分の決め方も投票で決着がついています。2026年3月、Liqwid の DAO では NIGHT の配分先をめぐる再投票が行われ、「スナップショット時点の ADA 供給者へ100%配分する」という選択肢が多数を得て可決されました。同じ告知のなかで、1回目の解凍分の処理が終わり、リワードアプリで受け取れるようになったことも伝えられています。

この二点を合わせると、今回の配布に対して利用者ができることは「受け取る」だけだと分かります。1年以上前の一時点の状態が権利を決めており、そのあとに ADA を足しても引いても、この配布の割当は動きません。エアドロップという言葉から想像しがちな「今から参加すれば間に合う」という性質のものではない、ということです。

■ 4回に分けて配る設計と、残る最後の1回

Liqwid の NIGHT 配分は、はじめから4等分して配ると決められていました。公式の説明では、1回目の解凍のあと90日後・180日後・270日後に同じ処理を繰り返し、2回目・3回目・4回目とする、とされています。等しい4つに分け、それぞれ90日おきに配る設計です。

実際の告知日は、1回目が2026年3月19日、2回目が6月5日、そして今回の3回目が9月3日でした。間隔が完全に一定でないのは、90日という数え方の起点が Midnight 側の解凍であって、Liqwid が告知した日そのものではないからです。あわせて公式は、解凍の告知から実際に受け取れるようになるまで24〜48時間ほどの処理時間を見てほしいとも案内しています。

残るのは4回目、つまり最後の1回です。9月3日の告知は「90日後に解放される」と書いています。投稿の日付から単純に90日を数えると12月2日ごろにあたりますが、公式が示しているのは日付ではなく期間だけです。ここは確定した日付として扱わず、次の告知を待つのが正確な読み方になります。

■ 受け取りに行く前に

この種の配布で毎回問題になるのは、受け取り口がどこに紐づいているかです。SIPO では、SecondFi の一件を扱った際にも、NIGHT の受け取り先が後から変更できない点を移行手順のなかで整理しました(https://sipo.tokyo/secondfi-migration-tool-now-live-guide/)。過去のスナップショットに紐づく配布は、その時点のウォレットの状態を後から書き換えられません。移行や乗り換えを挟んだ人ほど、受け取り口が想定どおりかを先に確かめる価値があります。

そのうえで、今回やることは単純です。リワードアプリを開き、自分の割当が3回目まで反映されているかを見る。反映されていれば受け取る。それだけです。

■ これから見るもの

二つあります。一つは、最後の配布がいつ告知されるか。「90日後」という表現が実際にどの日付になるかは、公式の次の投稿でしか確定しません。もう一つは、4回目が終わったあとにこの受け取り導線がどうなるかです。4等分の配布が完了すれば、リワードアプリ側でこの配分を持ち続ける理由はなくなります。まだ受け取っていない分がある人にとっては、いつまで開いているのかが実務的な論点になります。

あなたのリワードアプリの画面には、いま何回目までが反映されているでしょうか。


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