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📋 Daily Intel 9/4|憲法委員会の入れ替えが、投票だけで通りました|DRep 71.95%・SPO 56.54% で可決、Midnight に無期限先物が稼働、ADA は主要25銘柄で24時間の上昇率首位

2026-09-04SIPO

🎯 今日の主役

カルダノ財団が9月3日、Update Constitutional Committee のガバナンスアクションが可決されたと発表しました。DRep 側の67%、SPO 側の51%という二つの閾値をどちらも越えており、新しい委員会が着席したと述べています。憲法委員会の7議席のうち4議席は、エポック653の終わりにあたる9月7日6時44分(日本時間)で任期が切れることが事前に告知されていました。可決の判定はエポックの境界で処理されるため、今回の批准はエポック653(9月2日6時44分に開始)のなかで記録されました。財団の発表でその可決が公式に確認され、確定した票数が出そろった形です。切れる前に、座る顔ぶれが投票だけで決まったことになります。

数字を canonical な取得先で確認すると、DRep の賛成は 71.95%(165票)で、可決基準の67%を約5ポイント上回りました。投票済みの反対は 0.28%(8票)にとどまり、AlwaysNoConfidence が 2.85%、未投票が 24.92%、棄権が10票です。SPO は賛成 56.54%(302票)で、こちらは基準の51%に対して約5.5ポイントの余裕でした。投票済みの反対は 0.02%(1票)、AlwaysNoConfidence 0.44%、未投票 43.0%、棄権35票となっています。反対で割れたのではなく、投票しなかった側がまだ厚い、というのが両方に共通した形です。

同じ24時間に、周辺の材料も並びました。取引所のアップホールドがこの更新を今後につながる節目だと述べたと伝えられ、DRep 歴2年になる登録者が節目を振り返る投稿を出し、L1 のガバナンス決定を dApp 側がオンチェーンで直接検証できるという実証も紹介されています。48-72時間で見るのは、可決そのものより次の一段です。オンチェーンの発効はエポック境界で処理されるため、着席後の最初の議題に新しい委員会がどう振る舞うか。ここが、この仕組みが動いていることの実地の証明になります。

🧭 今日の焦点 3 件

Midnight とデリバティブ

Midnight ネットワーク上で無期限先物が稼働しました。構築したのは Ascend で、執行・リスク・清算のロジックについて説明が添えられています。Ascend 自身の説明では、検証可能なイベント無期限先物取引所とオーダーブック型の現物 DEX を兼ね、Midnight 上に構築してカルダノ・EVM・ソラナをまたぐ決済をゼロ知識証明で担保する設計です。プライバシー基盤の上に、値付けと清算という一番ごまかしの効かない機能が乗った形になります。

実地利用と開発の積み上げ

コンゴ民主共和国のゴマで18人が、カルダノについて学ぶだけでなく実際に使ったと公式アカウントが伝えました。ウォレットの作成と Preprod 上の送金までが含まれています。開発の側では Blink Labs が8月のリリース本数を公開し、Docker イメージの更新3件、Adder 1件、go-scls 1件、Handshake Node 1件などを並べました。Liqwid は V3 の進捗として、中核の処理全体が単一のトランザクションチェーンで走るようになり、完全な V3 配備がコマンド1つで1分未満に立ち上がって端から端まで検証できる状態だと報告しています。

市場

ADA が時価総額上位25銘柄のなかで24時間の上昇率首位になったと指摘されました。9月4日朝時点で ADA は $0.2232(+12.61%)、NIGHT は $0.02270(+18.43%)です。Indigo は $ADA が22.22セントを付けて動いていると投稿しています。ガバナンスの節目と価格の上げが同じ日に重なりましたが、上げは暗号資産全体が同じ方向に動いた日でもあります。BTC は +5.24%、XRP は +9.48% でした。

📊 数値スナップショット

ADA $0.2232 +12.61%|NIGHT $0.02270 +18.43%(9月4日朝時点・24時間変化)
背景クロスマーケット: BTC $81,485 +5.24%|ETH $2,506.41 +4.70%|SOL $105.18 +5.39%|XRP $1.48 +9.48%
Epoch: 653 進行中
Update Constitutional Committee(DRep 側): 賛成 71.95%(165票)/可決基準 67%/投票済み反対 0.28%(8票)/AlwaysNoConfidence 2.85%/未投票 24.92%/棄権 10票
Update Constitutional Committee(SPO 側): 賛成 56.54%(302票)/可決基準 51%/投票済み反対 0.02%(1票)/AlwaysNoConfidence 0.44%/未投票 43.0%/棄権 35票
憲法委員会: 7議席のうち4議席がエポック653の終わり(9月7日6時44分 日本時間)で任期満了
Blink Labs 8月のリリース: Docker イメージ更新3件/Adder 1件/go-scls 1件/Handshake Node 1件
Liqwid V3: 中核処理が単一トランザクションチェーンで完結/完全配備はコマンド1つで1分未満に立ち上がり端から端まで検証
ゴマ(コンゴ民主共和国): 18人がウォレット作成と Preprod 送金まで実施
Regime(カルダノ エコシステム): 反対で割れたのではなく、投票しない側の厚みが残ったまま可決された

⚡ 先行指標 Watch(48-72h)

  1. 新しい憲法委員会の最初の振る舞い。オンチェーンの発効はエポック境界で処理されます。着席後に最初に上がってくる議題へどう票を入れるかが、入れ替えが手続きだけで終わったのかどうかを分けます。
  2. 未投票の厚み。SPO 側の未投票は 43.0%、DRep 側は 24.92% でした。次の議案で、この比率が下がるのか同じまま推移するのかを見ます。可決の余裕そのものより、母数の参加率が仕組みの健全性を映します。
  3. Midnight 上の無期限先物の初期挙動。プライバシー基盤の上で建玉と清算が回り始めます。稼働直後に見るのは取引量よりも、清算が想定どおり処理されるかと、複数チェーンをまたぐ決済が滞りなく通るかです。
  4. カルダノ DeFi の実装進捗。Liqwid の V3 は配備と検証の手間を大きく削る方向で進んでいます。同種の再設計が他のプロトコルにも波及するか、あるいは V3 が本番に出る日程が示されるかを見ます。
  5. L1 ガバナンスと dApp の接続。カルダノの L1 のガバナンス決定を dApp がオンチェーンで直接検証して実行につなげられる、という実証が紹介されました。これが実験の紹介にとどまるか、実際に使うプロトコルが出てくるかが次の段階です。

🔄 48-72h 分岐(観察軸)

  • Base: 新しい委員会が着席したまま、エポック境界で発効の処理が進みます。次の議案が上がるまでガバナンス面は静かになり、注目は Midnight 上のデリバティブと DeFi の実装側へ移ります。
  • Risk: 未投票の厚みが次の議案でも変わらず、可決の余裕が縮みます。委員会の入れ替えが通ったこと自体は残りますが、参加率が構造的な課題として前に出てきます。見分け方は、次の議案で SPO 側の未投票が 43.0% から動くかどうかです。
  • Alt: Midnight 上の無期限先物が想定より早く使われ、プライバシー基盤の評価軸が「開示の制御」から「金融機能の実装先」へ移ります。その場合、次に注目が集まるのは NIGHT の値動きではなく、清算と決済が止まらないという実績のほうです。

📎 直近24時間の動き

重要な動き

その他の動き

🗂 継続確認

  • 可決した議案のオンチェーンの発効状況は、本稿執筆時点の提案一覧で ratified が記録され enacted は未記録の段階です。発効はエポック境界で処理されるため、境界通過後に取り直します。
  • Ascend の設計に関する記述は、同社サイトの説明を入口にしています。レバレッジ倍率など数値を伴う仕様は、公式ドキュメントで確認できた範囲に限って扱います。
  • 同時停止の原因についての言及は個人の見解であり、各社の公式な事後報告は本稿時点で確認していません。確定した説明が出た時点で取り直します。

一次ソース