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📋 Daily Intel 7/19|van Rossem 発動——Cardano初のコミュニティ主導ハードフォークが稼働|Treasury投票7/28締切/Night Sky選考/SBIのSolana選好という波紋

2026-07-19SIPO

van Rossem ハードフォークが、日本時間の2026年7月19日早朝(7月18日 21:44 UTC のエポック境界)に発動しました。Cardano にとって、これは創設エンティティが上から主導したのではなく、Voltaire ガバナンスを通じて DReps・SPO・Constitutional Committee の三者が承認した初めての大型ハードフォークです。技術は前進し、資本の物語は多極化する——この非対称こそが、今日いちばん見るべき結節点だと考えています。以下、SPO の視点で整理します。

🎯 今日の主役

van Rossem の発議アクションは7月13日に DReps・SPO・Constitutional Committee の投票で批准され、約5日後の7月18日にエポック境界で発動しました。ここで注目すべきは「誰が決めたか」です。これまでの Cardano のハードフォークは Input Output や Cardano Foundation が技術ロードマップに沿って主導してきました。今回は、その主導権がオンチェーンのガバナンスプロセスへ移った初のケースです。Voltaire 期の投票の仕組みが、抽象的な制度ではなく、実際にプロトコルを更新する力として機能することを具体的に示しました。

技術面では Protocol v11 へ移行し、Plutus に新しい組込関数が加わってスマートコントラクトの実行コストが下がります。Conway 台帳エラー内の intra-era(世代内)変更で、既存コントラクトを壊さずに性能を底上げする設計です。実行コストの低下は地味ですが、DeFi の採算改善という形でこれから数週間かけてじわじわ効いてきます。同じ24時間で Midnight の Nightforce は2,000人超の新規参加を記録し、Leios のテストネット(Musashi Dojo)も動き始めました。一方で SBI がステーブルコイン・RWA の主軸に Solana 財団を選んだことは、Cardano の歴史を日本が支えてきた層に波紋を広げています。技術は前進し、資本の物語は多極化する——その非対称が、48〜72時間の観察の起点になります。

🧭 今日の焦点 3件

ガバナンス——Intersect の2026予算プロセスでは69件の提案が提出され、合計で約3億3,157万 ADA の要求が出ています。複数の Treasury Withdrawal 提案が7月28日締切で投票中で、承認には active DRep stake の67%の supermajority と Constitutional Committee の支持が必要です。次期 NCL(純増限度)は 350m ADA が提案されており、財政の連続性が論点です。

DeFi——Liqwid は金利調整の3日ルールに沿ってレートを引き下げ、AlphaGrowth の PRIME 提案がガバナンス上の論点として浮上しました。DEX では Minswap が引き続き最大規模です。van Rossem による実行コスト低下が、主要プロトコルの採算にどこまで効くかが次の観察テーマになります。

Midnight——Night Sky アクセラレーター第1期の応募が締め切られ、今月末までに選考が行われます。OKX では欧州向けに NIGHT トークンの配布も始まりました。プライバシー dApp の裾野づくりが続いています。

📊 数値スナップショット

  • ADA $0.166(+1.9%)|NIGHT $0.028(-7.4%)
  • 背景クロスマーケット: BTC $63,926(-0.2%)|ETH $1,838(-2.0%)
  • Protocol: van Rossem 発動により Protocol v11 が稼働開始(Plutus 実行コスト低下)
  • Treasury: 複数の Withdrawal 提案が投票中(締切 7/28)/NCL 提案 350m ADA
  • Regime(Cardano エコシステム): HF 発動でプロトコルは前進、価格は小動き。焦点はガバナンスと DeFi の実行コスト。

⚡ 先行指標 Watch(48-72h)

  • van Rossem 後の DeFi——Plutus 実行コスト低下が Minswap・Liqwid・Indigo の採算に与える影響
  • Treasury Withdrawal 投票——7月28日締切に向けた DRep の集票状況
  • Leios(Musashi Dojo テストネット)——スループット検証の初期データ
  • Night Sky アクセラレーター——今月末の第1期選考結果
  • 日本の資本地図——SBI の Solana 選好が Cardano 系プロジェクトの資金導線に及ぼす影響

🔄 48-72h 分岐(観察軸)

  • Base: Protocol v11 が安定稼働し、DeFi は実行コスト低下の恩恵を徐々に反映。Treasury 投票は締切に向けて進む。
  • Risk: HF 直後の不具合報告や Treasury 提案の否決が governance の停滞感を強める。SBI 波紋が資金導線に影を落とす。
  • Alt: 実行コスト低下が新規 dApp デプロイを誘発し、Leios 期待と重なってエコシステムの体感速度が上がる。

📎 直近24時間の動き

■ 重要な動き

▫ その他の動き

一次ソース