LIVE ADA-- MCAP-- TVL-- STAKE-- EPOCH-- Cardano & Midnight 総合情報ポータル
SIPO
速報 Midnight Foundation、Ventariをアドバイザー・Build Club メンターに迎える 9時間前 速報一覧 →
HOME › Signal › Midnight のコントラクト間呼び出し、Ledger 9 で本番解禁
Signal

Midnight のコントラクト間呼び出し、Ledger 9 で本番解禁

2026-11-07SIPO #Midnight

Midnight の公式アカウントは日本時間 11 月 6 日夜、コントラクト同士が同じ取引の中で呼び合える機能を「次のアップグレードで導入する」と告知し、その約 9 時間後に完了を発表した Ledger 9 の新機能として、同じ機能を挙げました。承認、交換、預け入れのように分かれていた手順を、利用者の 1 回の操作にまとめられるようになる変更です。

ただし、Midnight のロードマップで「それぞれのデータを秘匿したまま呼び合う」段階は 2027 年 1〜3 月期に置かれています。Ledger 9 で入ったものと、これから来るものを分けて整理します。

1 回の署名に手順をまとめる仕組み

公式ブログの説明は「One contract can now ask another contract to execute a function as part of the exact same transaction」です。あるコントラクトが、別のコントラクトの関数を、同じ取引の一部として実行してもらえるようになりました。

ブログが挙げる例は、トークンの承認、交換、流動性プールへの預け入れです。これまで利用者が 3 回に分けて署名していた流れを、1 つの操作にまとめられるとしています。開発者の側では、トークンの規格、本人確認、エスクローのような部品を 1 度作って、複数のアプリから呼び出す形が取りやすくなります。

もう 1 つ、呼び出し元の確認が入りました。コントラクトは、どのコントラクトから呼ばれたのかを尋ね、その答えで動作を許可できます。公式の例は「Only the approved lending contract may withdraw funds from me」で、承認された貸し出しのコントラクトからしか資金を引き出させない、という書き方です。部品を組み合わせるほど、1 つの不具合の影響は隣へ広がりやすくなるので、この確認は組み合わせとセットで効いてきます。

公式の表現とロードマップの並び

公式の資料を並べると、次のようになります。

  • 11 月 6 日夜の告知 — 「upcoming upgrade」で、同じ取引の中での呼び合いを導入する
  • 11 月 7 日朝の発表とブログ — Ledger 9 で、コントラクトが直接やりとりできるようになった
  • ロードマップの 2026 年 10〜12 月期 — 受け手がどのコントラクトのどの関数から呼ばれたかを確実に確かめられる呼び出し。呼び先のアドレスを配備時に固定せず、呼び出すときにレジストリから最新版を探す仕組み (Dynamic Code Discovery)
  • ロードマップの 2027 年 1〜3 月期 — それぞれのデータを秘匿したまま呼び合う Private Composability

告知と発表の間は半日足らずなので、「次のアップグレード」は Ledger 9 を指していたと読むのが自然です。ロードマップの 10〜12 月期の項目と、ブログの呼び出し元の確認がどこまで重なるのかは、公式の資料からは切り分けられません。

ブログは今回の段階を、プライベートな DeFi の改良に向けた土台と位置づけていますが、呼び出しのときに秘匿の扱いがどうなるのかは書いていません。秘匿のまま組み合わせた金融アプリを期待している方は、2027 年の項目が本番の目安になります。

開発者が今日から使えるか

機能の有効化と、実際に作れることの間には、まだ少し距離があります。公式の互換表では、メインネットの組み合わせは Compact ツールチェーン 0.36.0、Midnight.js 5.0.0 です。新しく配備するコントラクトはこのツールチェーンでコンパイルし、アプリは Midnight.js 5 へ更新します。配備済みのコントラクトはそのまま引き継がれました。

一方で、ブログは最新の機能の技術文書を「今後数週間で順に」出すとしています。リファレンスが揃うまでは、リリースノートとソースを読みながらの作業になります。Midnight.js 5.0.0 の移行の注意点は、11 月 6 日の Signal にまとめました。

利用者の画面に届くのは、もう少し先

利用者から見ると、変わるのは署名の回数と、アプリの組み合わせ方です。ただし、これはアプリが新しい呼び出しを使って作り直されて初めて起きることで、Ledger 9 が動き始めたからといって、手元の dApp の操作がそのまま短くなるわけではありません。

次に見るのは、Midnight のロードマップの 2026 年 10〜12 月期の項目が、年末までに完了の表示へ変わるかどうかです。あわせて、Midnight の開発者向けドキュメントに呼び出しのリファレンスが載るかを見ておくと、開発者がいつ本格的に使い始められるかの見当がつきます。

ことば

  • コンポーザビリティ — 複数のアプリの機能を部品のように組み合わせられる性質。Ethereum の DeFi を広げた要素で、Midnight では今回の呼び合いがその入口になります。
  • Compact — Midnight のコントラクトを書く言語。Ledger 9 向けに作るコントラクトは新しいツールチェーンで作り直すので、配備済みのものとは扱いが分かれます。
  • Private Composability — ロードマップの 2027 年 1〜3 月期の項目。呼び合う両方のコントラクトがデータを秘匿したまま動くことを指し、秘匿の金融アプリの土台になります。

一次ソース / 関連リンク

Midnight 公式ブログ: Ledger 9 upgrade on mainnet(midnight.network)

Midnight 公式ロードマップ(midnight.network)

Midnight 公式ドキュメント: 互換表(docs.midnight.network)

タグ: #Midnight
Delegate to SIPO · 委任ガイド

ADA を手元に置いたまま、
SIPO に委任する

SIPO は Cardano ステークプール 3 基 (SIPO / SIPO2 / SIPO3) を運用しています。Midnight のバリデータ運用は開始後に参加予定です。

  • 預けない・ロックなし
  • 約 5 日ごとに報酬
  • DRep も SIPO に
ステーキングをはじめる → はじめての方は、この 3 本を順に読むと迷いません。
  1. 1
    📘 Learning ステーキングとは、ADA を手元に置いたまま報酬を受け取る仕組み 仕組みを知る →
  2. 2
    📘 Learning DRep への委任とは、13.7 億 ADA の国庫の使い道に一票を託す仕組み ガバナンスに参加する →
  3. 3
    📘 Learning 委任マニュアル 2026 年版、Lace と Daedalus でプールと DRep を選ぶ手順 手順どおりに委任する →