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Weekly Brief #31|Midnight の Ledger 9、Preprod を経ずメインネットへ

2026-11-07SIPO

Midnight は日本時間 11 月 7 日 6 時 41 分、台帳を Ledger 8 から Ledger 9 へ上げるハードフォークをメインネットで終えたと発表しました。通常の Preprod での配備と試験期間を経ない適用で、公式はこの方法を「セキュリティ修正により統制された公開経路が必要なときに使う」と説明し、具体的な脆弱性の名前は書いていません。

同じ週、Cardano では次のハードフォークを試す DijkstraNet がプロトコルバージョン 12 に上がりました。Leios と CIP-23 を除いた形で、メインネットに勧められる cardano-node 11.2.1 は、11 月 7 日朝の時点でまだ公開されていません。IOG はコンセンサスと開発者体験のチームを独立した会社へ移すと発表しました。

国庫では、チェーン上の記録に動きが 2 つありました。11 月 7 日 4 時 57 分、Catalyst の取り消されたマイルストーンの 2,100 万 ADA が、国庫への返却の取引として記録されました。銅と AURORA には憲法委員会の 3 票目の「違憲」が入り、PFMS は DRep の賛成 24.88%、投票済みの反対 26.86% で並んでいます。

SIPO は Midnight の Nightforce のアンバサダーの一員で、国庫の 3 議案には 11 月 5 日に DRep として投票しました。銅に反対、PFMS に賛成、AURORA に棄権です。開示の詳細は第 2 章と第 7 章に置きます。

エグゼクティブ・サマリー

  • Midnight が Ledger 9 へ:Preprod と試験期間を飛ばしてメインネットへ直接適用しました。既存の残高とコントラクトは自動で移り、NIGHT の保有者は何もしなくてよいと公式は書いています。開発者は Midnight.js 5 への更新が必要です。Preprod はまだ Ledger 8 のままです。
  • DijkstraNet がプロトコル 12 へ:Intersect の告知は 11 月 2 日 9 時 (日本時間) で、Linear Leios と CIP-23 は含みません。Upgrade Bulletin #41 は BLS 投票鍵の登録を試せる段階と書いています。
  • cardano-node 11.2.1 は未公開:メインネット向けとされ、メモリ使用量の後退の修正を含む予定です。「今週中」の見込みでしたが、11 月 7 日 9 時台の時点でタグはありません。11.2.0 の既知の問題の欄も空のままです。
  • Leios と憲法の工程:11.3 は「少なくとも 2〜3 週先」、新しい憲法とガードレールの提出の目標は 11 月 25 日までです。Leios を止める手順についての TSC の案は 11 月 18 日に審議されます。
  • IOG のチーム移管:コンセンサスは Serokell、開発者体験は AlwaysTrue へ。移動は 2027 年の初めまで続きます。
  • Catalyst の 2,100 万 ADA:7 月に国庫の予備のコントラクトへ移された資金が、11 月 7 日に国庫への寄付の形で戻されました。国庫の残高に現れるのは 11 月 11 日の境界のあとです。
  • 国庫の 3 議案:銅の投票済みの反対は 55.88%。銅と AURORA は委員会の残り 4 名が全員賛成しても 3 分の 2 に届きません。PFMS は DRep の賛成が 24.88%、委員会は賛成 2 です。
  • SIPO の 3 票:銅に反対、PFMS に期待事項を付けて賛成、AURORA に棄権。委任は 約 1 億 1,888 万 ADA・430 件です。
  • 予算の議論:Intersect の CEBP の情報アクション (11 月 10 日が目標) と、Cardano 財団の Global Events 2027 (2,499 万 5,775 ada の案) は、まだチェーンに出ていません。DRep Council は国庫の提案の標準の草案で意見を募っています。
  • ネットワーク:エポック 665 の取引は 142,991 件で、2 エポック続けて増えました。
  • SPO の作業:Linux カーネルの脆弱性 CVE-2026-98432 について、SIPO は全ノードに修正を入れました。
  • Binance の初期報告:影響額は約 63.4 億ドル、98% を補てん済みとしています。最終の報告ではありません。
  • 市場:ADA −4.63%、BTC −1.39%、ETH −0.57%、NIGHT −3.59%。

1. マーケット・パルス

10 月 31 日から 11 月 7 日にかけての、朝の定点観測の値です。ADA・BTC・ETH は Hyperliquid の先物の価格です。

銘柄10/3111/7週間
ADA$0.19425$0.18525−4.63%
BTC$76,820.0$75,750.8−1.39%
ETH$2,238.70$2,225.90−0.57%
NIGHT$0.040036$0.038599−3.59%

4 銘柄すべてが下げ、ADA の下げ幅がいちばん大きくなりました。NIGHT は両端とも Cardano の DEX の価格から算出した値で、取得元はそろっています。ADA 建てで見た NIGHT は 0.206105 ADA から 0.208361 ADA へ、+1.09% でした。

エポックの境界で見ると、ADA はエポック 665 が始まった 11 月 1 日 6 時 45 分の $0.19339963 (¥30.48) から、エポック 666 が始まった 11 月 6 日 6 時 45 分の $0.18313272 (¥28.87) へ、−5.31% です。取得の時刻が違うため、週間の −4.63% とは幅がずれます。

価格の動きと、本稿で扱う出来事は結びつけていません。

ネットワークの残りの数字も置いておきます。エポック 664 から 665 への境界で、ステーキング比率は 56.29% から 56.77% へ、委任者数は 6,036 減の 1,326,283 になりました。トレジャリーはエポック 666 で 1,396,473,702 ada です。

2. Midnight の Ledger 9、メインネットへ直接

公式が書いたこと

Midnight の公式アカウントは 11 月 7 日 6 時 41 分、一連の投稿でこう伝えました。

「Midnight は Ledger 8 から Ledger 9 へのアップグレードを完了した。開発者向けの新しい機能に加え、ネットワーク全体のセキュリティ、互換性、性能が向上する」

「これまでのアップグレードと違い、Ledger 9 は標準の Preprod への配備と試験期間を飛ばして、メインネットへ直接適用した。この方法は、セキュリティ修正によって、ネットワークを守るためにより統制された公開経路が必要なときに使う」

公式ブログも同じ内容で「ハードフォークを実行した」と書いています。フォークの正確な時刻と、どの脆弱性に対応したのかは、発表にありません。11 月 5 日に公開された Ledger 9.1.0.0 のリリースノートには、メインネットに 8.1.2 と 8.1.3 として先に出したセキュリティ修正を引き継ぐとあり、「コントラクト呼び出しの記録は正規の値を埋め込まなければならない」「低レベルの復号の強化」が挙げられています。これらと今回の判断の関係は、公式の資料からは読み取れません。Midnight のリポジトリに公開された新しいセキュリティ勧告も、この週はありません (Midnight mainnetがLedger 9へのアップグレードを完了)。

誰が何をする必要があるか

立場公式の案内
NIGHT を持っている人対応は不要。残高と配備済みのコントラクトは自動で移行
dApp の開発者既存のコントラクトはそのまま動くが、アプリは Midnight.js 5 への更新が必要
Preview と Preprod の開発者tNIGHT を登録し直さないと DUST の生成が再開しない

Midnight.js 5.0.0 の移行ガイドは、難しさを High とし、作業に数日を見込むよう書いています。4.1.1 のままフォークを迎えたビルドはネットワークを読めなくなり、自分で配備したコントラクトも呼べなくなるとの警告です。発表の前日に公開された版なので、開発者にとっては準備の時間が短い順番になりました (Midnight.js 5.0.0、Ledger 9 フォーク前の移行版を公開)。ウォレットの側では、フォークをまたいだあと最初の同期が終わるまで、残高が空に見えることがあると SDK の文書は説明しています。

版の並びが、いつもと逆になっている

Midnight の公式の対応表では、11 月 7 日朝の時点で次のようになっています。

ネットワークLedgerNodeMidnight.js
Mainnet92.1.1015.0.0
Preview92.1.1015.0.0
Preprod81.0.4004.1.1

本番の前に試すはずの Preprod が、本番より一つ前の台帳に残っている形です。公式ドキュメントの更新は「今後数週間で順に」と案内されています。GitHub の midnight-node の公開リリースは 10 月 6 日の node-1.0.400 のままで、表にある Node 2.1.101 に対応するタグは、この時点で見当たりません。

Ledger 9 で変わること

新しくなるのは、広く使われている暗号の標準である ECDSA と Keccak-256 への対応、ウォレットや資産の保管との互換性の拡大、コントラクト同士の呼び出しです。証明の土台は zk-stdlib v2 に移り、手数料には明示的な最低価格が入りました。Ledger 9.1.0.0 の時点で、手数料を DUST の支払い 1 件で払う呼び出しが拒否されることがある問題など、既知の不具合が 2 件公開されていました (Midnight、次のハードフォーク向け Ledger 9.1.0.0 を公開)。

コントラクト同士の呼び出しについては、公式の表現に幅があります。11 月 6 日の告知は「次のアップグレードで入る」、Ledger 9 の投稿は「コントラクトが直接やりとりできるようにする」と書き、ロードマップは 2027 年 1〜3 月期に「それぞれのデータを秘匿したまま呼び合えるようになる」としています。

Midnight の周辺

  • Ascend:Midnight 上の取引所 Ascend が、出来事の確率にレバレッジをかけて売買する「予測の永久先物」をメインネットで非公開の参加者向けに開きました (Ascend、Midnight で予測の永久先物をクローズドベータ公開)。
  • Nightmode:Sig Network は 11 月 3 日にも「Midnight の stagenet で稼働中」と書いており、メインネットの対応は告知されていません。
  • ロードマップ:SPO のブロック生成への報酬の開始は 2026 年 10〜12 月期、Cardano の SPO の参加と NIGHT の委任は 2027 年 1〜3 月期と書かれています。日付はありません。

利害を開示します。SIPO は Midnight の Nightforce のアンバサダーの一員で、Cardano の SPO として、ロードマップにあるブロック生成の開放の対象になりうる立場にあります。

3. DijkstraNet、プロトコル 12 へ

切り替えの中身

Intersect は Upgrade Bulletin #41 で、node 11.2 の先行版を使って DijkstraNet を 11 月 2 日 0 時 UTC (日本時間 9 時) に Dijkstra の時代へ移したと書きました。

「このリリースは、Linear Leios と Fair Min Fees の実装 (CIP-23) を除く、Dijkstra のハードフォークの機能を含む」

Cardano Operations Book の同じ項目は「11 月 1 日」と書いており、日付の表記が食い違っています。ここでは Bulletin と Hard Fork Working Group の議事録の表記に合わせています。メインネットはプロトコルバージョン 11 のままで、切り替えの日程は示されていません (DijkstraNet、11月2日にプロトコル 12 へ移行)。

前号で、報酬計算に最低値を使う CIP-23 の変更が台帳に取り込まれたと伝えました。これはコードの話で、11.2 で動いている DijkstraNet には、まだ入っていません。議事録の「作業」の項目にも、CIP-23 の全実装を Dijkstra の概要ページに加えることが残っています。Leios についても、いま 11.2 で試せるのは BLS 投票鍵の登録までです。

SPO の Martin (ATADA) 氏は議事録の中で、「どの機能がどのテストネットのどの版で使えるのか」に混乱があると懸念を示し、対応表を用意する作業が割り振られました。ハードウェアウォレットでは、Ledger の Cardano アプリの BLS の対応が開発済みで、次のリリースを待っています。

11.2.1 はまだ来ていない

Intersect の週次更新 #136 (11 月 7 日 5 時 22 分公開) は、版の状況をこう整理しています。

版位置づけ
11.1.3現在 Preview・Preprod・メインネットに勧められている版
11.2 先行版DijkstraNet 用。メインネットでの利用は未承認
11.2.1まもなく公開予定。メインネット向けで、11.1 系で見つかったメモリ使用量の後退を修正
11.3Linear Leios を含む完全な Dijkstra の候補。「少なくとも 2〜3 週先」

Bulletin #41 は 11.2.1 について「今週中の見込み」と書いていましたが、11 月 7 日 9 時台の時点で GitHub にタグはありません。変更履歴を更新する作業は同じ朝 5 時 53 分に release/11.2.x へマージされています。11.2.0 のリリースノートは 11 月 5 日に更新されたものの、既知の問題、ベンチマーク、システムテストの欄は記入待ちのままです。前号で挙げた確認点は、この週には解消しませんでした。

メモリの後退は 11.1 系にも及ぶとされ、#136 は修正で「Node 11.0 と同程度の水準に戻る」と説明しています。数値は公開されていません。

周辺の道具

DB Sync 13.8.0.0 (11 月 5 日未明) は「すべての運用者に更新を勧める」版です。ログの設定が変わり、古いキーは起動を止めずに無視されるので、監視だけが静かに外れる形になりえます (DB Sync 13.8.0.0、ログ設定を刷新し全運用者に更新を推奨)。cardano-cli 11.7.0.0 (11 月 6 日) には、プールの登録証明書の BLS 鍵だけを差し替えるコマンドが加わりました。

利害を開示します。SIPO は 3 プールを運営する SPO で、11.2.1 への更新と BLS 投票鍵の登録は、SIPO 自身の作業です。

4. Leios と憲法の工程

開発の本線へ

Input Output の週次開発報告 (11 月 6 日) は、コンセンサスの開発本線に、エンドーサーブロックの生成、チェーンを選ぶときの証明書の確認、投票の中継が入ったと書き、「メインネットのリリースではなく開発の作業」と断っています。試作版は rc-2026w44 で、票が足りないときにエンドーサーブロックを小さくする機能が入り、rc-2026w45 はその調整です。リリースノートは「まだ実験段階で、既定では無効」としています (Leios 試作 rc-2026w44、票が細るとエンドーサーブロックを縮小)。

止める手順は、まだ決まっていない

憲法改正案 CAP-12 の第 5 版は、Leios のパラメータを 0 にできないとしました。11 月 3 日の編集者の注記は、これにより「スイッチは移されたのではなく取り除かれた」とし、CAP とその付属文書、TSC の間で食い違いがあると指摘しています。

TSC の Kevin Hammond 氏は 11 月 6 日、提案中の立場をコメントしました。maxEndorserBlockTxsSize を 0 にすることを、ネットワーク全体で Leios を止める公式の方法として支持する案で、条件として Leios チームの書面の確認、Preview と Preprod での実測、すべてのノード実装の適合試験、ガードレールの変更を挙げています。審議は 11 月 18 日で、まだ決定ではありません。第 5 版の「0 にできない」とは逆の方向の案です。

同じ氏は、参照スクリプトのガードレールについて「Linear Leios へのサービス妨害を含む、セキュリティ上の意味がある」と書き、最終的な確認は Security Council に渡したとしています。パラメータ委員会はまだ未定の値を見ていないとも述べています。

11 月 25 日という目標

Hard Fork Working Group の 11 月 3 日の議事録によると、新しい憲法とガードレールの提出は「遅くとも 11 月 25 日 (あるいはエポック 667〜669 の間)」が目標です。#136 は、約 30 の値がまだ未定で第 6 版が出る見込みと伝えています。次の CAP レビューは 11 月 12 日 16 時 (日本時間) です。

SIPO は CAP の議論にコメントを寄せています。プールの経済パラメータに SPO の承認を求める CAP-10 では、3 プールを運営する DRep として利害を述べた上で意見を出しました。

5. IOG、コンセンサスと開発者体験を移管

IOG は 11 月 5 日、ブログ「Independent teams. Shared foundations.」で、2 つのチームを IO Labs から独立した組織へ移すと発表しました。

「コンセンサスは Serokell へ、開発者体験 (DevX) は AlwaysTrue へ移る」

「各チームは、いまから 2027 年の初めまでの間に、それぞれの日程で移る」

コードは公開のリポジトリに残り、コンセンサスは GitHub の IntersectMBO の組織のままで、AlwaysTrue が保守する開発ツールは Apache 2.0 のままです。

領域移管先
コンセンサスSerokell (今回)
開発者体験AlwaysTrue (今回)
MithrilTeragone
DaedalusSe7en Labs
台帳、インデクサー、形式手法、高可用性BlockPQR
PlutusMidgard Labs
基盤、品質保証、暗号、性能ICAN Group

Serokell は Cardano の初期のノードの開発に関わった会社で、IOG はこの動きを「コンセンサスが Serokell に戻る」と表現しています。コンセンサスは、ハードフォークを実行する仕組みも受け持つ層です。Dijkstra の準備の時期と移動の期間が重なるため、移管の順番は SPO にも関わります。発表は、移管後の資金の出どころや契約の条件には触れていません (IOG、コンセンサスを Serokell へ、開発者体験を AlwaysTrue へ移管)。

6. Catalyst の 2,100 万 ADA、国庫へ

チェーンに残った 2 本の取引

ここは SIPO.TOKYO の編集部がチェーンの記録から確かめた内容です。Koios のエポック 666 の集計に、国庫への寄付 21,000,000 ada が記録されていたため、このエポックの取引 67,016 件を調べたところ、該当は 1 件でした。

時刻 (日本時間)取引の中身
2026 年 7 月 2 日 16 時 58 分21,000,000 ada をあるコントラクトから別のコントラクトへ移動。種類は modify
2026 年 11 月 7 日 4 時 57 分その 21,000,000 ada を国庫への寄付として送信。種類は sweep

2 本とも、取引のメタデータに同じ理由が書かれています。

「Catalyst FC の運営が Input Output から Cardano 財団へ移るため、Fund 15 は既存の『Catalyst 2025 Proposal by Input Output』の作業範囲では行われなくなった。対応する Fund 15 のマイルストーンの支払いは取り消し、国庫へ戻す」

7 月の取引の説明は「このプロジェクトは取り消され、資金は国庫の予備のコントラクトへ戻される」、11 月の取引はプロジェクト番号 EMI-0001a-25 のマイルストーン MS-4 を挙げています。7 月に予備のコントラクトへ移した資金が、約 4 か月後に国庫そのものへ戻った形です。

背景と、確かめられること

Cardano の公式の用語集によると、Input Output と Cardano 財団は 2026 年 2 月に、Project Catalyst の運営を財団が引き継ぐことで合意しました。用語集は「Fund15 と Fund16 は計画した形では行われず、そのために確保された ada は国庫へ戻った」と書き、Fund 14 以前の受給者には引き続きマイルストーンごとに支払われるとしています。

国庫への寄付は、エポックの境界で残高に加わる仕組みです。エポック 666 の残高 1,396,473,702 ada にこの分は入っておらず、11 月 11 日 6 時 44 分 51 秒の境界のあと、Koios のエポック 667 の値で確かめられます。残高に対して約 1.5% の規模で、新しく生まれた資金ではなく、一度引き出された資金が戻るものです。この取引について、公式の告知は確認できる範囲では出ていません。引き出しの上限 (Net Change Limit) の計算でどう扱われるかは、書いていません。

7. 国庫の 3 議案

票の現在地

11 月 7 日 9 時 30 分 (日本時間) に取得した DRep の票です。分母は、明示的な賛成に、投票済みの反対・未投票・常に不信任を足したものです。

議案額DRep 賛成投票済みの反対委員会 (賛成−反対)締切
銅22,000,000 ADA5 票・0.41%107 票・55.88%0−311 月 16 日 6 時 44 分 51 秒
AURORA940,000 ADA14 票・3.63%63 票・36.43%0−311 月 21 日 6 時 44 分 51 秒
PFMS9,600,000 ADA37 票・24.88%43 票・26.86%2−011 月 21 日 6 時 44 分 51 秒

前号から、PFMS の賛成は 26 票 (20.39%) から 37 票へ、投票済みの反対は 27 票 (13.30%) から 43 票へ増えました。可決にはどれも DRep の 67% と、憲法委員会の 3 分の 2 の「合憲」が要ります。

委任量が変わらないとすれば、未投票がすべて賛成に回った場合の上限は、銅が 41.1%、AURORA が 60.4% で、どちらも 67% に届きません。PFMS は 70.5% で、未投票の 92% が賛成に回って届く計算です。

委員会の 3 票目

憲法委員会の委員の一人は 11 月 3 日未明、銅と AURORA に「違憲」を投じました。投票理由の要約は「チェーンの外の文書が変更不可能になっていない」で、憲法の第 II 条 6.1 を挙げ、銅は提案者のウェブサイトの URL、AURORA は GitHub のブランチの URL に置かれていることを記しています。同じ委員は PFMS と開発者調査には賛成を投じ、その理由の全文は「LGTM」でした。

委員は 7 名で、銅と AURORA は残り 4 名が全員賛成しても 7 分の 4 で、3 分の 2 に届きません。同じ条文を扱う憲法改正案 CAP-9 (メタデータの不変の保管の要件を外す案) は、11 月 3 日に第 3 版が出ています。

DRep の投票理由

Cardano 財団は 11 月 5 日夜、AURORA に反対を投じ、理由にこう書きました。

「この提案は、この基盤の欠如が機関の融資を妨げていることを示していない。提案は、この標準に関わる融資プロトコル、組成者、資金の出し手の名前を挙げていない」

PFMS については、賛否の両方に DRep の理由が並んでいます。反対の Phil UPLC 氏は「国庫が開発費の全額を負担することを正当化するだけの価値を示していない」、賛成の Rodrigo 氏は「これまでの実績、提案されたマイルストーンの管理、Cardano への潜在的な利益は、支持するのに十分な根拠だと考える」と書きました。Governance Hour #13 は予定どおり 11 月 6 日未明に配信され、PFMS の提案者は DRep Talk で投票理由に直接答えています (DRep Talk、議案の提出者が DRep の投票理由に返信可能に)。

SIPO の 3 票

ここは SIPO 自身の投票なので、当事者として記します。理由書の全文はそれぞれの記事とチェーン上の記録にあります。

  • 銅に反対 (11 月 5 日 10 時 05 分):資金の管理が受取人に集中していること、受け取り口座が提案自身の約束と食い違っていること、価格のリスクと利益の配分、引き出しの上限の残り枠の半分を超える規模の 4 点です。実物資産のトークン化への反対ではないと書いています (SIPO DRep:銅の戦略備蓄への 2,200 万 ADA 引き出しに反対)。
  • PFMS に期待事項を付けて賛成 (11 月 5 日 11 時 22 分):すでにメインネットで動いている実績と需要、利用が条件の支払いを重く見ました。一方で、「マルチシグ」の記述の訂正や、導入先の州政府による公の確認などを求めています (SIPO DRep:警察の証拠管理 PFMS の 960 万 ADA 引き出しに賛成)。
  • AURORA に棄権 (11 月 5 日 11 時 41 分):方向と資金管理の仕組みは支持しつつ、提案の記録が固定されていないこと、使う人の証拠がないこと、最終の受け入れの前に資金が出ていける設計を挙げ、賛成に回る条件を示しました (SIPO DRep:融資市場の共通基盤 AURORA の 94 万 ADA 引き出しに棄権)。

開発者調査の情報アクションには、SIPO の DRep はまだ投票していません。

8. 誰に声を預けるか

EMURGO と Yoroi の DRep

EMURGO の公式アカウントの最新の投稿は 10 月 28 日のままで、11 月 30 日の登録解除の期日に変更の告知はありません。Intersect の週次更新 #136 によると、Intersect の Civics Committee は月曜 (11 月 9 日) から「Check your DRep」のキャンペーンを始めます。止まるのは報酬の引き出しで、報酬そのものではないことは、前号で書いたとおりです。

引退プールと、選び直しのきっかけ

Cexplorer は 11 月 3 日、引退したステークプールに 1 億 3,165 万 ADA が委任されたままで、59,025 アカウントに報酬が発生していないと呼びかけました (引退したステークプールに 1.3 億 ADA、5.9 万アカウントが報酬ゼロ)。DRep の委任と同じく、自分で選び直さない限り続きます。委任先の確かめ方の材料としては、Cardanoscan がプールの一覧を刷新し、プールのガバナンスの投票も同じ画面で見られるようにしました (Cardanoscan、ステークプールの一覧ページを刷新)。

利害を開示します。SIPO は EMURGO の発表が例に挙げた 5 つの DRep の一つで、エポック 666 の時点で約 1 億 1,888 万 ADA・430 件の委任を受けています (前号の 10 月 28 日時点は約 1 億 463 万 ADA・417 件)。乗り換え先の選択に直接の利害を持つ立場です。

9. 予算の決め方:3 つの案

CEBP の 11 月 10 日

Intersect の 2027 年の予算の案 CEBP は、最初の情報アクションの提出を「11 月 10 日を目標」としています。11 月 7 日朝の時点でチェーン上の提出はなく、#136 の本文にも CEBP の言及はありません。この週に提出された新しいガバナンスアクションは 0 件でした。

Global Events 2027

Cardano 財団は 11 月 5 日未明、2027 年に 12 都市の業界の会議に共通のブースを出す案を公式フォーラムに公開しました。請求は 499 万 9,155 ドル、1 ada を 0.20 ドルと想定して 2,499 万 5,775 ada で、11 月中の提出を予定しています。東京の TEAMZ Summit (4 月) も含まれます。財団は承認されれば CEBP の「マーケティング・分析・イベント」の領域に入ると説明し、領域の取りまとめ役にも名乗りを上げています。DRep 向けの説明会は 11 月 9 日 18 時と 11 月 10 日 1 時 (日本時間) です (Cardano Global Events 2027、12都市で約500万ドルの国庫案)。

DRep Council の提案の標準

DRep Council は 11 月 5 日、国庫の提案が答えるべき質問をまとめた標準の草案で意見を募り始めました。158 件のガバナンスアクションと 19 の DRep の投票理由を調べたもので、投票を縛らないと明記されています。受付は 7 日間です (DRep Council、国庫引き出しの標準草案を公開し意見募集)。LLM で提案を採点する試験版のツールも公開されています (DRep Council、国庫引き出し提案を LLM で採点する試験版)。

SIPO は Council の外の DRep として、この草案に公開のコメントを出しました。人名と LinkedIn を求める項目について、地域や仮名の貢献者の事情を踏まえた書き方を提案しています。

10. SIPO の 3 プールと、カーネルの更新

ここは SIPO 自身の記録です。

CVE-2026-98432

Intersect は週次更新 #135 で、SPO に Linux カーネルの重大な脆弱性 CVE-2026-98432 (CVSS 9.8) への備えを呼びかけました。Ubuntu の CVE のページは、11 月 7 日朝の時点でも各版を「対応中」と表示しています。11 月 2 日の Ubuntu のブログは、修正版を正式配布の前の試験用の配布場所に置いたと伝えました。SIPO は 11 月 3 日、この修正を運営するすべてのノードに入れて再起動しました。試験段階の版を入れるか、正式配布を待つかは、運営の考え方で分かれます (SIPO、カーネル脆弱性 CVE-2026-98432 の修正を全ノードに適用)。修正版を入れても、再起動するまでは古いカーネルのままです。

プールの数字

エポック 665 に、3 プールは SIPO 61・SIPO2 46・SIPO3 35 の計 142 ブロックを作りました (エポック 664 は計 119)。

プールエポック 665 終了時のライブステーク委任者k=1000 の飽和点との比
SIPO55,044,927 ada1,0981.495 倍
SIPO235,483,618 ada4770.963
SIPO323,962,184 ada5430.651

11 月 7 日朝の流通量 36,828,375,236 ada を k で割った機械的な試算で、飽和点は k=500 (現行) で 約 73,656,750 ada、k=1000 で 約 36,828,375 ada です。SIPO の 1 号機は 1 エポックで約 120 万 ada 減りました。3 プールのマージンは 3.9%、固定費は 340 ada です。

11. ネットワーク:エポック 665 は 142,991 件

エポック期間 (日本時間)ブロック取引1 ブロックあたり手数料
66310/22 6:44 〜 10/27 6:4421,471126,7115.90 件40,210.07 ada
66410/27 6:44 〜 11/1 6:4421,225138,1476.51 件42,320.14 ada
66511/1 6:44 〜 11/6 6:4421,565142,9916.63 件41,673.49 ada

エポック 665 の取引は前のエポックから 3.51% 増え、手数料は 1.53% 減りました。報酬の側では、エポック 664 の報酬の総額が 6,146,940 ada と確定し、エポック 663 の 6,232,906 ada から 1.38% 減りました。国庫の残高は、エポック 666 への境界で +3,576,727 ada 増えています。ここで書けるのは、この並びの算術までです。

12. 道具とノードの多様性

Hydra の正式版のリリースは、今週ありません。

13. DeFi の動き

SIPO は SundaeSwap v4 のスクーパーを運用しています。11 月 7 日に、注文を処理する側から見た解説を公開しました (SundaeSwap v4 とは、交換の経路を任せられる DEX)。

14. 鍵と取引所

Binance の初期報告

Binance は 11 月 3 日、10 月 29 日 (UTC) の流出の初期報告を公表しました。影響額は約 63.4 億ドル、凍結または差し止めは約 28.5 億ドルで、攻撃者は「社内のウォレット署名サービスへの不正なアクセスを悪用した」としています。報告は 6 月の開発者の端末から始まる経路を記し、FBI の最新の情報が北朝鮮の関与を示していると述べています。損失は Binance が負うとし、11 月 5 日未明の更新で約 98% を補てん済みと伝えました。

調査は続いており、第三者による独立のレビューも予定されています。出金は 11 月 1 日から段階的に再開中で、11 月 6 日の投稿は、復旧済みのネットワークのすべてのトークンを来週末までに再開したいと書いています。ADA と NIGHT の扱いは、文字で確認できる範囲の発表にはありません。何が防げて何が防げないかの整理は、SIPO の記事にまとめています (Binance 流出、自分の鍵・残高証明・Midnight で防げる範囲)。

ウォレットの注意喚起

15. 組織と採用の動き

16. リスク・ディメンション

  • Midnight (情報の非対称)。 修正の中身が公表されていないため、利用者も開発者も、どの範囲が影響を受けたのかを判断する材料がありません。詳細が公表されるかは、次の確認点です。
  • Midnight (試験環境とのずれ)。 Preprod が本番より古い台帳に残っている間、本番と同じ条件で試すことができません。Preprod の更新と文書の改訂の時期が、開発者の作業に直接効きます。
  • 運用 (11.2.1 の順番)。 11.2 の新しい設定ファイルは 11.2 より前のノードでは読めません。11.2.1 の公開後も、ノード本体を先に上げる順番は変わりません。
  • Dijkstra の工程。 CIP-23 と Leios が未搭載のまま試験が進み、11.3 と憲法の提出の目標が近い時期に並びます。11.3 の日程が動けば、後の工程も動きます。
  • 開発の体制。 ハードフォークを受け持つコンセンサスのチームが、Dijkstra の準備中に組織を移ります。
  • 国庫。 銅と AURORA は委員会の算術で 3 分の 2 に届きません。PFMS は賛否が並び、未投票の動きしだいです。予算の決め方の案も提出の前です。
  • 委任。 EMURGO と Yoroi の DRep への委任が残るウォレットは、期日のあと報酬を引き出せなくなります。
  • 鍵。 SecondFi と Keystone の件では、連絡を装う詐欺に注意が要ります。カーネルの修正は Ubuntu の正式配布の前で、入れる時期の判断が SPO ごとに分かれます。

17. 来週の注目

  1. cardano-node 11.2.1 — メインネット向けの公開と、既知の問題の欄が埋まるか。確認先は IntersectMBO/cardano-node のリリース面です。
  2. Midnight の続報 — 修正の中身の公表と、Preprod の Ledger 9 への更新。確認先は Midnight 公式ブログと、ドキュメントの対応表です。
  3. Global Events 2027 の DRep 説明会 — 11 月 9 日 18 時と 11 月 10 日 1 時 (日本時間)。確認先は @Cardano_CF の X です。
  4. Check your DRep — 11 月 9 日 (月) 開始。確認先は Intersect の週次更新です。
  5. CEBP の情報アクション — 11 月 10 日の提出が目標。確認先は GovTool と DRepTalk です。
  6. エポック 667 の境界 — 11 月 11 日 6 時 44 分 51 秒。Catalyst の 2,100 万 ADA が国庫の残高に現れるか、エポック 666 の取引件数と 3 プールのブロック数が確定します。確認先は Koios のエポック情報です。
  7. CAP レビュー — 11 月 12 日 16 時 (日本時間)。第 6 版と未定の値。確認先は CAP ポータルの CAP-12 です。
  8. Node Diversity Workshop — 11 月 12〜13 日、ロンドン。同じ 12 日が Amaru のマイルストーンの目標です。確認先は pragma-org/amaru のリリース面です。
  9. 銅の議案の締切 — 11 月 16 日 6 時 44 分 51 秒。確認先は gov.tools の当該議案のページです。
  10. TSC の審議 — 11 月 18 日。Leios を止める手順の扱い。確認先は CAP-12 のコメント欄です。
  11. PFMS と AURORA の締切 — 11 月 21 日 6 時 44 分 51 秒。
  12. 新しい憲法とガードレールの提出 — 11 月 25 日までが目標。確認先は Hard Fork Working Group の議事録です。
  13. EMURGO と Yoroi の DRep の登録解除 — 11 月 30 日。延期の告知は @emurgo_io の X で確かめられます。

まとめ

今週、Midnight はこれまでと違う手順で本番を更新しました。Preprod を飛ばした判断の理由は「セキュリティ修正」という言葉までで、中身はまだ語られていません。残高とコントラクトは自動で移ったと公式は書いており、開発者には短い準備の時間で Midnight.js 5 への移行が求められました。

Cardano の側では、DijkstraNet がプロトコル 12 で動き始めた一方、メインネット向けの 11.2.1 と、Leios を含む 11.3 はこれからです。開発のチームが移っていくなかで、憲法の提出の目標が 11 月 25 日に置かれています。

国庫では、取り消された Catalyst の 2,100 万 ADA がチェーン上で戻され、委員会の票が銅と AURORA の算術を変えました。PFMS は賛否が並んだまま締切へ向かいます。2027 年の使い道を決める案はこれからチェーンに出てきます。

来週は、エポック 667 の境界のあとに、2,100 万 ADA が国庫の残高に現れるかを Koios で最初に確かめます。

参考・出典

本文で SIPO 自身の記事に触れた箇所は、その場でリンクしています。以下は一次ソースです。

透明性メモ

  • 国庫の 3 議案の票:11 月 7 日 9 時 30 分 (日本時間) に Koios から取得した値です。分母は、明示的な賛成に、反対として働く分 (投票済みの反対・未投票・常に不信任) を足したもので、銅 4,358,252,259 ada、AURORA 4,094,269,311 ada、PFMS 5,065,397,759 ada です。賛成率は賛成 ÷ 分母、投票済みの反対の割合は投票済みの反対 ÷ 分母です (銅 2,435,272,253 ÷ 4,358,252,259 = 55.88%、AURORA 1,491,402,366 ÷ 4,094,269,311 = 36.43%、PFMS 1,360,454,436 ÷ 5,065,397,759 = 26.86%)。公開 API が返す反対率には未投票と常に不信任の分が含まれるため、本文では使っていません。棄権は分母から外しています。
  • 未投票が賛成に回った場合の上限:委任量が変わらないとした算術です。銅 (17,976,508 + 1,773,436,735) ÷ 4,358,252,259 = 41.1%、AURORA (148,418,134 + 2,322,882,047) ÷ 4,094,269,311 = 60.4%、PFMS (1,260,493,755 + 2,312,882,804) ÷ 5,065,397,759 = 70.5%。見通しを述べるものではありません。
  • 委員会の票:Koios の記録によります。Intersect の週次更新 #136 の PFMS の表記 (1-0-0-5) はチェーン上の記録 (賛成 2) と違っており、チェーン上の記録を使いました。委員の名前は本文に書いていません。
  • Ledger 9:発表の投稿とブログ、公式の対応表によります。脆弱性の名前とフォークの時刻は発表にありません。対応表の Node 2.1.101 に対応する GitHub のタグは確認できていません。
  • DijkstraNet の日付:Upgrade Bulletin #41、週次更新 #136、Hard Fork Working Group の議事録は 11 月 2 日、Cardano Operations Book は 11 月 1 日と書いています。
  • CIP-23:週次更新 #136 の 11.2 の欄は Linear Leios だけを除外の例に挙げ、Bulletin #41 と議事録は CIP-23 も除外と書いています。後者に合わせました。
  • Catalyst の 21,000,000 ada:Koios の取引情報 (treasury_donation = 21,000,000,000,000 lovelace・2026-11-07 04:57:07 JST・ブロック 14,166,907) と、取引のメタデータの逐語を編集部が訳したものです。エポック 666 の取引 67,016 件を調べ、寄付を含むのはこの 1 件でした。国庫の残高への反映はこれから確かめます。
  • cardano-node 11.2.1:11 月 7 日 9 時台に GitHub のタグの一覧で確かめました。リリースノートに security の語による記載がないものを「セキュリティ修正」とは書いていません。
  • 報酬と国庫:報酬の総額は Koios のエポック情報の値です。国庫の増分は各エポックの残高の差 (1,396,473,702.51 − 1,392,896,975.26) です。
  • 飽和点の試算:11 月 7 日朝のチェーン上の流通量 36,828,375,236 ada を k で割った機械的な試算です。SIPO の 3 プールの値は、エポック 665 の終了直後に取得したライブステークです。
  • 市場の値の取得時刻:10 月 31 日の値は 6 時 35 分 08 秒、11 月 7 日の値は 6 時 35 分 02 秒の朝の定点観測です。エポック境界の ADA (−5.31%) は CoinGecko の境界の時刻の値です。
  • SIPO の利害:Midnight については Nightforce のアンバサダーの一員でブロック生成の開放の対象になりうる立場にあること、node 11.2.1 と Dijkstra については 更新と BLS 投票鍵の登録が SIPO 自身の作業になること、国庫の 3 議案については 銅に反対・PFMS に賛成・AURORA に棄権を投じた当事者であること、EMURGO の発表については 例に名前が挙がった 5 つの DRep の一つで約 1 億 1,888 万 ADA・430 件の委任を受けていること、CAP-10 と DRep Council の草案については 公開のコメントを出していること、プールについては 3 プールのマージンが 3.9%・固定費が 340 ada で、1 号機が k=1000 の飽和点を超える側にいること、SundaeSwap については v4 のスクーパーを運用していることを本文で開示しています。
  • 書かなかったこと:Ledger 9 が対応した脆弱性の推測、Amaru がメインネットでブロックを作ったという記述 (記載がないため)、Midnight の累計件数の新しい数字 (公式の発表がないため)、Binance の ADA と NIGHT の出金再開 (文字で確認できないため)、流出額の報道の数字、各議案の可否の見通し、各 DRep が投票した理由の推測。
  • 価格と出来事の関係:結びつけていません。

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