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Strike、取引した人が累計7,000人を突破

2026-11-04SIPO

Cardano の永久先物の取引所 Strike(Strike Finance)は11月4日未明(日本時間)、これまでに取引したことのある人が累計で7,000人を超えたと X で発表しました。前日の11月3日朝には、月の取引高が2か月続けて2億ドルを超えたとし、次は初めての「月5億ドル」を狙うと書いています。

10月の終わりから、Strike は取引高・取引件数・預け入れの節目を立て続けに出してきました。Cardano の DeFi で、報酬で呼び込んだ一時の盛り上がりではなく、取引の場として使われ続けるかどうかを測る材料になる数字です。ここでは発表の中身を並べ直し、数字の読み方と、次に確かめられる点を整理します。

10月下旬から続いた Strike の発表

Strike が公式 X で出した数字を、日付の順に並べると次のとおりです(日付は日本時間)。

  • 10月28日: 新しい版の Strike V2 の取引高が累計8億ドルを超えた
  • 10月30日朝: 1日の取引高が1,500万ドルを超え、月の取引高が2億ドルに届きそう
  • 10月30日夜: 24時間の取引高が3,000万ドルで、過去最高を更新
  • 10月31日: Strike V2 の取引件数が250万件を超えた
  • 11月2日: 20万ドル分の BTC が Strike に供給された(詳細は後日発表)
  • 11月3日朝: 月2億ドル超の取引高が2か月続いた。次は初の月5億ドルを目指す
  • 11月4日未明: 取引した人が累計7,000人を超えた

同じ11月4日の早朝には、Strike のボールト(資産を預けて運用をまとめる仕組み)がモバイルアプリでも使えるようになり、ステーキングを次に出すとしています。取引の場を広げる発表と、使う人の数の発表が、同じ週に重なりました。

「累計7,000人」と「月2億ドル」の読み方

7,000人は「これまでに一度でも取引した人」の累計で、今月取引している人の数ではありません。どれだけの人が続けて使っているかは、この数字だけでは分かりません。

取引高の側にも読み方があります。永久先物はレバレッジ(手元の担保より大きな額で取引すること)をかけられるため、取引高は預けられた資金の額よりずっと大きくなります。月2億ドルという数字は、Strike の上でそれだけの額の売買が行われたという意味で、Strike に2億ドルが預けられているという意味ではありません。どちらも Strike 自身の発表した数字です。

そのうえで、この2か月の動きには意味があります。月2億ドルを1回だけ超えるのは、報酬や話題で作れることもあります。2か月続けて超えたことは、一定の取引が定着しつつあることを示しています。

月5億ドルへの道筋として Strike が挙げたもの

Strike は月5億ドルを狙う根拠として、ほかのサービスとの連携とチェーンをまたぐ接続を挙げ、それが「数十億ドル規模の流動性に届く土台」になったと書いています。

連携の例は外からも見えます。ウォレットの GeroWallet は、11月4日に GitHub で公開したコードの説明の中で、Strike Finance の永久先物(板・成行と指値・TWAP 注文)とボールトの表示を機能に挙げています。ウォレットの中から直接 Strike で取引できる入口が増えるほど、新しい取引者が入ってくる経路は太くなります。

月2億ドルから5億ドルまでは2.5倍の距離です。10月30日に記録した1日3,000万ドルのペースが1か月続けば届く計算ですが、過去最高の日の数字を毎日続けるのは簡単ではありません。

次に確かめる点

まず見るのは、11月の月間取引高です。Strike はこれまで節目ごとに公式 X で数字を出しているので、11月の締めとなる12月初めの発表で、5億ドルに届いたか、2億ドル台が3か月続いたかが分かります。あわせて、次に出すとしたステーキングの中身と、11月2日に「詳細は後日」とした BTC の供給の続報も、同じ Strike の公式 X で確かめられます。

ことば

  • 永久先物(パーペチュアル) — 期限のない先物取引。満期がないため、価格を現物に近づける「ファンディング」という支払いで調整します。Cardano でも Strike のように、チェーン上で取引できる場が増えています。
  • 取引高 — 一定の期間に売買された額の合計。レバレッジをかけた取引ではふくらみやすいので、預けられた資金の額や、使っている人の数とあわせて見ると実態に近づきます。
  • ボールト — 資産を預けると、決められた戦略で運用される仕組み。Strike ではモバイルアプリからも使えるようになり、取引しない人が Strike に関わる入口になります。

一次ソース / 関連リンク

GeroWallet の GitHub リポジトリ(Strike Finance との連携の記載)(GitHub)

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