LIVE ADA-- MCAP-- TVL-- STAKE-- EPOCH-- Cardano & Midnight 総合情報ポータル
SIPO
速報 テストネットDijkstraNet、Protocol Version 12へハードフォーク 9時間前 速報一覧 →
HOME › Signal › 引退したステークプールに 1.3 億 ADA、5.9 万アカウントが報酬ゼロ
Signal

引退したステークプールに 1.3 億 ADA、5.9 万アカウントが報酬ゼロ

2026-11-04SIPO

Cardano のエクスプローラー Cexplorer は11月3日、すでに引退したステークプールに 1億3,165万 ADA が委任されたままになっており、その 59,025 アカウントにはステーキング報酬が発生していないと X で注意を呼びかけました。ADA そのものは手元のウォレットに残っていますが、委任先を選び直さない限り、報酬はゼロのまま続きます。

Cexplorer の集計画面によると、委任が残っている引退プールは 2,720 あります。長く開いていないウォレットや、委任した当時のまま見直していないアカウントほど当てはまりやすく、確かめるのに数分もかかりません。仕組みと確かめ方、選び直すときの観点を順に整理します。

プールが引退すると、報酬が止まる理由

ステーキング報酬は、委任先のプールがブロックを作ることで生まれます。プールの運営者が引退を届け出ると、指定したエポックを境にそのプールはブロックを作らなくなり、委任者に配る報酬の元がなくなります。

一方で、委任の記録は自動では動きません。委任者のステークアドレスは引退したプールを指したまま残り、本人が別のプールへ委任し直すまでその状態が続きます。Cardano の委任は ADA を預けたりロックしたりする仕組みではないため、資金が失われるわけではありません。失われているのは、引退のあとに受け取れたはずの報酬です。

放置の期間が長い例もあります。Cexplorer の画面で委任額の上位に並ぶプールの中には、エポック 501(2024 年 8 月ごろ)に引退したものがあり、そこには今も 6,573 の委任が残っています。規模でみると、1億3,165万 ADA はエポック 665 のアクティブなステーク全体(約 215 億 ADA・Koios)の 0.6% ほどに当たります。

自分の委任先を確かめる 2 つの方法

1 つ目はウォレットです。多くのウォレットは、ステーキングの画面に今の委任先のプール名やティッカーを表示します。そこで見たプールが今も動いているかを、次のエクスプローラーで確かめます。

2 つ目はエクスプローラーです。Cexplorer や Cardanoscan でプールのページを開くと、引退済みかどうかが表示されます。自分のステークアドレスやウォレットのアドレスで検索すれば、委任先のプールまでたどれます。Cardanoscan のプール一覧は11月2日に刷新されたばかりです(11月2日の Signal)。

Cexplorer の集計画面には「引退済み(Retired)」のほかに「引退予定(To Be Retired)」のタブもあります。今は動いていても、近く引退を届け出ているプールに委任している場合は、こちらで先に気づけます。

委任先を選び直すときの観点

委任先を変える操作は、ウォレットのステーキング画面から新しいプールを選んで取引に署名するだけです。ステークキーの登録はすでに済んでいるので、払うのは通常の取引手数料です。新しい委任先での報酬は、Cardano のスナップショットの仕組み上、エポック(1 エポック = 5 日)を何回か経てから届き始めます。

選ぶときに見ておきたいのは、次のような点です。

  • 稼働の状況: 直近のエポックでブロックを作っているか
  • 手数料: プールが差し引く固定費とマージン(取り分の割合)
  • 飽和度: 委任が集まりすぎて報酬の効率が落ちる水準に近づいていないか
  • 運営者の発信: 引退や移行を、委任者が気づける形で知らせているか

最後の点は、今回のような放置を防ぐうえで効いてきます。引退を知らせる発信が届かなければ、委任者は自分で気づくしかありません。Cexplorer が呼びかけの中で触れたように、委任先を選び直すことは、報酬だけでなく Cardano の分散を支えるステークを眠らせないことにもつながります。

あなたの ADA は、いまどのプールを指していますか

最後に委任先を確かめたのはいつでしょうか。一度委任して、そのまま見ていないというアカウントは珍しくありません。今日の数分の確認で、止まっている報酬が戻るかどうかが分かります。

確かめる先は、自分のウォレットのステーキング画面と、Cexplorer の引退プール集計画面の「引退予定」タブです。次のエポック 666 は日本時間 11月6日の朝に始まります(Koios のエポック情報)。その前に一度見ておくと、委任し直した分の反映もそれだけ早く進みます。

ことば

  • ステークプールの引退 — 運営者がプールの稼働をやめることを、チェーン上で届け出ること。届け出は運営者の側の手続きなので、委任者が気づけるかどうかは、運営者の発信やウォレットの表示しだいです。
  • エポック — Cardano の時間の区切りで、1 エポックは 5 日。報酬の計算も委任の反映もこの区切りで進むので、確認や委任のし直しはエポックの切り替わりを目安にすると見通しが立ちます。
  • 飽和度 — 1 つのプールに集まった委任が、報酬の効率が落ち始める上限にどれだけ近いかを示す値。分散を保つための仕組みで、委任先を選ぶときの目安の 1 つになります。

一次ソース / 関連リンク

Cexplorer のステークプール一覧(cexplorer.io)

Delegate to SIPO · 委任ガイド

ADA を手元に置いたまま、
SIPO に委任する

SIPO は Cardano ステークプール 3 基 (SIPO / SIPO2 / SIPO3) を運用しています。Midnight のバリデータ運用は開始後に参加予定です。

  • 預けない・ロックなし
  • 約 5 日ごとに報酬
  • DRep も SIPO に
ステーキングをはじめる → はじめての方は、この 3 本を順に読むと迷いません。
  1. 1
    📘 Learning ステーキングとは、ADA を手元に置いたまま報酬を受け取る仕組み 仕組みを知る →
  2. 2
    📘 Learning DRep への委任とは、13.7 億 ADA の国庫の使い道に一票を託す仕組み ガバナンスに参加する →
  3. 3
    📘 Learning 委任マニュアル 2026 年版、Lace と Daedalus でプールと DRep を選ぶ手順 手順どおりに委任する →