SundaeSwap Labs, Inc.は、Runtime Verification (RV) 社によるSundaeSwapプロトコルのセキュリティ監査を終了ことを発表しています。
SundaeSwap Labs, Inc.は、監査によって特定されたすべての問題は、監査人の検証プロセスを満足させるために解決されたとし、RVは、監査要件を満たすために実施されたすべてのソリューションの検証を含む、調査結果の詳細なレポートを発行する予定だと伝えています。
記事の最後には、新年（2022）を迎え、プロトコルのメインネット展開に向けたさらなるニュースにご期待くださいと述べています。
以下はSundaeSwap Labsに掲載された記事「Runtime Verification Completes Audit of SundaeSwap Contracts」を翻訳したものです。
Runtime VerificationがSundaeSwapのコントラクトの監査を完了
SundaeSwap Labs 2021年12月28日
2021年12月28日
SundaeSwap Labs, Inc.は、Runtime Verification (RV) 社によるSundaeSwapプロトコルのセキュリティ監査を終了したことをお知らせします。監査によって特定されたすべての問題は、監査人の検証プロセスを満足させるために解決されました。RVは、監査要件を満たすために実施されたすべてのソリューションの検証を含む、調査結果の詳細なレポートを発行する予定です。監査報告書へのリンクが公開され次第、このお知らせを更新します。
RV監査では、検証ベースの技術によるSundaeSwapコントラクトの徹底的な検証、特定のリスクベクトルの特定、監査によって特定された問題に対するSundaeSwap開発チームの修正の完全分析が行われました。
SundaeSwap Labsの最高情報責任者であるPi Lanningham氏は、「ここにはゴム印はなかった」と述べています。
RV社の徹底的な監査により、多くの問題が発見され、我々はそれを迅速に解決することができました。その結果、カルダノ・デファイ・コミュニティーのニーズに安全に応えることができるDEXが完成しました。カルダノの基本理念はセキュリティとレジリエンスを包含しており、カルダノ上に構築されたプロトコルがこの伝統を継承することが重要です。この監査を完了することで、私たちはSundaeSwapプロトコルのバージョン1についてそれを達成しました。
SundaeSwap LabとRV社の関係は、今回の監査完了で終わったわけではなく、SundaeSwap社が今後構築する予定のプロトコルのアップデートについても、RV社が審査に携わる予定とのことです。
Lanningham氏は次のように付け加えました
私たちは、将来的にプロトコルの改良を行い、それをDAOに提示して投票する際にも、Runtime Verificationとの関係を継続する予定です。安全で堅牢な方法で進化することは、どのDEXの長期的な成功のためにも重要です。
RVによって特定された問題は、単純なものから悪質なものまで多岐にわたります。SundaeSwapプロトコルは、カルダノで最初に登場するプロトコルであると同時に、最も複雑なプロトコルでもあります。開発中に特定され修正された多くの問題に加えて、いくつかの問題が残ることは避けられませんでした。そのため、今回の監査は非常に重要でした。RVが採用した新鮮な視点と極めて徹底した手法により、流動性プロバイダーに不利となる出金時の微妙な丸め誤差や、誰かが任意のSundaeトークンを鋳造することを可能にする一連の動作など、残された問題を特定することができました。
監査報告書の全容が明らかになり次第、RV社のブログ記事とともに、コミュニティで共有します。新年を迎え、プロトコルのメインネット展開に向けたさらなるニュースにご期待ください。
SundaeSwapについて
SundaeSwap Labsは、すべての人の経済的エンパワーメントを可能にする分散型金融（DeFi）プラットフォームを開発しています。その開発の中心は、カルダノベースのピアツーピア取引を迅速、安全、安価に行うことができる分散型取引所であるSundaeSwap DEXです。
