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SIPOのDRepとしての目標と活動方針・投票方法:ニュース動向 & ステーキング状況 in エポック507

SIPOのDRepとしての目標と活動方針・投票方法

カルダノの分散化への道のり

カルダノは、その誕生以来、真の分散化を目指して着実に進化を遂げてきました。この進化の過程は、ブロックチェーン技術の新たな地平を切り開くものとしてのみならず、人類の歴史的ターニングポイントとして注目に値するものです。

シェリー時代の開始と自律分散型台帳システムへの移行

2020年7月29日、カルダノは重要な転換点を迎えました。この日、ハードフォークによってシェリー時代が幕を開け、カルダノは自律分散型台帳システムへの移行を開始しました。シェリー:SHELLEY時代の到来は、コミュニティがブロック生成を担う新たな時代の始まりを意味していました。

エポック208=シェリーエポック0
7月30日 午前6時44分頃 〜 8月4日 午前6時43分頃
ステーキングの委任がスタート

エポック208(シェリーエポック0)から、ステーキングの委任が可能になり、多くのADAホルダーがネットワークの安全性と運営に直接貢献できるようになりました。これにより、カルダノは理論上の分散化から実践的な分散化へと大きく前進したのです。

ブロック生成の100%分散化の達成

カルダノの分散化への取り組みは、2021年4月1日に大きな成果を上げました。エポック257(シェリーエポック49)において、コミュニティによるブロック生成の100%分散化が実現したのです。これは、カルダノが掲げる分散化の三つの柱のうちの一つ目のマイルストーンでした。

この成果により、カルダノネットワークは完全にコミュニティの手に委ねられ、中央集権的な管理から脱却しました。これは、ブロックチェーン技術の理想とされる「真の分散化」の実現に向けた重要な一歩でした。

ダイナミックP2Pネットワーキングの導入

2023年3月16日、カルダノは分散化の第二の柱を達成しました。ダイナミックP2Pネットワーキングがメインネットで導入されたのです。この機能により、分散ノード間の自動ピア選択と強化された通信ネットワークが実現しました。

ダイナミックP2Pの導入は、カルダノネットワークの接続性を大幅に向上させました。これにより、ステークプールオペレーター(SPO)は静的な設定なしに自動的にノード間の通信を確立できるようになりました。具体的には、SPOは20の接続をターゲットとして設定し、数千のSPOリレーから自動的に選択されるようになりました。

この進化により、カルダノネットワークはより柔軟で耐障害性の高いものとなり、ネットワークの安定性と効率性が大幅に向上しました。

カルダノの分散化への道のりは、単なる技術的な進化を超えて、ブロックチェーン技術の可能性を広げるものです。シェリー時代の開始から、ブロック生成の完全分散化、そしてダイナミックP2Pネットワーキングの導入まで、カルダノは着実に真の分散型システムへと進化を遂げています。この進化は、カルダノが目指す「世界中の人々に力を与える」というビジョンの実現に向けた重要な一歩であり、ブロックチェーン技術の未来を形作る重要な要素となっています。

ヴォルテール時代の幕開け: Changハードフォーク

カルダノは2024年9月1日21:44 UTC(日本時間9月2日6:44)、エポック507の開始とともにChangハードフォーク#1を実行し、ヴォルテール時代への扉を開きました。この歴史的な出来事は、カルダノが目指す完全自律分散型ガバナンスの実現に向けた重要な一歩となります。

Changハードフォーク#1の実施と意義

Changハードフォークは、カルダノの進化における重要なマイルストーンです。このアップグレードにより、カルダノは世界最大のオンチェーンガバナンスによるDAOを実現する段階に入りました。

Changハードフォークの特徴は、カルダノ独自の「ハードフォークコンビネーター」メカニズムを使用していることです。これにより、ブロックチェーンを分割することなくシームレスにアップグレードを行うことができ、ネットワークの中断を防ぐことができます。

Changハードフォーク#1の主な目的は、オンチェーン参加型ガバナンスの導入です。これにより、すべてのADAトークン保有者がガバナンスアクションに関する提案を提出し、投票プロセスに参加できるようになります。

トレジャリー資金のコミュニティ管理への移行

Changハードフォーク#1の実施により、約15億ADA(約9億ドル相当)のトレジャリー資金が、これまでの三つのエンティティ(IOG、エマーゴ、カルダノ財団)からコミュニティの管理下に移行しました。これは、カルダノのガバナンスモデルが中央集権的な管理から分散型の意思決定へと移行する重要な一歩です。

コミュニティによるトレジャリー資金の管理は、カルダノエコシステムの持続可能な発展と、コミュニティ主導のプロジェクト支援を可能にします。これにより、カルダノの成長と革新がより民主的かつ透明性の高い方法で促進されることが期待されます。

暫定憲法とガバナンス構造の構築

Changハードフォーク#1では、カルダノ暫定憲法とガバナンス構造の構築が始まりました。この暫定憲法は、Changアップグレードを進めるために最小限かつ一時的なものとして設計されています。

新しいガバナンス構造には以下の主要な要素が含まれます:

  1. 憲法委員会(CC): カルダノの方向性を監督する役割を担います。
  2. 委任代表者(DReps): コミュニティの代表として、ガバナンスアクションに対する投票を行います。
  3. ステークプールオペレーター(SPO): ネットワークの運営と安全性の確保に加え、ガバナンスプロセスにも参加します。
  4. ADAホルダー: 直接投票またはDRepsへの委任を通じてガバナンスに参加します。

この新しいガバナンス構造により、カルダノコミュニティは重要な決定に直接関与し、ネットワークの未来を形作ることができるようになります。

Changハードフォーク#1は、カルダノの分散型ガバナンスへの移行の第一段階に過ぎません。約90日後に予定されているChangハードフォーク#2では、オンチェーンガバナンスの最終機能が導入され、完全なガバナンスシステムが稼働する予定です。12月頃に憲法制定会議が開催され、カルダノの新しい憲法が提案される予定です。

この歴史的な移行により、カルダノは世界で最も進んだ分散型ガバナンスシステムを持つブロックチェーンの一つとなり、真の意味でのコミュニティ主導型プラットフォームとしての地位を確立することが期待されています。

DRep(委任代表者)の役割と重要性

カルダノの分散型ガバナンスにおいて、DRep(委任代表者)は極めて重要な役割を担っています。DRepは、コミュニティの声を反映し、カルダノの未来を形作る重要な存在として期待されています。特にDRep はコミュニティのスポークスマンの役割を果たし、ガバナンス活動に関する投票に積極的に参加し、コミュニティ全体の利益を擁護します。

DRepの主な責務

DRepの主な責務は以下の通りです:

  1. ガバナンスアクションへの投票: DRepは、プロトコルパラメータの変更や重要なシステムアップデートに関する投票を行います。これらの決定は、カルダノの技術的および経済的側面に大きな影響を与える可能性があります。
  2. コミュニティの利益の擁護: DRepは、自身に委任したADAホルダーの代表として、コミュニティの集団的利益を守る責任があります。
  3. プロトコル変更の提案と議論: カルダノプロトコルの変更を提案し、コミュニティ内での議論をリードすることも期待されています。
  4. 透明性の維持: DRepとしての活動に関連して受け取った報酬をすべて開示する必要があります。これにより、ガバナンスプロセスの透明性と信頼性が確保されます。
  5. 教育と情報共有: ガバナンスの複雑さを理解し、他のコミュニティメンバーに情報を提供することも重要な責務です。
DRepとしてガバナンスへの参加方法

DRepとしてガバナンスに参加するには、以下のステップを踏む必要があります:

  1. 最新版のcardano-nodeをダウンロードし、ノードを実行する
  2. オンチェーン登録証明書を使用してDRepとして登録する
  3. ガバナンスアクションを特定し、他のDRepとの議論に参加する
  4. Cardano CLIまたは他の投票ツールを使用して投票を行う
  5. 投票時には、投票理由とアンカー(URLとハッシュ)を含める

詳しい方法は以下の記事をご覧ください。

https://sancho.network/roles/drep

なお、これ以外にDRepsになる方法は様々なツールで提供されはじめています。

https://gov.tools:Gov.tools
https://www.1694.io/en:1694.io

これら2つのウェブサイトは、カルダノのガバナンスプロセスに関連するツールを提供しています。

Gov.toolsは、カルダノのガバナンスに参加するためのツールセットを提供するプラットフォームです。主な機能には以下が含まれます:

  • ガバナンスアクションの提案と閲覧
  • 投票機能
  • DRep(委任代表者)の登録と管理
  • ガバナンス関連の統計情報の表示

このサイトは、カルダノコミュニティがガバナンスプロセスに直接参加し、提案を作成し、投票を行うための使いやすいインターフェースを提供することを目的としています。

1694.ioは、CIP-1694(カルダノの分散型ガバナンスメカニズムに関する提案)に特化したサイトです。主な特徴は以下の通りです:

  • CIP-1694の詳細な説明と解説
  • ガバナンスメカニズムの各要素(憲法委員会、DRep、SPOなど)の役割説明
  • ガバナンスアクションの種類と ratification 要件の解説
  • 投票プロセスの説明
  • 実装計画や今後の課題についての情報

このサイトは、CIP-1694の提案内容を詳細に解説し、カルダノコミュニティがこの新しいガバナンスモデルを理解し、議論するための情報源となることを目的としています。

両サイトとも、カルダノの分散型ガバナンスへの移行をサポートし、コミュニティの参加を促進するために設計されています。Gov.toolsがより実践的なツールを提供しているのに対し、1694.ioは主に教育的・情報提供的な役割を果たしています。

コミュニティ代表としての期待

DRepには、コミュニティの代表として以下のような期待が寄せられています:

  1. 専門知識の活用: 特定の分野に特化したDRepが、その専門知識を活かしてより質の高い意思決定に貢献することが期待されています。
  2. 積極的な参加: ガバナンスプロセスに積極的に参加し、常に最新の情報を把握することが求められます。
  3. 長期的ビジョンへの貢献: カルダノの将来の方向性を形作る重要な決定に参加することが期待されています。
  4. コミュニティとの対話: コミュニティからのフィードバックを収集し、ガバナンスの議論において構成員の利益を代表することが求められます。
  5. 倫理的行動: 高い倫理基準を維持し、コミュニティの信頼を得ることが重要です。

DRepの役割は、カルダノの分散型ガバナンスの中核を担う存在として非常に重要です。彼らの活動を通じて、カルダノは真の意味でのコミュニティ主導型プラットフォームとしての地位を確立し、持続可能な発展を遂げることが期待されています。

SIPOのDRep登録: 新たな挑戦

カルダノの分散型ガバナンスへの移行が進む中、SIPOはDRepとして新たな挑戦を開始しました。この節では、SIPOのDRep登録とその意義、そして今後の活動方針について詳しく説明します。

SIPOのDRep ID取得

Changハードフォーク#1の実施により、DRepの登録が可能になりました。SIPOは早速この機会を活かし、DRepとして登録を完了し、以下のDRep IDを取得しました:

DRep ID:

drep120m237kstm7pzywv5nwtjm8gj8dl55j9nupwlkapz77mgv7zu7l

これらのIDは、ADAホルダーがSIPOにガバナンス権を委任する際に使用できます。

DRepとしての目標と活動方針

SIPOは、DRepとして以下の目標と活動方針を掲げています:

  1. カルダノの持続可能な分散型ガバナンスの構築: 2017年からのADAホルダーとしての知見、SPOとしての経験、そして2600本以上のブログ記事による情報発信の実績を活かし、カルダノの分散化のコアバリューを守りつつ、社会に適合させ拡張するための提案を精査・評価し、投票を行います。
  2. 現実世界との接点構築: カルダノがブロックチェーン業界を超えて、現実世界を変革するような接点とインパクトを構築することを目指します。具体的には、Web3.0ベースの持続可能な循環型地域活性化システムの構築・運営に取り組みます。
  3. 次世代のコンセンサス形成モデルの開発: 縄文時代の文化と社会のあり方を参考に、「NEO縄文+ブロックチェーン+AI」という新しいボトムアップ型の研究を目指します。
  4. グローバルな視点と地域に根ざした活動の融合: 地域レベルでの活動をグローバルに展開し、カルダノの持続可能な分散型ガバナンスの構築と運営に貢献します。
  5. 流動性民主主義の推進: 特定のグループや立場にとらわれず、コミュニティ全体を擁護する立場から活動します。同時に、直接投票の機能を最大限に活用することも推奨します。

関連記事:

カルダノの持続可能な分散型ガバナンス構築への貢献

SIPOは、以下の方法でカルダノの持続可能な分散型ガバナンス構築に貢献していきます:

  1. 情報共有と教育: カルダノに関する最新の情報や研究結果を継続的に共有し、コミュニティの教育に貢献します。
  2. ユースケースの開発と実装: 地域活性化システムなど、具体的なユースケースを開発・実装し、そこから得られた知見をカルダノのガバナンスに反映させます。
  3. グローバルなネットワーキング: 様々な専門性や考えを持った人々との接点を構築し、多様な視点をガバナンスに取り入れます。
  4. 透明性の維持: DRepとしての活動や受け取った報酬を透明性高く公開し、信頼性の確保に努めます。
  5. 長期的視野に基づく提案と投票: カルダノの長期的な発展を見据えた提案を行い、責任ある投票行動を取ります。

SIPOのDRep登録は、カルダノの分散型ガバナンスへの重要な一歩です。ADAホルダーとしての経験、SPOとしての知見、そして情報発信者としての実績を活かし、SIPOはカルダノの持続可能な発展と、ブロックチェーン技術の社会実装に向けて積極的に貢献していきます。

SIPOのカルダノにおける取り組みと今後の展望

SIPOは、カルダノエコシステムの発展と分散型ガバナンスの実現に向けて、多角的なアプローチで活動を展開しています。ここでは、SIPOの主要な取り組みと今後の展望について詳しく見ていきます。

SITION STAKE POOLの運営

SIPOは、SITION STAKE POOLとして[SIPO]、[SIPO2]、[SIPO3]の3つのステークプールを運営しています。これらのプールは、カルダノネットワークの安定性と分散化に貢献しています。

  • 2024年9月6日現在、合計31,103のブロック生成に成功
  • 安定した運用と高い信頼性を維持
  • コミュニティへの還元を重視し、持続可能なプール運営を実践

SIPOは、ステークプールオペレーター(SPO)としての経験を活かし、カルダノネットワークの健全な発展に寄与しています。今後も技術革新に対応しながら、安定したサービスを提供し続けることを目指しています。

リサーチ・コンサルテーション活動

SIPOは、暗号資産・ブロックチェーン、特にカルダノに関する包括的な研究と情報提供を行っています。

  • SITIONリサーチ:最新の技術動向や市場分析を提供
  • SITIONコンサルテーション:企業のカルダノ・ブロックチェーン導入をサポート
  • 2,600本以上のブログ記事を通じた情報発信

これらの活動を通じて、SIPOはカルダノエコシステムの理解促進と採用拡大に貢献しています。今後は、より専門的な分析や実用的なユースケースの開発にも注力していく予定です。

地域活性化システムの構築プロジェクト

SIPOは、株式会社サイモンズと協力して、カルダノブロックチェーンを活用した革新的な地域活性化システムの構築に取り組んでいます。

  • イザナミプロジェクト:ポイントと暗号通貨を活用した持続可能な循環型地域活性化システム
  • Web3.0ベースの社会インフラ構築を目指す
  • 日本独自のビジネスモデルをグローバルに展開する可能性

このプロジェクトの主な特徴と目標は以下の通りです:

  1. デジタルインフラの構築: ブロックチェーン技術を用いて、地域経済を活性化させるデジタルインフラを提供します。
  2. マイクロファイナンスの展開: ポイント、トークン、現金等を統合し、新しい形のマイクロファイナンス事業を展開します。
  3. 社会貢献モデルの構築: ポイントを活用した新しい寄附システムを通じて、社会貢献の新モデルを提案します。
  4. グローバル展開: 日本で成功したモデルを標準化し、海外での展開を目指します。

SIPOは、このプロジェクトを通じて、カルダノの実用的なユースケースを創出し、ブロックチェーン技術の社会実装を加速させることを目指しています。

今後の展望

SIPOは、これらの活動を通じて、カルダノエコシステムの発展と分散型ガバナンスの実現に向けて以下の目標を掲げています:

  1. カルダノの技術的進化に合わせたステークプール運営の最適化
  2. より深度のあるリサーチと実践的なコンサルテーションサービスの提供
  3. イザナミプロジェクトの本格展開と他地域(海外)への拡大
  4. DRepとしての活動を通じた、カルダノガバナンスへの積極的な貢献
  5. グローバルなカルダノコミュニティとの連携強化

SIPOは、これらの取り組みを通じて、カルダノが目指す「世界中の人々に力を与える」というビジョンの実現に貢献し、ブロックチェーン技術による社会変革の最前線で活動を続けていきます。

SIPOへのDRep委任方法:Gov.tools

カルダノの分散型ガバナンスに参加する方法の一つとして、DRepへの委任があります。SIPOへの委任を希望される方のために、具体的な手順を説明します。

DRep IDの紹介

SIPOは、カルダノのDRepとして正式に登録を完了し、以下のDRep IDを取得しています:

DRep ID

DRep ID (CIP-105:Legacy)

drep120m237kstm7pzywv5nwtjm8gj8dl55j9nupwlkapz77mgv7zu7l

これらのIDは、ADAホルダーがSIPOにガバナンス権を委任する際に使用します。どちらのID形式も有効ですので、お使いのウォレットに適した形式をご利用ください。

Gov.toolsを使用してDReps(委任代表者)に委任する方法

Gov.toolsを使用してDReps(委任代表者)に委任する方法は以下の通りです:

  1. まず投票したい自分のウォレットを用意して右上の「Connect Wallet」から接続します。現在使えるのはYoroi、Lace、Eternlです。
  2. Gov.toolsのダッシュボード(Dashboard)にアクセスします。
  3. ダッシュボード上の「Delegate your Voting Power」(投票権を委任する)パネルにある「View DRep Directory」(DRepディレクトリを表示)ボタンをクリックします。
  4. 次の画面では以下の選択肢があります:
  • 特定のDRepを選択して委任する:SIPOへ委任する場合はこちらから直接詳細ページへリンクできます。
  • 自分自身に委任する(直接投票を行う場合)
  • 委任を解除する(No Confidence投票)
  1. DRepディレクトリから希望するDRepを見つけるか、検索窓にDRepのID(SIPO:「drep1yffld2866p00cyg3ejjdewtvazgah7jjgk0s9m7m5ytmmdq33v3zhk」、または「drep120m237kstm7pzywv5nwtjm8gj8dl55j9nupwlkapz77mgv7zu7l」)を直接コピー入力します。
  2. SIPOへ委任する場合はこちらから直接詳細ページへリンクできます。
  3. 委任したいDRepのリスト右端の「Delegate」をクリックします。ウォレットを接続していない場合は「Connect to Delegate」をクリックします。
  4. ウォレットのポップアップウインドウの委任内容を確認し、トランザクションに署名(ウォレットのパスワードを入力)して送信します。
  5. トランザクションが承認されると、指定したDRepに投票権が委任されます。

注意点:

  • 委任には少額のトランザクション手数料がかかります。
  • 委任後も、ADAはあなたのウォレット内に残り、いつでも自由に使用できます。
  • 委任先の変更や解除はいつでも可能です。

Gov.toolsは、カルダノのガバナンスプロセスをより使いやすくするためのインターフェースを提供しており、DRepへの委任をシンプルかつ直感的に行うことができるようになっています。

SIPOへの委任を通じて、カルダノの分散型ガバナンスに参加することができます。ただし、直接投票も重要な選択肢の一つです。SIPOは、コミュニティメンバー一人一人が自身の判断で直接投票に参加することも推奨しています。

今後、より多くのウォレットやDappsがDRep委任に対応していくことが予想されます。新しい委任方法や対応ツールについては、随時情報を更新し、コミュニティに共有していく予定です。

カルダノの分散型ガバナンスへの参加は、エコシステムの未来を形作る重要な一歩です。SIPOは、コミュニティメンバーの皆様と共に、カルダノの持続可能な発展に貢献していくことを楽しみにしています。

カルダノの未来: 分散型ガバナンスの可能性

カルダノの分散型ガバナンスの導入は、ブロックチェーン技術の新たな地平を切り開くものです。この革新的なアプローチは、単なる技術的進歩を超えて、社会全体に広範な影響を与える可能性を秘めています。

グローバルな影響力の拡大

カルダノの分散型ガバナンスモデルは、グローバルな規模で影響力を拡大する潜在力を持っています。

  1. 国際協力の促進: カルダノのプラットフォームは、国境を越えた協力と意思決定を可能にします。これにより、グローバルな課題に対する協調的なアプローチが促進されます。
  2. 金融包摂の実現: 世界中の銀行口座を持たない人々に金融サービスへのアクセスを提供することで、経済的機会を拡大し、貧困削減に貢献する可能性があります。
  3. 透明性と信頼の向上: ブロックチェーン技術の透明性により、国際援助や開発プロジェクトの資金の流れを追跡し、効率性と説明責任を向上させることができます。
社会変革の触媒としてのカルダノ

カルダノは、技術的イノベーションを超えて、社会変革の触媒となる可能性を秘めています。

  1. 教育の民主化: ブロックチェーンを活用した分散型学習プラットフォームにより、世界中の人々が質の高い教育にアクセスできるようになります。
  2. 持続可能な開発の促進: カルダノの技術は、環境保護や持続可能な資源管理などの分野で革新的なソリューションを提供し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する可能性があります。
  3. ガバナンスの革新: カルダノの分散型ガバナンスモデルは、より透明で参加型の意思決定プロセスを実現し、既存の政治システムに新たな視点をもたらす可能性があります。
コミュニティの力を結集した新時代の幕開け

カルダノの未来は、コミュニティの積極的な参加と協力にかかっています。

  1. 集合知の活用: 分散型ガバナンスにより、世界中の多様な知識と経験を持つ個人がカルダノの発展に貢献できるようになります。
  2. イノベーションの加速: コミュニティ主導の開発により、新しいアイデアや解決策が迅速に生み出され、実装される可能性が高まります。
  3. 適応性と柔軟性: コミュニティの直接参加により、カルダノは急速に変化する世界のニーズに迅速に適応し、進化し続けることができます。

カルダノの分散型ガバナンスは、ブロックチェーン技術の可能性を最大限に引き出し、より公平で持続可能な世界の実現に向けた重要な一歩となる可能性があります。グローバルな影響力の拡大、社会変革の触媒としての役割、そしてコミュニティの力の結集により、カルダノは単なる暗号通貨プラットフォームを超えて、より良い未来を築くための強力なツールとなる可能性を秘めています。

この新時代において、SIPOを含むすべてのステークホルダーが、カルダノの分散型ガバナンスの成功に重要な役割を果たします。私たち一人一人が、この革新的なエコシステムの一部となり、その発展に貢献することで、技術と社会の融合がもたらす無限の可能性を探求し続けることができるのです。

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エポック507終了時点ステーキング動向
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SIPOエポック507ステーキング報告
SIPO2エポック507ステーキング報告
SIPO3エポック507ステーキング報告
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カルダノエコシステムとSITION

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