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Project Catalyst Fund11の最新情報と新ルールについて

2023年11月15日に開始されたProject Catalyst Fund11は、総額50百万ADAの資金をもって、カルダノのエコシステムに重要な進歩をもたらします。このイニシアチブは、カルダノコミュニティと協力してProject Catalystを進化させる進歩的なステップを示しています。

今回Daniel Ribar氏のツィートをもとにProject Catalyst Fund11の最新情報と新ルールについてお知らせします。

Fund11の詳しい情報はこちらもご参考ください。
https://docs.projectcatalyst.io/project-catalyst-funds/current-fund/fund11

Project Catalyst Fund11のタイムライン

Project Catalyst Fund11のタイムラインは次の通りです。

  • 開始日: Fund11は2023年11月15日に、Project Catalystのタウンホールで開始されました。
  • 提案提出開始: 提案の提出は2023年11月16日の11:00 UTCから開始されました。
  • 提案提出締切: 提案の締切は2023年11月30日の11:00 UTCです。
  • コミュニティレビューステージ: このステージは2023年12月14日から2024年1月25日まで行われます。
  • 投票期間: 投票は2024年1月25日から2月8日まで行われます。
  • 投票結果発表: Fund11の投票結果は2024年2月15日頃に発表される予定です。
  • プロジェクトオンボーディング: プロジェクトのオンボーディングは2024年3月に開始される予定です​
Fund11の新しい資金調達カテゴリー

Fund11は、提案されたアイデアの準備状況に基づいて分類された、ブロックチェーンアプリケーションとユースケースに焦点を当てた新しい資金調達カテゴリーを導入します。これらのカテゴリーには、カルダノのユースケース、カルダノオープン、カタリストシステム改善が含まれます。各カテゴリーには、カルダノのユースケースに対するコンセプト、ソリューション、プロダクトなど、特定のトラックがあり、プロジェクト開発の異なる段階に対する資金調達のための構造化されたアプローチを提供します。

カルダノのユースケースの総予算

カルダノのユースケースの総予算は22,500,000 ADAで、これら三つのトラックに均等に分割されています。カルダノオープンカテゴリーには21,000,000 ADAの予算があり、デベロッパーとエコシステムのトラックに分割されています。最後に、カタリストシステム改善カテゴリーには、研究開発ソリューションに焦点を当てた3,000,000 ADAの予算があります。

さらに、Fund11は、資金提供されたプロジェクトのオンボーディングやレビューアー、モデレーター、マイルストーン検証者としてのサービスに対してコミュニティメンバーを補償する追加の機会を提供します。これは、カタリストのコミュニティ主導のアカウンタビリティモデルを支援します。

Project Catalystに積極的に参加したい方は、カタリストのコラボレーションプラットフォームでアカウントを作成し、メーリングリスト、Discord、Telegramコミュニティなど様々なチャンネルを通じて最新情報を入手することができます。

Fund11から導入された提案に関する新しいルール

新しいこと Fund11では、提案の受付は以下の三つカテゴリに整理されています。 カルダノのユースケース(Cardano Use cases)、カルダノオープン(Cardano Open)、カタリストシステム改善(Catalyst Systems Improvement)のそれぞれに独自のトラックがあります。

Fund11には以下も含まれます。

応募者は、すべてのカテゴリを通じて最大5つのCatalyst提案を主導または共同提案することができます。5つ以上の場合は、最初の5つの公開エントリのみが資金提供の対象となり、残りはアーカイブされます。

F11の資金を申請するためには、F7以前の未解決のアクティブなプロジェクトは存在しない必要があります。このような未解決のプロジェクトは、F11のコミュニティレビューステージの開始前に正常に完了/終了する必要があります。

F8以降で5つ以上のアクティブなプロジェクトの主導提案者および共同提案者は、F11の提案を提出する前の6か月間に少なくとも3回の月次レポートを提出している実績が必要です。

残りの資金ロジックでは、Cardano Use CasesのProductトラック、および両方のCatalyst Systems Improvementトラックは、草の根のイノベーションに重点を置くために除外されます。

すべてのカテゴリにおいて、F11での投票はYes/Abstainのメカニックで行われ、ダウンボートは完全に削除されます。

「Yes/Abstain(賛成/棄権)メカニック」とは?

今回新しく導入されたProject Catalyst Fund11における投票システムにおける「Yes/Abstain(賛成/棄権)メカニック」は、投票者は提案に対して「賛成(Yes)」か「棄権(Abstain)」のいずれかを選ぶことができますが、「反対(No)」という選択肢はありません。

  • 賛成(Yes): 投票者が提案に賛成し、支持することを意味します。
  • 棄権(Abstain): 投票者が提案に対して肯定的でも否定的でもない立場をとることを意味します。これは、中立的な立場を示すか、または十分な情報がないなどの理由で具体的な意見を示さない場合に選択されます。

このような投票メカニックは、投票プロセスを単純化し、投票者により明確な選択肢を提供することを目的としています。また、反対票を排除することで、否定的なキャンペーンや過度に競争的な環境を防ぐ効果がある場合があります。その結果、提案に対する支持度をよりポジティブな観点から評価することが可能になります。

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