2022年12月10日エイダ・ラブレスの誕生日を記念して、LaceのPreProdバージョンがリリースされました。
PreProductionネットワークは、テストトークンを使ってプロトタイプを試したり、機能やコードを操作してメインネットのローンチ前にフィードバックを提供したりできるサンドボックス型のテスト環境です。
Lace PreProdを試す
Lace PreProdは、PreProduction Testing Environmentで一般に公開されているLaceの最新バージョンです。Lace PreProdは、次期メインネットインタフェースを反映し、同一の機能を有しています。
Lace PreProdでは、ユーザーはテストトークン、新機能、コードを試し、インターフェイスと機能を理解し、メインネットのローンチに先立ってフィードバックを提供することができます。
Lace PreProdをインストールする
Lace PreProdは、現在Chromeブラウザの機能拡張版としてのみ利用できます。
上記の公式サイト右上もしくは左下の『Try Lace on PreProd』をクリックします。
するとchromeウィエブストアに進みますので、『Chromeに追加』をクリックすると、
インストールが終わると下記の画面がブラウザに表示されます。
新規ウォレットを作成する
では実際に新規ウォレットを作成してテスト版を試してみましょう。
新規ウォレットを作成するには、下記サイト画面の左側+New Walletの『Create』ボタンをクリックします。
すると「利用規約」が現れますので、枠内をスクロールして、ボックスをチェックして『Next』をクリックします。
このテストバージョンはあくまでも、ユーザーのLace体験を最高のものにするため、ブラウザの分析データを共有することで、Laceの品質とパフォーマンスを向上させる目的で利用されます。
『Confirm』をクリックすると、下記のようなウォレット名を入力する画面が表示されます。適当なウォレット名を入力して『Next』をクリックしてください。
次に下記のような画面になりますので、適当な送信用のパスワードを入力し、『Next』をクリックしてください。
次に下記のような「Keeping your wallet secure」画面が現れ、24語の秘密のパスフレーズを書き留めます。書き留める準備ができたら、『Next』をクリックしてください。
24語の秘密のパスフレーズは、あなたのLaceウォレットのマスターキーのようなものです。次の3つのスクリーンに分割して表示されますので、それを書き留めます。パスワードを紛失した場合、あなたの財布と資金にアクセスする唯一の方法となりますので、大切に保管してください。
秘密のパスフレーズを書き留め『Next』をクリックすると、下記の画面になり、書き留めた秘密のパスフレーズを入力します。
それでは、秘密のパスフレーズが正しいかどうか確認してみましょう。パスフレーズの各単語を正しい順序で入力し、確認してください。
秘密のパスフレーズを入力し、最後の『Next』をクリックすると下記の画面が現れ、Lace関連の公式SNSなどの登録が可能になります。
『Got to my Wallet』をクリックすると、Laceのトップ画面が現れ、作成したウォレットのアドレスが表示されます。
faucetからテスト用ADAを入手する
次に、テスト用ADAを入手し、新規作成したウォレットに入金してみましょう。
テストADAは、カルダノPreProdネットワーク上のネイティブアセットです。デジタル資産を必要とする様々なLace機能を安全な環境で試すことができ、ご自身のデジタル資産を危険にさらすことはありません。
テスト用ADAは、下記のfaucetサイトにアクセスすることで取得することができます。
faucetとは、テストネットのトークンを無料で提供するウェブベースのサービスです。Cardano testnetsのfaucetは、こちらで確認できます。
faucetを利用するには、まず支払い先が必要です。Lace extensionの右上にあるボタンをクリックし、アドレスをクリップボードにコピーしてください。
faucetにアクセスします。
環境オプションフィールドでPreprod Testnetと、Receive test ADAを選択し、先ほどコピーしたアドレスを貼り付けててください。ロボットではないことを承認して、『REQUEST FUNDS』をクリックしてください。
faucetを使用するたびに、10,000テストADAを得ることができます。蛇口は1日に1回しか使用できません。
すると下記の画面いなります。
次の先ほど作成したLaceウォレットの画面に移動すると、入金されていることが確認できます。
*少し時間がかかる場合もあります。
テスト用NFTを使用できるか?
テスト用NFTはLace PreProdのユーザーには提供されません。しかし、PreProd環境で自分のNFTを鋳造し、他のCardano PreProdアドレスに送信することは可能です。詳しくはこちらをご覧いただき、NMKRにアクセスしてご自身のNFTを鋳造してください。
テストトークンを使って何ができるか?
テスト版ではkかいのようなことがテストできます。
- 任意のPreProdアドレスとテストトークンを送受信できます。
- PreProduction環境上のステークプールにテスト用ADAをステークし、ネットワークに参加することでテスト用ADAで報酬を受け取ります。
- PreProdアドレスにPreProd NFTを保存、送受信、閲覧することができます。
PreProd:PreProductionとは?
PreProdテストネットはサンドボックス化された環境を提供し、ユーザーはメインネット展開の前に製品の試用や中核機能のテストを行うことができます。
PreProdは、本番環境(メインネット)に類似したネットワークで、メインネットにデプロイされる前にリリース機能をテストします。
バグを発見したら?
Lace PreProdの使用中にバグを発見した場合、Laceのサービスデスクプラットフォームでチケットを作成してチームに知らせてください。
もし、他のコメントや、チームや他のLace PreProdユーザーと交流したい場合は、Lace Discordチャンネルに参加してください – 誰でも参加できます 🙂
メインネット(本番環境)のLaceはいつ利用可能になるか?
Lace 1.0のメインネットリリース、およびすべてのLaceのニュースや情報についてのアップデートのために、今すぐ登録してください。