責任ある成長を遂げるカルダノには有望な未来がある
カルダノエコシステムの現状
現在カルダノはスマートコントラクトを搭載し、カルダノエコシステム上では多くのプロジェクトがDAppsの開発を着々と進めています。
Investing.comに掲載された記事「2021年第4四半期に注目すべきカルダノのトッププロジェクト」では、カルダノのスマートコントラクト機能は、DeFiで最もホットなプロジェクトを引き寄せており、すでに100のDeFiプロジェクトがブロックチェーン上に存在し、さらに2,300以上のプロジェクトがデプロイされるのを待っていると伝えています。
また、Investing.comは、”スピード、分散化、グローバルな展開、そして一流のセキュリティを備えたカルダノは、イーサリアム2が遅延に直面している中、より多くのプロジェクトがブロックチェーンに展開することで、再び大規模な動きを見せようとしており、来年には、カルダノがNFT、ステーブルコイン、DEXなどの主要なプロトコルを持つDeFiハブになる可能性が十分にある”と伝えています。
現在のカルダノエコシステムがわかるリストは、『エッセンシャルカルダノリスト:The Essential Cardano list』にも掲載されています。『エッセンシャルカルダノリスト』は完全なオープンソース編集されており、カルダノのエコシステムの概要と付随するマップを提供し、IOG、カルダノ財団、Emurgoの公式リソースや、コミュニティが作成した資料、アクティブなステークプールのリストを含む資料の中央ライブラリが掲載されています。
エコシステムとしては全部で約30のコア・カテゴリーで分類されており、そしてカテゴリー全体では、プロジェクトCatalystを含めると470ほどのプロジェクトが掲載されています。一つ一つにリンクがありますので是非ご参考ください。
このほか多くの資料のリストも掲載されています。
カルダノが将来DeFiや暗号通貨において本当に重要な位置を占めることができるか
nasdaq.comに掲載された記事「Cardano Has a Promising Future, According to Bullish Bank of America」は、Bank of America (NYSE:BAC)から届いた「Digital Assets Primer: Only the first inning」と題した140ページのレポートに、カルダノについて言及された部分を取り上げ、カルダノが将来的にもDeFiiや暗号通貨において本当に重要な位置を占めているという考えを強めることになると伝えています。
バンク・オブ・アメリカは世界最大の金融機関の一つであり、環境、社会、ガバナンス(ESG)を重視し、「責任ある成長」戦略を推進している銀行です。
これは、現在今後カルダノエコシステムでDappsをリリースする準備が順調に行われていることに対する評価でもありますが、それ以上にカルダノがもたらすエネルギー問題、社会性、品質や安全性、ガバナンスなどをみたときに、大きなアドバンテージがあることを評価していると考えられます。
これらの評価をもたらしたカルダノの最近の「責任ある成長」について見ていきましょう。
カルダノの社会性とエネルギー問題
最近カルダノは社会面での功績を評価されて、重要なマイルストーンを達成した世界各地の『最も影響力のあるプロジェクト 2021:トップ50リスト』で、エチオピアにおけるIOHKのパートナーシップが選ばれており、長く続く変化を生み出すための取り組みが評価されています。
また、最近ではBondlyとIO Global社は、カルダノとイーサリアムのネットワークをつなぐ、公式のクロスチェーン「ブリッジ」の作成を発表しており、これによりNFTクリエイターは、エネルギー消費の大きいイーサリアムブロックチェーンからカルダノにNFTを簡単に移行できるようになります。
またこの公式のブリッジにより、NFTクリエイターは、ビットコインの400万倍のエネルギー効率を持つ環境に優しい代替手段を選択することができるようになるとしています。
参考記事:IO GlobalとBondly、カルダノとイーサリアムのネットワークをつなぐ、公式のクロスチェーン「ブリッジ」の作成を発表
カルダノは他のプロジェクトと一線を画すスケーラブルにする設計とパラメータ化のアプローチ
IOGブログ記事『IOGブログ:カルダノ、堅牢性、回復力、そして柔軟性』では、カルダノは何百万人ものユーザーにグローバルに分散してサービスを提供するように設計されており、カルダノプロトコルの重要な特徴は、真のスケーラビリティを念頭に置いて設計されていることであると述べています。
これは、真のグローバルな完全分散型OSにインフラを提供するための長期的な能力だけではなく、パラメータ化のアプローチは、価格変動、ネットワークの飽和、需要の増加などに柔軟に対応できるように設計されていると次のように主張しています。
数多くのプロトコルパラメータが用意されており、ハードフォークを行わなくてもシステムの動作を調整することができます。また、ハードフォークを必要とするような大幅なアップグレードの場合でも、当社のハードフォークコンビネーター技術(HFC)を用いて巧みに管理することができます。
これらのパラメーターを組み合わせることで、現在の堅牢性と信頼性、そしてネットワークの成長や使用状況の変化に応じた機動的なアップグレードパスを提供する、カルダノの重要な差別化要因となっていると述べています。
これはカルダノが既に世界の変化や需要に応じて、柔軟に対応し最適化が可能なシステムであることという事実であり、このことは他のブロックチェーンと比べてもスケーラビリティや持続可能性の面でも大きくリードする特性だと考えられます。
参考記事:IOGブログ:カルダノ、堅牢性、回復力、そして柔軟性
より高品質に安全にDAppsを利用するために
上記のようなプラットフォームの優位性の上にスマートコントラクトや分散型アプリケーションなどのプロジェクトを作ることが可能になったことで、カルダノは開発者の創造性を発揮させるべく、さらにカルダノの到達度と実用性を高めるための二つのプロジェクトが発表されています。
カルダノサミット(CardanoSummit)2021では、コードレベルのセキュリティ脆弱性を防ぐことを目的とした、IOGが開発中の新しい『認証プログラム』と『Plutus Dapps ストア』が発表されました。
IOGは、『認証プログラム』ではカルダノ上のスマートコントラクトのための新しい認証レベルを次のように規定すると発表しています。
- ソースコードが高品質であること
- コントラクトが安全で本来の動作をすること
- そしてその過程で優れた特性や動作を利用していること
これらの用件を満たし認証を取得することで、デプロイメントの前にセキュリティチェックが行われ、スマートコントラクトが更新されても継続的に監査を受けることが可能になります。
この認証は、IOGが構築中の新しい『Dapps ストア』に統合されます。またIOGが保証する認証レベルの証拠となる、暗号化された安全なノンファンジブルトークン(NFT)を提供することを計画しているとのこと。
また『Dapps ストア』は、IOGが開発中のライトウォレットの一部となり、ユーザーはWebブラウザを使ってライトウォレットとdAppStoreにアクセスし、ストアではカテゴリや個々のアプリケーションを閲覧しながら各DAppの認証状況を確認することが可能になるとしています。
そしてユーザーがDAppsを選択する際に、関連する認証状況を確認できるようにすることで、ユーザーがDAppsを選択する際の品質と安全性に対する安心感を提供するとしています。
『Dapps ストア』は分散型アプリケーションのアップルやGoogle のアプリストアのようなもので、世界で初めての試みです。
これは、DAppsの開発者とエンドユーザーの双方にメリットがあります。
これによりユーザーは安心してDappsを利用でき、開発者はプロジェクトの評判を高めることができ、最終的にカルダノエコシステムが責任ある成長を遂げることを可能にします。
これもとても楽しみですね!
参考記事
カルダノ認証と新しいPlutus dAppストア
IOGブログ:カルダノにおけるスマートコントラクトの新しい認定レベル
益々現実味を帯びてくるカルダノのアフリカ展開
現在チャールズ・ホスキンソン氏はアフリカツアーの真っ最中で大きな計画が進行中です。
現在チャールズホスキンソン氏は最初の南アフリカでのツアーの後、ブルンジ、ザンジバルへ赴きました。ブルンジ共和国では、デジタルトランスフォーメーションの未来について、エバリステ・ンダイシミエ大統領閣下との素晴らしいミーティングが行われたとツィートしています。
またザンジバルでフセイン・アリ・ムイニイ大統領と『ブルーエコノミー』に関する素晴らしい会談を行ったとツィートしています。
ブルーエコノミーとは、”海を守りながら経済や社会全体をサステナブルに発展させることを前提とした海洋産業”だそうです。
この後ケニア、エチオピアを訪問する予定で、最後の訪問先はエジプトで、投資家やパートナーと交流します。
カルダノはこのようにアフリカでのブロックチェーン展開を進めている理由は、新興技術はアフリカ大陸の様々な驚くべき主要なソリューションの源となっている現状があります。
CryptoModeの記事『カルダノのアフリカでの大きな計画』によれば、現在、アフリカの地では、先進的なスタートアップ企業や技術ソリューションが数多く生まれていると伝えており、次のように述べています。
例えば、ケニアでは1990年代から携帯電話による銀行業務に大きな変革をもたらしたM-Pesaがあります。M-Pesaを使えば、人々は簡単にお金を送ることができ、銀行口座を持たない人にも手を差し伸べることができるようになりました。同じことが大陸のさまざまな地域でも起きています。現在、南アフリカは、新しいスタートアップ企業や技術ソリューションにとって、アフリカで最も肥沃な土地であると考えられています。
アフリカ展開関する記事はこちらをご覧ください。
参考記事:
『カルダノのアフリカでの大きな計画』
『カルダノ・アフリカ・スペシャルまとめ』
Bloomberg『カルダノ、グローバル・ガバナンスにおける「正当な選択肢」となることを目指す』によると、チャールズ・ホスキンソン氏がカルダノサミット2021で、”この種のインフラ(カルダノ)で国民国家を運営することも可能だ。今日ではなく、3~5年後には間違いなく可能だ”と述べています。また、カルダノは、「アイデアの市場において、少なくともこれらのシステムや制度のいくつかに対する正当な選択肢となるよう、自らを位置づけようとしている」と付け加えています。
責任ある成長を遂げるカルダノには有望な未来がある
いかがでしたでしょうか?現在カルダノは、グローバル・ガバナンスにおける「正当な選択肢」となることを目指す中で、万全の体制のもと、バンク・オブ・アメリカの『責任ある成長』を遂げている真っ最中です。
またカルダノ自体のガバナンスについても、すでに『プロジェクト・カタリスト』は世界一のDAO(分散型組織)であり、より深いレベルでの分散化を目指して邁進しています。
この他にもカルダノの先進性や優位性はたくさんありますが、こうした最近の動きを見ただけでも、世界最大級の米系大手金融グループであるバンク・オブ・アメリカが、『カルダノには有望な未来がある』と述べた理由があります。
Bank of Americaのレポートで、カルダノについて言及された部分は次の通りです。
アップル社のiPhoneがアプリケーションを実現したように、プラットフォームの構築を可能にするデジタル資産が最も価値を高めており、そのトップ3は、イーサリアム(前年比365%増の4,030億ドル)、カルダノ(前年比1427%増の890億ドル)、バイナンス・コイン(前年比1142%増の780億ドル)です。
Bank of America (NYSE:BAC)から届いた「Digital Assets Primer: Only the first inning」
nasdaq.comに掲載された記事「Cardano Has a Promising Future, According to Bullish Bank of America」では、今回の報告書について、以前の報告書では、それまでビットコインに焦点を当てていた(暗号通貨の他の部分にはほとんど焦点を当てていない事実)バンク・オブ・アメリカにとって大きな変化を意味していると述べています。
これはバンク・オブ・アメリカにとって、カルダノが注目している特定の暗号通貨であることを示したと述べています。
このように先進国アメリカでの評価とアフリカでの存在感を手に入れ始めているカルダノは、長い時間と弛まぬ努力の結果、『責任ある成長』を遂げ続けています。これこそが『カルダノには有望な未来がある』と思える理由ですね。
参考記事『強気のバンク・オブ・アメリカによれば、カルダノには有望な未来があるとのこと』
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック297
IOGブログ:カルダノ、堅牢性、回復力、そして柔軟性
ブログ更新:パラメーターに基づいたモジュラー型アプローチで、真のスケーラビリティを念頭に構築されたCardano
ADAが日本の金融庁のホワイトリストに正式記載
Cardano360 10月号:2021年10月29日(金) 01:30開催
IO GlobalとBondly、カルダノとイーサリアムのネットワークをつなぐ、公式のクロスチェーン「ブリッジ」の作成を発表
市場では数少ないエンド・ツー・エンドのNFTプラットフォームの1つであるBondlyは、カルダノブロックチェーンの開発者であるIO Global社と、カルダノとイーサリアムのネットワークをつなぐ、公式のクロスチェーン「ブリッジ」の作成を発表しました。
pool.pmによれば、現在、Cardanoコミュニティが持っているCNFT の入ったウォレット数は『99369』
NFT市場の動向とカルダノ
アロンゾ・ハードフォーク後のカルダノ、何が変わったのか? by Dailycoin.com
Dailycoin.comは、スマートコントラクト機能を獲得したカルダノは、まだ「Ethereum-Killer」の状態には達していないが、カルダノの研究指向の開発と実装のアプローチは人気を博していると伝えています。
さらに、スマートコントラクトが前面に出てきたことで、2021年のカルダノサミットで約束された、NFTやDeFiなどの新製品が間もなく実現することが期待されているとしています。
また記事では、IOHKのCTOであるRomain Pellerin氏は、アフリカはネットワークにとって「新しいシステムを設計する」チャンスであり、未開発のアフリカ市場でステーブルコインやその他のブロックチェーン製品とともにカルダノネットワークを使用できるようになると述べたことを伝えています。
dcSpark CTO セバスチャンさんのインタビュー
2021年第4四半期に注目すべきカルダノのトッププロジェクト
Investing.comに掲載された記事「Top Cardano Projects to Watch Out for in Q4 of 2021」は、2021年第4四半期に注目すべきトッププロジェクトについて伝えています。
カルダノのスマートコントラクト機能は、DeFiで最もホットなプロジェクトを引き寄せており、すでに100のDeFiプロジェクトがブロックチェーン上に存在し、さらに2,300以上のプロジェクトがデプロイされるのを待っていると伝えています。
カルダノは、より多くのプロジェクトがブロックチェーンに展開することで、再び大規模な動きを見せようとしており、その価格は将来的に5ドルになる可能性があると伝えています。
Daedalus 4.4.0がリリース
世界最強のウォレット・ダイダロス4.4.1マニュアル対応
カルダノの素晴らしい一年の行方 by CoinQuora
カルダノブロックチェーンネットワークの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、自身の動画『Brief Update』で、カルダノをスケーラブルにするプロジェクトの一環として、ネットワークはアップグレードされ、開発者がネットワーク上でスマートコントラクトを構築できるようにPABが導入される予定だと発表。
また、ホスキンソン氏は、カルダノチームが南アフリカでのツアーの後、ブルンジ、ザンジバル、ケニア、エチオピア、エジプトを訪問する予定。最後の訪問先はエジプトで、投資家やパートナーと交流する予定。また、ホスキンソン氏は、数え切れないほどの会議があり、その中には3人の国家元首との会議も含まれていることを明らかにしました。
SITIONは、カルダノ・ブロックチェーンを活用した日本発新プロジェクトのコンサルテーションを開始
カルダノの創設者がPABの最新情報とFUDへの対応を発表
Input Output GlobalのCEOであり、カルダノブロックチェーンネットワークの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、計画中のカルダノアップグレードと現在進行中の「アフリカツアー」に関するニュースを自身の動画『Brief Update』で発表しました。
カルダノをスケーラブルにするプロジェクトの一環として、ネットワークはアップグレードされ、開発者がネットワーク上でスマートコントラクトを構築できるようにPABが導入される予定です。
週末にケープタウンで開催されたイベントで、ホスキンソン氏は、カルダノチームが南アフリカでのツアーの後、ブルンジ、ザンジバル、ケニア、エチオピアを訪問する予定。最後の訪問先はエジプトで、投資家やパートナーと交流する予定。また、ホスキンソン氏は、数え切れないほどの会議があり、その中には3人の国家元首との会議も含まれていることを明らかにしました。
これをHeraldsheets.comが伝えています。