準備はいかが!?ついに始まるカルダノ暗号経済2022
カルダノが新たなるステージへ
ついにカルダノが新たなるステージへの躍進を開始しました。1月18日カルダノADAは最高値『187.32円』(18日15:30)をつけ、他の暗号が横ばいか下落基調であるのに対して、24時間で16.4%の上昇、7日間で40.62%の上昇を記録。時価総額ランキングも5位に上昇しています。
このカルダノADAの単独上昇は、SundaeSwapがDEXの開始をメインネットで開始すると発表してから始まりました。これについてカルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、ADAによる巨額の数十億円の流入は「始まったばかり」と述べており、この上昇はカルダノが2022年において本格的なカルダノエコシステムがついに始まったことを意味しています。
カルダノADAの24時間の取引量が、ブロックチェーン全体でイーサリアムを抑えビットコインに次いで2位に
また、17日には実際にカルダノADAの24時間の取引量は、ブロックチェーン全体でイーサリアムを抑えビットコインに次いで2位になっています。
ZyCryptoがこれについて報じたように、カルダノは70億2000万ドルの取引量を記録し、54億ドルの取引量を記録したイーサリアムを事実上打ち負かし、興味深いことに、カルダノネットワークのユーザーは、過去24時間のすべての取引を処理するために合計66,000ドルを支払ったが、イーサリアムではなんと4400万ドルの手数料が支払われていたと伝えています。
イーサリアムの最も好ましい代替品であるカルダノ!?
そして、イーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏は、1月14日のTwitterで、イーサリアムのコミュニティからETHの「最も好ましい」代替品についてアンケートを実施、「イーサリアムコミュニティのための投票。あなたは2035年に目を覚まし、世界のすべての取引+貯蓄の80%がETHではない1つの通貨である。あなたはそれがどれであることを好むでしょうか?」と質問をしたところ、600,697票の投票を得た結果、全体の42%近くがADAを支持しています。
Buterin氏は、投票の候補として、Bitcoin、USD、Solana、Cardano、TRON、BNB、CNY、NEOを適当に挙げています。
これまで多くのFUD(英: Fear, Uncertainty and Doubt、直訳すると「恐怖、不安、疑念」)に悩まされたカルダノADAですが、ついにカルダノエコシステムが始動し、暗号コミュニティの中でも認められてきたという事実が、これまでのFUDが嘘であることを証明した結果となっています。
やがてカルダノはビットコインとイーサリアムを超えていく
次にNASDAQの2022年1月13日の記事『Cardano Is a Better Bet Than Bitcoin and Ethereum Right Now:カルダノは今、ビットコインやイーサリアムよりも良い賭けである』で、文字通りカルダノADAがビットコインとイーサリアムよりも優れていると伝えた記事をご紹介します。
記事は、カルダノはここ数週間で、いくつかの重要なマイルストーンに到達しているとし、ADA-USDは1,500日以上の運用でダウンタイムなしに2,000万トランザクションの大台に乗ったと伝えています。また、カルダノは現在、世界中で100万以上のデジタルウォレットで保有されていることにも注目。これらはいずれも大きな成果であり、秋の暴落からの回復を後押ししていると述べています。
また、先月にリワードトークンのADACash(CCC:ADACASH-USD)が登場し、デビューから1カ月足らずで時価総額3000万ドル、保有者1万人超に達したこともカギとなっていると言及しています。
さらにNASDAQの記事は、カルダノのHydraアップグレードを取り上げ、カルダノ・ブロックチェーン上のトランザクションの処理時間が劇的に改善される予定で、さらにスピードが速くなることで、スマートコントラクトだけでなく、分散型金融に関してもカルダノはさらに有用な存在となるだろうと伝えています。
また、一部のアナリストは、カルダノが最終的にイーサリアムを超えて、分散型金融とスマートコントラクト、およびNFTの主要ブロックチェーン技術になると予想しており、最終的にはイーサリアムやビットコインなどの大きな暗号に匹敵し、最終的には取って代わるだろうと予想していると伝えています。
NASDAQは、1971年に全米証券業協会の主催で世界初の電子株式取引所として設立された証券取引所で米国の代表的な株式市場の一つです。
SundaeSwapがいよいよ始まる!
先に述べたように、SundaeSwapは、カルダノコミュニティが待ちに待ったSundaeSwapのDEXとISOが、日本時間1月21日午前6時44分頃に開始すると発表しました。
このインパクトは相当なもので、発表後すぐにSundaeSwap公認のISOプールのほとんどが飽和状態となり、プールランキングでも上位を占めるなど、コミュニティによる期待の高さが伺えます。
チャールズ・ホスキンソン氏もこれにツィートで言及しています。「Sundaeチームとエコシステムの皆さんおめでとう」と祝辞を述べ、チームにとっては長く険しい道のりだったと労いの声をかけています。また、2022年の”今期はさらに多くのCardano DApps(分散型アプリケーション)がオンライン化されるので、楽しみにしていてください”と述べています。
更なる成長を後押しする2022年中のスケーリングソリューションであるカルダノの『オンチェーンソリューション』と『オフチェーンソリューション』
IOGは新しいブログ記事を2022年1月14日にリリースし、『2022年、カルダノをどのようにスケールアップさせるか』について詳しく伝えています。
記事では、カルダノプロジェクトは、スケーラビリティ、セキュリティ、そして(重要な)分散化という古典的なブロックチェーンのトリレンマに取り組むことに常に力を注いできたとし、コア・プラットフォームの作成を任された組織として、IOGは常に、カルダノの能力を発揮し、その長期的な可能性を実現するために、明確に段階分けされたロードマップを追求してきたことを伝え、これまでの道のりをロードマップを紹介しながら伝えています。
ピアレビューされた学術的アプローチに深く根ざした正式な開発手法とHaskellコードを活用し、未来にふさわしい堅牢で安全なプラットフォームを提供した「Byron・バイロン」。
約3,000人のステークプール運営者のネットワークを通じて、現在世界で最も分散化されたプルーフ・オブ・ステーク・ネットワークの1つとしてカルダノが完成しているとし、この分散化とステークプールの時代を詩人で政治的急進派のパーシー・ビシェ・シェリー(Percy Bysshe Shelley)にちなんでと名付けられた「Shelley・シェリー」。
スマートコントラクトのコア機能をもたらし、DeFiとDAppsへの道を切り開いた「Goguen・ゴウグエン」。
現在、カルダノはPlutusの初期機能が配備された今、IOGは増え続ける開発者コミュニティと協力しながら、Plutus言語の表現力と提案全体を進化させ続けているとし、「Basho・芭蕉」のステージに入り、最適化とスケーリングにさらなるエネルギーを注いでいると伝えています。
これらの基盤の上に、DAppエコシステムの成長に対応するための容量とスループットを着実に増やし、まずは数十万、そして数百万人の新規ユーザーを取り込んでいくと述べています。
今年中にはこの次の段階である『スケーリング』を追求していくとし、パラメータの調整、改善、拡張、その他のイノベーションのすべてが、2022年の間にカルダノの容量とスループットを着実に増加させる役割を果たすだろうと述べています。
その一方で、カルダノは配慮された安全なアプローチを維持するとし、需要が高い時期、ネットワークが混雑する時期を見据え、カルダノの成長に合わせて最適化し、拡張していくアプローチをとっています。
この記事は2022年中のスケーリングについて、『オンチェーンソリューション』と『オフチェーンソリューション』の二つに分け合計11の方法を次のように説明しています。
オンチェーンソリューション
『オンチェーンソリューション』とは、レイヤー1つまりメインチェーンの最適化です。
- ブロックサイズの拡大:ブロックが大きければ大きいほど、より多くのトランザクションを運ぶことができるので、ブロックサイズは最近8KB増加し、72KBになりました(12.5%の増加)。継続的なシステム監視とネットワーク全体の健全性に基づいて、さらなる増加が適用される予定。
- パイプライン:検証と伝搬を一体化してブロックの伝搬時間を改善する。
- インプット・エンコーダー:トランザクションを事前に構築されたブロックに分離できるようにすることで、ブロック伝搬時間とスループットを向上させることで、ブロック伝搬時間の一貫性が改善され、より高いトランザクションレートを実現できる。
- Plutusのメモリ/CPUパラメータ:チェーン全体でメモリの使用効率を向上させる。具体的には、Unspent Transaction Output (UTXO)の処理、ステーク分配、ライブ・ステーク分配とプール、ハッシュ表現においてメモリが改善されている。
- Plutusスクリプトの強化:スマートコントラクトの最適化により、強力なEUTXOモデルをさらに効果的に使用できるようになる。
- ノードの機能強化:エポック間のステークとリワードの計算が均等になり、ブロックサイズの増加に対してより大きな余裕が生まれる。また、メモリ使用量もより効率的になる。メモリ圧縮によりRSSのフットプリントが減少し、メモリ共有によりインスタンス化されるデータの量が減少。2022年1月からのノードバージョン1.3.3では、エポック境界を含む重要なポイントでのピーク負荷が軽減されている。
- オンディスクストレージ:RAMに制約のあるシステムでも、十分なストレージがあればノードを動かすことができ、メモリがスケーラビリティのボトルネックにならなくなる。これにより、ブロックチェーンの状態が大きく成長することが期待される。
オフチェーンソリューション
『オフチェーンソリューション』とは、サイドチェーンやレイヤー2と呼ばれるメインチェーン以外ので」行われるアプローチです。
- サイドチェーン:メインブロックチェーン(「メイン」チェーン、親チェーンとも呼ばれる)に接続された別のブロックチェーンで、あるチェーンからトークンやその他のデジタル資産を別のチェーンで使用し、結果を元のチェーンに戻すことができる双方向メカニズム(「ブリッジ」)を通しています。必要に応じてチェーン間で資産を移動させることができます。1つの親チェーンに複数の相互運用可能なサイドチェーンを接続することができ、それらのチェーンは全く異なる方法で動作することができます。Cardanoに搭載されるEVMサイドチェーンには、dcSparkのMilkomedaとIOGのMambaが含まれる。
- Hydra(ハイドラ):同型のステートチャンネルを導入することで、スループットを最大化し、レイテンシーを最小化し、コストを低く抑え、ストレージの必要量を大幅に削減。Hydraは、メインチェーンの台帳を安全な決済レイヤーとして使用しながら、オフチェーンでの取引を処理する、より効率的な手段を提供。
- オフチェーンコンピューティング:非同期契約実行(ACE)など、計算の一部をオフロードすることで、コアネットワークの効率性を高めることがでる。取引はブロックチェーン自体の外部で行われるが、信頼モデルを介して高速で安価な取引を提供することが可能。
- Mithril(ミスリル):より高いスケーラビリティを実現するには、参加者数に対数的に依存する重要なオペレーションの複雑さに対処する必要がある。Mithrilは、信頼を維持しながらチェーンの同期を改善する。その結果、セキュリティ機能を損なうことなく、高速かつ効率的なマルチシグネチャのアグリゲーションが実現。
2002年春の訪れとともに
カルダノエコシステムが始動した2022年のカルダノは、いよいよ世界を変えるという大いなる航海に出ました。カルダノが研究してきたビットコインとイーサリアムから多く学び、より高品質で効率的な設計によりスケーラビリティ、セキュリティ、そして(重要な)分散化というブロックチェーンのトリレンマを解決したプラットフォーム上で、世界をまたにかける多くのDappsプロジェクトがリリースされます。
現在テストネットで200以上のDappsプロジェクトがリリースの準備を進めており、今年の春はこれまでに何度も述べてきたように、未知の世界が幕を開けることになるでしょう。
本当に2022年は歴史を変えるカルダノブロックチェーン展開が始まったのです!もうワクワクドキドキで楽しみですね!
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック314
CDAとIOGが提携 by Cardano DeFi Alliance
カルダノ・DeFi・アライアンス(CDA)とIOGが連携して、より完全に機能するカルダノDeFiエコシステムの到来を加速させることに注力するこを目指すと発表しています。
IOGブログ:DeFiの謎解き
2022年に飛躍的に成長するカルダノのエコシステムにおいて、今こそDeFiの背後にある基本原理と専門用語を理解する時です。
IOGブログ:IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門が開発の俊敏性を向上させる
社内にIOGデベロッパーエクスペリエンス部門を新設し、開発の俊敏性を高めます。社内プロセスから始め、より良いソリューションの構築とカルダノ開発体験の最適化に取り組んでいます。
カルダノ(ADA)の進捗にチャールズさんは満足!!遅延の過程にも学ぶことがある。価格予想も少し♪
2022年は企業がブロックチェーン展開に参入する絶好のタイミング
IOGブログ:2022年、カルダノをどのようにスケールアップさせるか
スマートコントラクトの中核機能が配備された今、カルダノの次の段階はパフォーマンスの最適化とスケーリングに焦点が当てられています。そして、それはここから始まります…