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2022年は企業がブロックチェーン展開に参入する絶好のタイミング(追加更新):ニュース動向 & ステーキング状況 in エポック313

2022年は企業がブロックチェーン展開に参入する絶好のタイミング

IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門

IOGが新しいブログ記事『IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門が開発の俊敏性を向上させる』をリリースしました。カルダノでこれからDapps開発、ブロックチェーンによるプロジェクトを展開しようとする企業にとっては、カルダノの開発会社であるIOGとどのように協業していくかは、非常に重要な要素となってくる部分です。

特にビジネスモデルが既にありブロックチェーンとの親和性、ブロックチェーンを導入することによるビジネスチャンスの拡大を見込める企業にとっては、現在のカルダノをはじめとするパブリックブロックチェーン上でビジネスを展開することは、絶好のタイミングが到来していると感じています。

IOGは、ブログで次のように述べています。

グローバルな展開と機能強化を目的に設計されたカルダノは、現在、中核となる機能から、生きているスマートコントラクトプラットフォームへと移行しつつあります。段階的な最適化と科学的に検証されたシステムの改良が、カルダノの成長と成熟の道を切り開く。

IOGブログ:IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門が開発の俊敏性を向上させる

カルダノの目標は、社内の開発者と幅広い開発者エコシステムの両方が、カルダノ上で構築する際に首尾一貫した経験を持つことを保証することであり、より広い機能と用途を付与するための努力は、内部のプロセスから始める必要があるとしています。

そこで、カルダノを構築しデプロイするすべての人に柔軟で一貫した環境を提供するため、IOGは開発の俊敏性を向上させる新しい社内体制を構築することになりました

IOGでは、開発者が日々の業務で使用するツールに邪魔されない環境を構築するため、Moritz Angermannが率いるDevX(Developer Experience)部門を新たに設置しています。

ブログによれば、カルダノは多機能なスマートコントラクトの開発プラットフォームですが、まだ初期段階であり、台帳やネットワークは徐々にアップグレードしながら進めています。カルダノは世界中の何百万人ものユーザーに提供できるように設計されているため、需要の増加に応じて柔軟に対応できるようにしており、ネットワークの成長とともに、スケーラビリティやスループット特性を向上させるために、プロトコルのパラメータをチューニングしていると説明しています。

DevX部門は、継続的な台帳のアップグレードと最適化を可能にするツールを作成しており、このツールは、開発者のニーズに応え、様々な構築ライブラリをより有効に活用できるようにするものであると説明しています。

2022年はまさに企業によるプロックチェーン展開の絶好のタイミング

パイオニアとしての新しい市場への早期参入は、非常に大きなチャンスがありますが、逆にとてもチャレンジングなことであるため、タイミングを間違うとビジネス的には大きなリスクも伴います。

インターネットが導入された初期の頃と同じく、現在ブロックチェーン上でビジネスを展開することは、一年早くても一年遅くても、そのタイミングを間違うと、無駄な投資になるリスクが高まります。

特に技術の進展状況や開発リソースの見積りを間違うと、無駄な空白が生じるため、どんなにいいビジネスモデルでも、資金はすぐに枯渇し成功することは難しくなるでしょう。

現時点でブロックチェーン関連の市場は、DeFi、NFT、DID、DAO、Dapps、DX、GameFi、メタヴァース、デジタルインフラなどが考えられます。これらはちょうど始まったばかりですが、勢いからして今後これまでのITビジネスをはじめとするビジネスモデルを一新するものばかりです。現在は、インターネット2やWEB3と呼べるような大きな市場の流れとしてのダイナミック転換点にあると言えます。

需要がなければ絵に描いた餅になりますが、新しい経済、市場として見込めることがわかってきているという点においては、企業の2022年のブロックチェーン業界への参入は疑いようのないタイミングに来ていると言えます。

開発リソース

この市場ニーズを満たすビジネスプロジェクトを成功させるためには、開発リソースが必要になってきます。この開発リソースがブロックチェーン業界、カルダノにおいても、2022年はますます成長し成熟してくる局面に入ったと考えます。

その理由を次に述べます。

開発リソースとは、主に『技術』、『人材』、『資金』の3つが考えられます。

現在のタイミングを三つの開発リソースで考えると次のようになります。

第3世代と呼ばれるオープンソースによるパブリック・ブロックチェーンの登場に伴い、上記の新市場を形成するための『技術』が、まさに用意されているタイミングです。そして、必要な技術を集積したカルダノのようなプラットフォームの存在が、『人材』を集積させ多くの交流とコラボレーションをもたらし、日々新しいプロジェクトを構築することが可能になりつつあります。

また、トークンエコノミーや分散型ガバナンスを活用した『資金』調達が容易になることで、更に『.comバブル』時代に見られた勢いそれ以上に、新規プロジェクトを後押しすることが容易になってきています。

また、時代背景も大きな要因となっています。一つはデジタル化におけるグローバル化の進展です。これにより『技術』『人材』『資金』の確保と展開がより簡単になり、コロナ禍におけるリモートワークの進展に伴い、場所を選ばすにビジネス開発と展開が可能になっています。

カルダノは準備が整った

カルダノにおいては、2022年というこのタイミングにおいて、この三つの『技術』『人材』『資金』を集約させるプラットフォームとエコシステムが完成しつつあります。例えば、デベロッパーエクスペリエンス部門は『技術』、パイオニアプログラムは『人材』、IOGのcFundやカルダノのプロジェクト・カタリストは『資金』を調達できる体制が既に完成しています。

特にプロジェクト・カタリストは世界一のDAOとも呼べるコミュニティと資金を動かしており、カルダノのガバナンスモデルとして社会実験を行いながら脅威的な成長を遂げています。参考記事:『世界最大のDAOに成長したプロジェクト・カタリスト

また最近発表されたDeFi市場における信頼度を醸成するため、より完全に機能するカルダノDeFiエコシステムの到来を加速させる『CDAとIOGが提携』も注目に値します。

このような体制づくりと強化が刻々と進んでおり、2022年のカルダノエコシステムにおける新規プロジェクトの開発は、ますます一気に進むことになるでしょう。

事実昨年の9月にスマートコントラクトが導入され、Dapps(分散型アプリ)の開発が可能になったことから、現在カルダノエコシステムにおいては、127199以上のパイオニアプロジェクトが、テストネットで開発を続けており、このうちいくつかのプロジェクトは監査を終えいよいよリリース間近となってます。

そうした中で、カルダノが発表した『IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門』の発表は、まさにそのタイミングであることを物語っています。これはカルダノのようなパブリックブロックチェーン上で、ビジネスの展開を試みるパイオニアたちにとって、IOGのような技術と人材と資金を提供できる存在は、今後のエコシステムの成長にとって大きな後押しになるでしょう。

ブロックチェーンとの親和性の高い日本発プロジェクト『ポイントシステムを活用した持続可能な循環型地域活性化システム』の展開

現在日々『ポイントシステムを活用した持続可能な循環型地域活性化システム』をカルダノに導入するためのプロジェクトを進めていますが、まさにこの『IOG社内に新設されたデベロッパーエクスペリエンス部門』は絶好のタイミングでの朗報ということになりそうです。

創立20周年を迎えた株式会社サイモンズの提供するビジネスモデルは、もう既に市場で展開され、地方自治体への導入と展開が始まっているビジネスモデルです。これは長年培ってきた『ポイントシステム』の経験とノウハウを集約させ、独自にマーケティング手法を導入したことで、社会インフラとも言えるモデルに成長しており、これをブロックチェーン展開することは理にかなったものです。

企業理念を『競争から共生へ』と定め、社会貢献を念頭に入れたビジネス モデルを構築してきた株式会社サイモンズの思想は、まさにブロックチェーンと親和性が高い最大の理由でもあります。同社の主なビジネス領域である『地域の活性化』の取組みは、まさに時代の後押しによってその実を結びつつあり、ブロックチェーンの導入はこれらの取り組みを更に加速させると考えています。

また、サイモンズが日本古来の「三方良し」の考え方をもとに「失効ポイントを地元に寄附」することで、地域創成を手伝い、そのソリューションを提供することが完成している今、ブロックチェーンを導入することは絶好のタイミングとなっているのです。

また、ブロックチェーンを導入することによって更なる成長曲線とビジネスモデルの拡張が期待できるプロジェクトでもあります。

株式会社サイモンズ代表取締役社長である斉川 満氏の新年御挨拶ブログ記事では、次のように述べられています。

ポイントビジネスにおいて、失効した ポイント(雑収入)を利益に回すのではなく、寄附するということは所謂「禁じ手」に近い 行為です(企業経営をより不安定にさせることと言えましょう)。大企業ならいざ知らず中小企業ではあり得ない行為とも言われました。

斉川 満氏の新年御挨拶ブログ記事

こうした思想を実現するために、ガバナンスや分散型金融システム、トークンエコノミーを導入することは、よりオープンな透明性と持続可能性をプロジェクトにもたらすことになる絶好のビジネスモデルとなっているのです。

現在、これらを実現するためにIOGとの協力関係の構築を行なっており、日々の進展に大きな期待が膨らんでいる状況です。カルダノ・コミュニティの皆様、是非2022年の日本発プロジェクトを楽しみにしておいてください。

もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。

ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル

ニュース動向 in エポック313

SIPOのツィッター・フォロワー数が3100を超え
Cardano Node 1.33リリース
ミルコメダのテストネット版が完全公開
SundaeSwapがブログで、数日後にはエキサイティングな発表を行うと言及、また、ブロックチェーンとDEXが初日と立ち上げ後の数週間に示すであろうと予想される運用上の制約と限界について説明

SundaeSwapは、現在テストネットにて、近々リリースする予定のSundaeSwap DEXをテスト運用中で、RuntimeVerificationがSundaeSwapのコントラクトの監査を完了したことから、リリースの準備は着々と進められています。現在SIPOもこのテストネットに30のプールの一つとしてScooperとして参加しています。

ローンチ前にSundaeSwap(DEX)から皆様にお伝えしたい重要な注意点です!!
cardano-nodeの最新バージョン1.33.0

ステーキング状況 in エポック313

SIPOエポック313終了時点ステーキング動向
SIPO、SIPO3、SIPO3エポック313ステーキング報告
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