今まさにカルダノはコミュニティ総出で歴史に挑む時
カルダノの開発の進捗状況は極めて順調
カルダノの創設者でIOHKのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、カルダノ・アフリカツアーからアメリカのコロラドの自宅に戻り、既に7本もの動画をアップしています。現在チャールズさんをはじめカルダノの開発陣、カルダノを支えるコミュニティの方々は、それぞれの立場と方法で暗号世界の最前線で戦っています。
カルダノの開発の進捗状況は極めて順調で、様々なタスクが同時進行し、11月と2月のバベッジ・エラの期間は、変更や改良、最適化などが大量に行われ、開発陣はシステムの性能向上、スループット、スケーリング、ブロックサイズ、パラメータなどを向上させることに集中しています。
そんな中、ホスキンソン氏は最新動画の『Surprise AMA 11/21/2021』で、”2022年に向けての大きな優先事項は、最適化とパフォーマンス改善です。”と伝えています。
先の記事でも伝えた通り、バベッジ・エラでは、最適化することでメモリフットプリントもおそらく50%以上の削減になるとし、データ構造がシステムの中でどのように機能するか、UTXOのためのメモリとハードディスクのハイブリッドストレージなど多くの変更が行われ、スクリプトの圧縮についても行われると説明しています。
また、Plutus言語のアップグレードに伴うhaskellコードも最適化するとし、パフォーマンスのために最適化すると説明しています。
これに加えMithrilやHydraなどのセカンドレイヤーの開発も同時に進められています。
そして、Plutus Application Backend(PAB)のリリースも着々と進められており、最新動画の『Surprise AMA 11/21/2021』では、まもなく段階的にPABはリリースされ、1月にはメインネットとの接続が行われる見通しです。
100以上のDAppsプロジェクトがカルダノネットワーク上で開発
PABは既にテスト・ネットに統合されており、現在、多くの製品でテストされています。
その間にも100以上のDAppsプロジェクトがカルダノネットワーク上で開発を進められており、早いプロジェクトでは、もう間も無くリリースの発表を行うプロジェクトも出てきています。
またIOHK開発陣とDApps開発者とのコラボレーションも良好で、ホスキンソン氏はMeldやSundaeswapなどのプロジェクトと一緒に仕事をして、多くのことを学んでいると言及、まさに前例のない大仕事にカルダノコミュニティが総出で挑んでいる真っ最中といったところでしょう。
事実、現在話題のSundaeSwapのDEXのリリースも最終段階に来ており、Runtime Verification, Inc.による業界最先端のコードおよびプロセスの監査が進められています。完了後できるだけ早くサービスを開始するとし、公式Discordのチャンネルでは、11月の終わりから12月の初旬にかけてのリリースが行われると話しています。
これらの開発は、UTXO、ミスリル、ヒドラ、カタリスト、サイドチェーン、次世代のウロボロスChronosなどなど……膨大な数の機能を提供するために12の開発チームが同時進行しています。
FUDに負けない力
こうした複雑なプロセスをわかりにくいという理由かはわかりませんが、SNSなどで多くの*FUDが流布され、チャールズさんをはじめ開発者をイラつかせていますが、それに耳を傾けず開発に全集中で挑んでいるカルダノ開発チームは、現代のサムライとも言える忍耐力と集中力で、歴史を変える偉大な仕事に立ち向かっています。
今こそがFUDに負けないカルダノコミュニティの力が試される時であり、そうしたことを含めて水面下では非常に力強い前進を続けているカルダノコミュニティの熱量が、日に日に高まっているのを感じざるを得ません。
今まさにカルダノは歴史を変えるために、コミュニティ総出でカルダノエコシステムを広げるための戦いに挑むべき時でもあります。
*FUDは、販売、マーケティング、パブリック・リレーションズ、政治、プロパガンダで使われる修辞および誤謬の戦術の一種
カルダノの目標はビットコインとイーサリアムを超えること
こうした中CoinSharesのデータでは、投資家がカルダノやイーサリアムなどのアルトコインに再び興味を持っていることを論じたレポートを発表しています。それによると、今週はカルダノへの資金流入が顕著に増加し、イーサリアムへの流入とほぼ同額となり、今年の累計額は1億800万ドルに達したとcryptoslate.comが伝えています。
また、ibtimes.comに掲載された記事「Here’s Why Cardano Is The Next Bitcoin」では、カルダノが次のビットコインとなる理由について報じています。
その中でも経験豊富な創業者である、チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、より大きなプレーヤーであるイーサリアム(Ethereum)の共同設立者でもあるることは間違いなく良い兆候であるとし、その分野での信頼性と経験に等しく、ホスキンソン氏がイーサリアムのプロジェクトで学んだことを、カルダノでの作業に活かしていることが想像できると述べています。
またカルダノでは、スマートコントラクト(一定の条件を満たすと自動的に実行される契約)を扱うことができ、カルダノはさまざまな用途の情報を安全に保存できることはとても重要な要素とであると述べています。
例えば、ヘルスケア分野では、医薬品の出所を追跡することができ、偽造薬が薬箱に入りにくくなります。また、農業分野では、製品の原産地や品質を追跡することができます。金融分野では、世界中の人々に銀行業務を提供できるような分散型システムを目指しています。このように、様々な用途に使えることから、数年後にはカルダノが多くの産業で利用されるプラットフォームになる可能性があると伝えています。
また、この他にも、カルダノには興味深い点がいくつかあり、将来的に価値が大幅に上昇する可能性があるとして、まず第一に、トランザクションのスピードは、ビットコインの欠点のひとつである1秒間に処理できるトランザクションの数が30件程度しかないことに比べ、カルダノは1秒間に250件のトランザクションを処理でき、それをさらに向上させようとしているとしています。
さらにもう一つの利点は、カルダノが環境に優しいことで、年間で発電所2基分のエネルギーを使用しており、ビットコインと比べると非常に少ないと指摘。同じ期間に、ビットコインはオランダよりも多くのエネルギーを使用していると説明しています。
最後に、カルダノプラットフォームの背後にある研究と品質は、開発プロセスにおいてピアレビューを採用していること。また、プラットフォームの開発者たちは、カルダノを最高のレベルに引き上げるために、5段階のプログラムを開始し、カルダノが100%自立することでであることをあげ、つまり、カルダノは、ビットコインのすべてになる道を歩んでいるのかもしれないと伝えています。
このようにカルダノの将来性や価値に目を向けて、カルダノへの投資も水面下で進んでいるようです。
まとめ
このようにカルダノは、目先のレースや途中経過を争っているのではなく、最後に真の分散化とそれに伴う経済と社会、そして文明を確立しようとしています。そこに立ちはだかるのはレガシーな権力構造であり、新しい未来を確立しようとする真の分散化のプレイヤー達との綱引きが始まっているということに目を向けるべきです。
その間で揺れ動く群衆の心理には、未来が見えなくなり目先の価格やFUD、混沌に惑わされるという罠が待ち構えています。目先の価格や他のプロジェクトの進捗状況を細かく比較するよりも、少なくとも2022年の今頃、2025年の今頃、どのような世界を見ているかに想像力を発揮し、今を生きることが大事だと思います。
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