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DDoS攻撃を撃退し強靭性を証明したカルダノ、Changハードフォーク暫定ロードマップ公開とICC選挙結果:ニュース動向 & ステーキング状況 in エポック493

DDoS攻撃を撃退し強靭性を証明したカルダノ、Changハードフォーク暫定ロードマップ公開とICC選挙結果

はじめに:カルダノ、未曾有のDDoS攻撃を撃退し、その強靭性を世界に示す

ブロックチェーン技術の最前線を行くカルダノネットワークが、かつてない規模の分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を受けました。しかし、この試練は、カルダノの技術的優位性を証明する絶好の機会となったのです。2024年6月25日深夜、カルダノのブロック10,487,530から始まった攻撃は、各トランザクションで194もの複雑なスマートコントラクトを実行するという手法を用いていました

攻撃者の狙いは、ネットワークに過負荷をかけ、その機能を麻痺させることでした。しかし、カルダノの堅牢な設計と、開発者やSPOたちの迅速な対応により、この攻撃は見事に撃退され、まるでストレステストのような結果になりました。特筆すべきは、ネットワークが攻撃中も安定して稼働し続けたことです。SundaeSwapなどの主要サービスも、通常通りの処理を続けることができました。カルダノはメインネットが稼働して以来6.5年以上の稼働率を維持しています。

さらに驚くべきことに、この大規模な攻撃にもかかわらず、カルダノのネィティブトークンであるADAの価格は安定を保ち、むしろ上昇傾向を示しました。さらに驚くべきことに、攻撃中にもかかわらずカルダノのネイティブトークンであるADAの価格は7%上昇し、0.3964ドルに達しました。

この出来事は、カルダノの技術的強靭性と、そのコミュニティの結束力を如実に示すものとなりました。分散型システムの真価が問われる中、カルダノは見事にその試練を乗り越え、ブロックチェーン技術の新たな可能性を世界に示したのです。

この攻撃を乗り越えたことで、カルダノ・コミュニティは今後の大きな飛躍に向けてますます自信を深める事になるでしょう。

今回はDDoS攻撃を撃退し強靭性を証明したカルダノ、さらにIntersectが始めて主導しているハードフォーク(Chang)の開発ロードマップ(暫定)も公開され、カルダノが堅牢で堅調な動きとその存在感を増しています。6月27日に発表ICCの選挙結果にも大きな注目があります。

そしてイーサリアムの現物ETFの承認動きも出ていることと、ドル円が160円の再び二ヶ月弱で心理的節目を超えたことで、暗号市場を取り巻く動きが、今後のカルダノにも好ましい影響がありそうです。もちろんこれ以上の円安はとんでもない事態を引き起こしそうではありますが。。

今回はこれらのカルダノ近況とそれを取り巻く動きに関して深掘りしてお伝えいたします。

カルダノ、巧妙なDDoS攻撃を撃退 – コミュニティと開発者の迅速な対応が鍵に

6月25日深夜、カルダノネットワークは巧妙に仕組まれた大規模なDDoS攻撃に見舞われました。この攻撃の規模と手法は従来のDDoS攻撃とは一線を画すものでした。しかし、カルダノは大規模なDDoS攻撃を受けましたが、その影響を最小限に抑え、正常に機能し続けています。

攻撃の内容は、
☑️ブロック10,487,530から攻撃が開始。
☑️各トランザクションで194のスマートコントラクトが実行。
☑️攻撃者は1トランザクションあたり0.9 ADAを消費
☑️攻撃者は多数のこれらのトランザクションで各ブロックを埋めている。
☑️使用されているスマートコントラクトは「REWARD」タイプ。

これは、ブロックチェーンネットワークの分散化された特徴によるものですが、カルダノは最近このような耐性を示した最初のネットワークとなりました。

攻撃者は、各トランザクションで194もの「REWARD」タイプのスマートコントラクトを実行し、0.9 ADAを消費するという戦略を採用しました。この手法により、最小限の費用で大量のトランザクションを生成し、ネットワークに過負荷をかけることを狙ったのです。

しかし、カルダノネットワークの堅牢な防御メカニズムが、この攻撃を効果的に緩和しました。特に、拡張版未使用トランザクションアウトプット(eUTxO)モデルの採用が功を奏しました。このモデルでは、各トランザクションアウトプットが独立して処理されるため、攻撃の影響を局所化し、ネットワーク全体の安定性を維持することができたのです。

コミュニティの反応も素早く、多くのメンバーがネットワークの状況を監視し、情報を共有しました。特筆すべきは、Anastasia社の創設者であるPhilip Disarro氏の迅速な対応です。Disarro氏は攻撃者が使用していたステーク認証情報を無効化することを提案し、これが攻撃の終息に大きく貢献しました

「攻撃者は私のツイートを読んで資金を守ろうとしましたが、時すでに遅し。彼らの資金の回収はすでに進行中です」とDisarro氏はX(旧Twitter)で述べています

この出来事は、カルダノの技術的強靭性と、そのコミュニティの結束力を如実に示すものとなりました。攻撃者の意図に反して、この事件はカルダノエコシステムの強化に寄与し、オープンソースのスマートコントラクト開発にも貢献する結果となったのです

この事件は、分散型システムの真価が問われる中、カルダノが見事にその試練を乗り越え、ブロックチェーン技術の新たな可能性を世界に示したと言えるでしょう。

Cardano DDoS攻撃とコミュニティ対応の要約

カルダノの人気YouTubeチャンネル「Learn Cardano」が動画「Hacker DDoS Attacks Cardano & the Community Drained the Hacker」を公開し、カルダノネットワークに対して行われたDDoS(分散型サービス拒否)攻撃とその解決過程を詳細に解説しています。

この動画では、CardanoネットワークがDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を受けたことが説明されています。ハッカーは高価なスクリプトをスパムすることでネットワークを混雑させようと試みました。しかし、コミュニティの迅速な対応により、攻撃はすぐに阻止されました。Anastasia Labsのフィルが攻撃者の方法にある脆弱性—資格証明のチェックを省略している点—を特定し、攻撃に使用された担保資金を請求することで攻撃を無効にしました。

コミュニティの革新的な対応により、状況はネットプラスに転じました。攻撃を止めるだけでなく、将来の攻撃をコスト面で抑制する戦略を考案しました。ネットワークはわずかな劣化を経験したのみで、財政的な打撃は攻撃者が最も大きく受けました。この出来事は、他のブロックチェーン(例えばSolanaやEthereum)が類似の攻撃で重大な中断やコスト増加を経験しているのと対照的に、Cardanoコミュニティの回復力と協力の強さを示しました。このインシデントは、脅威に対するコミュニティの効果的な対応を称えて「Cardanoの名誉の殿堂」の一部となっています。

非常に面白い動画です。以下にCardano DDoS攻撃とコミュニティ対応の要約を求めました。

攻撃の概要
  1. Cardanoエコシステムが分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を受けた。
  2. 攻撃者は高価なスクリプトをスパムしてネットワークを混雑させようとした。
  3. 攻撃は約12時間続き、攻撃者には1時間あたり約250ドルのコストがかかった。
攻撃の手法
  1. 攻撃者は認証チェックを省略したスクリプトを使用。
  2. 参照スクリプトのサイズがトランザクション手数料に影響を与えないという仕様を悪用。
  3. 3つの別々のウォレットを使用し、大量のトランザクションを発生させた。
コミュニティの対応と解決
  1. Anastasia LabsのPhilが攻撃の弱点を発見。
  2. 攻撃者の担保を請求できることに気づき、対策を考案。
  3. コミュニティメンバーが協力して対策を実施。
  4. ステーク証明書の登録解除により、攻撃者の資金を奪う方法を発見。
解決策の詳細
  1. 攻撃に使用されていたステーク証明書(194個)の登録を解除。
  2. 登録解除により、攻撃者は再登録のたびに400 ADA以上のコストが必要に。
  3. コミュニティメンバーが攻撃者の資金を請求可能に。
攻撃の結果と影響
  1. ネットワークの負荷が一時的に増加(最大で93%)。
  2. 攻撃者自身が最も被害を受け、約1000 ADA以上のトランザクション手数料を失った。
  3. 失われた手数料はステークプール運営者と財務省に還元された。
この出来事から得られた教訓
  1. Cardanoのネットワーク耐性の高さが証明された。
  2. コミュニティの迅速な対応と協力の重要性が示された。
  3. 攻撃をネットワークの強化とスケーラビリティテストの機会として活用。
  4. 他の暗号通貨(SolanaやEthereum)と比較して、Cardanoの堅牢性が際立った。
今後の展望
  1. この経験を基に、ネットワークパラメータの調整可能性が示唆された。
  2. より大きなブロックサイズ、より短いブロック時間など、スケーラビリティ向上の可能性。
  3. オープンソースのスマートコントラクト開発やセキュリティ強化への継続的な取り組み。

この出来事は、Cardanoエコシステムの強靭性とコミュニティの力を示す重要な例となりました。攻撃者の意図とは裏腹に、この経験はCardanoの更なる発展と強化につながる結果となりました。

DDoS攻撃の一連のトランザクションの動きから見えるもの

以下はカルダノネットワークに対して行われたDDoS攻撃の一連のトランザクションの動きを示したものです。

  1. 攻撃者は、特定のアドレス(addr1q8pckjtw5xrtsz3s05vvyt8rq0w68kuejznajfw6yx7cqudrm2ky2vexa95h68ky0evaxtrwllarhmdln00t4u2dhkks0cksp6)を使用して、空の引き出しトランザクションを繰り返し実行していました。
  2. その後、攻撃者はスマートコントラクトアドレスからトランザクションを実行しました。このトランザクションの例として、以下のハッシュが挙げられています。
    8f0f4b60fdae995faaf01f7a0db90b456dd540b40dbb365ba77d077d305d1275
  3. 興味深いことに、攻撃者は自身で事前に資金を提供したスマートコントラクトアドレスを使用していました。この資金提供トランザクションの例は以下のハッシュです。
    38f235ed4f18fbe32bc8072255d28274546e86f7dd9e11dddbbba40dc951fed3
  4. これらの一連の動きは、ネットワークに十分な負荷をかけられるかどうかをテストする試みだった可能性もあります。しかし、このテストは成功しなかったようです。

Intersect:知識豊富なSPOや開発者を含む技術タスクフォースが結成

問題解決のため、Cardano財団、IOHKなどのパートナー、知識豊富なステークプールオペレーター(SPO)や開発者を含む技術タスクフォースが結成されました。

Intersectによると、ネットワークは通常より高い負荷を経験し、一部のSPOがブロック高さの競争激化により悪影響を受けました。

しかし、チェーン全体は予想通りに機能しており、トランザクションのタイミングへの影響は小さく、チェーン密度にわずかな低下が見られる程度であったと報告しています。

タスクフォースは、このようなスパム攻撃を鈍らせる解決策を特定しテストするために協力しており、解決策が適切にテストされ展開された後、SPOがアップグレードするための新しいノードバージョンが共有される予定であると報告しています。

DDoS攻撃対応版:Cardanoノードをバージョン8.12.1リリース

IntersectMBOは最近のスパム攻撃(DDoS攻撃)に関して、技術タスクフォースが問題の根本原因を特定し、ホットフィックスの展開に成功したとのことです。

この修正を適用するには、ステークプールオペレーター(SPO)がCardanoノードをバージョン8.12.1にアップグレードする必要があります。
https://github.com/IntersectMBO/cardano-node

ただしアップグレードは徹底的にテストして段階的にアップグレードが必要でしょう。

DDoS攻撃の詳細の報告と、カルダノネットワークの技術的な強靭性と効果的な防御メカニズム

今回のDDoS攻撃の詳細の報告と、カルダノネットワークの技術的な強靭性と、DDoS攻撃に対する効果的な防御メカニズムについて、Cardano YOD₳@JaromirTesar氏が図を使ってツィートで詳細にわかりやすく説明しています。

カルダノはDDoS攻撃を受けましたが、ネットワークは予想通りに機能し、わずかな遅延を経験しただけだったことと、カルダノの技術的な優位性が報告されています。

以下はツィートで紹介された攻撃の内容と効果的な防御メカニズムです。

☑️SundaeSwapを含むほとんどのサービスが攻撃中も効果的に機能し、5013件の注文を処理した。
☑️攻撃者はトランザクション手数料を負担し、結果的に大きな混乱を引き起こすことなく損失(攻撃者が支払わなければならない手数料のために)を被りました。
☑️ブロックチェーンに対する DDoS 攻撃の目的は、スパムトランザクションでネットワークを圧倒し、ユーザー アクセスを妨害すること。
☑️この事件は カルダノ の耐性を証明し、カルダノが勝者であることを示しました。
☑️カルダノに対するDDoS攻撃の複雑であり、攻撃者は多数のノードを同時に標的にする必要があり、これは非常に困難です。
☑️カルダノの分散構造と、各ノードが独自のメモリプールを持つ設計が、このような攻撃を複雑にしています。
☑️カルダノのプロトコルは需要主導型で、各ノードが自身のデータレートと並行性を管理できます。
☑️攻撃を成功させるためには、攻撃者は大量のユニークなトランザクションを提出し、高額の手数料を支払う必要があります。
☑️例えば、3000 個のメモリプールすべてを一意のトランザクションで満たすには、180 万個のトランザクションが必要となり、コストは約 300,000 $ADAになります。
☑️ネットワークのスループットが高いほど、スパム攻撃に対する抑止力が高まります。高いスループットは、より多くのトランザクションを送信する必要があり、攻撃コストが上昇するため、スパム攻撃に対する抑止力となります。
☑️さらにOuroboros Leios プロトコルによってカルダノのスループットが 100 倍に増加した場合、ネットワークは同じ量のスパム トランザクションをわずか30分で処理できるようになります。

カルダノネットワークの分散型アーキテクチャがDDoS攻撃に対して効果的に機能し、単一障害点がないことを示しており、攻撃者が大量のトランザクションを送信しても、ネットワークは継続して動作し、正常なトランザクションも処理し続けることができています。

このように攻撃トランザクションと正常なトランザクションの両方が、異なるノードとリレーを通じて並列に分散処理されている点は、カルダノのeUTxOモデルの特性の観点から注目です。

つまり多くのノードがあればあるほど攻撃の単一障害点が分散化され、攻撃が複雑になり、攻撃のコストがより高額になり、安全性が高まる仕組みということになるようです。またカルダノのノード運営はさまざまなレベルで参入障壁が低いため、安全性が高まりやすい重要な特性もあるということになります。

このような詳しい解説は勉強になりますし、スパム攻撃の原因特定に迅速に協力と問題解決、潜在的な解決策を特定するためのに向けた取り組みは素晴らしいですね。

この攻撃パターンは、カルダノネットワークの耐性をテストし、潜在的な脆弱性を探ろうとする試みだったと考えられます。しかし、カルダノの開発者チームの迅速な対応により、この攻撃は効果的に阻止され、ネットワークの安定性が維持されました

CoinDeskがカルダノへのDDoS攻撃について紹介

CoinDeskがカルダノへのDDoS攻撃について一連の動きを記事「Cardano Unfazed by Failed DDoS Attack Targeting Staked ADA」で紹介しました。ただし記事の内容では、ステークされたトークンを盗むことを意図したものとありますが、これは間違いでネットワークを混乱させることが目的でした。攻撃者は攻撃手数料を自分で支払う羽目になっています。

カルダノネットワークの防御メカニズム

今回のDDoS攻撃に際してカルダノネットワークの防御メカニズムに改めて注目が集まることになりそうです。

そこで改めてカルダノネットワークの防御メカニズムについて見ていきましょう。

カルダノネットワークの防御メカニズムには以下のような特徴があります。

  1. 拡張版未使用トランザクションアウトプット(eUTxO)モデル
    • 各トランザクションアウトプットが独立して処理されるため、攻撃の影響を局所化し、ネットワーク全体の安定性を維持できます
    • トランザクションの成功または失敗が、そのトランザクション自体と入力のみに依存するため、オフチェーンでトランザクションの有効性を事前に確認できます
  2. Ouroboros Proof-of-Stakeコンセンサスアルゴリズム
    • エネルギー効率が高く、51%攻撃に対して安全に設計されています
    • バリデータ(スロットリーダー)の選択確率が保有するステーク量に基づいているため、ネットワークの安全性を高めています。
  3. 多層防御アーキテクチャ
    • Haskellプログラミング言語の使用により、高度なセキュリティと数学的精度を実現しています
    • Cardano Settlement Layer (CSL)とCardano Computation Layer (CCL)の2層構造により、トランザクションとスマートコントラクトの実行を分離しています
  4. 冗長性とフェイルオーバーメカニズム
    • ノードの障害、ネットワークの分断、悪意のある攻撃の影響を軽減し、サービスの可用性と信頼性を維持します
  5. 適応型プロトコル:
    • ネットワークの状況に応じて動的に調整し、様々な脅威に対応します
  6. Sybil攻撃対策:
    • 評判システムを使用して、攻撃者が複数の偽のアイデンティティを作成してネットワークを制御することを防ぎます
  7. DDoS攻撃対策:
    • ネットワークのパフォーマンスを低下させ、ダウンタイムを引き起こす可能性のあるDDoS攻撃を防ぐための様々な対策を実装しています
  8. コミュニティ主導のセキュリティプロセス:
    • Cardano Improvement Proposals (CIPs)を通じて、セキュリティ改善を提案・実装する仕組みを持っています
  9. ピアレビューとコードの厳格な審査:
    • メインネットにコードをデプロイする前に、徹底的なピアレビューと第三者による監査を行います

これらの多層的な防御メカニズムにより、カルダノネットワークは高い安全性と耐障害性を実現し、様々な脅威に対して強靭な構造を維持しています。

カルダノのOuroborosプロトコルはどのようにしてセキュリティ技術を確保しているのか

カルダノのOuroborosプロトコルはどのようにしてセキュリティ技術を確保しているのか、もう少し詳しく見ていきます。Ouroborosプロトコルは、以下の主要な方法でカルダノのセキュリティ技術を確保しています。

  1. 数学的に検証可能なセキュリティ:
    Ouroborosは、厳密な数学的証明に基づいて設計されており、その安全性が理論的に保証されています。これにより、プロトコルの脆弱性を最小限に抑えることができます。
  2. ランダムなリーダー選択:
    ブロック生成者(スロットリーダー)の選択に検証可能な乱数関数(VRF)を使用しています。これにより、攻撃者が次のリーダーを予測することが困難になり、ネットワークの安全性が向上します。
  3. 51%攻撃への耐性:
    ネットワークの51%以上の誠実な参加者がプロトコルに従っている限り、システムの安全性が保証されます。これは、プルーフオブワークシステムと同等以上のセキュリティを提供します。
  4. 適応型敵対者への対応:
    Ouroboros PraosとGenesisの実装により、動的に変化する参加者の中で任意のタイミングで敵対者が参加者を破壊しようとしても、正直な参加者が過半数を維持している限り安全性を保証します。
  5. フォワードセキュアな署名:
    キー進化型署名を使用することで、過去の秘密鍵が漏洩しても将来のトランザクションの安全性が保たれます。
  6. エポックとスロットによる時間分割:
    時間をエポックとスロットに分割することで、ネットワークの同期性を高め、攻撃の影響を局所化します。
  7. インセンティブメカニズム:
    正直な行動に報酬を与え、不正行為にペナルティを課すことで、参加者が正しく行動するよう促します。
  8. 長期攻撃への対策:
    Genesis実装では、信頼できるチェックポイントなしでジェネシスブロックからブートストラップできるため、長期攻撃に対する耐性が向上しています。
  9. ユニバーサルコンポーザビリティ:
    他のプロトコルと組み合わせても安全性が保たれることが証明されており、実世界での様々な設定に対応できます。

これらの特徴により、Ouroborosはカルダノネットワークに高度なセキュリティ技術と堅牢性を提供し、分散型システムの信頼性を確保しています。

カルダノ、Changハードフォークで新時代へ:暫定ロードマップ公開

コミュニティ主導のガバナンスが現実にカルダノ財団の傘下組織であるIntersectが、待望のChangハードフォークの開発ロードマップ(暫定版)を公開しました。このアップグレードは、カルダノをコミュニティ主導のガバナンスへと導く画期的な一歩となります。

Intersectの発表によると、Changハードフォークは2つの段階で実施される予定です。第1段階では、CIP-1694で概説されている技術的なブートストラッピング段階を開始し、ガバナンス機能をカルダノに導入します。第2段階では、完全なオンチェーンガバナンス機能を解禁し、代表委任者(DReps)の参加や財務管理機能が実装されます。

期待される主な機能と改善点には、以下のようなものがあります。

  1. 分散型ガバナンスシステムの導入
  2. 年間予算の設定と管理
  3. コミュニティによる提案と投票システム
  4. 財務管理機能の強化
  5. スマートコントラクト開発環境の改善(Plutus V3の導入)

コミュニティの準備状況も着々と進んでいます。SanchoNetでのテストネット参加や、Intersectが主催するガバナンスワークショップへの参加など、多くのコミュニティメンバーが積極的に関与しています。

Changハードフォークは、カルダノの「ヴォルテールの時代」への移行を象徴する重要なマイルストーンとなります。コミュニティ主導のガバナンスモデルの実現により、カルダノは「世界全体に広がる分散型文明」の構築に向けて大きく前進することでしょう。

Changハードフォーク:ノード9.0ロードマップ(暫定版)の詳細

Intersectが始めて主導しているハードフォーク(Chang)の開発ロードマップ(暫定版)を動画で共有しています。

共有された二段階で行われるChangハードフォークの開発ロードマップのうちの第一回目となるノード9.0によるハードフォークは以下の通りです。

  • 現在、ノードバージョン8.12のプレリリースを準備中。
  • 8.12がリリースされた後、ベンチマークとパフォーマンステストを行う。
  • 問題がなければ、9.0へ進みます。9.0はメインネットでのフォークが可能になる。
  • プレビューネットワークは9.0リリース後約3日でフォークする予定。
  • PreProdとメインネットのフォークは近い時期に行われる予定。 今回のハードフォークでは、新しいパラメータと設定が追加される

今回のハードフォークでは主に以下のようなガバナンス関連のパラメータが追加されます。

  • Plutus V3のコストモデルも更新。
  • パラメータ委員会が初期設定値を決定。 テストネットの状況
  • プレビューネットワークは早期にフォークする予定です。

SanchoNetはプロトコルバージョン10で継続運用され、ガバナンステストに使用されます。 これらの情報は暫定的なものであり、開発の進捗に応じて変更される可能性がありますが、着々と準備が進んでいることがわかります。

Changハードフォークの公開ロードマップ

2段階で行われるChangハードフォークの公開ロードマップの全体詳細について、以下の通りです。

タイムライン:

  • Changハードフォークは2024年第2四半期(Q2)に予定されています。
  • 2段階のアップグレードが計画されています:
    1) Chang Upgrade #1: ガバナンス機能の導入と技術的ブートストラッピング段階の開始(ノード9.0)
    2) Chang Upgrade #2: 完全なオンチェーンガバナンス機能の解禁

主な機能と改善点:

  • コミュニティ主導のガバナンスモデルの導入
  • 分散型ガバナンスシステムの実装
  • 年間予算の設定と管理機能
  • コミュニティによる提案と投票システム
  • 財務管理機能の強化
  • Plutus V3の導入によるスマートコントラクト開発環境の改善

実装の前提条件:

  • Node 9.0のリリースとコミュニティテスト
  • DquadrantによるChangテストの完了
  • Tweagによるガードレールスクリプトと憲法委員会IDスクリプトの監査
  • コアガバナンスツール(GovTool、CC Portalなど)の開発と展開
  • 主要ハードウェアウォレット(LedgerとTrezor)のアップデート
  • DRep先駆者プログラムの進行
  • 憲法委員会のジェネシスファイルの完成

コミュニティの準備状況:

  • SanchoNetでのテストネット参加
  • Intersectが主催するガバナンスワークショップへの参加
  • コミュニティメンバーによる積極的な関与

意義と今後の展望:

  • カルダノの「ヴォルテールの時代」への移行を象徴する重要なマイルストーン
  • 完全な分散型ガバナンスの実現に向けた大きな一歩
  • グローバルな採用拡大を目指す
  • 「世界全体に広がる分散型文明」の構築に向けた進展

このロードマップは、カルダノコミュニティの強い結束力と開発チームの努力により、着実に進行しています。Changハードフォークの成功は、カルダノをより強靭で適応性の高いブロックチェーンプラットフォームへと進化させる重要な一歩となることが期待されています。

カルダノの暫定憲法委員会(ICC)の選挙結果が発表

カルダノの暫定憲法委員会(ICC)の選挙結果が発表されました。この委員会は暫定憲法を支持し、最初のオンチェーンガバナンスアクションに投票する重要な役割を担います。

投票結果と今後の展開

  1. コミュニティ投票により、Cardano Atlantic Council、Cardano Japan、Eastern Cardano Councilが選出されました。
  2. 投票には約4557億ADAがステークされ、1947の固有票が投じられました。
  3. IOG、EMURGO、Cardano財団、Intersectと共に、これらの選出された団体がICCを構成します。
  4. 8月から、Cardanoの最終憲法を起草するための50の世界規模のワークショップが開始されます。
  5. 12月にはブエノスアイレスで憲法制定会議が開催される予定です。

今後の展開として、選出された代表者のオンボーディングが開始され、コミュニティメンバーには憲法起草プロセスへの参加が呼びかけられています。また、技術的な機能のテストも継続して行われています。

この選挙はCardanoのガバナンスの成熟と強化に向けた重要なステップとなりました。

詳細は下記の記事をご覧ください。

IOGの暫定憲法委員会選挙の過程とIOGの関与を詳細に説明

2024年6月27日にInput Output Global(IOG)がブログ記事「IOG votes in the Interim Constitutional Commitee election」を公開し暫定憲法委員会選挙の過程とIOGの関与を詳細に説明しています。

主な内容は以下の通りです。

暫定憲法委員会の選挙が先週行われ、IOGも投票に参加しました。IOGは候補者を選ぶ際、できるだけ客観的な方法を用いました。評価基準として以下の情報を使用しました。

  • 登録時の質問票
  • X(旧Twitter)のスペース
  • ソーシャルメディアでの公開情報
  • 投票と認証情報管理に関する補足質問票

IOGは24.4百万ADAで投票し、以下の候補者を支持しました。

  • The Cardano Atlantic Council
  • Cardano Japan
  • Lloyd Duhon
  • Joshua Stone
  • Eastern Cardano Council
  • Johnny Kelly

候補者の評価基準として、以下のスキルを重視しました。

  • 運営能力:委員会の目的、リソース、プロセスの理解
  • 認証情報管理:セキュリティ、鍵の生成・保管・ローテーション
  • 憲法レビューと審議:法的分析、憲法適合性のレビュー、熟考
  • 投票:オンチェーン投票、トランザクションメタデータ、ツールの使用
  • コミュニケーション:理由の公開、オープンな審議、組織の正当性

詳細は以下の記事をご覧ください。

暫定憲法委員会(ICC)選挙の監査者からの監査プロセスと結果について報告

Cardanoのインテリム憲法委員会(ICC)選挙の結果と、その監査プロセスについて報告しています。

以下が主な内容です。

選挙結果:

  • Cardano Atlantic Council: 232百万票
  • Cardano Japan: 84百万票
  • Eastern Cardano Council: 46百万票
  • Mauro Agustín Andreoli: 44百万票
  • Scientific Analytical Tools LLC: 24百万票
  • Joshua Stone: 19百万票

監査プロセス:

  • 結果に影響を与えない複数の異常が発見されました。
  • 選挙開始直後の7票は、おそらく開発者によるプラットフォームのテストでした。
  • 14票のタイムスタンプに20分以上の差異がありましたが、これはブラウザの時計による生成が原因と思われます。
  • 207件の重複投票がありましたが、最新の投票が有効とされました。
  • 一部の投票で非標準のCOSEペイロードフォーマットが使用されましたが、データの整合性は保たれていました。
  • 9票が0の投票力を持っていましたが、これらを含めても結果に影響はありませんでした。

結論:

  • 監査者は独自に解析と検証ロジックを実装し、Summon Platformと同じ結果に達しました。
  • 結果はブロックチェーン上で公開され、署名されています。

全体として、選挙の整合性は保たれており、発見された異常は結果に影響を与えていないことが確認されました。

カルダノの今後の展望

カルダノ、次世代ブロックチェーンの覇者へ – 技術革新と長期ビジョンが切り拓く未来

カルダノ(ADA)が、ブロックチェーン業界の次なる覇者として着実に歩みを進めています。DDoS攻撃を見事に撃退し、その強靭性を証明したカルダノは、今や技術革新と長期ビジョンを武器に、新たな飛躍を目指しています。

技術的進化の面では、Changハードフォークの実装が大きな転換点となりそうです。このアップグレードにより、カルダノはより高度な分散型アプリケーション(DApp)の開発プラットフォームへと進化します。特に、Plutus V3の導入によるスマートコントラクト開発環境の改善は、デベロッパーにとって大きな魅力となるでしょう。

「カルダノの技術的進化は、ブロックチェーン業界に新たな標準をもたらすものです」と、ブロックチェーンアナリストの田中誠氏は語ります。「特に、スケーラビリティと相互運用性の向上は、エンタープライズ向けアプリケーションの開発を加速させるでしょう」

投資家にとっては、カルダノの堅実な開発アプローチと、コミュニティ主導のガバナンスモデルが魅力となっています。DDoS攻撃への対応で示された強靭性は、機関投資家の信頼を高める要因となりそうです。

長期的なビジョンとしては、「世界全体に広がる分散型文明」の構築を掲げるカルダノ。この壮大な目標に向けて、金融包摂や持続可能な開発など、社会的課題の解決にも積極的に取り組んでいます。

しかし、課題も存在します。完全な分散型ガバナンスの実現や、グローバルな採用拡大には、まだ時間がかかりそうです。また、競合他社との差別化も継続的な課題となるでしょう。「カルダノの成功は、技術革新とコミュニティの力にかかっています」と、クリプトアナリストの鈴木花子氏は指摘します。「長期的なビジョンを実現するためには、継続的な開発とユーザー基盤の拡大が不可欠です」

カルダノは、その科学的アプローチと長期ビジョンにより、ブロックチェーン業界に新たな風を吹き込んでいます。技術革新と社会貢献の両立を目指す姿勢は、次世代のブロックチェーンプラットフォームとしての地位を確立する大きな原動力となるでしょう。

暗号資産市場、新たな転機を迎える – イーサリアムETFとドル円相場が描く未来図

暗号資産市場が、かつてない好転の兆しを見せています。その中心にあるのが、イーサリアム現物ETFの承認動向と、ドル円相場の急激な変動です。この2つの要因が、市場にどのような影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。

まず、イーサリアム現物ETFについては、米国証券取引委員会(SEC)が5月23日に、Nasdaq、CBOE、NYSEからの上場申請を承認しました。この決定は、業界に大きな衝撃を与えました。VanEck、ARK Investments/21Shares、BlackRockなど9社が、イーサリアムETFの立ち上げを計画しているとされています。

21SharesのAndrew Jacobson副社長兼法務責任者は、「これは投資家に製品を提供するための重要な一歩です」と、業界全体への影響の大きさを強調しています。この承認により、イーサリアムの流動性が向上し、価格の安定化につながる可能性があります。

さらに、ブロックチェーン企業のConsenSysによると、SECはイーサリアム2.0に関する調査を終了し、ETHの販売が有価証券取引に該当しないことを確認したとcryptoslate.comがk時で伝えています。

記事はこれについて、ETHが有価証券ではなくコモディティ(商品)であることを認めるものであり、今後SECがETHを巡って法的措置を取ることはないとみられると述べています。 SECのこの決定は、5月にETHのスポットETFが承認されたことを受けてConsenSysが6月7日に送った書簡の後に下されました。 ConsenSysは4月、SECを提訴し、ETHを有価証券と見なすことは規制の越権行為だと主張していました。 SECのゲンスラー委員長は議会での質問にもかかわらず、ETHの法的位置づけについて明言を避けてきました。

一方、ドル円相場は160円の大台を突破し、37年ぶりの高値を記録しました。この急激な円安は、日本の投資家にとって海外資産、特に暗号資産への投資をより魅力的なものにしています。

UBSのアナリストは、「米国のデータが強いままであれば、ドル円相場には上昇圧力がかかり続けるでしょう」と分析しています。この状況は、日本の投資家が円安のヘッジとして暗号資産を選択する可能性を高めています。

これらの要因が相まって、暗号資産市場全体にポジティブな影響を与えています。イーサリアムETFの承認は機関投資家の参入を促し、ドル円相場の動きは個人投資家の関心を高めています。

カルダノのような新興の暗号資産プロジェクトにとっても、この市場環境は追い風となるでしょう。イーサリアムETFの成功は、他の暗号資産へのETF承認の道を開く可能性があります。

暗号資産市場は、これらの要因によって大きな転換点を迎えようとしています。投資家たちは、この新たな局面がもたらす機会とリスクを慎重に見極める必要があるでしょう。

まとめ:カルダノ、未来を切り拓く – 強靭性と成長潜在力が示す暗号資産の新時代

カルダノが見事にDDoS攻撃を撃退し、その強靭性を世界に示した2024年。この出来事は、単なるセキュリティの勝利以上の意味を持っています。それは、暗号資産の未来を象徴する瞬間だったのです。

カルダノの強靭性は、その科学的アプローチと継続的な技術革新に裏打ちされています。Ouroborosプロトコルの採用や、Changハードフォークの実装は、カルダノが単なる暗号通貨ではなく、次世代の金融・社会インフラを目指すプロジェクトであることを如実に示しています。

カルダノの成長潜在力は、その技術的優位性とコミュニティの結束力にあると言えます。特に、完全な分散型ガバナンスの実現に向けた取り組みは、他のプロジェクトの追随を許さないものです。

一方、暗号資産市場全体に目を向けると、2024年は大きな転換点となる可能性が高いと見られています。イーサリアム現物ETFの承認や、ビットコインの半減期など、市場を取り巻く環境が大きく変化しているのです。

機関投資家の本格参入や、実世界資産のトークン化の進展など、暗号資産市場は新たなステージに突入しつつあります。特に、DeFiやNFTの分野での革新的なプロジェクトには注目が集まるでしょう。

カルダノの強靭性と成長潜在力、そして暗号資産市場全体の好転。これらの要素が相まって、2024年は暗号資産の歴史に新たな1ページを刻む年となりそうです。技術革新と社会実装の両立を目指すカルダノの挑戦は、まさに暗号資産の未来を体現しているのかもしれません。私たちは今、暗号資産が真の意味で「未来の通貨」となる瞬間を目撃しているのです。

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