チャールズ・ホスキンソン氏がFRBのニール・カシュカリ氏が暗号には地獄のようなスキャマーがいると主張したことを受け、最近の非論理的な発言や事実に基づかない議論について、ツイッターで非難しました。これをzycryptoが伝えています。
以下はzycrypto.comに掲載された記事「Cardano’s Hoskinson Takes Shot At Minneapolis Fed President Kashkari Who Claims Crypto Has Hellish Scammers」を翻訳したものです。
カルダノのホスキンソンが、暗号には地獄のようなスキャマーがいると主張するミネアポリス連銀のカシュカリ総裁を一蹴
By Brenda Ngari – 2021年8月24日
2020年に、中央銀行が経済を緩和するために無制限にお金を印刷すると米国市民に約束したことで有名な連邦準備制度理事会（FRB）の幹部が、またしても暗号通貨の分野を批判する声を上げました。
カルダノの生みの親であり、IOHKのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、最近の非論理的な発言や事実に基づかない議論について、ツイッターでFRB幹部を非難しました。
チャールズ・ホスキンソン氏がFRBのニール・カシュカリ氏を批判
Bittrex GlobalのCEOであるステファン・ストロングバーグ（Stephen Stonberg）氏は、8月23日のツイートで、コミュニティを貧困から救うのに役立っている暗号の「変革的な実世界での使用例」を日常的に目撃していると推察したようです。
これは、ミネアポリス連邦準備銀行の総裁であるニール・カシュカリ（Neel Kashkari）氏が、先週火曜日にモンタナ州で開催されたイベントで、暗号資産の95％は「詐欺、誇大広告、ノイズ、混乱」によってもたらされていると指摘した後のことです。カシュカリ氏はその後、ビットコインや暗号全般について、今よりも5年ほど前の方が楽観的だったと認めました。
このツイートに対し、カシュカリ氏はストロングバーグ氏に、暗号によって貧困から脱却したコミュニティをいくつか紹介してほしいと頼んだ。カシュカリ氏によると、クリプトバースは、無実の人々をポンプ・アンド・ダンプ方式に巻き込んで利用している詐欺師だけで構成されているという。このような主張が羽目を外すことは間違いありませんでした。
ホスキンソン氏は、何兆円もの流動性を社会の経済構造に注入できる組織が、暴走するインフレのリスクはないと主張し、貧困にあえぐ人々を苦しめているのに、政府や中央銀行が操作できない「健全な貨幣」に耐えられないという考えを一蹴した。
毎年何兆円ものお金を印刷しながら、インフレは起こらないと主張して、最も貧しい人々を苦しめることができる組織が、政治によって操作できない健全なお金に問題があるというのです。私はショックを受けました、ニール! SHOCKED!!!”
また、Human Rights Foundationの最高戦略責任者であるAlex Gladstein氏は、キューバ、パレスチナ、エチオピア、スーダン、トーゴ、ナイジェリアなどの国々で、抑圧的な経済政策の中でビットコインがいかに主権を獲得するのに役立っているかを示す記事へのリンクを紹介しています。
デジャヴ
カシュカリ氏は、これまでにも暗号通貨に関して毒のある発言をしてきました。昨年2月には、暗号通貨を「数百億ドルを詐取する巨大なゴミ箱」と呼び、一方で、米国証券取引委員会（SEC）がこのような急成長中の暗号通貨を取り締まっていることを称賛しました。
言うまでもなく、暗号通貨市場は成熟しており、カシュカリ氏のような政治家が、ビットコインなどの暗号通貨を詐欺やねずみ講だと公然と叩くような段階は過ぎている。さらに、インフレヘッジや価値の保存手段としてのビットコインの採用が急速に進んでいます。
