IOHKが毎月カルダノの開発状況を配信している動画「Cardano360 – August 2021」によれば、9月12日にアロンゾ（Alonzo）ハードフォークが実施される直前の9月1日に、最終テストネットバージョンのリリースのための提案を提出する準備ができているとのことです。

以下はcryptodaily.co.ukに掲載された記事「Cardano Team Says They’re Ready To Submit Proposal For Final Alonzo Testnet」を翻訳したものです。

カルダノチーム、最終的なアロンゾ・テストネットの提案を提出する準備ができたと発表

By Vince Dioquino 2021年8月27日

カルダノチーム、最終的なアロンゾのテストネットのための提案を提出する準備ができていると発表
Cardanoの最終的なアロンゾ・テストネットが間近に迫っているが、カルダノのデリバリー責任者であるNigel Hemsley氏によると、彼らのチームは、カルダノのアップグレードのための最終的なアロンゾ・テストネットの立ち上げに向けて提案書を提出する準備ができているという。

Hemsley氏によると、彼らのチームは、9月12日にアロンゾ（Alonzo）ハードフォークが実施される直前の9月1日に、最終テストネットバージョンのリリースのための提案を提出する準備ができているとのことです。

この進捗状況の詳細は、カルダノを運営するInput Output（IOHK）社が主催した最近のCardano360セッションで共有されました。このセッションでは、カルダノの最新ノードに統合された新しいウォレットバックエンド、メインネット候補ノードRC2によるカルダノパープルテスト環境のレスパンバージョン、カルダノブロックチェーンに接続する分散型取引所のためのExplorer、GraphQL、Rosettaの更新など、カルダノのソフトウェアスタックのバックエンドの更新についても詳しく説明されました。また、カルダノの開発者たちは、ダイダロスがアロンゾのハードフォークに耐えられるように、最新のWBEとの統合の最終調整を行っています。

Hemsley氏は、来るべきハードフォークが途中で予期せぬ問題に直面する可能性があることを認めており、そのために彼らのチームはそれを実現するために懸命に取り組んでいます。Hemsley氏は、これまでのところ、物事は “前向きで順調に進んでいる “と述べています。8月29日にテストネットの提案書を提出し、9月1日に必要な実装を行う予定です。

パブリックテストネットの最初のバージョンであるアロンゾ・パープル（Alonzo Purple）は今月初めに開始され、続いてアロンゾ・ブルー（Alonzo Blue）、アロンゾ・ホワイト（Alonzo White）が展開され、IOHKが9月12日に予定している最終アップグレードに先立って行われました。アロンゾ（Alonzo）ハードフォークにより、ユーザーはカルダノブロックチェーン上にスマートコントラクトを展開できるようになります。カルダノブロックチェーンは、（Ethereumが予定されているプルーフ・オブ・ステーク（Proof of Stake）のアップグレードを除けば）現在、暗号領域で最大のプルーフ・オブ・ステーク・ブロックチェーンです。

カルダノは、アロンゾ・ハードフォークに対応するために暗号化取引所と協力しており、Bittrex、Bitpoint、Coinbase、Coinbase Pro、HitBTC、Kubecoinなどのいくつかの取引所が、すでにこのローンチへの支持を表明しています。この動きは、Alonzoハードフォークがメインネットのリリースでロールアウトした後、ブロックチェーンに流動性を提供するために必要です。

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