カルダノのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、オンラインのライブセッション『Surprise AMA August 30th, 2021』で質問に答えていき、その中で手数料の引き下げについて語りました。

以下はCoinquora.comに掲載された記事「Cardano’s CEO Answers Questions, Talks About Lowering Fees」を翻訳したものです。

カルダノのCEOが質問に答え、手数料の引き下げについて語る

By Colette Larsen 2021年09月1日

カルダノのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、オンラインのライブセッション『Surprise AMA August 30th, 2021』で質問に答えていきました。

その中で、プラットフォームの手数料を引き上げる可能性についての話題がありました。カルダノのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、AMA（何でも聞いてみよう）のオンラインセッションで、公開された聴衆からの質問に答えるというサプライズを行いました。ホスキンソン氏は、コミュニティの継続的なサポートに感謝の意を表してセッションを開始しました。

現在のところ、現在の計画はすべて順調に進んでおり、非常に満足しているとのことです。ただし、カルダノはまだ始まったばかりで、やるべきことがたくさんあるとも言っています。

AMAでは、カルダノの手数料引き下げの可能性についても話題になりました。リスナーの一人がホスキンソン氏に、ADAの価格が上がり続ける中で手数料が高くなったらどうなるのかと質問しました。

この件について、ホスキンソン氏は「それはコミュニティが決めることだ」と言う。コミュニティだけが責任を持つことになる。カルダノのステークホルダーは、カルダノのブロックチェーンとその提供するものすべてのための決定を下すために投票を行うのだから、これは真実だ。具体的には、ヴォルテール（Voltaire）時代にコミュニティがこの決定を下すことができるとホスキンソン氏は述べています。

詳しく説明すると、ヴォルテール時代とは、ADAの現在のロードマップにおける最終段階のことです。この時までに、ADAのプルーフオブステーク・ブロックチェーンは自立したシステムになっているはずです。ここでは、ADAのユーザーだけがガバナンスのプロセスを開始することができます。彼らは次に何が起こるかを実施し、決定します。

さらにホスキンソン氏は、レイヤー2のソリューションであるハイドラ（Hydra）の登場が迫っていることにも言及しています。料金は混雑を抑えるための最良の選択肢ではないが、ハイドラは混雑を緩和するのに役立つだろうと述べています。高い手数料は、イーサリアムの混雑問題の悩みの種です。おそらくこれが、ユーザーが2つのブロックチェーンのどちらを選ぶかの判断材料になるのではないでしょうか。

イーサリアムの2.0発表では、そのブロックチェーンにプルーフオブステークが導入されます。一方、9月12日に発表されるカルダノのハードフォーク・メインネット「アロンゾ（Alonzo）」は、スマートコントラクトをすべてのユーザーに提供する。彼らの競争はまもなくピークに達するだろう。どちらのコミュニティが強くなるのか、すぐにわかるかもしれません。