COTIは待望のDjedの開発を進めており、Djedプロトコルのセキュリティに相当なリソースを投入しアップグレードを進めているようです。Testnetは（2月ではなく）3月にずれ込む可能性が高いとしながらも、このセキュリティ監査の結果を受けて、メインネットに移行する予定だと伝えています。

以下はCOTIに掲載された記事「Djed Development and Timeline Update」を翻訳したものです。

Djed開発およびタイムラインの更新

Djedの開発が進んでいるため、最近のアップデートと最新のタイムラインについてお知らせします。

• この数週間、私たちはUI/UXを完成させるための最終的なステップを決定
• Namiウォレットの実装
• Djedコントラクトへの統合を開始

最近、最も重要な点として開発されているのが、セキュリティのアップグレードです。

金融商品、特にステーブルコインに関しては、セキュリティは誰にとっても最優先事項です。イーサリアムとソラナブロックチェーンをつなぐ最も人気のあるブリッジの一つであるワームホールブリッジへの最新のハッキングや、Qubit Financeなどのハッキングを受け、我々はDjedプロトコルのセキュリティに相当なリソースを投入しています。

以下は、Djedプロトコルの安全性を保証するために行われるアクションです。

• Djedミンティングポリシーを変更することなく、Djedコントラクトのアップグレードを容易にするコンフィギュレーションマネジメントコントラクトを導入します。この機能は、アップグレード後も流通しているステーブルコインとリザーブコイントークンの償還を確実にするために必要不可欠です。
• Djedの安定性の維持とセキュリティの脆弱性がないことを保証するために、広範なプロパティベースのテストを実施すること。
• オンチェーンコードのレベル 2 監査証明を実施し、導入された緩和策がすべての潜在的なセキュリティ欠陥（二重満足問題、不適切にロックされた資金の不在、サンドイッチ攻撃に対する回復力、丸めの問題の不在など）をカバーするのに十分であることを保証する。この活動はまた、テスト目標が、潜在的な不適合状況を捕捉するのに十分であることを保証します。
• Djedインスタンスのデプロイ、アップグレード、ターミネーションを担当するPABエンドポイントの呼び出しを、既知の公開鍵ハッシュ（またはウォレットID）のリストのみに制限すること。

これらのセキュリティ機能を追加することで、Testnetは（2月ではなく）3月にずれ込む可能性が高いです。

上記の通り、Testnetの立ち上げ時には、外部のセキュリティ監査が実施されます。このセキュリティ監査の結果を受けて、メインネットに移行する予定です。

私たちは透明性を保ちながら、皆様に最新情報をお伝えしていきます。

Djedのローンチに大きな期待が寄せられていることは承知していますが、私たちは常にセキュリティと品質を優先させることを忘れないでください。

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