夜は動いた──Midnight Mainnetが問う「次の10倍」とホスキンソン氏が語る「分岐点への地図」

防水加工としてのプライバシー。Web 2.5という脅威。
量子後の世界への3段階戦略。そして、分岐点まであと3〜5年。
【序章】暗号資産はこれまで何度も失敗した。そして毎回、10倍になって戻ってきた

2026年3月30日——エポック622の初日。
チャールズ・ホスキンソン氏はコロラドのスタジオから、静かに告げました。
「Midnight is live.」
同じ週、別のインタビューで彼はこんなことも話していました。
「暗号資産が新しいナラティブを迎えるたびに、私たちは時価総額とユーザー数で10倍を達成してきた。」
第1世代はBitcoin——「デジタルゴールド」というナラティブ。
第2世代はEthereum——「スマートコントラクト」というナラティブ。
第3世代はCardanoやSolanaが切り開いた「スケーラビリティ」というナラティブ。
では、次の世代の10倍を呼び込む「ナラティブ」は何か。
ホスキンソン氏はそれを「新しいCIA」と呼んでいます。
情報セキュリティの古典的な3原則(機密性・完全性・可用性)ではなく——
Abstraction(抽象化)× Compliance(コンプライアンス)× Privacy(プライバシー)
この3つが揃えば、10兆ドル規模・10億ユーザーへの扉が開く。
そして3つは切り離せない。プライバシーなしに安全な抽象化はできない。プライバシーなしにスマートなコンプライアンスはできない。
エポック622の5日間は、そのナラティブが「構想」から「現実」に変わった瞬間でした。
【第1章】夜が動いた — Midnight Mainnet Live、その瞬間
■ ホスキンソン氏のライブ配信
2026年3月30日、ホスキンソン氏はコロラドのスタジオに座っていました。
「163,000ブロック。平均ブロック時間は6秒。」
その数字が、Midnight Mainnetの「存在」を証明していました。
フェデレーテッドノードとして稼働するバリデーターの顔ぶれも発表されました。
・Vodafone(英国通信大手)
・eToro(欧州主要取引所)
・WorldPay(決済インフラ)
・Bullish(機関向け取引所)
・MoneyGram(国際送金)
・Google Claud(クラウドインフラ)
この顔ぶれを見た瞬間、「プライバシー・ブロックチェーン」がいわゆる「ニッチなプロジェクト」でないことは明らかです。通信・決済・取引所・テック——それぞれの産業を代表する企業が、最初のノードとして名を連ねています。
■ Lace統合と「Proving Nothing」

ウォレット面でも動きがありました。Lace 1.36.2がウェブストアへの審査提出を完了し、統合作業が始まっています。V2は4月、モバイル版も4月予定。Laceから直接Midnightメインネットにアクセスできる環境は、まだ完全ではありませんが、すでに動き始めています。
そしてホスキンソンはもう一つ、重要なものを世界に届けました。
「Proving Nothing」——ZKP(ゼロ知識証明)を7層で解説した技術書を、無料でリリース。
なぜ無料か。この選択は偶然ではないと思います。Midnightが提供するプライバシー技術は、難解な暗号学を「理解してから使う」のではなく「使いながら理解する」ための入口が必要です。Laceを触る前に、まず「なぜこの技術が重要か」を届けたかったのかもしれません。
■ エポック622に重なった動き
Midnight Mainnet Liveのニュースは、エポック622の間、続々と展開していきました。
・4月1日: DUST Generation登録受付開始。$NIGHTホルダー63,500超。Pulse DEXが準備完了宣言
・4月2日: SundaeSwap Capacity Exchange on Midnight発表。「任意の暗号資産でプライバシー決済」の第一歩
・4月2日: Monument Bank(英国)がMidnight上で最大£2.5億の預金をトークン化——BoE規制下の正規銀行がZKプライバシーを選んだという事実
・4月2日: Midnight Foundation Japanが東京大学ブロックチェーン講座の参加プラットフォームに選出。Ethereum Foundationと並ぶ位置に
「Mainnetが立ち上がった」——それだけではありませんでした。立ち上がった瞬間から、エコシステムが動き始めていた。
【第2章】「防水加工」としてのプライバシー — 設計哲学の核心
■ ライトスイッチではない
ホスキンソン氏のインタビューで、もっとも印象的だったたとえ話がこれです。
「プライバシーは防水加工のようなものです。一度水が入れば、カーペットはダメになる。」
プライバシーは「オン/オフ切り替えるもの」ではない。
防水加工のように、最初から設計に組み込まれていなければ意味がない——そういう考え方です。
そして防水レベルは、状況によって異なります。
・個人が街を歩くときの「プライバシー」
・企業がサプライチェーンを管理するときの「プライバシー」
・国家が国防情報を扱うときの「プライバシー」
これらは根本的に異なる要件を持っています。Midnightの設計は、この3つのレイヤーを同じアーキテクチャで処理できるようになっています。
■ 「ChatGPT of Privacy」
もう一つ、ホスキンソンが語ったビジョンがあります。
「MidnightはChatGPTのようなものにしたい。入力して出力を受け取る。裏で何が起きているかは気にしない。」
ChatGPTを使う人のほとんどは、大規模言語モデルの仕組みを知りません。でも使えます。プライバシーも同じでいい。Compact言語でZKP回路を書かなくても、プライバシー保護された取引ができる。それが目指す姿です。
■ 数字が示すエコシステムの温度
・$NIGHT保有者: 63,500超(Mainnet稼働直後)
・Monument Bankのデポジット: 最大£2.5億(英国規制下の銀行が動いた)
・Digital Asset Summit NYC: 機関投資家向けに採用事例提示
・東京大学ブロックチェーン講座: Midnight採択
「プライバシーは少数派の声」という時代は、終わりつつあります。
【第3章】Web 2.5という脅威 — 分岐点まで、あと3〜5年
■ 静かに進んでいる「別の未来」
ここで、ホスキンソンのインタビューで最も重要な警鐘を紹介したいと思います。
Midnightが生まれた背景には、すでに強力な「対抗馬」の存在があります。
ホスキンソン氏はそれを「Web 2.5」と呼んでいます。
・Tether: 年間1兆ドルの取引量
・Binance: 4億ユーザー
・Canton / ARC / Tempo: 招待制のフェデレーテッドチェーン
これらは「Web3のように見えるが、Web2の論理で動く」プラットフォームです。
アルゼンチンでは、すでに経済の7分の1が暗号資産(主にステーブルコイン)で動いています。でもそのステーブルコインがBinanceやTetherのインフラ上で動いていれば、それは分散型の恩恵を受けていない。ユーザーは「暗号資産を使っている」と思いながら、実質的には旧来の集権型構造に依存しています。
■ ステーブルコインが「スケルトンキー」になる日
ホスキンソン氏が特に警戒しているシナリオがあります。
もしApple PayやGoogle Walletにステーブルコインがデフォルトで統合されたら——。
「理念」では競争できなくなります。人々は最も摩擦のない選択肢を選びます。
だからこそ、Midnightが目指すのは「対抗馬になること」ではありません。
「私の仕事は、分岐点まで人々を連れて行き、選択肢を与えること。」
完全分散型か、Web 2.5フェデレーション型か——その「選択肢」が存在するためには、Midnightが完成している必要がある。エポック622のMidnight Mainnet Liveは、その「選択肢」が産声を上げた瞬間でもありました。
■ 分岐点まで、あと3〜5年
ホスキンソン氏の見立てでは、この構造的な分岐点が訪れるのは3〜5年以内。
エポック622は2026年3月末。3〜5年後は2029〜2031年。
Midnight Kūkoluフェーズ(フェデレーテッド段階)は現在進行中。Mōhauフェーズ(SPO参加・分散化)は2026年半ば予定。その後にパーミッションレスへの完全移行。
技術的なロードマップと、歴史的な分岐点の到来——タイミングは、奇妙なほど一致しています。
【第4章】量子の時計は動いている — 3段階移行戦略
■ Google Quantum AIとKiayias教授の週
エポック622は、量子コンピュータに関するニュースが重なった週でもありました。
4月2日: Google Quantum AIの新論文でCardanoが言及。「eUTXOの受動的防御は、Nightstreamで能動的防御に進化する」という分析が出てきました。
同じ4月2日: Aggelos Kiayias教授が2026年IACR Fellowに選出。
IACRはInternational Association for Cryptologic Researchの略。暗号学の最高権威の一つです。Cardanoの設計の核心部分(Ouroboros等)を設計した人物が、暗号学の「殿堂」入りを果たした——それは、Cardanoの技術基盤が世界の学術コミュニティから評価されていることの証でもあります。
■ ホスキンソンの3段階移行戦略
ホスキンソン氏はインタビューで、量子コンピュータへの移行について具体的な戦略を語っています。
Hoskinson氏の予測: 量子コンピュータの商用化は2030年代後半。ただし政府・軍事用途では2030年代前半に実用化される可能性がある(DARPA QBIの研究を根拠に)。
3段階移行計画:
第1段階: チェックポイント
ポスト量子チェックポイントで既存の履歴を保護する(Proof Chain)。
第2段階: ハイブリッド
ポスト量子署名とプレ量子署名を並列で運用する移行期間。
第3段階: 完全移行
エンドツーエンドのPQC(Post Quantum Cryptography)システムへ。
■ Cardanoの強みと、Bitcoinの問題点
ここに、ガバナンスの差が出ます。
「Cardanoにとってハードフォークの開始は、ガバナンスアクション1回で済む。非常に簡単です。」
対してBitcoinは「追加はできるが変更はできない」という構造的な問題があります。
ホスキンソンはMicrosoftの「ハレルヤメモ」の話を引用しています。1998年、Microsoftはモバイル・検索・SNSの台頭をすべて予測していた内部文書がありました。でも対応できなかった。ファーストムーバーアドバンテージは技術では長続きしない——知っていても変われない組織は、いずれ淘汰される。Bitcoinにも同じことが言える、と。
MidnightはネイティブPQCとして構築され、それがCardanoにバックポートされます。Nightstreamはその最終的な受け皿です。
【第5章】生き残るトークンの条件 — 循環経済とADAの位置
■ 2025年の教訓
2025年、世界で1,100万を超えるトークンが発行されました。
ホスキンソンは問います。「なぜ人はトークンを買うのか?」
その問いに答えられなかったプロジェクトは、静かに消えていきます。ホスキンソンはSteam(Steem)の例を挙げています。かつて注目されたソーシャルブロックチェーンでしたが、「トークンを買う理由」の設計が弱かった。
「生き残るトークンは、システムの運営の何かが通貨政策に接続されているものだ。」
ADAはどうか。
SPOへの委任 → ブロック生成 → ガバナンス投票権 → プロトコル収益 → トレジャリー → ブロック報酬へ再利用。
この循環がある限り、ADAを持つ動機は「投機」だけではありません。
■ Protocol 11とADA × Midnight接続
Protocol 11(van Rossem HF)への投票が4月3日に開始されました。ZKP組み込み(BLS12-381強化)とPlutus強化を含むこのハードフォークは、Midnight連携を技術レベルで深めるものです。Cardano Node 10.7.0の問題が確認されていましたが、10.7.1への修正版移行が進んでいます。
■ ETFの罠——Bitcoinが直面している問題
機関投資家によるBitcoin ETF(スポット型)への資金流入——これは表面上はポジティブに見えます。でもホスキンソンは言います。
「その価値はETFの中に閉じ込められ、アルトコインへ漏出しない。」
BTC ETFを買った機関投資家は、CardanoもEthereumも買っていない。エコシステムへの波及がない。
対してADAは、直接ウォレットで持てる。ステーキングして報酬を得られる。ガバナンスに参加できる。
「金が金山にある必要はない」——ホスキンソンはそう表現していますが、逆に言えば、ADAはカルダノのエコシステム内で「使われるもの」として設計されています。ETFの箱の中では完結しない。
【エポック622 市場指標・KPI分析】

ソース: Dune Analytics (dune.com/cardano/cardano-ecosystem-overview) / DefiLlama / adastat.net / Google Finance / CoinGecko
データ基準: マクロ 2026-04-04(金曜終値) / Cardano指標 2026-04-05 エポック622終了時点
■ マクロ12指標(エポック622終了時点 / 4月4日金曜終値)
| 指標 | 値 | シグナル
–|—————–|————-|—————————
1 | WTI | $112.06 | 🔴 イラン軍事作戦(Epic Fury)継続、供給不安
2 | Brent | ~$115 | 🔴 ホルムズ海峡リスク反映
3 | Gold (GC1!) | $4,702.70 | 🔴 ATH圏、安全資産需要が極まる
4 | TNX(米10年金利)| 4.31% | 🟡 前週4.44%から低下、利下げ期待再浮上
5 | DXY | ~100.2 | 🟡 横ばい維持
6 | USD/JPY | 159.654 | 🟡 円安160円手前で膠着
7 | VIX | 23.87 | 🟡 前週27.5→24.54→23.87 改善継続も恐怖域
8 | S&P500 (SPX) | 6,582.69 | 🟢 地政学懸念下で底堅い(+0.11%)
9 | 日経225 | 53,123.49 | 🟢 +1.26%反発、原油輸送路再開期待
10| BTC | $67,423 | 🟢 マクロ逆風に耐え$67k維持(+0.75%)
11| ADA | $0.248 | 🟡 Midnight Live後の調整一巡、横ばい
12| NIGHT | ~$0.046 | 🟢 Mainnet Live水準を安定維持
BTC Fear & Greed: 11(Extreme Fear)— 前週13から悪化。市場心理は極度の恐怖が継続
■ Cardano ネットワーク指標(エポック622終了時点)
【価格・市場】
・ADA価格: $0.248(+1.631% / Dune 24h)
・時価総額: $9.22b(adastat / CoinGecko $9.13b)
・流通量: ₳37.19b(adastat) / 36.88b(Dune)
【ネットワーク活動】
・アクティブアドレス: 13,106(Dune最新日次 / 前回13,771から減少)
・ステーブルコインTx(日次): 999件(Dune)
・スクリプトTx比率: ~40%(スマートコントラクト活動は堅調を維持)
【ステーキング・分散化】(adastat エポック622終了時点)
・総ステーク量: ₳21.74b
・ステーキング参加率: 58.5%(21.74 / 37.19)
・総ウォレット数: 5,817,507
・総ホルダー: 3,258,363
・委任者数: 1,354,364
・アクティブプール数: 2,721
・Nakamoto係数: 167(高い分散化水準を維持)
※Nakamoto係数167 = ネットワーク51%攻撃には167のプール運営者の共謀が必要。
【DeFi・ステーブルコイン】
・Cardano TVL: $131.83m(DefiLlama / 前回$133.93mから微減)
・TVL 24h変化: +0.99%(Dune)
・Djed、iUSD、USDM等のステーブルコインが流動性を支える
【ガバナンス(CIP-1694)】
・ガバナンスアクション総数: 95件以上
・承認済み(Ratified): 48件 / 失効(Expired): 40件
・Protocol 11(van Rossem HF)投票: 進行中(4/3〜)
・SIPO DRep Live Stake: ₳101.23m(ランキング約13位 / 委任者358名)
・DRep投票実績: Yes 78 / No 4 / Abstain 3(計85票)
■ エポック622 レジーム分析
マクロレジーム: 地政学リスク拡大 × インフレ高止まり × 雇用堅調 × 金利低下の兆し
根拠:
・NFP +178,000(予想+59,000の3倍)→ 労働市場は依然強い
・Oil $112+(Operation Epic Fury継続・ホルムズ閉鎖)→ コストプッシュインフレ
・Gold $4,700+(ATH圏)→ リスクヘッジ需要が極大化
・TNX 4.31%(前週4.44%から低下)→ 金利低下は暗号資産に追い風
・VIX 23.87(3週連続改善: 27.5→24.54→23.87)→ パニック後退局面
・BTC $67,423(Fear & Greed 11でも価格維持)→ ストアオブバリュー性質の強化
Cardano固有サポート要因:
✅ Midnight Mainnet Live(エポック622初日、3/31)— 9社フェデレーテッドノード稼働
✅ Monument Bank £2.5億預金トークン化 — 規制銀行がZKプライバシーを選択
✅ SEC/CFTC 16資産コモディティ分類(ADA規制リスク解消)
✅ IB欧州 ADA採用拡大 + ADA ETF申請4社体制
✅ ステーキング参加率58.5%(高い経済的コミットメント)
✅ Nakamoto係数167(高い分散化水準)
✅ ガバナンスアクション承認率50.5%(95件中48件)
✅ SIPOプール エポック622ブロック生成125回(安定稼働)
注視点:
⚠️ TVL $131.83m — DeFi流動性は前週$133.93mから微減
⚠️ アクティブアドレス13,106 — 前回13,771から5%低下
⚠️ Fear & Greed 11(Extreme Fear)— 市場心理は極度の恐怖が継続
⚠️ Operation Epic Fury + Liberation Day関税 — 地政学・通商の二重リスク
【エポック622 配信記事の紹介】
エポック622の5日間に、3つのSITIONアカウントから多数の記事を配信しました。以下にその一覧を掲載します。
■ @SIPO_Tokyo(全記事)
【3月31日】
・Daily Intel 3/31|Midnight Mainnet Live——genesis blockが生成された日
・SIPO Signal|Midnight Mainnet Live — genesis blockが刻まれました
・SIPO Signal|Midnightの次は「van Rossem」——cardano-node 10.7.0が変えるもの
・SIPO Signal|Fireblocks × Cardano統合が進行中 — 機関カストディにConwayガバナンスが載った
・SIPO Signal|予算フレームワーク投票、DRep賛成60.70%
・Cardano Foundation USDA 100万ドルミント
【4月1日】
・Daily Intel 4/1|Intersect委員会選挙始動、CoinDeskライブは4/2
・SIPO Signal|Intersect Committee Elections 始動——Cardanoガバナンスが「役職」を選ぶフェーズへ
・SIPO Signal|明日4/2 CoinDeskライブ——Charles・Mike Ward・F_ZK_Nowが語るMidnightの「次」
・SIPO Signal|$NIGHTホルダー63,500超、Pulse DEXが準備完了宣言
・SIPO Signal|cardano-cli 10.15.1.0リリース + Mithril最適化
・SIPO Signal|IOG Pythハッカソン受賞者発表——Cardano DeFiに新しいプリミティブが生まれた
【4月2日】
・Daily Intel 4/2|SundaeSwapがMidnight上でCapacity Exchange公開、NIGHT豪CoinSpot上場
・SIPO Signal|SundaeSwap Capacity Exchange on Midnight——「任意の暗号資産でプライバシー決済」の第一歩
・SIPO Signal|Monument Bank、Midnight上で最大£2.5億の預金をトークン化——BoE規制下の銀行がZKプライバシーを選んだ
・SIPO Signal|Google Quantum AI論文がCardanoに言及——eUTXOの「受動的防御」は、Nightstreamで「能動的防御」に進化する
・SIPO Signal|Aggelos Kiayias教授、2026 IACR Fellow選出——暗号学の「殿堂」がCardanoの設計者を迎えた
・SIPO Signal|DAS 2026で浮上した問い——「なぜ銀行はパブリックチェーンを使えないのか」にMidnightが答えた
・SIPO Signal|Midnight Foundation Japan、東京大学ブロックチェーン講座の参加プラットフォームに選出
・SIPO Signal|ADA ETF申請がGrayscale・VanEck・21Shares・Canaryの4社に拡大
・SIPO Deep Dive|Midnightメインネット初のユーザー操作 — DUST Generation登録をやってみた
【4月3日】
・Daily Intel 4/3|IB欧州ADA・van Rossem 4月・Midnight Mōhalu
・Interactive Brokers、欧州でADA解放——ZeroHash連携で機関グレードのアクセスが広がった
・van Rossem HF(Protocol 11)4月予定——ZKP built-in追加とPlutus強化で、次のCardanoが始まる
・SIPO Deep Dive|DUST Generation登録 続報 — ペアリング完了、充電開始まで最大12時間
・Cardano Asia 2026——ベトナムHackathon+シンガポールSummit 10月
【4月4日】
・Daily Intel 4/4|39提案が投票フェーズへ——Midnight継続・DeFi加速
・ガバナンスアクション現況——DRepの皆さん、確認しておきたい6本があります
・Plutus Cost Model変更——整数演算CPUコスト75%増、7日以内にPreviewでテストを
・IOG 週次開発レポート|2026年4月3日版
・Intersect Weekly Update #105|2026年4月3日版
・Cardano Critical Integrations ₳70M予算提案
・CF Treasury BTC比率倍増
【4月5日】
・Daily Intel 4/5|TEAMZ明日、node 10.7.1待ち、委員会選挙4/17まで
・SIPO Signal|TEAMZ Summit 明日開幕——CardanoがTitle SP、MidnightはGold SP
・SIPO Signal|van Rossem HF——node 10.7.0に性能問題、10.7.1で修正後にHF日程再設定
■ @SITIONjp(暗号資産・ブロックチェーン関連)
【3月31日】
・Daily Intel 3/31|原油$105、401k crypto開放、Claude Code Computer Use
・SITION Signal|米労働省、$10兆401kプランにcrypto投資を開放——退職資金が暗号資産に流れ込む
・SITION Signal|MicroStrategy + American Bitcoin 7,000BTC——企業トレジャリーの蓄積は止まらない
・量子コンピュータが暗号資産を解読するコストが20分の1に — Google Quantum AIが示した現実
・CLARITY Act、最終テキスト回付目前 — イースター休会が突きつける5月タイムリミット
【4月1日】
・Daily Intel 4/1|イラン和平で原油-5%、S&P +$1.7T——リスクオンは本物か
・SITION Signal|SEC、暗号資産への証券法適用を包括明確化——エアドロップもステーキングも「答え」が出た
【4月2日】
・Daily Intel 4/2|AI資本戦争$2,970億、Drift $270Mハック、イラン撤退タイムライン
・SITION Signal|Drift Protocol $270Mハック——Solana DeFi史上最大のexploit
・SITION Signal|BlackRock $BITA——BTCのボラティリティを「インカム」に変える新型ETF
・SITION Signal|Google Quantum AI「BTCの秘密鍵を9分で導出」——量子脅威が仮説から工程表に変わった日
・SITION Signal|量子耐性トークンが一斉急騰——QRL +51%、ABEL +25%
・SITION Signal|Uniswap Fee Switch、8チェーンに拡張
・SITION Signal|米財務省がGENIUS Act初の規則案を発行
・SITION Signal|Trump-Xi 北京サミット閉幕——10%関税を11月まで凍結
・SITION Signal|MCPがLinux Foundationに移管——AIエージェントの「共通言語」がオープン標準に
【4月3日】
・Daily Intel 4/3|NFP発表・CLARITY合意・SpaceX IPO
・SpaceX $1.75兆IPO機密申請——xAI合併後、史上最大の上場が夏に動く
・CLARITY Act、復活祭休暇で未解決——ステーブルコイン利回りの攻防
・金融庁 暗号資産→金商法改正、2026年通常国会提出確定——税20%転換
・Morgan Stanley Bitcoin ETF(MSBT)ローンチ秒読み——0.14%超低コスト
【4月4日】
・Daily Intel 4/4|イラン戦争が本局面、Schwab参入、BTC$66,650
・Operation Epic Fury + Liberation Day関税——戦争・通商の二重ショック
・Schwab 4月中旬ローンチ確定——3,700万顧客へBTC/ETHスポット解放
【4月5日】
・Daily Intel 4/5|IBIT出来高がBinance並み、RWA $27.5B、イラン期限明日
・SITION Signal|BlackRock IBITの日次出来高がBinanceと並んだ
・SITION Signal|Saylor「Bitcoinの4年サイクルは死んだ」——機関資本フローが価格を決める
■ @LifeMakersCom(暗号資産・ブロックチェーン関連)
エポック622期間中、LifeMakersアカウントでは暗号資産・ブロックチェーン直接関連の記事はありませんでした。エネルギー自給・農業技術・AI活用を中心に配信しています。
【エポック622終了時点 ステーキング動向】
■ SIPO / SIPO2 / SIPO3 ステーキング報告
| プール | ライブステーク | 飽和率 | 委任者数 | エポックブロック | 生涯ブロック |
|---|---|---|---|---|---|
| SIPO | ₳48.32m | 62.71% | 1,137 | 58 | 18,600 |
| SIPO2 | ₳35.63m | 46.24% | 479 | 30 | 14,037 |
| SIPO3 | ₳30.29m | 39.31% | 571 | 37 | 11,204 |
| 合計 | ₳114.24m | — | 2,187 | 125 | 43,841 |
Margin 2.50% / Fixed Cost ₳340 / Pledge ₳50k(全プール共通)
■ SIPO DRep 委任状況(エポック622時点)
・ライブステーク: ₳101.23m
・委任者数: 358名
・ランキング: 約13位
・投票実績: Yes 78 / No 4 / Abstain 3(計85票)
引き続きご委任・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
DRep ID:
drep1yffld2866p00cyg3ejjdewtvazgah7jjgk0s9m7m5ytmmdq33v3zh
ダイダロス用:
drep120m237kstm7pzywv5nwtjm8gj8dl55j9nupwlkapz77mgv7zu7l
SIPO DRep 投票活動と理由はこちら:https://sipo.tokyo/?cat=307
【終章】「最後の挑戦」の意味、そしてエポック623へCGOV Monitoring Layer v3.0およびDaedalus Governance UX v2の設計

■ 75カ国、4つのブロックチェーン、2014年のTEDトーク
「Midnightは、おそらく私が行う最後の大きな挑戦です。」
ホスキンソンはインタビューでそう述べました。
75カ国訪問。4つのブロックチェーン構築。2014年のTEDトークで宣言したことを、実行してきた。
「分散型ガバナンスを構築した。自分は不要になる。Satoshiと同様に。」
勝っても負けても、「分岐点に人々を連れて行き、選択肢を与えた」時点で彼の役目は終わる——そういう意味だと思います。
でも今は、まだ途中です。Midnightはフェデレーテッド段階。HFはまだ前。ガバナンスの仕組みも成長の途上。
■ エポック623に向けて
エポック623が始まる4月5日以降、以下の動きが予想されています。
・Cardano Node 10.7.1: 安定版への移行
・Protocol 11(van Rossem HF): ガバナンス投票の継続
・Midnight Kūkoluフェーズ: dApp移行と本番デプロイ認証の拡大
・Mōhauフェーズ準備: SPO参加・分散化(2026年半ば目標)
・Lace V2 / モバイル: 4月内リリース予定
・Intersect ₳70M Critical Integrations: 提案受付開始
「夜が始まった」——それは比喩ではありませんでした。Midnightというプロトコルが文字通り動き始め、ホスキンソンが「次のナラティブ」の輪郭を語り、世界の金融機関・大学・通信企業が「選択肢として」採用し始めた。
エポック622は、その最初の5日間として、長く記録に残るエポックになるかもしれません。
分岐点まで、あと3〜5年。
私たちは今、その道の途上にいます。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
シリーズ連載:進化するカルダノ・ベーシック
エポックな日々
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
Laceマニュアル
SIPOはDRepへの登録と活動もしております。もしSIPOの活動に興味がある方、DRepへの委任方法について知りたい方は以下の記事をご覧ください。また委任もぜひお願いいたします。
SIPOのDRepとしての目標と活動方針・投票方法
SIPOのDRep投票履歴:https://sipo.tokyo/?cat=307
ダイダロスの方は最新バージョン7.0.2で委任が可能になりました。
SIPOのDRep活動にご興味がある方は委任をご検討いただければ幸いです。
DRep ID:
drep1yffld2866p00cyg3ejjdewtvazgah7jjgk0s9m7m5ytmmdq33v3zh
二つのIDはダイダロス以外のウォレットではどちらも有効です。ADAホルダーがSIPOにガバナンス権を委任する際に使用できます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
























