アメリカの金融サービス会社モーニングスターのポートフォリオストラテジストは、カルダノがビットコインやイーサリアムと並んで主流の暗号通貨となり、主流の暗号通貨の「ビッグ3」を形成する可能性があると語ったことをbitcoin.comが伝えています。

以下はbitcoin.comに掲載された記事「Portfolio Strategist Expects Cardano to Become Mainstream Cryptocurrency Alongside Bitcoin and Ether」を翻訳したものです

ポートフォリオストラテジスト、カルダノがビットコインやイーサと並ぶ主流の暗号通貨になると予想

By Kevin Helms　2021年7月26日

アメリカの金融サービス会社モーニングスターのポートフォリオストラテジストは、カルダノがビットコインやイーサリアムと並んで主流の暗号通貨となり、主流の暗号通貨の「ビッグ3」を形成する可能性があると語っている。

ストラテジストは、カルダノ、イーサ、ビットコインが暗号通貨の主流になる可能性があると考えている

モーニングスターの暗号通貨に特化したポートフォリオストラテジストであるエイミー・アーノット氏は、先週のInsiderとのインタビューで、暗号規制、イサーリアム、カルダノに関する見解を語りました。

多くの暗号通貨は現金を生み出すものではないため、適切な価格を決定するのは難しいとアーノット氏は述べています。しかし、イサーリアムは、分散型金融（DeFi）の取引に力を発揮し、非ファンジブル・トークン（NFT）をサポートするために使用されているため、ある程度の価格が組み込まれていると説明した。ストラテジストは詳しく説明しました。

イーサリアムがユーティリティーとして使用されているという事実は、ある種のプライスフロアを提供するはずですが、それが何であるべきかはわかりません。多くの人がネットワーク効果について話していますが、それは、これらの通貨がより多く使用され、相互依存性やつながりが増すほど、価値が高まるというものです。

また、アーノット氏は、カルダノ（ADA）が有望な暗号通貨であり、ビットコインやイーサリアムと一緒になって、主流の暗号通貨の「ビッグ3」を形成する可能性があると考えています。彼女は詳しく説明してくれました。

カルダノは、技術的に多くの可能性を秘めたプロトコルであるという点で、イーサリアムに似ています。カルダノはイーサリアムと似ていますが、技術的な応用が可能なプロトコルです。

モーニングスターのストラテジストは、暗号通貨の機関投資家への導入についての見解を続けました。「この1年ほどの間に起こった興味深いことは、機関投資家が暗号通貨を採用し、投資資産として見ることにはるかに積極的になったことです。この傾向が続けば、他の暗号通貨がより主流になっていくでしょう」と見解を述べています。

彼女は、ETF（Exchange-Traded Fund）の形で、分散型の暗号通貨インデックスファンドをぜひ実現したいと述べています。しかし、米国証券取引委員会（SEC）は未だに暗号ETFを承認しておらず、”主流の投資家が暗号通貨へのエクスポージャーを得ることは非常に難しい “としています。アーノット氏はこう意見しました。

規制リスクは大きな問題です。これがここ数ヶ月の多くのボラティリティの原動力になっています。世界中の政府が暗号全般、特にビットコインやイーサリアムを締め付けるようなことがあれば、それは大きなマイナス要因となります。