インプット・アウトプット・グローバル（IOG）は、2名の新入社員を迎え、1名の昇進を発表し、3つの重要なポジションにこの優秀な人材を任命しています。
本記事では、これらの人物の学歴や職歴を掘り下げることで、この組織のスタッフの資質と、IOGの目標達成への重要な貢献についての洞察を提供します。
以下はIOGブログに掲載された記事「 IOG appoints talented individuals to 3 key positions」を翻訳したものです。
IOG、3つの重要なポジションに優秀な人材を起用
by Ivan Irakoze 2022年12月8日
インプット・アウトプット・グローバル（IOG）は、2名の新入社員を迎え、1名の昇進を発表しました。
- Dr. Vanishree Rao：応用暗号の責任者
- Sabina Begum：クリエイティブディレクター
- Arnaud：カルダノのアーキテクチャ責任者に昇格
IOGは、カルダノ・ブロックチェーンを構築したことで知られる著名なブロックチェーン研究・エンジニアリング企業です。
本記事では、これらの人物の学歴や職歴を掘り下げることで、この組織のスタッフの資質と、IOGの目標達成への重要な貢献についての洞察を提供します。
Dr. Vanishree Raoの暗号技術に関する経験
Dr. Rao氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）で暗号学の博士号を取得。博士課程では、マルチパーティ非対話型鍵交換（NIKE）に関する問題を解決する論文を執筆しました。また、マルチパーティ計算（multiparty computation）、ゼロ知識証明（zero-knowledge proofs）などに関する論文も共著しています。
ラオ博士は最近、O(1)Labsで主任暗号学者として働き、Mina Protocolの構築を支援しました。Minaは、 Zero-Knowledge Succinct Non-Interactive Argument of Knowledge (zkSNARKs)に基づくプライバシー重視のブロックチェーンです。
また、Intertrust Technologiesの上級暗号技師、Xerox PARCの研究員として、政府出資プロジェクトや業界ニーズによるプロジェクトに携わるなど、ハイレベルな暗号技術の役割も担ってきました。
また、Horizen Labs、Space and Time、Berkeley Blockchain Xceleratorなど、さまざまなブロックチェーン・プロジェクトの技術アドバイザーを務めています。
IOGでは、既存の研究の実用化に取り組み、さらに発表された著作物を構築し、IOGのゼロ知識証明の専門知識（zero-knowledge proof expertise.）を発展させています。
IOGでは、多くの最先端の研究が吸収され、開発されています。皆さん、驚くほど頭が良く、親切です。私の頭にずっと浮かんでいる例えは、大好きな知識の海に浸かっているということです。
Dr. Vanishree Rao
Sabina Begumのマーケティングと戦略の洞察力
Sabina Begum氏は、ブルネル大学ロンドンでマルチメディア・テクノロジーとデザインの学士号を取得。コーポレートおよびブランド・アイデンティティ、デジタルおよびソーシャルメディア・マーケティング、モバイルファーストの制作、戦略、デジタル、UI、UX、モーショングラフィックスに熟練しています。
サビナは、メタ、電通イージスネットワーク、アイソバー、チェイル、ノイジービーストなど、さまざまな組織で活躍する多面的なエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターです。
サビナは、IOGのデザインチームを率い、アドテクノロジーの専門知識を生かして、IOGの製品開発に取り組んでいます。
「私は、アドテクノロジーの世界での専門知識を生かし、IOGのマーコムズ・クリエイティブ・チームを率いて、画期的な作品を開発することに興奮しています。私は、エンジニアリング、プロダクト、クリエイティブ、マーケティングを橋渡しし、相乗効果で深い感動を与える作品を作りたいと考えています。IOGは、人々の生活を向上させる製品を生み出すことで、業界をリードしていけると信じています。” – サビナ・ベガム
Arnaud Baillyの開発者としての経歴
Arnaud氏は2021年3月からIOGに勤務しており、リール第1科学技術大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得しています。彼は、以下のことに長けた経験豊富なソフトウェアエンジニアであり、開発者です。
- 関数型プログラミング（Haskell、Clojure）
- アジャイルソフトウェア開発プラクティス(XP)
- 金融とフィンテック
- パーミッションドブロックチェーン、パブリックブロックチェーン
- Javaといくつかの分散システム、その他
Arnaud氏は 1994 年に専門的にソフトウェア開発を始め、2000 年代初期に Haskell でコーディングするようになりました。Murex、Capital Match、Symbiont、Solina Groupなどの組織で、コンサルタント、リード開発者、CTO、アドバイザー、アーキテクト、コーチとして勤務してきました。
彼の昇進した役割では、Arnaud は、IOG 内の Cardano ネットワークのコア技術コンポーネントの設計、実装、および保守を行う Haskell チームを支援しています。
“IOGとCardanoコミュニティは、最先端の研究と高度な技術に基づき、豊かで多様なエコシステムを構築しています。私はCardanoのコア技術に貢献し、有能で献身的なチームと一緒に働けることを嬉しく、誇りに思います。” – アルノー・バイリー（Arnaud Bailly
IOGで働くことを検討する
IOG は完全に分散化されたリモートワークの組織で、学術的な厳密さと根拠に基づくソフトウェア開発の最高原則に取り組んでいます。この組織は、多様な人々のコラボレーションを楽しく、エキサイティングに、そして常にやりがいのあるものにすることを目指しています。
IOGの目標は、最高の仕事を継続的に提供するための機会、リソース、サポートをスタッフに与えることによって、クラス最高となることです。
今すぐ応募（Apply for a role today）して、非常に優秀でフレンドリーなスタッフと一緒に働き、IOGが公共部門と民間部門のクライアントのために高保証のブロックチェーン製品を構築するのを手伝ってください。
