staking rewardsによると、カルダノはイーサリアムに次ぐ２位のPOS（proof-of-stake：プルーフ・オブ・ステーク）ネットワークとしてランクされており、ステーキングマーケットキャップはイーサリアムの269億5000万ドルに対し、92億2000万ドルとなっています。
カルダノのステーキング比率は71.86%であるのに対し、Ethereumは14.31%です。カルダノのステーキングメカニズムはゲーム理論に基づいており、流動的でノンカストディアル（非保護）的、かつリスクのないステーキングを提供します。
また、カルダノのステークプールに委ねられたADA暗号通貨の保管は、所有者の秘密鍵の管理下にあり、ステークプールの運営者に所有権が与えられることはありません。
カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、イーサリアムのステーキングメカニズムとSEC規制の潜在的な影響についてコメントしています。
これについてU.TODAYが詳しく伝えています。
以下はU.TODAYに掲載された記事「Cardano Ranks Biggest Staking Network After Ethereum, Here Are Details」を翻訳したものです。
カルダノがイーサリアムに次ぐ最大のステーキングネットワークにランクイン、詳細はこちら U.TODAY
by Tomiwabold Olajide 2023年2月10日
staking rewardsによると、カルダノはイーサリアムに次ぐプルーフ・オブ・ステーク（POS）ネットワークに位置し、ステーク時価総額は92億2000万ドル（約1兆円）。一方、イーサリアムのステーキングマーケットキャップは269億5000万ドルです。
カルダノのステーキング比率は71.86％と高く、イーサリアムは14.31％です。
Pools.pmによると、34,308,238,349 ADAが3,182のプールでステークされています。
これは膨大に見えるかもしれませんが、カルダノは他のPOSブロックチェーンとは異なる独自のステーキングメカニズムを使用しています。
ADA Whaleによると、「カルダノのステーキングは、暗号の最大のDeFiアプリです。リキッド、ノンステーキング、リスクフリー。」であると述べています。
カルダノのステーキングの仕組み
カルダノ・ブロックチェーンは、スラッシングではなく、ゲーム理論に基づいたステーキング・メカニズムを使用しています。カルダノのデザイン選択の意味するところは 第一に、カルダノにおけるステーキングは流動的であり、ユーザーのADAをいかなる権利確定期間もロックしない。
第二に、カルダノのADA委譲はステイクプール運営者にその所有権を与えない。カルダノのステークプールに委ねられたADA暗号通貨の保管は、常に所有者の秘密鍵の管理下にあります。
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カルダノCEOがイーサリアムのステーキングに問題があると発言、その理由はこちら
先にお伝えしたように、Coinbase CEOのBrian Armstrong氏が、SECがリテールからのステーキングへのアクセスを禁止する予定であるとツイートしたことを受けて、カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン（Charles Hoskinson）氏がイーサリアムのステーキングの仕組みについて次のようにコメントしました。
イーサリアムのステーキングは問題がある。一時的に自分の資産を他人に譲ってリターンを得てもらうというのは、規制対象商品によく似ている。スラッシングとボンドはあまり良くない。一方、非管理型のリキッドステーキングは、私たちが13年間使ってきたマイニングプールのようだ。
また、ホスキンソン氏は、「（ステーキングの）運用と設計の実際の事実に関する根本的な誤解のために、すべてのプルーフ・オブ・ステークのプロトコルがひとまとめにされてしまうかもしれない。」と述べています。
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