IOG動画：Essential Cardano360 2023年10月号要約と翻訳
毎月届けられている「エッセンシャルカルダノ360」では、カルダノエコシステム全体の最新ニュースと開発についてお届けします。今月号の「Essential Cardano360 2023年10月号」は大きな話題として、データガバナンスを容易にし、データのプライバシーを保護することを目的としたMidnightのテスト期間の開始を発表、分散型IDおよびデジタルアイデンティティのためのAtala Prismチームの進捗、2024年への展望、およびVoltaire（ボルテール）ガバナンスアップデートが含まれます。さらに、カルダノのテストネットとガバナンスに関連する様々なアップデート、新しいガバナンスツールの導入、コミュニティ参加の重要性、そしてカルダノの将来のロードマップに関する情報が紹介されます。また、ゲーミングコミュニティとメタバースに焦点を当てた特別インタビューも公開されています。
以下はに掲載された記事「Essential Cardano360 October 2023」を要約及び翻訳したものです。
(639) Essential Cardano360 October 2023 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OE4I1NtoVZE
00:00:00：Essential Cardano360 10月号へようこそ by Tim Harrison氏
翻訳：
こんにちは、そしてエッセンシャルカルダノ360の10月号へようこそ。カルダノエコシステム全体での最新ニュースと開発のいくつかをまとめた月次レビューです。では、ダイブする前に、いつものようにチャンネル登録と通知ベルを押して、IOGのチームからのカルダノに関する最新で最高のニュースをゲットしてください。さて、カルダノサミットイベントに向けて準備を進めている中、他にもたくさんのエキサイティングなことがありましたが、今日はいくつかの素晴らしいアップデートがあります。Atala Prismのデビッド・ハーディングが、今年の分散型アイデンティティの世界でチームが進展したことと2024年の展望を共有するために参加してくれます。また、ジャック・ブリッグスが、メンバーベースの組織intersectの最新情報をお伝えするために立ち寄ってくれます。さらに、サムとカルロスがカルダノガバナンスのためのテストネットであるSancho Netについて詳しく説明し、マイケルとレンゾがコミュニティのための新しいガバナンスインターフェースを可能にする新しいgovツールのアップデートについて参加します。さらに、カルダノバロットに関する情報と、カルダノガバナンスに参加して自分の意見を述べる方法の詳細があります。さらに、corne copiaのRobとJoshとの特別な延長インタビューがあります。ゲーミングコミュニティとメタバースについての話題です。nft XLVでの取材ですので、ぜひお楽しみに。
まずは、デベットテスト期間を迎えるmidnightのマウリツィオ・マガルディにお伺いしましょう。
00:01:30：Mauricio Mardi氏によるMidnightの進捗に関するアップデート
要約：
今月号The Essential Cardano360 October 2023の最初のエピソードでは、データガバナンスのコンプライアンス負担を軽減し、機密データを保護するアプリであるMidnightに関する情報を提供。
- Mauricio Mardi（マウリシオ・マーディ）氏はIOGのMidnightのプロダクト責任者。
- Midnightはデータガバナンスの負担を軽減し、機密データを保護するのを助ける。
- Devnet(開発者向けサンドボックス)の登録が開始。新技術の早期アクセスが可能。
- midnight.networkに登録し、ZK技術での構築アイデアを共有できる。
- TwitterとLinkedInでフォローし、ミッドナイトの最新情報を入手可。
翻訳：
こんにちは、Mauricio Mardi（マウリシオ・マーディ）です。IOGのミッドナイトのプロダクト責任者を務めています。この番組に再び出演できて嬉しく思います。ミッドナイトは、アプリ開発者と組織が、データガバナンスとコンプライアンスの負担を軽減し、機密データを所有者の手に置くのを助けるためにここにいます。
Devnet、開発者向けのサンドボックス環境に到達しました。Devnetへの登録が現在開かれています。この新しいテクノロジーの早期アクセスのチャンスが得られ、フィードバックを提供し、将来のロードマップに影響を与えることができます。この新しいテクノロジーでデータ保護スマートコントラクトとアプリの構築を始める最初の人々の中に入るために、midnight.networkにアクセスして登録し、短い登録フォームに記入してください。
ZKテクノロジーを使って構築を開始したいアイデアについて、できるだけ多く共有することをお勧めします。 ミッドナイトの最新情報を得るためにTwitterとLinkedInでフォローしてください。 さらなる更新をお待ちください。
マウリツィオ氏によるそのアップデートとMidnightの最新情報に感謝します。Midnightの最新情報を入手するために、ソーシャルメディアでIOGをフォローし、最新のブログをチェックしてください。以下にすべてのリンクがあります。
00:02:46：Atala Prism General ManagerであるDavid Harding氏が参加し、Atala Prismの最新情報を共有
David Harding氏は、今年の初めにIOGチームに参加し、Atala Prismを率いています。Atala Prismは、検証可能なデータとデジタルアイデンティティのためのセルフソブリンアイデンティティプラットフォームとサービススイートです。彼に会って、チームがどんな取り組みをしているのか聞いてみました。
Davidさん、Essential Cardano 360へようこそ。ショーに参加していただき、ありがとうございます。まず始める前に、自己紹介とIOGへの経歴について少し教えていただけますか？
要約：
- デイビッド・ハーディングはAtala PRISMのジェネラルマネージャー兼CEO。
- 35年以上の経験があり、そのうち25年は国際企業で上級管理職。デジタルアイデンティティ分野では20年以上の経験がある。
- Atala PRISMは検証可能なデータとデジタルアイデンティティのためのプラットフォーム。デジタルアイデンティティの発行、確認、管理のインフラを提供。
- ユーザーが自身のアイデンティティと個人情報を制御できるようにすることが目的。
- 自己主権アイデンティティは、デジタルアイデンティティの制御をユーザーの手に取り戻すことを可能にする。
- 必要最小限の情報のみを要求することで、情報漏洩のリスクを軽減できる。
- 人々が自身のアイデンティティを所有、管理、コントロールできることを目指す。
翻訳：
まず、私を招待してくれてありがとうございます。私の名前はデイビッド・ハーディングで、Atala PRISM Developmentのジェネラルマネージャー兼CEOです。IOGと一緒に働き始めてまだ3ヶ月ですが、ここに来るまでにはかなりの旅をしました。 私は35年以上のプロの経験を持っており、そのうち25年間は公共および民間の国際企業でのエグゼクティブCレベルの管理職を務めてきました。また、デジタルアイデンティティ分野で20年以上の経験を持っています。法執行機関や政府、空港セキュリティ、国境管理、登録旅行者プログラム、そして国家IDや運転免許プログラムなどの分野で働いた経験があります。エンタープライズやシングルサインオン、フィンテック、ヘルスケア、物理的および論理的アクセス制御など、多岐にわたる分野での豊富な経験を持っています。
この旅が私をAtala PRISMの一員に導いてくれたと感じています。この優れたチームの一員でいることが本当に好きで、とても特権的だと感じています。非常に熟練したプロフェッショナルのメンバーで溢れており、IOGは協力的で信じられないほど素晴らしい職場だと感じています。そして、IOGでデジタルアイデンティティを本当にリードする機会を与えられました。そして、私はデジタルアイデンティティ、プライバシー、セキュリティの専門家です。
Tim：Atala PRISMを紹介していないのはしばらくの間ですが、それに精通していない人々のために、デイビッド、アタラプリズムが何であるか、そしてそれが達成しようとしていることについて私たちにリフレッシュしていただけますか？
Atala PRISMは、検証可能なデータとデジタルアイデンティティのためのセルフ・ソブリン・アイデンティティ・プラットフォームおよびサービス・スイートです。デジタルアイデンティティの発行、確認、および管理のためのコアインフラストラクチャを提供します。それは、分散型アイデンティティと自己主権アイデンティティのためのW3C、またはワールドワイドウェブコンソーシアムのグローバル仕様に基づいて構築されています。これらは実質的に非常に類似しています。Atala PRISMがプラットフォームとして行うことは、ユーザーが自分のアイデンティティ、個人情報をどのように提示し、それを他の人と共有するか、またはその情報の共有に同意するかを制御することを可能にすることです。
では、なぜそれが必要なのでしょうか。Web 2に慣れ親しんだ従来の世界では、私たちは自分のデジタルパーソナを所有していません。それを所有しているのは他の全員です。実際、それは私たちが使用するソーシャルメディアサービス、ビッグテック、銀行、ヘルスケア、さらには私たちの雇用者でさえ 私たちのエンタープライズデジタル個人情報を制御しています。
私たちが自分のアイデンティティを制御していないため、私たちのアイデンティティデータは使用され、管理され、売却され、悪用され、盗まれる可能性があります。したがって、自己主権アイデンティティは本当にスクリプトを反転させ、制御を私たちの手に戻します。自己主権の部分です。分散型インターネットを作成するにあたって、アイデンティティは依然として私たちが行うすべてのことの中心にあります。
そして、グローバルエコノミー内で、機関との間で信頼性を持って運用すること、そして、必要ではない個人情報が共有される恐れなく操作することは重要です。私たちが同意すること、私たちが情報の共有に同意しないことができるという事実は本当に重要です。サービスが必要な情報だけを得ることができ、余分な情報は持っていないので、情報が悪用されるリスクが軽減されます。これは、人々が自分のアイデンティティを所有し、管理し、コントロールできるようにするものです。
デイビッド氏が参加してくれてありがとう、そして、Atala PRISMについてもっと知りたい方は、下のショーノートにあるリンクをチェックしてください。
Voltaireの時代で、カルダノのガバナンスの旅は加速し続けています。今月は多くの活動がありました、そしてここにAddie Girouard氏がロードマップ、Intersect、SanchoNet、新しいガバナンスツールに関する最新情報、そしてカルダノのガバナンスの未来にあなたの声をどのように貸すことができるかについてお話しします。
00:13:09：Cardanoのガバナンス: Addie Girouard氏によるVoltaireロードマップの概要
要約：このVoltaireセクションでは、カルダノエコシステムのVoltaire時代のタイムラインとアップデートの概要を提供しています。CIP-1694の開始、グローバルコミュニティワークショップ、IntersectとSanchoNetの設立、リポジトリの移行、Voltaire Gov Toolベータ版、ウォレットの統合、およびCIP- 1694と暫定憲法の実施のためのロードマップなど、重要なイベントを強調しています。また、コミュニティのフィードバックの重要性と、最終憲法のための今後の協議期間についても言及しています。
Voltaireタイムラインは下記の通り
- 2022年11月 – Voltaireの時代の始まり、CIP-1694の発表
- 2023年初頭 – グローバルなCIP-1694ワークショップ開催
- 2023年7月 – CIP-1694ワークショップの集大成、最小限の要件定義
- 2023年7月 – Intersectのローンチ
- 2023年7月 – SanchoNetのローンチ
- 2023年Q4 – 各種委員会設立、レポジトリの移行
- 2023年Q4 – Voltaireガバナンスツールベータ、ウォレット統合
- 2023年Q4 – Cardano投票によるCIP-1694へのコミュニティの温度チェック
- 2024年 – CIP-1694のオンチェーン実装、コミュニティフィードバック重視
- 2024年 – 暫定憲法、それに基づくオフチェーンガバナンス構築
- 2024年 – グローバルワークショップ、憲法制定大会、最終憲法投票
翻訳：
Voltaireの3つの柱はIntersect、カルダノ憲法、民主的合意
こんにちは、私はAddie Gerard（アディ・ジェラード）です。ここIOGのVoltaireのコミュニケーションを担当しています。今日のカルダノ360では、特別なVoltaireセグメントをたくさんのアップデートと共にお届けします。さっそく始めましょう。まず、Voltaireの時代のタイムラインを振り返ってみたいと思います。
2022年11月、IOGスコットフェストがエジンバラで開催され、Voltaireの時代の幕開けとCIP-1694の公表が行われました。
2023年2月、CIP1694の初のセッションがコロラドで開催され、Q1からQ3にかけて、グローバルコミュニティワークショップが行われました。カルダノコミュニティは24か国で50以上のガバナンスワークショップを開催し、1000人以上の個人や団体が参加して、包括的で持続可能なオンチェーンガバナンスシステムの構築に向けて学び、ネットワーキングし、ビルドアップしました。
またQ3には、 2023年7月にエジンバラで行われたCIP-1694ワークショップが、大学でのキャップストーンイベントとともに、ワークショップシリーズの集大成を迎えました。これにより、CIP-1694を通じてカルダノガバナンスを前進させるための最初の世代の最低限の要件が定義され、実行可能なオンチェーンガバナンスフレームワークがQ3 2023年にローンチされました。Intersectのローンチ 7月にはまた、Intersectのローンチが行われました。これは、カルダノエコシステムの新しいメンバーベースの組織で、その継続性と、分散型オープンソースプロジェクトとしての継続的な開発を保証する役割を担っています。それは、そのメンバーシップとカルダノコミュニティ全体に奉仕するためのものです。
そして、まだ始動フェーズにあるにも関わらず、すでに600以上のメンバーを擁しています。そのメンバーには、エコシステム全体からの個人、企業、組織が含まれています。Q3 2023年7月には、SanchoNetのローンチも行われました。SanchoNetは、Voltaireのオンチェーンガバナンスメカニズムを直接体験できるテストネットです。CIP-1694で概説された機能を実験するための遊び場であり、技術コミュニティの助けを借りて、週ごとに構築されています。
Q4 2023年、オープンソースとメンバーシップ、コミュニティ委員会の設立 効果的な委員会は、任意のオープンソースプロジェクトの運営にとって鍵となります。最近、Intersectにオープンソース委員会が設立され、メンバーベースの組織全体でオープンソースのベストプラクティスを推進することに専念しています。数週間前には、Intersectメンバーシップおよびコミュニティ委員会の設立も見られました。
Q4 2023年、市民委員会の設立 この四半期には、市民委員会の設立も予定されています。このグループは、憲法専門家とコミュニティメンバーのミックスで、完全な最終的なカルダノ憲法への批准の旅を指導し、助ける役割を担います。
Q4 2023年、レポジトリがIntersectに移行 カルダノのコアコードベースは、約15の企業からの貢献を受けており、Q4には、コアカルダノGitHubレポジトリの一部がインターセクトに移行し、継続的な管理とスチュワードシップのためのスタートを切る予定です。
その次のステップとして、オープンソース管理の進化が重要です。
Q4 2023年、Voltaire GV（ガバナンス）ツールベータにより、カルダノコミュニティはCIP-1694のガバナンスメカニズムをSanchoNet上で使用でき、ADAホルダーはSanchoNet上で代表者またはDRepに登録し、SanchoNet Drepsに投票権を委任し、最終的にはテストネット上でのガバナンスアクションに投票することができます。これはオープンソースツールなので、すべてのコミュニティビルダーに参加してテスト、反復、改善を支援するよう奨励しています。次の数ヶ月にわたって、ツールビルダー向けにインターセクトから助成金が提供されます。
Q4 2023年、最初のSanchoNetウォレット統合、CIP-95 ウォレット統合も、ガバナンスにとって鍵となります。IOGのチームは、コミュニティと密接に連携して、ウォレット標準CIP-95の統合に取り組んでいます。これにより、ADAホルダーは自分のウォレットから直接DRepsに投票を委任することができます。
Q4 2023年、ソネットは機能豊富 ウォレットとガバナンスツールの統合により、SanchoNetは徐々に機能豊富になっていきます。この四半期には、現在のCLI（コマンドラインインターフェイス）のみの実装から徐々に移行し、コミュニティのメンバーがますます関与し、使用し、改善することができるようになります。
2023年第4四半期には、CIP-1694 Cardano投票とSanchoNet機能がRichで導入され、コミュニティはCardano投票を通じて、Cardanoがオンチェーンガバナンスにどれだけ準備ができていると感じているかを尋ねられます。
これはCIP-1694に対する温度チェックと考えてください。Cardano財団とIntersectのチームは、このプロセスについて近いうちに詳細を共有します。コミュニティの同意は中心であり、Voltaireの旅路において、これはコミュニティの感情と信頼に関する最初のポールとなります。
次世代のCardanoガバナンスに対するあなたのフィードバックは、2024年にオフチェーン要素に焦点を移すにつれて、技術的意思決定の重要な要素となります。2024年の第1四半期から第4四半期まで、チェーンアップグレード、ハードフォークイベント、およびブートストラッピングが行われる予定であり、目標はコミュニティの同意を得て、2024年の前半にCIP-1694をCH上でハードフォークコンビネーターを使用して実装することです。技術的観点から、憲法のガードレールと暫定憲法が整っていることで、これが完全な憲法批准への道のりにおけるブートストラッピング期間の開始を示すことになります。
2023年第4四半期の暫定憲法、第4四半期にはVoltaireに必要なオフチェーン要素に焦点を当てることで、Intersectが委員会やワーキンググループと連携して行っている作業が増加します。暫定憲法がリリースされ、オフチェーンガバナンスフレームワークは、オンチェーンガバナンスアクションを可能にするために不可欠となります。
CIP-1694は、遵守するオフチェーンのルールとガードレールなしにはオンチェーンで実装することはできません。これは一時的な文書に過ぎませんが、重要なものであり、2024年の初期のブートストラッピング期間中、初期の憲法的ガードレールとして機能します。完全なコミュニティ承認の憲法が整うまで、一時的なルールセットが適切な時間を憲法討論のために提供し、Cardanoの技術的なカデンスを遅らせることなく、重要なことに、コミュニティがコミュニティ承認プロジェクトのための財務省にアクセスする正当なフレームワークを提供します。
2024年第1四半期から第4四半期までの憲法に関する協議期間、コミュニティ温度チェックは実際には、最終憲法に関する広範な協議プログラムの前奏曲に過ぎません。これは、来年2024年にわたって実施される一連のグローバルワークショップを通じて、暫定憲法に関するコミュニティフィードバックを収集および統合し、年末までに憲法制定大会を開催し、最終的に最終批准投票を行って暫定憲法から最終憲法へ移行し、Cardanoコミュニティが承認する憲法制定大会から出てくることを目指します。
2024年第4四半期には憲法制定大会が開催され、2024年第4四半期には憲法に関する投票が行われます。Voltaireの3つの柱と良いガバナンスの定義について、次のセクションではIntersectについて始めたいと思います。
00:22:03：Cardanoのガバナンス: Jack Briggs氏とAddie Girouard氏によるIntersectのアップデート
Addie：Jack、一緒にいてくれてありがとう。自己紹介をお願いできますか？
要約：
このセクションでは、カルダノの組織Intersectの立ち上げとその5つ柱についての共有です。Intersectはコミュニティの支援とエコシステムの開発、カルダノのオンチェーンガバナンスの管理と推進、カルダノの継続の促進、そしてカルダノのコア技術のオープンソース開発の調整を重視しています。また、Intersectでは委員会やワーキンググループを通じてさまざまな活動が行われており、メンバーシップによる参加が推奨されています。
- Intersectはカルダノのメンバー制組織で、コミュニティ支援、エコシステム開発、オンチェーンガバナンス、カルダノの継続性、オープンソース開発の調整に重点。
- Intersectには5つの柱がある。1) コミュニティ支援 2) オンチェーンガバナンス 3) カルダノの継続性 4) ビジョンの配信 5) オープンソース開発の調整
- 委員会やワーキンググループを通じて活動。メンバー参加が推奨されている。
- 既にオープンソース委員会、技術指向委員会、メンバーシップ委員会、憲法委員会などが立ち上がっている。
- 600人以上のメンバーを獲得。メンバーシップによって推進されている。
- ウェブサイトから簡単にメンバーになれる。さまざまな形で参加可能。
翻訳：
ありがとう、Addie。はい、私はJack Briggs （ジャック・ブリッグス）で、IOGのブートストラッピングチームの一員です。カルダノメンバーベースの組織、別名Intersectを立ち上げる作業をしています。 最近、ラスベガスでのNFT XLVでエキサイティングな時間を過ごしました。それは非常に楽しかったです。たくさんのメンバーやビルダー、Intersectのメンバーに会えてとても素晴らしかったです。しかし、何よりも重要なのは、我々が建設しているプロジェクトが本当にクールなNFTのものを作っているということです。そう、それは素晴らしかったです。IntersectはVoltaire時代の重要な機関であり、機関の基盤とエコシステムにもたらすものについて多くの思索がなされていることを知っています。
Addie：ジャック、コミュニティとintersectの柱について少し共有してくれませんか？
はい、もちろんです。Intersectの五つの柱は、Intersectが約束したことを果たす方法の重要な基盤となっています。
最初の柱はコミュニティを支援し、エコシステムを開発することであり、主に開発者コミュニティがコードベースを構築し、それに取り組むことに焦点を当てています。そして、さらに、ネットワーキングイベント、メンバーの機会、協力、そして2024年に開催される年次開発者会議のようなアイデアを通じて実現されます。
二つ目の柱は、CIP-1694で説明されているように、カダノのオンチェーンガバナンスを管理し、推進することです。Intersectがどのようにツール、資料、プロセスを開発してオンチェーンでより良い結果を達成するかです。
そして、三つ目には、カダノの継続の促進があり、それはここと今、今日のことです。現時点でカダノを維持および開発するためには何が必要かです。
そして、四つ目には、かなりエキサイティングな大きな部分があり、それはカダノの未来のビジョンの配信を組織することです。未来のビジョンは、未来のビジョンと技術が何であるべきかについて話すメンバーだけでなく、実際にその技術を共同で構築および開発することを含みます。
最後に、カルダノのコア技術のオープンソース開発の調整があります。今年後半には25個かそれ以上のリポジトリがIntersectに移動する予定であり、それに加えて他のオープンソースプロジェクトがあります。
Addie：それは本当に考えさせられる柱です、ジャック。それらを共有してくれてありがとう。Intersectの始まり以来、多くの人々が参加してきて、いくつかの委員会が設立されました。委員会で何が起こっているのか、アップデートを提供してくれますか？
はい、もちろんです。今年、すでに4つの委員会を設立しました。これらの委員会は、以前に参加することに興味を示していたメンバーで構成されています。私たちはすでにカルダノのオープンソースについて5回か6回話し合っており、今後数年間にわたってのカルダノのオープンソースアプローチがどのように発展し、強化されるかについての目的と原則にすでに合意しています。
技術指向委員会も設定されており、これはTSC委員会であり、これは、カルダノのガバナンスが健全な技術認識とベストプラクティスに基づいていることを確認する任務を担う委員会です。そして、メンバーシップとコミュニティ委員会があり、これはもう少し内向きで、メンバーシップの層、価格、利点、全体的にメンバーがIntersectから最も価値を引き出すことに焦点を当てています。
最後に、カルダノ憲法委員会があり、これは、オフチェーンプロセスと資料、そしてそれらの結果をオンチェーンで推進するためのサポートを見ることに焦点を当てています。そして、もちろん、多くの他の委員会の機会があります。メンバーは特に2024年には多くの委員会を提案できます。そして、私たちはワーキンググループを持っています。これは非常にエキサイティングです。なぜなら、それらは通常、委員会にまとめられ、時間や特定の目標によって制約される可能性があるからです。
そして、ワーキンググループについて最も興味深いのは、Intersectの非メンバーが参加できることであり、カルダノやブロックチェーン全体の外側でさえも可能です。だから、広範囲の視点がIntersectに、そしてもちろんカルダノに流れ込む素晴らしい機会があります。それは7月の開始以来、行われてきた信じられないほどの量の作業です。
Addie：おめでとうございます。はい、それは本当にメンバーシップによって推進されています。実際、私たちはすでに600人以上のメンバーを獲得しています。それにもかかわらず、まだ約9週間しか経っていません。それは非常に印象的です。そして、私は先ほど言ったように、オープンソース委員会は、それ以来すでに6回開催されています。これは、それを前進させるために投入されたエネルギーと作業の非常に印象的な量です。だから、私は本当に楽観的であり、今年の残りの部分ともちろん2024年に向けて非常に興奮しています。素晴らしいです。私は、人々がまだ参加に興味を持っていて、毎日参加していることを知っています。最新の情報を入手し、メンバーになる方法を教えてくれますか？
はい、もちろんです。それは非常に簡単です。https://www.intersectmbo.org/にアクセスし、今日家族メンバーとして参加できます。参加するべきさまざまな理由があり、私がその理由を少し提供したことを願っていますが、ウェブサイトをチェックして、そこでさらに詳しく知ることができます。
Addie：素晴らしい、ジャックと話すのはとても素敵でした。ありがとう。前に言ったように、良いガバナンスを定義する三つの柱があります。
次にカルダノ投票について私たちを導いてくれる特別なゲストを見てみましょう。
00:27:03：CardanoのガバナンスカルダノBallot（バロット）: Michael Maddoff氏がCardanoの投票について解説
要約：
Michael matov（マイケル・マトフ）はIOGのグループプロダクトマネージャーで、元は政治学者で、カルダノのガバナンスに携われることを夢見ていました。
- Michael matov（マイケル・マトフ）氏はIOGでVoltaireプログラムを立ち上げた。
- カルダノのガバナンスには3つの柱が必要 – Intersect、カルダノ憲法、民主的合意。
- カルダノBallotはコミュニティの意思決定を支援する投票システム。
- 投票するにはステークと1ADAが必要。プロセスはシンプル。
- 結果は透明性高く公開。投票後は簡単に結果を確認可。
- CIP-1694の進捗温度計、サミットの投票などに利用予定。
- 次はSanchoNetでガバナンスを試す。Voltaire時代が近づいている。
翻訳：
みなさん、こんにちは。私の名前はMichael matov（マイケル・マトフ）です。IOGのグループプロダクトマネージャーを務めており、ここでVoltaireプログラムを立ち上げました。Voltaireプログラムに参加する前は、Catalystコミュニティの一員でしたが、元々は政治学者として訓練を受けましたので、カルダノのガバナンスの未来に取り組めるのは本当に夢が叶ったようなものです。
カルダノのガバナンスがシームレスに機能するには、3つの柱が必要です。1つ目は、Intersect（インターセクト）というメンバー制の組織に関するものです。2つ目は、共有の価値観を定義するためにコミュニティが結束するカルダノ憲法です。そして3つ目の柱が民主的合意で、これが私が今日重点的にフォーカスしたい内容です。
そこで、カルダノ財団との共同開発である、カルダノBallot（バロット）と呼ばれるツールについてお話ししたいと思います。カルダノ・バロットは、コミュニティにとって重要な特定のガバナンスのトピックに対するコミュニティの意向を把握するために使用される、ハイブリッドオンチェーンとオフチェーンの投票システムです。例えば、次期CIP-1694などがそうです。
このシンプルなツールを使えば、ユーザーはウォレットでログインして投票に署名するだけで、コストなしで参加でき、ネットワークへの需要を最小限に抑えながら、ブロックチェーン技術を利用して投票の独立した検証を可能にします。これは、カルダノでの民主的合意の発展にとって大きな前進です。
Addie：投票者やコミュニティメンバーは、どのようにして参加するのでしょうか。必要な要件はありますか?
投票するために主に2つの要件があります。1つ目は、投票前にCIP-30サポートのカルダノウォレットをステークしていること。2つ目はそのウォレットに少なくとも1Lovelaceがあることです。これが投票できるための唯一の要件です。多くのコミュニティメンバーは、この要件を簡単に満たすことができると思います。
Addie：CIP-30サポートのウォレットのリストはどこで見つけられますか?
CIP-30サポートのウォレットのリストは、カルダノ・バロットのウェブサイトに掲載されます。投票プロセスと要件について説明したFAQが用意されますが、一般的に使用されているライトウォレットのほとんどをカバーしています。Lace、Eury、Eternalなど、主要なウォレットのいくつかを例に挙げれば、主要なウォレットを使用していれば参加できます。
Addie：広くサポートされているのを聞いてうれしく思います。コミュニティの投票プロセスについて少し説明していただけますか?
はい。投票プロセスは、参加をできるだけ簡単にすることを目指しています。必要なのは、アプリケーションにウォレットを接続し、ログインして認証し、その質問に対して賛成、反対、または棄権を投票することだけです。
投票に加えて、投票の理由を書いて説明する機能も追加しました。反対または棄権した場合は、なぜその質問に異議を唱えるのか説明できます。賛成票の場合も、なぜそれを支持するのか説明できます。これにより、コミュニティのすべての人が、特定のトピックに対する意見や見解を最大限表明することができます。
Addie：本当にワクワクさせられます。投票は最近、世界のさまざまな政府で問題視されており、その結果に疑問を呈する動きがあります。透明性を高めるためにどのような対策が取られていますか?
透明性は、カルダノ・バロットの主な利点の1つで、そのためにこのように設計しました。投票結果は第三者による監査が行われます。ツールはオープンソースになるので、投票の実施方法、集計方法、結果の算出方法を誰でもレビューできます。
投票者は結果を受け取って、ブロックチェーン上で自分の投票が実際に行われ集計されたことを独自に検証できる確認アプリも作成します。
Addie：投票が締め切られた後、何が起こりますか?
投票が終了すると、結果はシンプルなリーダーボード形式で表示されるので、特定の質問に対する投票の内訳を簡単に確認できます。
Addie：CIP-1694に関して、カルダノ・バロットは今後数ヶ月のコミュニティ全体にとって何を提供しますか?
今後数ヶ月間、カルダノ・バロットを使用して、CIP-1694の進捗に関するステーク加重の温度チェックを行いますが、別の興味深いユースケースもすでにアクティブです。それは、迫りくるドバイのカルダノサミットの受賞候補者への投票です。すでに2つの素晴らしいユースケースがあり、さらにたくさんのユースケースが期待されています。
Addie：Voltaireの時代が本当に近づいています。カルダノ・バロットが実際に稼働しているのを楽しみにしています。カルダノ360にご招待いただき、ありがとうございました。
ガバナンスのもう一つの側面は、それを実際に試してみることです。次はSanchoNetについてです。
00:32:28：Cardanoのガバナンス: SanchoNetと新しいガバナンスツールのデモ
要約：
- SanchoNetの代表者がSanchoNetについて説明。8月からSPOでない投票者も参加可。憲法委員会による投票サポートも追加。
- 新しいガバナンスアクションが実装されつつある。プロトコルパラメータの更新が楽しみ。
- デモでは委員会メンバーの更新と財務引き出しの投票が示された。コミュニティがガバナンスをテストできるようになる。
- CLIだけでなくウォレット統合やツールも進行中。コミュニティの参加が鍵。
- 次はガバナンスツール。CIP-1694のガバナンスをサポートするツールが必要。
- ガバナンスツールでは登録、委任、投票等が可能。SanchoNetでテストできるようになる。
- コミュニティ所有のオープンソースツールとして成長が期待される。
翻訳：
Addie：本日はSanchoNetとそこで起きていることに特別な目を向けます。SanchoNetの代表者が今日参加してくれることをとても楽しみにしています。自己紹介をお願いします。
はい、私はSam Leathersです。IOGのCorchのプロダクト責任者を務めています。再びここにいられて嬉しいですAddie。
私はCarlosで、カルダノCLIのプロダクトオーナーです。こちらにも参加できてうれしく思います。
Addie：Sam、今年初めにSanchoNetのロードマップについて発表しましたが、そのフェーズの内容をもう一度説明していただけますか。
はい、SanchoNetは本当にエディンバラが始まりでした。それから8月にはSPOでない投票者もSanchoNetに参加できるようになりました。先月には憲法委員会による投票サポートを追加しました。新しいアクション、例えば憲法委員会メンバーの登録と削除、情報アクションへの投票、財務引き出しを可能にするなども追加しました。非常に積極的なロードマップで、明らかにコミュニティへこれらのツールとテストを届けるために一生懸命働いています。
Addie：Carlos、最新のリリースでは何が起こったのか教えてください。
はい、Carda-node8.5preでは財務引き出し、不信任のガバナンスアクション、委員の投票、承認が実装されました。現在、プロトコルパラメータの更新とその統合に注力しています。これが最も面白いガバナンスアクションの1つです。次のノードリリースでの実装が楽しみです。
Addie：コミュニティが結集してこれらのガバナンスコンポーネントをテストできるのを見るのがとても楽しみです。Sam、デモの準備が整っているとのことですね。
はい、そのとおりです。
委員会を更新するデモを行います。新しい委員を追加するアクションを提出し、その後、新しいCCキーで投票する財務引き出しを行います。ローカルクラスターが動いているので、新しい委員を含むガバナンスアクションを発行します。これがこのクラスターの最初の2人の委員になります。
まず、それぞれの資格情報を生成します。次に、新しい委員とその任期を含むガバナンスアクションプロポーザルを作成します。そして、その取引でプロポーザルを提出します。
次に代表者とステーカーが投票を行う時期です。投票期間が終了すると、承認された新しいCCメンバーが表示されるはずです。全員が賛成票を投じました。
新しいCCメンバーが批准されました。次にホットキーを生成し、そのホットキーの認証証明書を発行する必要があります。これはセキュリティ強化のためです。証明書をチェーンに送信し、この時点からCCメンバーは承認を必要とするアクションに投票できるようになります。
実演を簡単にするため、彼らの投票が必要な財務引き出しガバナンスアクションを作成しましょう。新しいキーセットを作成します。これらはステークプールに委任されません。報酬アカウントにあるべき残高は、財務から引き出した額のみになります。
まずプロポーザルを作成し、このクラスターの現在の財務の約1%に当たる2249トークンを引き出すことにします。取引でプロポーザルを送信し、代表者とCCメンバーが投票します。CCメンバーはホットキーを使用して投票する必要があることに注意してください。
全員が賛成したので、アクションが実行されると、対象アドレスの報酬アカウントに2249ADAがあるのが見て取れます。
以上がデモの内容です。ありがとうございました。
Addie：本日それを紹介してくれてありがとうCarlos。将来の予定について少し触れましたが、何が一番楽しみですか?
プロトコルパラメータの更新はコミュニティにとって非常に楽しいものになると思います。ここでコミュニティがプロトコルとネットワークを自分の手に取るのですから。とても楽しみです。
Addie：Sam、SanchoNetで一番楽しみにしていることは何ですか?
CLIだけでなく、より多くの人々が関与できるようになることが楽しみです。ウォレットの統合が始まっており、ガバナンスツールもあります。コミュニティによる多くのツールも期待しています。
Addie：SanchoNetで会いましょう。お会いできるのが待ちきれません。本日はお二人とお話できて嬉しかったです。視聴者に参加方法を教えてください。
Sancho.networkにアクセスしてください。そこに、全てのアクションの使用方法と投票方法が文書化されています。Discordへのリンクもあり、コミュニティに参加することができます。
カルダノ360にご出演いただき、ありがとうございました。
ありがとう、Addie。
Addie：カルダノ・バロットとSanchoNetのプレイグラウンドについて話しました。次は、コミュニティのガバナンスへの参加を支援するために必要なツールについて説明します。Govツールを見てみましょう。
こんにちは、私はLorenzoです。Voltaireのプロダクトデザインリードを務めています。カルダノ360に来られてとても嬉しいです。
Addie：本日はお越しいただきありがとうございます。Lorenzo。現在取り組んでいることについて教えてください。
私のチームでは、Voltaireガバナンスツールと呼ばれるものに取り組んでいます。このツールは、CIP-1694で説明されているガバナンスをサポートするために最初に利用可能となるツールの1つです。
非常に重要なことのようですね。Voltaire時代に向けた進展において、どのように考えていますか?
ガバナンスにはコミュニティの参加が重要です。したがって、ガバナンスツールのようなツールが、多くのコミュニティメンバーがガバナンスを体験できるようにするための鍵となります。特に、ガバナンスツールを使えば、すぐにSanchoNetの機能をテストできるようになります。本当にワクワクします。
Addie：ガバナンスツールで現在できるアクションを教えてください。
現在の実装では、DRepとして登録し、DRepに委任することができます。CIPで説明されているように、DRepとCCの両方に委任することもできます。ガバナンスアクションを確認し、既存のガバナンスアクションに投票することもできます。
Addie：興味深いですね。ガバナンスツールのお気に入りの部分を教えてください。
ガバナンスツールで最も面白いのは、CIP-1694はワクワクするけれども非常に技術的だということです。ガバナンスツールは、その1つ目のツールとして、より多くのコミュニティメンバーがガバナンスを理解し、体験できるようになります。それが形となり、まもなくコミュニティにテストしてもらえるのがワクワクします。
Addie：コミュニティへのすばらしい提供ですね。ガバナンスツールの機能や外観を紹介するデモがあるとのことですが。
はい、これがVoltaireガバナンスツールの最初のランディングページです。前述のように、ガバナンス関連の重要なアクションを実行できるだけでなく、ガバナンス自体のコンテキストを提供し、投票権の使い方に関する情報を提供します。
ウォレットに接続することなく、DRepとして登録する方法やその意味についての情報が得られます。ここから直接、ガバナンスアクションを確認し、進行中のものを追跡できます。投票に参加したい場合は、CP-95対応ウォレットを接続できます。
そうすると、DRepに委任したり、CCに投票権を委任したり、DRepとして登録したりできるようになります。DRepに登録すると、ウォレットで取引に署名でき、ガバナンスアクションに自分で投票できるようになります。
投票後は、送信した投票を確認し、変更することもできます。これらはまもなくSanchoNetでテストできるようになります。
本当に素晴らしいツールですね。多くのコミュニティメンバーが使いたがっていることと思います。私もその1人です。ガバナンスツールの今後の展望を教えてください。
ガバナンスツールは、コミュニティが所有し運営するオープンソースツールシステムの一部になります。近い将来、コミュニティとともにガバナンスツールそのものを発展させることができます。現在でも、Intersectを通じて新しい分野に拡張するための助成金を利用できます。
例えば、Proposal Discussion Pillarでは、オフチェーンプロセスの提案作成と、それをオンチェーンアクションにすることができます。
Addie：本当にたくさんの良い情報をありがとうございました。コミュニティはガバナンスツールの最新情報をどこで取得できますか?
Intersectの各チャネルやDiscord、ウェブサイトでガバナンスツールに関する情報を共有しています。最新情報を得るためにはIntersectに参加することをおすすめします。
Addie：Lorenzo、カルダノ360にご出演いただき、ありがとうございました。貴重なデモを見せてくださり、光栄でした。
ご招待いただき、ありがとうございました。
Addie：Voltaireで進行中の出来事について興味深いお話ができました。また次回お会いしましょう。
オン・オフチェーンのガバナンスメカニズム構築に貢献したい方は、以下のリンクから参加してください。SPOであるか否かに関わらず、技術的な方でもそうでない方でも、毎週進化しているSanchoNetでの貢献方法を探してください。
最近、シャベルを手に取ったコミュニティの2人のメンバーに拍手を。Mike Horneは、SanchoNetでのノード設定やCLIの使い方など、建設者をサポートするための便利なビデオをたくさん作成しました。参加したい方は、以下のリンクをチェックしてください。
また、Palaceチームにも拍手を。Palaceは、TX Pipeで知られるSantiago Cwgaを含む多くの貢献者による、カルダノモジュールのオープンソースのRust実装です。現在、ライブラリでのSanchoNetとの互換性実現に取り組んでいます。すぐに、Rust言語でCIP-1694のガバナンスプリミティブを操作できるようになります。
カルダノの継続的なガバナンスへの貢献に興味がある方は、以下のフォームからIntersect委員会やワーキンググループへの参加を検討してください。
00:43:55：NFTxLVのハイライトを振り返る
要約：
- カルダノコミュニティがラスベガスで開催されたNFTイベントに集まり、様々なプロジェクトがブースを出展して交流を深めた。
- カルダノ財団、インターセクト、Laceウォレットなどの団体が参加。コミュニティの絆の強さが感じられるイベントだった。
- World MobileのEarthノード、音楽配信プロジェクト、女性の存在感、トレーディングカードゲームなど、多様なプロジェクトが紹介された。
- ガバナンスに関する議論も活発で、ボルテールツールの実装などが発表された。インターセクトの立ち上げ支援など、コミュニティの継続性確保にも取り組んでいる。
- 情熱的なコミュニティの様子から、2024年はカルダノにとって大きな前進の年になると期待できそうだ。
翻訳：
カルダノコミュニティが最近、9月のNFT XLVイベントで華やかなラスベガスに集まりました。IOGチームもカメラを持ってそこにいました。
それでは、何が起こったのか見てみましょう。
華やかなラスベガス、ネバダにようこそ。ここはNFT XLVイベントが開催されている場所です。カルダノ財団、メンバー制組織のインターセクト、Laceウォレットなど、カルダノのすべてのビルダーの創造性、特にラスベガスのNFTコミュニティの創造性を祝っています。
イベントは大変素晴らしく、みなが楽しんでいます。どこを見てもコネクションが築かれ、お互いを祝っています。いつもコミュニティイベントがあるたびに感動しています。
当社のNFT Earthノードは、事実上、Earthノードの所有権と運用を決定するレイヤーです。Earthノードはワールドモバイルネットワーク上にあるバリデータノードで、ワールドモバイルネットワークの脳のようなものです。Earthノードは、ネットワークを流れるすべての通信データと決済データを処理しているため、最も重要なタスクを担っていると言えます。報酬の分配方法も決定しています。通信業界の破壊を推進している非常にエキサイティングなプロジェクトです。
プロジェクトNは、ミュージシャン、アーティスト、ファンのためのロイヤリティをオンチェーン化する音楽配信に関するものです。カルダノコミュニティを特別なものにしているのは何かと言うと、コミュニティの団結力だと思います。誰もがお互いを助けようとしています。
当社ではオープンソースの取り組みが多いのですが、ブースに来てくれる人は、当社の活動に興味がなくても、自分のプロジェクトの助けになるツールをたくさん使うことができます。カルダノではこの共有コミュニティが非常に浸透しています。
エコシステムに入った当初、エコシステムには3~7人の女性しかいないという小さなジョークがありました。実際、クリプトについて話している100人以上の女性がいるイーサリアムのTwitterスペースに触発されました。ソーシャルメディアが示すのは逆の状況でした。女性はクリプトや技術に遅れを取っている、というのは侮辱的でした。
だから、エコシステムに女性の居場所があることを証明したかったのです。同時に、男性にも反対側の視点を聞いてもらう機会を提供しました。基本に立ち返れば、誰にでも理解できるはずです。エコシステムに両性がいるのはフェアだと思います。
私はMick Blackwellで、Ergo、カルダノ、Nervosのブロックチェーン上でトレーディングカードゲーム「Blitz TCG」の創設者です。これら3つのブロックチェーンを支持する理由は、その戦略に強く賛同するからです。まずは、技術を必要とする人々のために構築することです。
例えば、カルダノは発展途上国だけでなく、先進国でも働いています。金銭的に恵まれていようと、ブロックチェーンで解決できる問題の解決に取り組んでいます。誰もがその点を忘れているようです。なぜ300ものブロックチェーンがあるのでしょう。一体何の問題を解決しているのでしょうか。
カルダノが常に、解決しようとしている問題と関連付けて語られるのが好きです。Palmyraなどは、Ergoとカルダノの両方で紅茶業界の問題解決に取り組んでいます。実際の問題を人々に示すことができるのです。
今回のイベントで議論されたのは、オフチェーンのメカニズム、組織、憲法の旅、そしてCIP-1694、ガバナンスツール、SanchoNetなどのオンチェーンのメカニズムです。これら全てが、ビルダーやADA保有者のコミュニティが、新しいガバナンスの時代に本当に繁栄するのを可能にし、力づけます。
私たちは今日、ボルテールガバナンスツールの最初の実装をコミュニティに示しています。ガバナンスツールは、CIP-1694とともに、民主的合意の3番目の柱を満たすものです。最小限のオンチェーンガバナンスを可能にし、投票とコミュニティ参加をより強力かつ参加型の方法で実現します。
私はジャック・ブリッグスで、IOGのブートストラッピングチームの一員としてインターセクトの立ち上げを支援しています。インターセクトには5つの柱があり、それがインターセクトの活動の構造となっています。
第一に、メンバー同士のネットワーキングイベント、メンバーの成功とエコシステムへの貢献の推進があります。次に、CIP-694で説明されているように、オンチェーンガバナンスを管理・推進します。強力なオフチェーンプロセスでより良いオンチェーンの結果を生み出します。
三番目は、オンチェーンのガバナンスアクションによってコミュニティが承認したカルダノのビジョンロードマップの調整です。メンバー自身がそのロードマップを配信するのです。
四番目は、今現在のカルダノの継続性の維持・配信です。安定性とセキュリティの確保など、常に行われている作業がたくさんあります。
最後に、オープンソース委員会がすでに行っているように、カルダノのオープンソースのベストプラクティスとアプローチを推進します。
500人以上のメンバーがすでに参加しています。本日あなたもファウンディングメンバーとして参加できます。ウェブサイトから登録してください。
今年の残りと2024年は忙しくなりますが、NFT XLVのようなイベントに参加すると、情熱、資源fulness、回復力がカルダノコミュニティには変わらずにあることを思い出させてくれます。2024年は確かに素晴らしい年になるでしょう。
00:50:29：Laceプラットフォームのコミュニティマネージャーであるロドルフォ・リベイロ（ルディ）がCornucopiasのチームにインタビュー
要約：
Cornucopiaはジョシュ・ジョーンズとロブ・グレッグが開発したオープンワールドゲームで、ポストアポカリプスの地球を舞台にしている。
- CEOの2人がイベントに参加し、ゲームの内容と参加方法について説明した。
- ゲームにはレースができるCedo Valley Racewayや自然豊かなSolaceなどのフィールドがある。
- コミュニティからのフィードバックを参考に開発を進めている。
- テスターは少しずつ拡大する方針で、Christmasまでに1000人規模にしたい。
- ゲーム内で一定の資産を獲得した時点でウォレットの作成を促す仕組みがある。
- 参加するにはテスター登録から始めることができ、Discordのコミュニティも活発だ。
翻訳：
ジョシュ・ジョーンズとロブ・グレッグによって開発されたオープンワールドゲーム「Cornucopia」の共同設立者兼共同CEOがNFT XLVに参加し、ゲームと展望、参加方法について話をする機会がありました。
Rudy：みなさん、こんにちは。コミュニティマネージャーのRudy（ルディ）です。お二人にお会いできて嬉しいです。プロジェクトの詳細を教えてください。
はい、共同CEOのジョシュです。共同CEOのロブ・グレッグです。私たちは、CornucopiaというMMO RPGゲームで取り組んでいます。それは、ポストアポカリプスの地球を舞台にしています。人類はドームを通じて雲の中に昇華しました。私たちはそのドームを利用して、新しく革新的なゲーム体験を提供しています。
その1つが、レースができるCedo Valley Racewayです。これは多くの人が現在見ているもので、近いうちにパブリックテストも行います。Solaceという美しいコロラドの山々やポプラの木、川がある土地もあります。土地を選んで育てたり、商取引や冒険を楽しむことができます。8km四方なので非常に広大で、X軸とY軸を全て歩くのに約40分かかります。ドームの中を探索できる大きな空間です。
まだ始まったばかりですが、PVPバトルなどができるカスタムドームも最終的には用意する予定です。コミュニティがゲームを評価してくれているのを見てワクワクしています。
イベントはこれまで素晴らしく、みなゲームが大好きです。ブースではたくさんのフィードバックを頂戴しました。4つの65インチスクリーンを設置し、レーシング、パズル、マイニングの3つのゲームフォームをマルチプレイヤーでプレイできました。
Cedo Valleyを走り回っての体験は、現在300人ほどのテストグループに公開しています。まだ非常に初期のアルファ版です。テスターをコントロールしながら増やしていくために、ローンチャーを作成しました。次のフェーズでは、レーシングをテスターにも導入する予定です。
コミュニティは、ほぼ日1から関与していて、この数ヵ月間で本当に貴重な存在です。クリスマスまでには1000人程度のテスターを募集したいと考えています。ハードウェアも様々なので、トラブルシューティングの経験が得られて非常に価値があります。
コミュニティからは、150種類以上のグラフィックカードでのテスト結果が得られています。33人のチームだけではテストできないので、本当に助かっています。高画質、中画質、低画質、ウルトラの各モードを作成できました。コミュニティの存在は計り知れないくらい価値があります。
Rudy：テスターはどのように選抜しているのでしょうか。
グループAは、OGメンバーです。数年間コミュニティの一員となり、役割を獲得した人々です。OGになるには、ポジティブでルールに従う必要があります。今は、Mythicランド保有者にも開放しています。LegendaryやRareへも順次拡大していきます。徐々にテスターを増やす良い方法だと思います。
ゲームのクオリティは素晴らしいですね。グラフィックなどが洗練されています。
市販のアセットと利用可能なものを使って作成しました。マップ、インタラクション、プラグインなどを購入できます。1ヶ月でゲームのように見せることはできますが、既製のアニメーションや他者のアート、マップを利用しているだけです。
成功したゲームは、市販アセットだけを使っていないことが分かっています。人々は新しく革新的なものを求めています。他の人が使っているのと同じものだと、何も感動的ではありません。
私たちは、クリエイティブで革新的なコミュニティを育成したいと考えています。カルダノで起こっているのと同じく、慎重なアプローチを支持する知性と研究心を備えたコミュニティを育成したいと思っています。
イノベーション、クリエイティビティ、インスピレーション、前向きな姿勢を育てていきたいと思っています。成長に伴い、コミュニティの意見を取り入れながら、本当に求められているものを一緒に築き上げていきたいと思っています。カルダノエコシステムの価値観は重要だと思います。
ウェブ2のゲーマーは品質に対する期待が高いです。100億ドル規模のゲームスタジオでさえ、ウェブ2ゲーマーからの批判が絶えません。要求に応えることができなければ、それを知らされるでしょう。
十分なクオリティを提供し、多くの人々の関心を引きつけたいと考えています。私自身、ゲーマーとして参加したいと思っています。
Rudy：次は何をする予定で、どのように参加すればよいでしょうか。
次は、レーシングとマイニングをコミュニティに公開する予定です。インフラもスケールアップしています。自動ビルドとイメージ作成により、Amazon AWS GameLiftでのサービス提供が可能になりました。
Solaceは95%完了しています。1ヶ月以内に8kmの世界のアートを100%完了できると思います。ただし、土地区画の配置やその他のプログラミング作業が必要です。
初期のテストでは、最小限の釣りなどのアクティビティを提供したいと考えています。これらはすべて、Cedo Valleyで徐々に導入し、完成したらSolaceにも展開していきます。中長期的なビジョンを持ち、アジャイルに開発しています。
Rudy：Cornucopiaに入った後は、レーシングを主にプレイし、その後釣りや農業を楽しむ、というイメージでしょうか。
そうですね、自分のアドベンチャーを選択できます。関心のある分野で様々なスキルを開発していきます。Web3に詳しくない友人を招待する場合、現在の計画では、ゲーム内アセットを購入して利用したい場合、まずゲームは完全無料でプレイできます。何かを購入する必要はありません。
しかし、アセットを購入したい場合、必ずしもすぐに暗号ウォレットは必要ありません。例えば、車や土地などのNFTを予約できます。ゲーム内でそれを利用でき、後でNFTは引き出せます。
ゲーム内で2,700ドル相当のアセットを蓄積したときに、Web3への移行を勧めるメッセージが送られます。資産の売買が可能になります。移行を希望すれば、小額の手数料でNFTがウォレットに送られ、簡単なセキュリティチュートリアルを受けてウォレットを作成します。
Rudy：楽しくプレイした後に、Web3の道が開かれるこのようなユーザージャーニーは素晴らしいと思います。
その通りです。最初からウォレット作成を強いるのではなく、価値の獲得を促してから移行を勧めるのが理にかなっています。
Discordのコミュニティも、新しいテスターを歓迎し、支え合っています。友達同士で協力して遊ぶ様子は感動的です。現在はDiscordでコミュニケーションしていますが、ゲーム内での交流機能も追加予定です。コミュニティは友情を育んでいて、それは素晴らしいことです。
参加する第一歩はテスター登録です。Cornucopia.orgにアクセスして、簡単に登録できます。ウォレットや2段階認証は任意です。Twitterでのフォローもおすすめです。
素晴らしいアイデアだと思います。個人的にゲーマーとして参加したいと思っています。ぜひ登録の支援をお願いします。
Rudy：ご連絡ください。登録にご協力します。ありがとうございました。
01:04:30：クロージングの挨拶
翻訳：
Cornucopiaチームに大きな拍手を。プロジェクトの詳細をシェアしたい場合は、カルダノサミットのIOGブースに立ち寄ってください。そこでカルダノ上に構築している皆さんやプロジェクトとライブでお話しする予定です。
10月のカルダノ360は以上です。ドバイのサミットに参加する、世界中の多くの衛星イベントのいずれかに参加する、ライブストリームをご覧になる、楽しんで11月にお会いしましょう。
