【最新】Intersect開発アップデート #57(2025年4月11日):Cardanoの自律分散ガバナンス構築に向けた前進
Cardanoが真の自己統治型ブロックチェーンとなるための重要なプロセスが日々進んでいます。Intersect開発アップデート第57号では、委員会選挙、予算提案、GovTool開発、地域コミュニティの動きなど、Cardanoエコシステムの最新情報が共有されました。
※リンクや詳細情報は、Intersect公式原文をご参照ください。
委員会選挙:119名が立候補、いよいよ4月16日から投票開始!
2025年のIntersect委員会選挙の候補者登録が完了し、合計119名がさまざまな委員会へ立候補。
選挙の投票期間は4月16日〜5月7日で、5月12日に結果発表予定です。
選挙スケジュール概要:
- 4/12〜4/15:投票準備・品質チェック
- 4/16〜5/7:投票期間
- 5/8〜5/11:集計と審査
- 5/12:公式結果発表
立候補者の意見を聞けるAMAイベントも複数予定されています(Xスペースにて)。
Cardano予算提案プロセス進行中:4月24日が初期ラウンドの締切
Cardanoの2025年ロードマップを支援する提案をGovTool上で受付中。
すでに100件以上の提案が公開され、DRepによるシグナル(支持・不支持)が可能です。
提案カテゴリ例:
- コア開発
- ガバナンス支援
- マーケティング・イノベーション
- 研究
NCL(Net Change Limit)提案への投票も進行中。持続可能なトレジャリー運用の鍵となる重要な提案です。
GovToolの改善:より使いやすく、より強力に
提案の提出・編集・削除がしやすくなるよう、GovToolのUI・機能改善が進行中。
文字数制限の緩和、Markdown整形の改善、API連携準備など、開発は着実に進んでいます。
また、ガバナンストーリング作業部会では、DRepの偏在リスクや予算カテゴリの明確化などについても議論されています。
地域ハブの動き:日本とアフリカからも活動報告
- 日本ハブ:ユウタ氏とユリ氏からアキョウ氏へリーダー交代。4月11日に「予算提案レビュー会」も実施されました。
- アフリカハブ(WADA):4月10日に15名が参加した会合で、選挙と予算の理解を深める機会を提供。
ガバナンス強化と憲法委員会の準備
Intersect Governance Working Groupでは、委員会構造や選挙プロセスの改善、日々の意思決定支援など、Cardano全体のガバナンス強化に取り組んでいます。
憲法委員会の選挙と投票ツールも開発中で、まもなくテスト段階に入ります。
メンバー・コミュニティの注目事例
- WIMS(南アフリカ):女性とマイノリティの教育支援・Web3参加を推進。CIP-1694ワークショップの開催実績も。
- Storm Partners(欧州):法務・教育・マーケティング支援を通じて、Cardanoの分散型ガバナンスを後押し。
ガバナンス関連データ(2025年4月4日以降の変化)
- DRep登録数:1214(+12)
- DRepによる投票数:2128(+90)
- Vote Delegation数:171,509(+3,930)
- Delegator数:152,169(+3,186)
最後に:関心のある方は原文をチェック!
- 各委員会や提案の詳細
- 投票・参加の手順
- ワークショップやイベントのスケジュール
- GovToolの新機能ガイド
- ディスコードでのサポート窓口 など
詳細・リンクは公式原文にてご確認ください: