NIGHT解凍スタート:Redemptionの全手順と2026年までのMidnightロードマップを解説
取引所上場から解凍スケジュールまで──NIGHTの“いま”が丸ごと分かる総合ガイド

序章:ついにNIGHTの夜が明けた──その瞬間、何が起きたのか?
2025年12月、ついに長い旅路を経て NIGHTトークンがCardano上でローンチ しました。
この瞬間は、ただのトークン上場ではなく、Midnightネットワーク全体のフェーズが切り替わる「節目」として、世界中のブロックチェーンコミュニティから大きな注目を集めています。
Midnightロードマップでは、このローンチ段階を Hilo(ヒロ)フェーズ と呼びます。
ハワイの月齢にちなんだ名称で、Hiloは「最初の月」「新たな始まり」を象徴します。その名前どおり、今回のNIGHTローンチは、Midnightが本格的に動き出すスタート地点です。
900万ウォレットが参加した、史上最大級のトークン配布
今回のローンチの背景にあるのが、2025年を通じて世界規模の注目を集めた Glacier Drop と Scavenger Mine です。
Midnight公式がまとめた数字は驚異的です:
● Glacier Drop
- 対象チェーン:ADA / BTC / ETH / SOL / XRP / BNB / AVAX / BAT
- 条件:$100相当以上の残高を特定ウォレットが保持
- 総請求ウォレット数:170,000以上
- 配布量:3.5B NIGHT
● Scavenger Mine
- 期間:21日
- 参加方法:PCブラウザがあれば誰でも参加可
- 参加ウォレット数:8,000,000以上(業界新記録)
- 配布量:1B NIGHT
この2つを合算すると、900万を超えるウォレットがNIGHTの配布に関わったことになります。
これは、これまでの暗号資産の歴史の中でも最大級の規模であり、Midnightが「Cardanoだけのプロジェクト」ではなく、最初からマルチチェーンの巨大なコミュニティ基盤を持つプロトコルとして誕生したことを意味しています。
Midnight Summitが示した未来:合理的プライバシー(Rational Privacy)とは何か?
NIGHTローンチ直前にロンドンのグリニッジで開催された Midnight Summit。
ここで語られた内容が、Midnightへの期待を決定的に高めました。
Midnightが掲げるコンセプトは「合理的プライバシー(Rational Privacy)」。
これは「なんでも匿名で隠す」という従来の“Privacy Coin”的なアプローチとはまったく異なります。
Midnightの思想はこうです:
● プライバシーは「ゼロ」か「すべて公開」かの二択ではない
● 必要な相手にだけ、必要な量の情報を開示できる
● それ以外のすべては、デフォルトで守られるべき
例えば:
- 医療機関に「必要な検査結果だけ」を証明して見せる
- 金融機関に「資産が一定額以上であること」だけを示す
- 企業がDAppを運用しても、取引相手の個人情報が漏れない
- DeFiで大口注文を出しても、取引履歴から逆算されない
- AIエージェントが活動しても、ユーザーの生データが吸い上げられない
これらはすべて、Midnightが採用するZero-Knowledge技術(ZK)と、選択的開示(Selective Disclosure)によって実現される未来です。
Summitで多くのスピーカーが強調していたポイントは:
- Web3の採用を妨げているのは「透明すぎる」という構造的問題
- プライバシーがなければ企業・政府・医療・金融は参加できない
- Midnightは「使えるプライバシー」を提供する最初のレイヤー1になる
この思想が“合理的プライバシー”という名前に凝縮されています。
世界中がMidnightに注目する理由
NIGHTローンチは単なるトークンイベントではなく、次の3つが同時に起きた「転換点」です。
① Cardano初の“Tier1同時上場”
Bybit、OKX、Gate、MEXC、KuCoin、Bitpanda、Binance Alpha、HTX、Kraken……
→ 主要取引所が一斉にサポートを発表。
これにより、Midnightはグローバル規模で一気にユーザー獲得が進む土台を得ました。
(取引所公式アナウンスはこちら)
② 史上最大規模のコミュニティ分配
合計4.5B以上のNIGHTが、世界中の900万ウォレットへ直接割り当てられた。
VC販売ゼロ。初期投資家主導のトークンではなく、最初から「広く・公平に」ばら撒かれた。
この構造は、Bitcoin初期の配布構造を彷彿とさせ、コミュニティから高く評価されています。
③ Midnightロードマップの本格的な稼働開始(Hilo → 2026まで)
今回のローンチは、壮大なロードマップの 最初の一歩 でしかありません。
Midnightの開発フェーズは:
- Hilo(いまここ)
- Kūkolu(2026 Q1)Federated Mainnet開始
- Mōhalu(2026 Q2)SPO参加、Dust Capacity Exchange
- Hua(2026 Q3)Hybrid DApp実装、他チェーンとブリッジ接続
という明確な工程に沿って進みます。
世界が注目する理由は、Midnightが作ろうとしているものが
「プライバシー × ID × マルチチェーン」の統合レイヤー
として、ブロックチェーンの欠点を埋める“失われたピース”だからです。
序章のまとめ:NIGHTは始まりであり、Midnight本編の幕開け
NIGHTトークンのローンチは、Midnightネットワークの“本編”がいよいよ始まったことを示す合図です。
- 世界最大級のコミュニティ参加
- Cardano初のトップ取引所同時上場
- プライバシーの新概念「Rational Privacy」
- 2026年まで続く大規模ロードマップの始動
Midnightは、単なる新規チェーンではなく
「Web3の根本課題を解決するための、第四世代レイヤー」
として動き始めています。
このあと続く章では、
- NIGHTがどう「解凍(Thaw)」されるのか
- Redemptionで何をどうすれば良いのか
- 取引所はどう動いているのか
- Midnightのロードマップ全体像
- SIPO視点の考察(←ここが強力な差別化ポイント)
を順番に深掘りしていきます。
第1章:NIGHTトークンとは何か?──Cardano初の“Tier1 同時上場”
NIGHTトークンのローンチは、Cardanoの歴史においても特別な意味を持つ出来事でした。
なぜなら、これまでCardanoネイティブ資産が「複数のトップ取引所(いわゆるTier1)」へ同日に上場するケースは存在しなかったからです。
NIGHTは、Midnightネットワークの根幹を担う“ユーティリティ・ガバナンストークン”として設計されており、そのスタート地点からすでに世界規模のインフラとして扱われていることが、今回の上場ラッシュから明確に読み取れます。
ここでは、
- NIGHTというトークンが何を目的に作られ
- なぜこれほど多くの取引所が一斉に上場を発表し
- Cardanoコミュニティにとってどんな意味を持つのか を整理していきます。
NIGHTトークンは「Midnightネットワークの心臓部」
Midnightの世界観を一言で説明すると、
“選択的に開示できるプライバシーを標準装備した、第四世代ブロックチェーン”
です。
その中心で流れる血液のような存在が NIGHT です。
NIGHTの主な役割は以下のとおりです:
① Midnightネットワークのネイティブトークン
トランザクションやスマートコントラクトの基盤となる値の単位。
② ガバナンス参加(投票・意思決定)
Midnightが巨大な公共インフラへ成長するほど、NIGHTのガバナンス権は重要性を増していくはずです。
③ DUST を生み出す“電力源”
Midnightには DUST というユニークな概念があります。
- DUST = プライベートな実行やZK計算に必要な「ガス代」
- NIGHTを保有すると、DUSTがパッシブに生成される
- つまり、NIGHTは“電力メーター”のような役割を持つ
Midnightが描くプライバシー世界では、ユーザー自身がNIGHTを保有することで、
「プライバシーと計算資源を自給する」
という新しいモデルが実現します。
この考え方が、Summitでも語られた Cooperative Economics(協調型経済モデル) の核心です。
NIGHTの同時上場──“Tier1取引所ラッシュ”が意味すること
NIGHTはローンチ直後から、以下の主要取引所へ同時に上場しました:
上場発表された主な取引所
(Midnight公式アナウンスより)
- Bybit
- OKX
- Binance Alpha
- Gate
- MEXC
- KuCoin
- HTX
- Kraken
- Bitpanda
- ほか複数の地域取引所・ウォレットサービス
これほど多くのグローバル取引所が“同時に”Cardano資産を扱うのは初めてです。
ここには明確な理由があります。
なぜ各取引所はNIGHTを即日上場したのか?
① Midnightは「Cardano発のグローバルL1」である
MidnightはCardanoのサイドチェーンではなく、独立した第四世代L1 です。
そのため、取引所は「Cardano銘柄」としてだけでなく、「新しいL1チェーンのネイティブトークン」としてNIGHTを扱います。
L1トークンは流動性・ユーザー需要が高く、取引所にとっても大きなメリットがあります。
② すでに世界900万ウォレットがNIGHTを請求済み
取引所側からすれば、
“開始時点で900万ユーザーがNIGHTを持っている”
という状況は、上場価値として他に類を見ません。
一般的な新チェーンのTGEでは、ここまでの初期コミュニティ規模はまず生まれません。
③ Midnight財団が“グローバル展開”を前提に設計している
Midnightの技術構造は、最初からマルチチェーン(BTC/ETH/SOL/XRP ほか)と連携する思想のもとで作られています。
- 「プライバシーのレイヤー2 for ALL」
- 「支払いはBitcoinでもETHでも可能」
- 「Hybrid DAppで他チェーンを拡張する」
という明確なメッセージに対して、取引所側も“長期成長性”を感じ取っているわけです。
④ NIGHTの解凍(Thaw)が始まる=市場流動性が安定する構造
NIGHTは解凍スケジュールにより、
初年度は市場にゆっくりと供給されていく設計になっています。
これは、いわゆる“初日暴落”のリスクを最小化する仕組みであり、
取引所からすると「扱いやすい銘柄」であるとも言えます。
(詳細は後章の Thaw / Redemption 解説へ)
Cardanoコミュニティにとっての意味
NIGHTの上場はMidnightだけでなく、Cardanoにとっても大きな転換点です。
- Cardano発プロジェクトが世界規模で評価される前例ができた
- Cardano Native Asset がTier1に並ぶ“実績”が生まれた
- 今後のCardano系プロジェクトの上場ルートが開拓された
特に、
「Midnightの成功はCardanoの成功でもある」
という構図が強まったことで、Cardanoエコシステム全体の信頼度が上がっています。
また、取引所の視点に立つと、Midnightには
- 企業利用(RegTech / FinTech / 医療 / ID)
- マルチチェーンDeFi
- AIとの融合(プライバシー計算)
といった、“法人レベルの需要”が見込まれています。
「企業が使えるブロックチェーン」=取引量が増える
→ 取引所にとっても魅力がある
そのため、NIGHTは単なる暗号資産ではなく、
Web2とWeb3の橋渡しをするインフラ資産として扱われ始めています。
第1章まとめ
NIGHTトークンの本質は「Midnightの心臓部」であり、
今回の同時上場は、その未来性が“取引所によって先に認められた”ことを意味します。
- MidnightはCardanoを超えてグローバルに展開するL1
- NIGHTはその中心となるユーティリティ/ガバナンス資産
- 900万ウォレットの初期ユーザーを抱えて始動
- 主要取引所が一斉に上場
- Cardano全体にも新しい地平が開かれた
この流れは、2026年に向けてMidnightが本格展開するための“序章”にすぎません。
《コラム:Midnightを一言で言い表すと──“合理的プライバシーのための本格レイヤー”》
Midnightの全体像をわかりやすく捉えたツイートとして、
暗号資産アナリスト Andrew Throuvalas(@AThrouvalas)氏の分析が非常に示唆に富んでいます。
彼が指摘するMidnightの核心は、次の3つに集約されます。
1. マルチチェーンの“プライバシーレイヤー”として設計されている
MidnightはCardanoの側鎖である一方で、役割はCardanoだけに閉じない。
- Bitcoin
- Ethereum
- Solana
- XRP
- その他主要チェーン
これらのユーザーが、自分のチェーンの資産を維持したままプライバシーを使える世界を目指しています。
これは“sidechain”という表現を超えた、Web3全体の“共通プライバシーレイヤー”という位置づけに近いものです。
2. DUSTとNIGHTが生み出す新しいガスモデル
彼が最も高く評価しているのが、
「ガス代をNIGHTで払わない」 という設計です。
- ガスは DUST という非譲渡のネットワークリソース
- DUSTは NIGHT保有量に応じて自動生成
- 30日で自動消滅するため、蓄積して投機対象にはならない
- 企業・DAppは 自前でDUSTを生成し、ユーザー手数料を永続的に肩代わりできる
つまり:
ユーザーは新たなガストークンを買う必要がない
NIGHTのインフレで“手数料安売り”をする必要もない
この設計は、従来のL1とはまったく違う思想で、
Midnightが掲げる “スケーラブルで持続可能なプライバシー” を支える基盤となっています。
3. “合理的プライバシー”を実現する設計
彼のツイートの中でとても重要なのが、この部分です:
- NIGHTはパブリックに取引される資産として透明性を担保
- Midnight本体のトランザクションは完全非公開 (送信者・受信者・額・残高・トークン種類すべて非公開)
- しかし ZK証明により「必要なことだけ証明できる」
例:
- 年齢確認だけ証明する
- 担保資産が必要額以上かだけ証明する
- トランザクションが正当であることだけ証明する
これは、匿名通貨のような“完全闇取引”ではなく
透明性とプライバシーのバランスを両立するモデルであり、
金融・企業・規制要件のある領域でも採用できる構造です。
4. 分配モデルが“既に世界規模”であること
彼が言及しているように、NIGHTの配布は特異な点があります:
- 供給の100%がコミュニティへ配布
- Cardano 50%
- Bitcoin 20%
- その他チェーンが続く
- 請求はCardano上のCNTとして受け取り、その後Midnightへブリッジ可能
- MidnightではNIGHTがステーキング資産となり、ネットワークを保護する
これによってMidnightは、
ローンチ直後から複数チェーンにまたがる“巨大な初期ユーザー基盤” を獲得しました。
コラムまとめ:Midnightは何を目指しているのか
Andrew氏の整理を踏まえると、Midnightが目指す姿が鮮明になります。
✔ Web3全体が使える“共通プライバシーレイヤー”
✔ ガス問題を解消し、誰でも触れるUX
✔ 規制に耐えうる透明性 × 保護される非公開性
✔ 巨大で多様なコミュニティによる初期分散
NIGHTをただのトークンとして扱うのではなく、
Midnightという「第四世代ブロックチェーン」の中核コンセプトに触れる鍵として理解すると、
このエコシステムの異質さとスケール感がよりクリアに見えてきます。
第2章:世界最大級のエアドロップ『Glacier Drop』の結末
NIGHTローンチの背景には、2025年の数か月にわたり続いた壮大な実験──
世界最大級のコミュニティ配布イベント「Glacier Drop」 の存在があります。
この章では、
- Glacier Dropとは何だったのか
- 何が成功し、何が起きたのか
- なぜこれほど大規模な参加があったのか
- Midnightは何を証明しようとしたのか
を丁寧に紐解いていきます。
この理解が、後に続く「Redemption」「Thaw」「ロードマップ」理解の土台となります。
Glacier Dropとは?──“チェーンを超えて配布する”新しいトークン分配モデル
Glacier Dropは、従来の“単一チェーン内の既存ユーザーに配る”というエアドロップの常識をひっくり返した試みでした。
Midnightの思想である「合理的プライバシー(Rational Privacy)」は、
特定チェーンのユーザーではなく、Web3全体のユーザーが対象となるべき技術 です。
そのため、Glacier Dropの対象チェーンは以下の8つにまたがりました:
- Cardano(ADA)
- Bitcoin(BTC)
- Ethereum(ETH)
- Solana(SOL)
- XRP
- BNB
- Avalanche(AVAX)
- BAT
対象ウォレットは $100相当以上の残高 を持つアドレス。
スナップショット日時は 2025年6月11日。
請求期間は 8月5日〜10月20日 の76日間。
その結果──
170,000ウォレット以上が参加し、総量3.5BのNIGHTが請求された。
これは、エアドロップとしては異例の規模です。
しかし、この数字以上に重要だったのは、
「Midnightは最初からマルチチェーンの住人を迎え入れるプロトコルである」
というメッセージ性でした。
なぜここまで多くの参加者が集まったのか?
Glacier Dropが成功した理由は、主に5つあります。
① Midnightが“Cardanoだけのプロジェクトではない”と明確に示した
エアドロップ対象にCardano以外のチェーン(BTC・ETH・SOLなど)を含めたことで、
「Cardanoユーザーだけのクローズドなチェーンではない」
というメッセージが明確になりました。
これにより、多様なユーザー・デベロッパーの参加が加速しました。
② “最初から公平に配る”という哲学と透明性
Glacier DropにはVC割り当てがありません。
- VC先行販売なし
- 初期投資家の買占めなし
- 広く・薄く・公平に配布
- コミュニティ主導のスタート
これは、NIGHTが「公共インフラの一部として育つべき」というMidnightの哲学と一致しています。
③ Zero-Knowledgeを活用した安全なクロスチェーン検証
請求時のプロセスでは、複数チェーンのウォレットが安全に“所有証明”を行えるよう、
Midnight側はZK技術とメッセージ署名を組み合わせて実装を最適化しました。
これにより、複雑な準備なしで幅広いユーザーが参加できる UX が生まれました。
④ 参加コストが低く、簡単に請求できた
Glacier Dropの請求条件はシンプルで、
“対応ウォレットで署名するだけ” という仕様。
- 高度な知識不要
- 高額手数料なし
- クリック数も少ない
- ブラウザひとつで完結
このUXが参加ハードルを劇的に下げました。
⑤ Midnight Summitによる期待値の最大化
Glacier Drop期間と並行して、Midnight Summitでは
- Rational Privacy
- Hybrid DApp
- Cross-chainブリッジ
- DUSTモデル
- 2026ロードマップ
といった画期的な発表が続き、コミュニティの熱量は最高潮に達しました。
結果として、
「これはただのエアドロップではなく、新しい時代の参加証だ」
というムードが生まれたのです。
Glacier Dropは終わった──しかし物語は“より巨大な潮流”へと変化していく
Glacier Dropによる3.5B NIGHTの分配が終わったとき、Midnightはすでに次のフェーズに移行していました。
しかし、ここからさらに驚くべき出来事が起きます。
第2章の後半:そして“Scavenger Mine”が歴史を作った
Glacier Dropの終了後、Midnightが仕掛けた次のイベントが
「Scavenger Mine」 です。
これは、言わば「CPUを使った公平なマイニング体験」であり、
誰でも1台のPCがあれば参加できる新たなトークン分配手法でした。
期間は21日。
結果は──
● 8,000,000以上のウォレットが参加
● 合計1B NIGHTを分配
わずか3週間で Bitcoin初期2.5年分の計算量 が投入されたという試算もあります。
(Midnight CTOの発言・技術サマリーより)
これは明らかに、単なる“エアドロップ”を超えた現象です。
MidnightはNIGHTの配布を通じて、世界最大規模のコミュニティを一気に形成してしまった のです。
Lost-and-Found:最後のピース
Glacier DropとScavenger Mineで請求されなかった残りのトークン(約252M)は
Lost-and-Foundフェーズ で再びコミュニティへ還元されます。
つまり、Midnightが作る物語は一貫しています。
- 誰でも参加できる
- 公平性を重視する
- コミュニティが中心
- VC主導ではない
この構造が、NIGHTの価値形成に“初期段階から透明性と信頼”を与えました。
第2章まとめ:Glacier Dropが残したもの
Glacier Dropを総括すると、次のように整理できます。
- 世界最大級のマルチチェーン配布
- 170,000ウォレットが請求
- 900万ウォレットが後続イベントを含めて参加
- Midnightが最初から「多チェーン・多文化」のコミュニティに支持された
- 公平性と透明性が初期トークン配布の中心となった
- これが後の“Tier1同時上場”と“Midnightの国際的評価”につながった
Glacier Dropは単なるイベントではなく、
Midnightの哲学とビジョンを世界に示した“最初の社会実験” でした。
第3章:NIGHTの流通開始と“解凍(Thaw)”メカニズム
NIGHTトークンの請求(Claim)が終わった段階では、まだユーザーの手元に自由に動かせるNIGHTは届いていません。
すべてのNIGHTはまず 「凍結(Frozen)」状態 で割り当てられ、その後1年間かけて少しずつ解凍されていきます。
この「解凍(Thaw)」メカニズムこそ、Midnightのトークン設計を理解するうえで非常に重要なポイントです。
多くの新規プロジェクトが直面する “初期供給の急増による暴落リスク” に対し、Midnightが慎重かつ戦略的に向き合った構造だと言えます。
ここでは、
- Thaw(解凍)とは何か
- いつ、どれくらい解凍されるのか
- なぜこの設計が必要なのか
- Redemptionでは何をするのか
を体系的に解説していきます。
(引用元:Midnight公式ガイド:https://www.midnight.gd/news/guide-to-the-night-token-launch-and-redemption)
Thaw(解凍)とは?──1年間で4回に分けてNIGHTが自由になる仕組み
Midnightは一度に大量のNIGHTが流通して市場が混乱しないように、
360日(約1年)かけて段階的に解凍されるスケジュールを採用しています。
解凍は全部で4回。
● 1回目:25% 解凍(ランダム開始)
● 2回目:25% 解凍(1回目の90日後)
● 3回目:25% 解凍(2回目の90日後)
● 4回目:25% 解凍(3回目の90日後)
合計で100%が一年かけて解放される仕組みです。
ランダム開始──各ユーザーで“解凍初日”が違う理由
Midnightが賢いのはここです。
開始日は「全員バラバラ」で割り当てられる
- 最初の解凍は 12月10日〜翌3月上旬までの90日間のどこか
- ユーザーごとにランダムで「第1解凍日」が決まる
例:
| 1回目の解凍日 | 2回目 | 3回目 | 4回目 |
|---|---|---|---|
| Day 1 | Day 91 | Day 181 | Day 271 |
| Day 25 | Day 115 | Day 205 | Day 295 |
| Day 90 | Day 180 | Day 270 | Day 360 |
(公式ガイドより)
このランダム性が極めて重要で、市場に以下のようなメリットをもたらします:
① 供給が短期間に集中しないため、売り圧の急増を防げる
よくあるTGEでは「初日に大量のトークンが解放され、暴落する」という現象が起きがちです。
Midnightはこれを巧みに回避しています。
② 市場価格が“健全に”発見される
流動性が日次で少しずつ増える構造になるため、
NIGHTの価値が自然に形成されやすくなります。
③ 大口保有者だけが初日に全量を売れる、といった不公平がない
全員のスタートがランダムなので、
公平性が保たれています。
Redemption(引き出し)とは?──解凍されたNIGHTを“受け取る”プロセス
「解凍」と「引き出し」は別の概念です。
- Thaw(解凍) → “あなたの割り当ての一部が解放されるタイミング”
- Redemption(引き出し) → “解凍されたNIGHTを実際にウォレットへ受け取る行為”
Midnightはこの Redemptoin を
“ユーザー自身がコントロールできる安全なプロセス” として設計しています。
Redemption Portalでできること

Midnight公式の Redemption Portal(https://redeem.midnight.gd/)では、次の情報が確認できます。
- あなたの 総割当量
- 現在までに 請求済みの量
- 今すぐRedeem可能な量(Redeemable Now)
- 次の解凍日までのカウントダウン
- 4回中、今どのフェーズか(例:1/4 thawing)

これにより、ユーザーは 市場状況を見ながら引き出すタイミングを選択できる ようになります。
NIGHTトークン引き出しポータルで、接続確認と受け取り日付を確認できるやり方を、以下の記事にまとめました。併せてご確認ください。
参考記事:
NIGHTロック解除日と枚数が一発チェックできるツール
Midnight公式APIを使って請求(Destination)アドレスを入力するだけで、NIGHTのロック解除日が分かる新機能を実装されたツールがBTBF(@btbfpark)さんにより公開されました。
これは、実際に受け取り時期と何枚のNIG HTトークンが受け取り可能かを知りたい人にとってはかなり便利です。 NIGHTの受け取り前に状況を整理したい方や、複数アドレスを管理している方にとっても助かるツールだと思いますので、ぜひ使ってみてください。入力するアドレスは、受取用の(Destination)です。コミュニティ発のこうした便利ツールが増えていくのは、本当に心強いですね。
ツール:https://gd-date.xstakepool.com/
RedemptionにはADAが必要(でも工夫できる)
Redemptionの実行時には Cardanoネットワークの手数料(2〜3 ADA程度)が必要 です。
ただし、ここもMidnightは親切で、
● 別ウォレットのADAで手数料だけ支払うことも可能
Destination Address(受け取り先アドレス)とは 関係のないウォレット で手数料が払えるため、
コールドウォレットで保管している人でも問題なく操作できます。
(公式ガイドより:https://www.midnight.gd/news/guide-to-the-night-token-launch-and-redemption)
なぜ解凍と引き出しが分かれているのか?
この仕組みは、Midnightの理念である
「持続可能で、ユーザー主導の経済モデル」
を体現しています。
その理由は3つあります。
① 市場の安定性を守るため
大量供給が一極集中すると、どうしても市場が乱れます。
Thaw × Redemption の分離は、需給を緩やかにし、市場の透明性と健全性を高めます。
② コミュニティが“受け取り方”を選択できるため
例えば:
- 25%ずつ毎回Redeemする
- 1年後にまとめてRedeemする
- DeFiが出てきたらそちらで使う前提で待つ
など、ユーザー自身が戦略を持てます。
③ MidnightのステーキングやDUST生成との連動を見越している
将来的にNIGHTは
- Midnight本体でのステーキング
- DUSTの生成
- Hybrid DAppでの活用
- 他チェーンとのブリッジ利用
など、さまざまな用途を持ちます。
その土台として、
“ゆっくり市場へ流通し、ユーザーが使い方を選べる”という構造は理にかなっています。
第3章まとめ:ThawはMidnightの“静かな分散”の仕組み
Thawメカニズムは、Midnightが
- 公平性
- 分散性
- 市場の安定
- 長期成長
- コミュニティ主導の経済
を本気で考えて設計されていることを示しています。
今回のNIGHTローンチが“突然の熱狂”で終わらないのは、この慎重な設計があるからです。
Thawは単なるアンロックではなく、Midnightの経済圏がゆっくり呼吸を始めるプロセスなのです。
参考記事:
【マニュアル】:NIGHT 引き出し(Redemption)手順(画像付き)
NIGHTトークンを受け取る最終ステップが Redemption(引き出し) です。
以下では、公式ポータルを使った手順を 5つのステップ に分けて解説します。
Step 1:Redemptionポータルにアクセスする

まず、公式 Redemption Portal へアクセスします。
👉 URL: https://redeem.midnight.gd
必ず URL を確認し、フィッシングサイトに注意してください。
画面:Step 1

ポータルに接続したら、次の2通りの方法であなたの割り当て(Allocation)を確認できます。
① ウォレット接続(推奨)
- Lace、Eternl など、Cardano対応ウォレットを接続
- ポータルが自動的に Destination Address を検知します
② アドレスを手動入力
- 請求時に設定した Destination Address を入力
- 接続せずに確認したい場合に便利
Step 2:解凍(Thaw)ステータスを確認する
接続するとダッシュボードが表示され、以下を確認できます:
- 次の解凍(Thaw)までのカウントダウン
- いま引き出し可能なNIGHT量(Redeemable Now)
- これまでに引き出した量
- 残りの引き出し待ちの量
- 総割当量(Total Allocation)
もし1回目の解凍がまだの場合は、
「あと◯日◯時間で解凍」というカウントダウンが表示されます。
画面:Step 2

Step 3:Redeem(引き出し)を実行する
ダッシュボードに Redeemable Now(引き出し可能) と表示されている場合、
青い 「Redeem」ボタン を押して引き出し処理を開始します。
画面:Step 3

Step 4:手数料を支払う(ADAが必要)
引き出しには Cardanoのネットワーク手数料(2〜3 ADA程度) が必要です。
ここが重要ポイント:
● 手数料の支払いは、Destination WalletでなくてもOK
Midnightは “On Behalf Of” という仕組みを用意しています。
On Behalf Of とは?
- 別のウォレットで手数料を支払える
- Destination Address がコールドウォレットでも問題なし
- 誰が手数料を払っても、NIGHTは正しいDestination Addressに送られる
これは、セキュリティと利便性の両方を兼ね備えた仕組みです。
画面:Step 4

Step 5:承認して待つ
ウォレット側でトランザクションを承認します。
- 送信が完了すると、 NIGHTトークンはDestination Addressへ送られます。
- ウォレットUIの反映が遅れても、 ポータル側が「Confirmed」と表示していればトークンは安全に着金しています。
公式ニュースにも以下の説明があります:
Tokens may show up in wallet balances before the portal UI updates.
If the portal says “Confirmed”, your tokens are safe.
画面:Step 5

以上でRedemptionは完了です!
NIGHTがあなたのDestinationアドレスに到着すれば、
その瞬間からウォレットで自由に扱えるようになります。
- 解凍スケジュールに合わせて、何度でもRedeem可能
- 360日間のThaw後は、最後の90日間(Grace Period)で最終Redeem可能
- ポータル閉鎖後でもオンチェーン操作でRedeemは可能(期限なし)
第4章:Midnightが描く“第四世代ブロックチェーン”とは何か?
Midnightの登場がここまで注目を集めている理由は、
「プライバシー × ID × マルチチェーン」という、これまでにない統合レイヤーを提示したからです。
この章では、Midnight Summitで示されたメッセージを踏まえつつ、
Midnightが掲げるビジョン「第四世代ブロックチェーン」とは何かを詳しく掘り下げます。
そもそも“第四世代”とは何か?歴史の流れで理解する
ブロックチェーンの進化をざっくり分類すると、次のような流れになります。
● 第1世代(Bitcoin):デジタルマネーの誕生
- P2P電子通貨
- 検閲耐性
- トラストレス決済
● 第2世代(Ethereum):スマートコントラクト革命
- プログラマブル・マネー
- DeFi / NFT
- トークンエコノミー
● 第3世代(Cardano・Polkadotなど):スケーラビリティ & インターオペラビリティ
- シャーディング
- PoSの安全設計
- 複数チェーン接続
- ガバナンス
ここまででも十分に革新的でしたが、
依然として“絶対的な問題”が残っていました。
ブロックチェーン最大の欠落──「透明すぎる」という構造問題
Midnight Summitでも強調された、業界の根源的な欠点。
それが、
全トランザクションが、永遠に、誰にでも丸見えであること
です。
- 企業はサプライチェーンの内部情報を漏らしたくない
- 金融機関は顧客資産がすべて公開されるわけにはいかない
- 医療データは絶対に秘匿しなければならない
- AIは個人情報を吸い上げ続ける
つまり、
ブロックチェーンは透明性の強さと引き換えに、
“プライバシーの欠如”を抱えてしまった。
この欠陥がある限り、
ブロックチェーンは企業・政府・大規模インフラに広く採用されることはありません。
Midnightの回答:「プライバシー × 証明 × 経済」を統合した第四世代へ
Midnightは、この根源的欠落を埋めるために登場しました。
そして、そのための3本柱が次の概念です:
① Rational Privacy(合理的プライバシー)
Midnightの思想の最重要コンセプト。
“隠すか、全部公開するか” の二択を終わらせる技術
Midnightでは:
- 送信者
- 受信者
- 残高
- トークン種類
- 金額
これらがデフォルト非公開になります。
しかし、ゼロ知識証明(ZK)によって、
- 「18歳以上である」
- 「必要資産を持っている」
- 「規制要件を満たしている」
- 「取引が正しい」
など **“必要なことだけ”**を証明できます。
つまり、
「秘密にしたいことは守りつつ、必要な情報は選んで開示できる」
これが合理的プライバシーです。
② Cooperative Economics(協調型経済モデル)──DUST × NIGHT の革新
Midnightの経済デザインも、従来とは異なる方向に進化しています。
● ガス(手数料)は
DUST
- 非譲渡で、投機対象にならない
- NIGHT保有者に自動的に割り当てられる
- 30日で失効(不必要な貯蓄を防止)
● NIGHTは“電力源”であり、DUSTを生む資源
DAppはNIGHTを保有するだけで、
永続的にユーザー取引手数料を肩代わりできるようになります。
これは世界的にも極めて珍しい設計で:
- 他チェーンユーザーは新しいガストークンを買う必要がない
- 手数料高騰が起こりづらい
- トークンインフレを招かない
- ネットワークの持続性と公平性が保たれる
第1章のコラムでも触れたように、
このモデルはMidnightの核心技術のひとつです。
③ Cross-chain & Hybrid DApps(マルチチェーン統合 × ハイブリッド構造)
Midnightは最初から “多チェーンの住人が利用する未来” を前提に設計されています。
● Midnight上のDAppは
- 公開状態のCardanoレイヤー
- 非公開状態のMidnightレイヤー
この両方を使い分けられる「ハイブリッドDApp」として動作します。
これにより、
- Cardanoで透明なロジック部分
- Midnightで秘匿が必要な部分
を組み合わせた 次世代アプリケーション を作ることができます。
さらに2026年には、
Bitcoin・Ethereum・Solanaとのブリッジ が開通予定で、
これにより本格的なマルチチェーン・プライバシーの時代が始まります。
(ロードマップ詳細:Huaフェーズ)
Midnightがもたらすのは「分散型社会インフラ」の新モデル
ここまでを見ると、Midnightは単なる新L1ではなく、
社会基盤としてのブロックチェーンの欠点を補完する存在であることがわかります。
具体的には:
✔ 金融(DeFi / TradFiとの統合)
- プライベートな担保証明
- 大口注文の秘匿・フロントラン対策
- 監査や規制要求に耐える selective disclosure
✔ 医療
- 個人データを公開せずに必要な部分だけ証明
- 医療機関間でのプライバシー保護型情報共有
✔ AI・エージェント
- 個人データを提供せずにAIを利用
- プライバシー保護された推論環境の構築
✔ 企業インフラ
- 顧客情報を守りつつコンプライアンス遵守
- “秘密のまま証明できる”ため、採用コストが下がる
Midnight Summitでも繰り返し語られたのは、
“プライバシーは秘密主義ではなく、自由と協調の基盤である”
という価値観でした。
第四世代ブロックチェーン=「透明な真実 × 秘匿された自由」の両立
ここまで整理すると、第四世代が意味するものが見えてきます。
● 第1〜3世代の限界だった「透明性の硬直」を突破する
● 透明性とプライバシーを両立し、あらゆる産業が参加できる
● マルチチェーン統合でWeb3全体の“共通レイヤー”となる
● DUSTモデルで持続可能なネットワーク経済を実現する
Midnightは、透明性と匿名性の両極端ではなく、
“どちらも選べる自由”をユーザーへ返すブロックチェーンです。
これこそが Midnight の描く「第四世代ブロックチェーン」の姿であり、
2026年までのロードマップが、その未来を現実のものへと近づけていきます。
【特別コラム】チャールズ・ホスキンソンが語った「Midnightの真意」──第4世代ブロックチェーンの幕開け
Midnight のローンチと同時期に、チャールズ・ホスキンソン氏動画「Congratulations Midnight」が公開されました。
この動画では、ローンチ当日の裏側だけでなく、Midnight がなぜ「第4世代ブロックチェーン」と位置づけられ、なぜ暗号資産の未来にとって決定的に重要なのかが、率直かつ力強く語られています。
本コラムでは、その内容を特集記事の文脈に沿って整理し、Midnight の哲学的基盤とコミュニティに与えるインパクトを考察します。
■ 体調不良と機材トラブルの中で──それでも伝えたかった“何か”
チャールズ氏は動画の冒頭で、アブダビ・ファイナンス・ウィークへの渡航中に食中毒と機体トラブルが重なり、イベント参加が不可能になったことを明かします。
しかし空港から直行でオフィスに向かい、食事も睡眠もほとんど取れていない状態で動画を収録しました。
「それでもこの日を祝いたい。このプロジェクトに関わった全員を讃えたい」
その強い意思が、今回のローンチが単なるプロダクト発表ではなく、
6年を超える挑戦の到達点であったことを物語っています。
関連記事:
■ Midnight は“第4世代暗号通貨”──なぜなのか?
チャールズ氏は Midnight を明確に「第4世代」と定義しています。その理由は技術的進化だけにとどまらず、暗号資産のあり方を根本から再定義する取り組みだからです。
Midnight が第4世代と呼ばれる理由(要点)
- フェデレーション型メインネットとインセンティブ付きテストネット
- 複数チェーンを横断するハイブリッド DApp という新概念
- マルチリソース・コンセンサス
- ポスト量子暗号への対応
- ゼロ知識技術の新しい折り畳み機構
これらは単なる“拡張”ではなく、
ブロックチェーンという概念そのもののアップデートだといえるでしょう。
■ Midnight は「誰のものでもあり、誰のためのものでもある」
この動画の中で最も重要なメッセージの一つが、
Midnight が特定のチェーンに依存しない存在であるという点です。
「Midnight は Cardano のためだけではない。Solana、Avalanche、Ethereum、BNB、Bitcoin──
すべてのユーザーが対象だ。」
これは Midnight が「Cardano のサイドチェーン」という枠を超え、
全ブロックチェーンにプライバシーを提供する共通インフラであることを意味します。
この発言は Midnight が Web3 全体に与える影響を理解するうえで極めて重要です。
■ “古い暗号文化”から“新しい暗号文化”への転換点
チャールズ氏はローンチ当日の市場反応も率直に語っています。
古い暗号文化
- シニシズム
- ペシミズム
- ミームコイン的短期主義
- ポンプ&ダンプ
新しい暗号文化
- 希望
- 次世代技術への期待
- フェアローンチへの称賛
- 分散性を重視するコミュニティの再成長
Midnight が ICO もインサイダーも VC も排した
純粋なフェアディストリビューションを選択したことは、
2025 年においても「サトシ方式」が再び可能であることを示した象徴的な事件となりました。
■ Midnight は“暗号の自由”を守るための戦いである
チャールズ氏が最も強調したのは「規制の危機」でした。
現在の法整備は、暗号資産を
- カストディアル化
- 全面 KYC/AML 化
- 少数プロトコルへの集約化
へと導き、暗号が本来持つ自律性・主権性を失わせる可能性があります。
Midnight はその流れに対抗する
プライバシーと主権を取り戻すための抵抗装置なのです。
これは特集記事全体のテーマ──
「Midnight がなぜ第4世代なのか」
「なぜ今この技術が必要なのか」
を裏付ける非常に重要な視点です。
■ コミュニティへの呼びかけ──『作り、広め、育ててほしい』
チャールズ氏の呼びかけはシンプルです。
- Discord に参加してほしい
- アンバサダーとして伝えてほしい
- Midnight 上で何かを“作って”ほしい
ゲームでも NFT でもミームコインでも構わない。
重要なのは Midnight の上で新しい体験を創り、世界に示すことだと言います。
Midnight は「技術」ではなく、「文化」「運動」「革命」として始まっています。
この動画の解説・翻訳はこちらの記事をご覧ください。
第5章:2026年までのロードマップ ― HiloからHuaへ進む4つのフェーズ
Midnightは最初から「長期的な成長を前提に設計されたL1」です。
その方向性は、公式ロードマップの4つのフェーズ──
- Hilo(現在進行中)
- Kūkolu(2026 Q1)
- Mōhalu(2026 Q2)
- Hua(2026 Q3)
に明確に示されています。
どのフェーズも「単なる機能追加」ではなく、
Midnightの“第四世代ブロックチェーン”というビジョンを現実にしていくための階段
として綿密に計画されています。
ここでは、各フェーズが意味するもの、実際に何が起きるのかを具体的に解説していきます。
(引用元:Midnight公式ブログ「Guide to the NIGHT token launch and Redemption」)
Phase 1:Hilo(ヒロ)──NIGHTの誕生と準備フェーズ
時期:2025年12月〜
Hiloは「最初の月」を意味する言葉で、Midnightの始動フェーズです。
このフェーズの主な目的は次の3つ:
① NIGHTのローンチ(Cardano上でのネイティブ資産として誕生)
- 取引所上場(Bybit / OKX / Gate / KuCoin / Kraken ほか)
- NIGHTのパブリック流通開始
- Glacier Drop・Scavenger Mine分配分のThaw開始
② Redemptionの準備(解凍確認・受け取りの動線整備)
- Portalの公開
- Destination Address確認
- Laceのサポート (後述の画像付きマニュアルで読者にも実践してもらえる)
③ Midnightに向けた“準備期間”としてのCardano利用
- NIGHTはまずCNT(Cardano Native Token)として存在
- Midnight本体のメインネットは後続フェーズで解禁
MidnightにとってHiloは、“基盤を整え、流動性とユーザーを揃えるフェーズ” です。
Phase 2:Kūkolu(クーコル)──Federated Mainnetの始動
時期:2026年Q1(第1四半期)予定
Hiloで基盤が整備されたあと、
Midnightはいよいよ Federated Mainnet(協調運用型メインネット) を開始します。
Federated Mainnetとは?
完全な分散(Permissionless)ではなく、
信頼できる機関・パートナーと共にネットワークを稼働させる準備段階のメインネット。
Cardanoの「Byron → Shelley」期を思い出すとイメージしやすいです。
このフェーズで実現すること:
① Midnightのメインネットが“正式に”立ち上がる
- ZKベースのプライベートトランザクション
- Dual State Ledger(公開+秘匿の両レイヤー)
- プライバシー機能を備えたDAppが稼働開始
- Foundation / Shielded Technologies / 主要パートナーがバリデーションを担当
Midnightは高い技術的要求があるため、
段階的に安定性を確認しながら本稼働へ進む構造 を採用しています。
② 開発者と企業向けに“本番環境でのテスト”が可能になる
- Hybrid DAppの実装
- 企業向けPoC(金融・医療・AI)
- DUSTモデルの実運用テスト
- プライバシー証明の統合実験
Kūkoluは、Midnightが**“思想から実用へ”** 進む最初のフェーズです。
Phase 3:Mōhalu(モーハル)──SPOと経済層の本格始動
時期:2026年Q2(第2四半期)予定
Midnightの世界が大きく変わるのはここです。
Mōhaluフェーズでは、いよいよ CardanoのSPO(Stake Pool Operators) が
Midnightネットワークの運用に参加します。
① Midnight版SPOの稼働開始(分散性の強化)
これにより:
- Midnightがより広く、オープンな分散ネットワークへ移行
- NIGHTのステーキングがネットワークのセキュリティを支える
- Cardanoコミュニティのスキルや基盤がMidnight側にも活かされる
CardanoのSPOコミュニティがMidnightを支える構図は、
技術的にも哲学的にも非常に重要な意味を持ちます。
MidnightはCardanoの隣で育ち、Cardanoと共に分散していくチェーンである
これがMōhaluの意義です。
② DUST Capacity Exchange の開始
Midnightの革新的トークノミクスがここで本格的に動き出します。
DUST Capacity Exchangeとは?
- DUST(ネットワーク計算資源)を “市場原理を伴いながら取引できるようにする仕組み”
- DAppや企業が自前のNIGHT保有量に応じてDUSTを得られる
- ユーザーの手数料を肩代わりする基盤が強化される
この仕組みが稼働することで、Midnight上で次のような環境が実現します:
- “ガスを気にしない”UX
- 企業レベルの大規模処理に耐える基盤
- AI・医療などZK計算を多用するアプリの成長
Phase 4:Hua(フア)──完全分散化とハイブリッドWeb3の完成形へ
時期:2026年Q3(第3四半期)予定
Midnightロードマップの最終フェーズ HUA(フア)は、
文字通り “Midnightが本物の第四世代ブロックチェーンとして完成する瞬間” を意味します。
① 完全な Permissionless Mainnet の解放
ここでMidnightは、特定機関の管理を離れ、
誰でもノードを立てられる完全分散ネットワーク へ移行します。
つまり:
Midnightが真の「インターネット公共財」になる瞬間
② Cross-chain Bridges の本格稼働(BTC・ETH・SOL ほか)
ついに、
- Bitcoin
- Ethereum
- Solana
- その他主要チェーン
とのブリッジがオープンに。
これにより:
● 他チェーンユーザーが自分の資産を維持したまま、
プライバシー機能とZKアプリを使える世界が到来する。
Midnightが「全チェーン共通のプライバシーレイヤー」と呼ばれる理由は、ここにあります。
③ Hybrid DApp の完成
Midnight最大の特徴である Hybrid DApp が、Huaで“現実のアプリケーション”として実装されます。
例:
- 透明な資産運用(Cardano)× 秘匿された信用調査(Midnight)
- 公開オーダーブック(Cardano)× 秘匿注文(Midnight)
- 公開DAO議決 × 秘匿投票
- 公開NFT × 非公開メタデータ(所有・年齢・権利証明など)
これまで不可能だった 「透明性と秘匿性の両立」 を実現するアプリが生まれます。
ロードマップ全体の本質:Midnightは“ゆっくりと、しかし確実に完成していく”
Midnightのロードマップを眺めると、共通する2つの哲学があります。
① スピードではなく“安全性と社会実装”を優先
Midnightは最初から:
- 医療
- 金融
- AI
- 政府・公共
- マルチチェーンDeFi
など社会基盤での利用を視野に入れています。
そのため、プロトコルの分散化も
段階的・慎重・着実 に進められます。
② コミュニティが成長の中心である
Hilo〜Huaのすべてのステップは、
コミュニティの力を高めるための工程でもあります。
- まずCNTとしてCardanoに根を下ろし
- 次にSPOや開発者が参加し
- そして2026年には世界中のユーザーを迎え入れる
Midnightは“Cardanoの兄弟チェーン”であると同時に、
世界中のチェーンとつながる公共プロトコル として育っていきます。
第5章まとめ:Midnightは「一年で完成するチェーン」ではないが、“一年で世界が変わる”チェーンである
ロードマップを要約すると:
- Hilo:誕生
- Kūkolu:動き出す
- Mōhalu:広がる
- Hua:開放される
というストーリーです。
2026年の終わりには、Midnightはすでに:
- 完全分散化
- マルチチェーン接続
- Hybrid DApp
- DUST経済圏
- プライバシー × 証明 × 公開の統合アプリ
を実装した、第四世代ブロックチェーンの代表例 になっている可能性があります。
NIGHTの解凍が1年かけて進むのも、この大きな物語の中では必然です。
Midnightは、時間をかけて価値が育つタイプのプロジェクトなのです。
第6章:NIGHTは何を変えるのか──Cardanoコミュニティへの影響と未来

NIGHTトークンがローンチし、Midnightが正式に動き出した今、
「これはCardanoコミュニティにどんな影響を与えるのか?」
という問いに向き合うことは避けて通れません。
MidnightはCardano関連プロジェクトでありながら、
Cardanoの枠を超えた“第四世代の汎用プライバシーレイヤー” という位置づけを持っています。
そのため、影響は単純な“新チェーンの追加”にとどまらず、
Cardanoコミュニティ全体の役割・存在感・未来像にも関わる大きな変化をもたらします。
ここでは、NIGHTが引き起こす構造的変化を4つの視点から整理します。
1. Cardanoは「分散型プライバシー時代の中心地」になる
Midnightの誕生によって、Cardanoは他のL1チェーンにはない強みを手に入れました。
それは、
“公開レイヤー(Cardano) × 秘密レイヤー(Midnight)を標準装備するエコシステム”
であるという点です。
EthereumやSolanaにはゼロ知識系のレイヤーがありますが、
プロトコルレベルで “透明性 × 選択的秘匿” の二層構造が公式サポートされるチェーンは存在しません。
Cardanoはこの構造により、次のような分野で優位性を持ち始めます。
● 企業・組織・政府向けのブロックチェーン採用
特に重要なのはこれです。
- 医療データ
- 金融取引
- 公共サービス
- KYC/AML
- 企業秘密情報
これらは透明チェーンだけでは絶対に扱えません。
Cardano + Midnight は、
“一般ユーザーにも企業にも安全なトランザクション空間”
を提供する技術セットになります。
これは、Web3が本気で社会実装へ向かうための最重要ピースです。
2. SPOの役割が広がり、「Cardanoの技術者コミュニティ」がより強力になる
Midnightロードマップ第3フェーズ(Mōhalu)では、
MidnightのSPO運用に、CardanoのSPOが参加できる
という非常に大きな変化が発表されています。
これにより、CardanoコミュニティのSPOは次の力を持つようになります:
- Cardanoの運用ノウハウをMidnightでも活かせる
- 別チェーンのインフラ構築に関わることで技術的に成長
- NIGHTステーキングに参加し、経済的インセンティブを得られる
- Cardano外のユーザーとの接点が広がる
SPOという存在が “Cardanoネットワークの番人” から、
“Web3全体の信頼レイヤーの担い手” へ進化する可能性があるわけです。
Cardanoエコシステムにとってこれは歴史的な変化です。
3. Cardanoの“エコシステム評価”が世界的に上昇する
MidnightのNIGHT上場は、Cardanoエコシステム全体の評価を大きく押し上げました。
なぜなら:
1. Cardano発プロジェクトがTier1取引所で一斉上場
→ これまで「ADA以外は上場されづらい」「流動性が弱い」というレッテルを覆した。
2. 900万ウォレットの巨大コミュニティに支えられるチェーンが誕生
→ Cardanoが持つ「誠実で着実な開発文化」が世界的に知られる契機になった。
3. Midnightは“Cardanoの傘の下にあるがCardanoを超える存在”
→ 外部チェーンユーザー(BTC/ETH/SOL etc.)がCardano圏に流入する導線になる。
つまりMidnightは、
Cardanoの価値を「単一チェーンの価値」から「多チェーン・多文化のハブ」へ進化させる
役目を持っています。
4. NIGHTによってCardanoユーザーは新しい経済圏の主役になる
NIGHT・DUSTモデルの登場は、Cardanoユーザーに新たな経済圏への参加機会を広げます
● DUST生成による“新たな収益モデル”
NIGHT保有者は、ネットワーク計算資源であるDUSTをパッシブに生み出せます。
これは従来の:
- ステーキング報酬
- DEX取引手数料
- LP報酬
とはまったく異なる経済モデルです。
DUSTはガス代の“肩代わり”にも使えるため、
DApp開発者・企業にとってNIGHT保有者の価値が非常に高くなる
という新しい協調関係が生まれます。
● Hybrid DAppがCardanoユーザーの活動領域を拡張する
従来のCardanoでは:
- 高度な秘匿計算
- ZK証明
- フロントラン耐性
- 秘匿ベースDApp
などは難しいものでした。
しかしMidnightが登場すると、
公開DApp(Cardano)× 秘匿DApp(Midnight)の“両刀使い” が可能になります。
例:
- 透明なDeFi × 秘匿の信用スコア
- 公開DAO × プライベート投票
- 公開NFT × 秘匿メタデータ
- 公開DEX × 秘匿オーダー
Cardanoユーザーが扱えるアプリの幅は、一気に2〜3倍に広がります。
第6章まとめ:NIGHTが変えるのは“トークンの価値”だけではなく“Cardanoの未来像そのもの”
NIGHTのローンチは、次のような変化を同時にもたらしました:
- Cardanoは“公開 × 秘匿”の二層構造を持つ初のエコシステムに進化した
- SPOコミュニティがWeb3全体で活躍できる基盤が整う
- Midnightを通じて外部チェーンのユーザーや企業がCardano圏へ流入する
- NIGHT & DUSTの新経済モデルがCardanoユーザーの活動領域を拡張する
- Cardanoエコシステムの世界的評価が大きく向上する
つまりNIGHTは、単なる新トークンではなく、
“Cardanoの第二章を開く触媒” であり、
Cardanoコミュニティ全体が新時代へ踏み出すための「共通鍵」のような存在です。
2026年、Midnight本格稼働のタイミングで、
私たちはCardanoが“透明なブロックチェーン”から
“選択的プライバシーを備えた社会インフラ” へ成長していく姿を目の当たりにするでしょう。
第7章:まとめ──いまユーザーがすべき3つのアクション
NIGHTのローンチ、取引所上場、Glacier DropとScavenger Mineの完了、そしてThaw(解凍)開始──
2025年末から2026年にかけて、Midnightは“歴史上もっとも大きなプライバシー・レイヤーの誕生”へ一歩ずつ動き始めています。
ここまでの内容を踏まえ、
「では実際、ユーザーはいま何をすべきなのか?」
という実務的な結論を整理しましょう。
結論から言えば、やるべきことは次の3つです。
① Redemption Portalへの接続確認を行う(最優先)
NIGHTのThaw(解凍)は始まっても、
“あなたが操作しない限り、NIGHTはウォレットへ届きません。”
そのため最初にすべきは:
✔ Redemption Portal(https://redeem.midnight.gd/) にアクセスし、接続確認すること。
必要なステップはシンプルです。
- Portal右上の「Redeem」へ進む
- Destination Address を含むウォレットを接続(Lace / Yoroi/ Eternl など)
- またはアドレスを直接入力
- 表示される以下の情報を確認:
- 総割り当て量
- 解凍ステータス(例:1/4 thawing)
- 次回の解凍カウントダウン
- いま請求可能な量(Redeemable Now)



またはアドレスを直接入力

注意:Destination Addressは変更不可。
取引所アドレスを設定していると“引き出し不可能”なため、必ずチェックしましょう。
この確認だけで、今後のすべてがスムーズになります。
最初の解凍日はランダムなので、早めのチェックが安全です。
② LaceウォレットにADAを準備しておく(手数料対策)
NIGHTの引き出し(Redemption)には、
Cardanoネットワークの手数料(2〜3 ADA程度) が必要です。
Redemptionの手数料は:
- Destinationウォレットでなくても良い
- 別ウォレットのADAで支払うことも可能
- ただしCardanoウォレットは必要
(公式ガイドより:https://www.midnight.gd/news/guide-to-the-night-token-launch-and-redemption)
特に初心者にとってこれは混乱ポイントになりやすいため、
以下の準備をおすすめします:
✔ Laceに数ADA入れておく(推奨:3〜5 ADA)
- Redemptionの日に慌てない
- 他ウォレットからADAを送る必要がなくなる
- 再署名や追加操作のリスクが減る
Midnight公式もLace対応を全面サポートしているため、
Midnight × Cardano の世界観を体験するうえでも最適な組み合わせです。
③ これから始まる2026年ロードマップを“追い続ける”こと
Midnightは2026年に、
- Federated Mainnet(Q1)
- SPO参加・DUST Capacity Exchange(Q2)
- Cross-chainブリッジ・Hybrid DApp解禁(Q3)
という 大型アップデートが年3回 予定されています。
公式ロードマップ:
NIGHTの価値は「DUST生成」「ステーキング」「Hybrid DApp利用」など
Midnight本体の成長と強く連動するため、
プロトコルを追い続けること自体が最大の投資 になります。
■ いま動けば、未来へスムーズにつながる
この3つを押さえておけば、
あなたは“Midnight元年”での準備をすべて完了したことになります。
まとめ:今日すぐやること
- Redemption Portalに接続してみる
- LaceにADAを入れておく
- Midnight公式(@MidnightNtwrk)をフォローし、ロードマップを追う
エポックな日々読者へのメッセージ
NIGHTのローンチは、単なるトークン配布ではなく、
Cardanoが次のフェーズへ踏み出す起点 でもあります。
Cardanoは透明性を重視した第三世代L1として洗練されてきました。
そこにMidnightが加わることで、
- 透明性
- 秘匿性
- マルチチェーン性
- 協調型経済(NIGHT & DUST)
という4つの軸が揃い、エコシステムの可能性は一気に広がりました。
NIGHTは、2026年へ向かうCardanoとMidnightの物語の“第一章”にすぎません。
これから訪れるHuaフェーズ、Hybrid DApp時代、Cross-chainプライバシーの世界……
その中心にいるのは、今この瞬間に準備を始めたユーザーたちです。
私たちSIPOも、コミュニティとともにこの変化を追いかけ、
次の時代の分散型公共圏を一緒に作っていきます。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
シリーズ連載:進化するカルダノ・ベーシック
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ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
Laceマニュアル
SIPOはDRepへの登録と活動もしております。もしSIPOの活動に興味がある方、DRepへの委任方法について知りたい方は以下の記事をご覧ください。また委任もぜひお願いいたします。
SIPOのDRepとしての目標と活動方針・投票方法
SIPOのDRep投票履歴:https://sipo.tokyo/?cat=307
ダイダロスの方は最新バージョン7.0.2で委任が可能になりました。
SIPOのDRep活動にご興味がある方は委任をご検討いただければ幸いです。
DRep ID:
drep1yffld2866p00cyg3ejjdewtvazgah7jjgk0s9m7m5ytmmdq33v3zh
二つのIDはダイダロス以外のウォレットではどちらも有効です。ADAホルダーがSIPOにガバナンス権を委任する際に使用できます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
























