実はもうそこまできているカルダノのDeFi参入、驚くべきソリューションが登場
ついにPUBがテストネットでリリース
2021年11月6日ついに待望のカルダノ開発環境であるPlutus Application Backend(PAB)がカルダノテストネットでリリースされました。これにより、開発者はPAB上でスマートコントラクト、DAppsの開発を、より簡単に、安全にテストを行いながら開発を進めることが可能になります。
今年9月に「Alonzo」ハードフォークによって、シンプルなスマートコントラクトはメインネット上で有効になりましたが、これはメインネット上でのDAppsの展開への道のりの最初の段階で、開発者たちは、テストネットでコアとなるスマートコントラクトの機能をテストしながら、ローカルでDAppsの開発を行ってきました。
今回PABがテストネットでノードと統合され、ウォレットバックエンド(WBE)コネクタなどの他のコアコンポーネントと統合されることで、開発者はDAppsを準備状態にして、メインネットの立ち上げ前にカルダノのテストネットに持ち込むことができるようになります。
これは、DApps作成者にとって、これまで複雑な工程を必要としていたデプロイ作業を容易にし、テストネットからメインネットへの移行がスムーズであることを意味しています。
期待される高品質で独自性にあふれた分散型アプリケーション展開
カルダノのPUBのテストネットでのリリースにより、DApps(分散型アプリ)の開発は加速されることになりますが、特に現在カルダノエコシステム内で開発が進められているDeFiアプリケーションのリリース時期も視野に入り始めたことになります。
カルダノの特徴は、開発者の環境にもあります。カルダノの開発者は、エネルギー効率の高い高品質なプルーフ・オブ・ステークによるコンセンサス、高い取引スループット、低い手数料などを実現するカルダノの独自性と優位性に満ち溢れた新しいスマートコントラクトプラットフォームとしての能力を引き出すことで、カルダノベース(トークン化のプロセスをネィティブに行う)のトークンやNFTを活用した、高品質で独自性に満ちあふれた分散型アプリケーション展開の可能性が出てきます。
一方、Binance Smart ChainやPolygonなどは、Ethereum Virtual Machineベースであり、イーサリアム用に作られたコードを変更不要で実行できることを意味しており、そのため主要なDAppsが既存のEthereum dAppsのクローンに過ぎないという現状があります。
カルダノの独自性と優位性をもたらすDAppsのリリースタイミングは、現在DeFi2.0という言葉が出始めている段階のDeFi市場への参入タイミングとうまく一致する流れとなっています。
また、現在カルダノが『アフリカツアー』の動きと連動して、カルダノエコシステムが先導する全く新しいデジタル経済圏『RealFi』がアフリカ市場で展開されることと連動することも、今後の展開に大きなインパクトをもたらすと予想されます。
10月のDeFi動向
それでは、最近のDeFi市場の動向について見ていきましょう。
下記のDEFI PULSのTVL:Total Value Locked USD『ユーザーがDeFi分散型アプリケーション(dapp)に預け入れロックされた暗号通貨の時価総額USD』の推移(1Year)で見ると、5月後半から7月にかけて、少し低迷しているものの8月から徐々に上昇し始め、9月後半で一旦落ち始めたものの10月は最高値を更新しています。
このようにDeFi市場は拡大する傾向にあります。
Decentralised Finance(DeFi)は、世界のどこにいても、誰もが手持ちの暗号通貨やステーブルコインで受動的な収入を得ることができる幅広い機会を提供しています。
DeFiのメリットは、様々な金融サービスや商品を、第三者(仲介者)を介さずに信頼性の高い方法で利用することが可能です。
例えば、大きく見ると下記のようなサービスがあります。
- ステーキング:DeFiプロトコルにステーキングすることで、自分の手持ちのトークンがロックされ、プロトコルが生み出す手数料を報酬として獲得することができます。
- レンディング:自分の暗号資産を、利息を支払って借りたい借り手に貸し出し、貸し手は利回りを獲得することができます。
- 流動性の提供:DeFiにおける取引場であるDEX(分散型取引所)は、伝統的なオーダーブックを使用して取引を促進する中央管理型の取引所とは異なり、等しい割合でスマートコントラクトに預けられたトークンで構成される流動性プールを利用します。このプールに暗号資産保有者は、流動性供給者として暗号資産をスマートコントラクトを通じて提供し、流動性を供給することで、流動性プールを経由した取引から手数料を得ることができます。
- イールドファーミング:イールドファーミングとは、レンディングやDEX(分散型取引所)などのDeFiサービスに暗号資産を貸し出すことで、金利や手数料収入を得ることができます。また、上記のステーキング、レンディング、流動性提供を提供するプロトコルのガバナンストークンをユーザーに配布し、これらの報酬には市場価格がついており、ステークすることでより多くの報酬を得たり、プラットフォームの手数料をシェアすることができます。
大雑把ですが、これらは暗号資産保有者が上記のサービスにおける流動性や担保、プロトコルへの貢献の結果として、報酬として受け取ることが可能なサービス群で、これ以外にもよりデリバティブな派生商品が出てきており、これらを使って自分の暗号資産を増やすことが可能になっています。
一方、管理者のいない分散型金融サービスはまだ始まったばかりで、当然リスクも存在し、自己責任によって成り立つものであることも留意する必要があります。
またDeFiは2020年の3月頃から活性化した若い市場です。サービスや技術自体が新しく市場実験に近いところもあり、リスクが高いと言えるでしょう。また、サービスや技術は日々進化しており、サービス自体がすぐに古いものになり、新しいサービスが次々と誕生しているので、そのトレンドを追うことも重要になってきます。
もう今年も2ヶ月を切りますが、2021年においては、DeFiのトレンドして下記のようなものが挙げられていました。
- スケーリング・ソリューション:取引拡大に伴い取引スピード、手数料の高騰などの問題を解決した、レイヤー2ソリューションが登場してきています。
- AMM基盤DEX:Automated Market Maker(AMM):自動化されたマーケットメーカーでは、流動性プール、および従来のオーダーブックに代わる、需給に応じたアルゴリズムによる価格設定方法が採用されており、全く新しい分散型取引所(DEX)モデルが登場。
- ステーブルコイン:暗号資産は価格の変動、いわゆるボラティリティに曝されることから、価値保存や移転の方法にリスクがあります。ステーブルコインは、これを解決する手段として、注目が集まっており、ステーブルコインを活用したサービスが提供されています。
- NFTs:これは今年最も流行したトレンドで、NFTは、デジタルアート、コレクタブル(収集物)、ゲーム内アイテム、および仮想世界の土地区画の真正性および所有権を証明できるため、急速に人気を集めています。
- クロスチェーン:DeFi領域により流動性をもたらす方法として、異なるチェーンの暗号資産をアトミックスワップやクロスチェーンソリューションにより、異なるブロックチェーン上でも利用できるソリューションがあります。例えば1:1でBTCに裏付けられているERC20トークンを介して、イーサリアム上で拡大しているビットコインなどがあります。
DeFi市場はまだ始まったばかりの市場なので、日々目まぐるしく発展しており、多くのサービスが次から次へと誕生しています。そして各国政府による規制も導入される可能性も高まっており、これに伴うサービスや技術の最適化も進んでいます。こうした流れはDeFiをDeFi2.0という新しいバージョンに押し上げています。
最近の『NFT市場の動向とカルダノ』に関しては下記の記事をご参考ください。
カルダノのレイヤー1の能力を引き出したSundaeSwapの驚くべきソリューションが登場
そうした中カルダノエコシステムでは、SundaeSwapが、現在カルダノで開発中のDEXプロジェクトとても興味深い記事『SundaeSwap Labs Presents: The Scooper Model』を投稿しています。この記事は、現在開発中のカルダノDAppsの進捗状況がとてもよくわかる、貴重な情報を提供してくれています。
というか実は驚くべき内容となっており、記事は静かな物言いですが、カルダノファンにとっては、涙の出るほど素晴らしい報告となっています。
SundaeSwapプロトコルは、カルダノ上のDeFiのバックボーンとなることを目指しており、DEX(分散取引所)を開発中です。これは、ネイティブでスケーラブルな分散型取引所であり、自動化された流動性提供プロトコル、いわゆる『AMM基盤のDEX』です。
SundaeSwapプロトコルのDEXでは、ブロックチェーンの参加者が流動性を提供し、他の参加者が自分のネイティブトークンを交換するための市場を作ることができます。その見返りとして、交換者は少額の手数料を支払い、流動性提供者は預託金の再回転を得ることができるようになります。
SundaeSwapは以前、IOGがスケーラビリティのために行ったトレードオフについて記事『並行性、ステート、そしてカルダノ』を投稿しており、カルダノ・コミュニティで話題を集めました。
そして、SundaeSwapがパブリックテストネットとその後のローンチに近づいている今、ついにこれまでの様々なソリューションの検討を経て、「Scooper Model/AMM Orderbook」(社内ではこのソリューションをこう呼んでいる。)という新しいプロトコルアーキテクチャを発表しています。
このソリューションは、これまでの様々なソリューション検討を経て、それぞれソリューションのもつオーダーブックのポジティブな特性の多くを維持しつつ、カルダノブロックチェーン上で早期に主要なDEXを立ち上げるために重要と思われるいくつかの基準について、妥協のないソリューションであると説明しています。
記事では下記のソリューションを徹底的に評価したと説明しており、その詳細を説明しながら、新しいソリューションである「Scooper Model/AMM Orderbook」に至った経緯を説明しています。
- Uniswap Clone :ホワイトペーパーに書かれているように、Uniswapのロジックをカルダノに直接移植する(主に比較のため)。
- Open Batching:誰でもプールに対してスワップのリクエストを集約できるようにする。
- Tokenized Escrows:市場の検閲を防ぐために、ステートチャネルトークンを発行する。
- Mixed Escrows:オーダーフローを保証するためのステートチャネルトークンと、スケーラビリティを確保するためのオープンオーダーのハイブリッド。
- プログラム可能なオーダーブック:プログラム可能な基準を持つフルオーダーブックモデル。
注目なのは、このソリューションは現在のカルダノプラットフォームで提供できる、つまりレイヤー1で提供できるものとして、”妥協のない”ソリューションであるという点です。これは下記に説明する奥深い利点を含んでいます。
SundaeSwap、プロトコルの大規模な負荷テストを実施しており、スループットの理論的な上限を確立し、平均的なスループットを推測することができたと述べています。具体的には比較対象としてUniswap v3プロトコルを選んで行なっており、これが素晴らしい結果になっています。
11月の最初の数日間のUniswap v3ルーターコントラクトを含むトランザクションをEtherscanに照会すると、次のようになります。
- 11/01/21-24,477 トランザクション
- 11/02/21-27,961 トランザクション
- 11/03/21-28,203 トランザクション
「Scooper Model/AMM Orderbook」では、1日あたり平均26,880件、1分あたり約18.66件の取引があったとして、2020年8月にUniswapが1日に10万件のトランザクションを広告していたことを考えると、これらのトップレベルのトランザクションの多くは複数の操作を表している可能性が高いので、そのスループットは1分あたり70トランザクションに近いかもしれないと説明しています。
そして、Uniswapの現在と、SundaeSwapが比較的初期の段階を考慮すると、この比較は、次の10億人のユーザーと1秒間に10万回のトランザクションに向けて構築する間、妥当なトランザクションのスループットをサポートするチャンスがあるかどうかを判断するためのものであると説明しています。そして、その結果は非常に有望であると感じているようです。
ここで重要な点は、SundaeSwapがレイヤー2ソリューションではなく、現状のレイヤー1でのパフォーマンスだということです。
これはHydraのようなレイヤー2ソリューションが来た場合に、『次の10億人のユーザーと1秒間に10万回のトランザクション』は可能であることを意味しています。
そして、これだけでは終わりません。この後行ったテストでは、なんとさらに驚くべき結果になっています。
その後、2つの主要なテストを行っており、どちらのテストも市場操作を可能な限り高速に実行し、1000回の操作を処理した後に停止したと説明。
1つ目のテストは、SundaeSwap社のプライベートな開発者向けテストネットで実施され、IOGとの間で進められているトランザクションの制限やプロトコルのパラメータに関する議論の一環として、トランザクションのサイズがプロトコルに与える影響を調査しています。
そこで、ブロックのCPUとメモリの制限値を大幅に引き上げ、制限要因がトランザクションサイズになるようにし、さらにトランザクションサイズの制限値を16kbから18kbに、トランザクションメモリの制限値を1,000万ユニットから3,000万ユニットに引き上げています。
これらのパラメータでは、1000回のスワップをすべて8分で実行することができ、1分あたりの平均スループットは120回となったと説明しています。
これは、上記のUniswapの見積もりである70トランザクション/分の170%にあたり、このケースは楽観的ですが、カルダノ全体の上昇成長の可能性の一端を示していると述べています。
また、IOGがAlonzo Purpleのメモリ制限を1,000万個から3,000万個に増やした後、そこでも同じ負荷テストを行い、このような悲観的な条件では、1000回の操作の平均スループットは43回/分となり、ユニスワップの高い見積もりの約60%を達成したとしています。
これはまた、カルダノプロトコルの実際のパフォーマンスと可能性について、興味深い洞察を与えてくれるもので、IOGは、当然のことながら、様々な取引の上限について保守的になっている中でのテストです。
しかし、現在のブロックサイズと彼らの研究で引用された数字を比較すると、このブロックサイズは最大で32倍の大きさまで増加する可能性があるとし、実際にテストをしたわけではないが、ちょっとした計算では、この条件での最大スループットは1,300~3,800トランザクション/分となるとの述べています。
これはレイヤー1のソリューションとしては驚異的で、カルダノのエキサイティングな未来を物語っていると述べています。
最後に、このプロトコルの優れた点は、エンドユーザーが『ゼロコンテンション(コンテンション:通信回線やネットワークにおける送信制御の方式の一つで、送信権を「早いもの勝ち」で獲得する方式)』に直面したことだと説明。
ネットワークが極端に混雑している場合を除いて、注文のキューイング(待ち)が失敗することは極めて稀であるとし、このように、極端な負荷がかかった場合でも、注文の待ち時間が長くなることはあっても、すべてのユーザーが途切れることなくサービスを享受することができると述べています。
これはレイヤー1でのDEXの話であり、すでにこのソリューションは、決済流動性の重要な供給源として機能し、カルダノのエコシステムにおける非常に重要な需要を早い段階で満たすことになったとSundaeSwapは述べています。
しかし、リテールトラフィックの大部分は、最終的には、より安価で高速、かつスケーラブルなレイヤー2のソリューションに引き寄せられるだろうと述べています。
これを読む限り、SundaeSwapは、非常に慎重にプロトコルの設計を行なっており、また、いくつかのソリューションを公正かつ客観的に評価するために行ってきた慎重な取り組む姿勢は、非常に素晴らしいプロジェクトであると感じます。
そうです!今回のテストで見えてきたことは、現在のカルダノのレイヤー1ソリューションは、圧倒的な能力と可能性を有していることを証明しているということです。
これにレイヤー2ソリューションが出てくることで、さらにさらに驚異的なプラットフォームになることが容易に推測できたこと、30億人の財布になることは技術的に可能であることを垣間見せたのは、あらためて驚くべきことです。
SundaeSwapは、この記事の締めくくりに、『数週間後には、私たちが過去数ヶ月にわたって構築してきたものを披露する準備が整います。』と伝えており、今年中のリリースがあることを示しています。
実は、カルダノの脅威的なブロックチェーン領域展開はすぐそこまで来ています!
*追加:SundaeSwapの記事を翻訳しました。少し長いですが、興味がある方はぜひご覧ください。
以前カルダノのスマートコントラクト導入を目前に控えた時期の記事ですが、『カルダノがもたらすDeFiの未来』も是非ご参考ください。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック299
エチオピアの教育省に立ち寄り、エチオピアの教育資格のデジタル化について会談
チャールズさんのツィート ”本日、エチオピア教育省に立ち寄り、エチオピアの教育資格のデジタル化について話し合いました。 500万人の学生が予定通り”
Project Catalyst Found6は、21のコミュニティから、151のプロジェクトが資金を獲得
日本からのプロジェクトもほとんど資金を獲得
アフリカツアー in エチオピア
エチオピアの大臣は、進行中の主要な経済改革を強調最先端テクノロジーをロジスティックやデジタル化の分野に組み込む準備ができていると強調 チャールズ氏はカルダノのデジタルソリューションを説明、アフリカに拠点があるエチオピアでソリューション展開の見通し
ブロックチェーンEXPOのカルダノブースに会場に行きました
カルダノロードマップ:週刊技術レポート2021年10月29日
https://roadmap.cardano.org/ja/status-updates/update/2021-10-29/
ブロックチェーンEXPO2021でのチャールズホスキンソン氏のリモート講演の模様
イーサリアムとカルダノが「未来を自分のものにする」チャンスを提供する理由とは? by Ambcrypto
フロリダ州オーランドの最大のクラウドとデジタルマーケティングサービスのエコシステムであるSolodev社は、Solodev Cloudにおいて、世界有数のパブリックブロックチェーンであるカルダノとイーサリアムに対応したことを発表しました。
カルダノのステーブルコインプロトコル「Ardana」が最新の資金調達で1,000万ドルを調達
ポルトガルの470万ドル相当の高級住宅をカルダノ(ADA)で決済
Cryptoslateは、ポルトガルの高級不動産デベロッパーのプロメテウス社がマデイラ島にある2つの高級物件を、総額410万ユーロ(470万ドル)のカルダノADAで売却したと伝えています。
ブロックチェーン EXPO 2021.10.29(Fri)『カルダノ・チャールズホスキンソン』CARDANO Charles Hoskinson』
YOUTAさんが、ブロックチェーン EXPO 2021.10.29(Fri)『カルダノ・チャールズホスキンソン』CARDANO Charles Hoskinson』ーウォーリン・宮武さん司会、チャールズさんのリモート講演で話された内容がまとめてくれています
ERC20コンバーターは、近日中にパブリックテストネットのリリース日を発表予定
最新のカルダノロードマップ週刊技術レポート2021年10月29日によると、
社内テストネット環境にERC20コンバーターMVPを配信 現在そのテストの最終段階
バッファローソルジャーがブロックチェーンの中心部に進軍
Crypto Bisonは、2021年のサミットで発表された音楽的なNFTゲームであり、他の多くのアプリケーションにも大きな影響を与えます。
IOGブログ:Mithril、効率化のためのより強くて軽いブロックチェーン
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この記事はチャールズ氏の動画『urprise AMA 10/30/2021 (From Ethiopia)』の中の”A Brief Update”の部分を一部抜粋し要約して翻訳したものです。AMAの部分は含まれておりません。
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カルダノのアロンゾ・ハードフォーク展開が成功し、次の展開に向けて既に指導しています。IOHKのソフトウェアエンジニアであるケヴィン・ハモンド(Kevin Hammond)氏は、動画『Alonzo and beyond: optimizing smart contracts on Cardano』で開発者が次に取り組んでいることについての最新情報を提供し、IOHKが次のステップとして「バベッジ・エラ(時代):The Babbage Era」と呼ばれるものに移行、これをCryptodailyが伝えています。
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現在OccamRazorの『OccamRazer Launchpad』を通じて直接パブリックセールの第2ラウンドを行うことを発表。DANAトークンはArdanaのエコシステムを強化するもので、このイベントではコミュニティがこのユーティリティトークンを購入することができます。
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そこで今回は、今年最大のカルダ史上ビックイベントとなった、『アロンゾ・ハードフォーク』、『カルダサミット2021』以降のカルダノの近況と今後の動きについてお伝えします。