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刻々と成長し加速度的に進化を遂げるカルダノエコシステム:ニュース動向 & ステーキング状況 in エポック304

刻々と成長し加速度的に進化を遂げるカルダノエコシステム

Cardano360 – November 2021

毎月、Cardano360では、カルダノの世界の最新情報をお届けしています。この動画では、エコシステム全体からの最も新鮮なニュースと特集コンテンツを見ることができます。

今回のCardano360の11月号(Cardano360 – November 2021)では、現在およそ100のプロジェクト、リリース間近のDappsが水面下で開発されており、今最も大注目の最新情報および開発の進捗状況がが伝えられています。

ここでは、IOGの開発チームのNigel Hemsley氏、John Woods氏、Kevin Hammond氏による開発者アップデートから、カルダノエコシステムの最新情報および開発の進捗状況についてお伝えします。

00:01:05 Nigel Hemsley氏、John Woods氏、Kevin Hammond氏による開発者アップデート
PAB currently on Testnet, developers making good progress
PABとカルダノウォレットが統合

まず最初に、今最も気になる開発の要とも言えるべきPlutus Application Backend(PAB)の進捗状況について伝えています。

Nigel Hemsley(Head of Delivery Cardano)氏 によれば、最終目的であるカダノネットワークの利用率を高め、ビジネスを成功させるための適応策を進めており、大きな進歩を続けているとし、その最も需要な要素となるのはウォレットに統合されたPABをリリースすることだと説明しています。

現在、カダノテストネットにリリースされたPABは、そのウォレットのバックエンドであるカルダノウォレットに統合されています。ウォレットを通じたラウンドトリップを実現するために署名から取引、バランシング、コインの選択、取引手数料と担保など、すべての要素が必要とのこと。

パートナーはそれぞれのアダプターをこのウォレットに統合し、それをテストすることで、アプリケーションやビジネスの準備をしています。

エコシステム内では多くのプロジェクトがパートナーシップやコラボレーションを通じて進化を遂げている

そして、Nigel Hemsley氏は、パートナーと一緒になってカルダノエコシステムが独自の進化を遂げていると強調。例えばそのパートナーの一つである『MLabs』は、NFTマーケットプレイスでPABに統合する際には、様々な問題を解決してくれたとのこと。

MLabs(Mlabs.city)は、Haskell、Rust、Blockchain、AIのコンサルタント会社で、HaskellとRustを使って、ブロックチェーン、フィンテック、ペイメントの分野で仕事をし、他の産業分野でも活動し幅広いサービスを提供している会社。

また、彼らはIOGが考えもしなかったようなことを発見したと述べ、それが実際に自分たちだけでなく、他のDAP開発者にも役立つもので、現在テストネットで見ることができるという。

そしてNFTマーケットプレイスは、他のパートナーである『Spacebudz.io』、『Cnft.io』、『Dquadrant b.v. 』などとの協業により膨大な量の作業が行われており、本当にエキサイティングな状況になっていると述べています。

Spacebudz.io』はカルダノの真の可能性を見つけた2人の暗号愛好家により運営。Alessandro氏はBerry Poolの運営者でNami Walletの作成者、Zieg氏、2017年に初めてCryptoPunkを主張して以来のNFT愛好家。

Cnft.io』は、2021年7月に世界中に分散したチームから立ち上げられた、カルダノのNFTのマーケットプレイスで、カルダノの最初のマーケットプレイス。

Dquadrant b.v. 』は、オランダのソフトウェア開発およびITサービス企業で、Input OutputのPlutus開発パートナーであり、Haskellプログラミング言語をベースにしたPlutusフレームワークを使用して、カルダノブロックチェーン上のスマートコントラクトやソリューションを開発している。現在は、AgeUSDステーブルコインとNFTマーケットプレイスのリファレンス実装をテストネットで公開することを目指している。

また、DEXプロジェクトにおいても『SundaeSwap.finance』との仕事について言及しており、DEXではPABの様々なコンポーネントを使って必要なものを構築し、それぞれが独自のバージョンを作成しているとのこと。

SundaeSwap.financeは、カルダノ・ブロックチェーンのために構築された分散型の取引所で、ブロックチェーンの参加者が流動性を提供し、他の参加者が自分のネイティブトークンを交換するための市場を作ることができる。その見返りとして、交換者は少額の手数料を支払い、流動性提供者は預託金の再回転を得ることが可能。

次に、コミュニティ提案の1つである『SIP』やWALETコネクタの開発について説明しており、SIP現在WALETに統合されているとのこと。SIP(Synthetix Improvement Proposals)は、コアプロトコル仕様、クライアントAPI、契約標準など、Synthetixプラットフォームの標準を記述するもので、様々なウォレットに接続するためのAPIです。

これについても現在、再び前述のMlabsと協力しており、今後は他のパートナーとも協力していくことになるようです。

実際にこのAPIを使って、『Nami wallet』に接続できるようになります。

Nami wallet』は、カルダノブロックチェーンと対話するための、ノンカストディアルでブラウザベースの拡張機能ウォレット。これはSundaeSwapのDEXにおける接続ウォレットの一つとして使われる予定です。

このようにPABとウォレットの統合により、ウォレットのバックエンドに接続され、PABに接続されて
最終的にはカルダノの台帳とネットワークに接続されるようになり、いよいよDappsのリリースが目の前に迫っていることが伺えます。

また、カルダノエコシステム内では、多くのプロジェクトはパートナーシップやコラボレーションを通じて進化を遂げており、日々膨大な作業こなしている状況です。

カルダノネットワークにおけるブロッックサイズの変更

つい最近の現在カルダノの24時間の取引量は『$16,068.91 』でイーサリアムを超えて、ビットコインに続く第2位の取引量を記録しています。

これはDappsがリリースされる前の話です。そうなると当然疑問に思うのは、今後この取引量が増加した場合にどのようなことが起こり、果たしてこれに対応できるのかと言うことになります。

John Woods(Director of cardano Architecture)氏

これについて動画の中で、John Woods(Director of cardano Architecture)氏によるカルダノネットワークにおけるブロックサイズの変更とさらなる進化について説明しています。

カルダノのブロックサイズについてはJohn Woods氏のブログ『ゆっくりと着実にレースに勝つ:ネットワークの成長のためのネットワークの進化』でも説明しています。

ここでのポイントは、この最適化の作業はカルダノのメインレイヤーにおける話で、セカンドレイヤーやサイドチェーン、Hydraの話ではないことに注目されます。この最適化(バベッジ・エラ)によりカルダノはパフォーマンスを引き上げ、現在開発されているプロジェクトがリリース後の負荷に耐えられるようにするためのものであり、永続的な最適化のプロセスでもあります。

カルダノは設計時からカルダノのアーキテクチャーはモジュール化されており、パラメーターをいじることで、さまざまな調整を行うことが可能です。これは当たり前のように思うかもしれませんが、実は凄いことで、進化の持続性を保ちながら常にマーケットの需要に対応できるようにあらかじめ設計に組み込まれた思想であり、機能性の一つでもあります。

多くのシステム、例えばみずほ銀行のシステム問題(みずほシステム障害「あれ、絶対直すの無理」と同業者が断言する理由)やイーサリアムの手数料、ネットワーク負荷問題(イーサリアムの取引手数料は高過ぎる)などは、最初の設計段階でパフォーマンスや相互運用性などについての措置が取られておらず、後の問題に対して対応できなかったため、現在これらを解決する手段に多くの時間とコストを支払う羽目になっています。

分かりやすく言うとカルダノの場合は、全体のアーキテクチャーにおいて、機能がクラス化されモジュール(部品)化されているので、交換可能かつパラメーターにより細かく設定しすることが可能です。これによりシステム全体を作りなおすことなく、市場の変化に持続可能な方法で簡単に瞬時に対応が可能で、かつ進化を続けることができる仕組みが導入されているのです。

これは本当に凄いことで、カルダノが今後他の多くのプロジェクトとの比較において、短期的にも長期的にも大きなアドバンテージを持っている点です。

具体的には、カルダノプラットフォームとウロボロスは、ブロックプロデューサーがブロックを生産する際には、新たそれをネットワーク上に5秒以内にネットワークに配布・分散させなければなりません。これはネットワークプロトコルの一部であり、プラットフォーム全体のルールの一部です。

ブロックの伝播に必要な5秒は、カルダノ全体の様々な改善に使えるものだとJohn Woods氏は述べており、基本的にブロックを大きくすると、データ量が多いため、ネットワークを伝搬するのに少し時間がかかります。大容量の映画コンテンツをダウンロードするとき、より短い映画よりも少し時間がかかるのと同じであると説明しています。

IOGは5秒という時間を見ているのですが、今のところ2秒ほどしか使っていないということです。これはまだ3秒ほどの余裕があると言う意味で、そこでブロックサイズを増やすことが可能だと言うことです。これ以外にも、他にもできることはたくさんあり、新しい焦点を当てて最適化を行うことが可能だと述べています。

例えば、より洗練されたplutusスクリプトを実行するためにネットワーク上でより高い制限を設けるなど、さまざまなレベルで実現可能だとのこと。

今回は一気にブロックサイズを12.5%増やします。これはスクリプトのメモリ制限を、トランザクションごとに12.5%増加させると言う意味です。

つまり、1つのブロックに収めることのできるブロックサイズを8KB増やし、64KBから72KBにし、12.5%増えたことになります。

これは非常にエキサイティングなことで、これによりカルダノネットワークを使ってスワップや取引を行うために、カルダノユーザーに快適で素晴らしい体験を提供できると述べています。

John Woods氏は次のように述べています。

いくつかの主要な大手の分散型取引所がプラットフォーム上で立ち上げようとしています。トークン・コイン・NFTもあります。現在カルダノは最初の処女航海をしていると思います。メインネット上のライブな分散型市場に私たちがすべきことは、基本的にネットワークがどのようにネットワークの挙動やパフォーマンスを把握して今後数ヶ月の間に適切な調整を行うことです。

そしてさらに『私たちは、今回構築したものは、分散型アプリを構築するための強固な基盤であると確信しています。』と述べています。

Kevin Hammond(software Engineer)氏

続いて、動画ではKevin Hammond(software Engineer)氏は、動画の中で次のように述べています。

今後数ヶ月の間に、私たちはメインネットでの絶対的な最高のパフォーマンスを引き出すためにネットワークのパラメータを微調整してその上で、非常に注意深くモニタリングを行い、万が一、何か問題が発生した場合には速やかに対処できるようにします。

必要なのは、エポックのライフサイクル全体にわたって一貫した非常に滑らかな動作をすることです。境界を押し戻してjohnが話していたパラメータの変更を展開することができます。

これが、私たちが考えている一つのことです。

パフォーマンスの最適化そしてさらなる進化へ

そして、Kevinは長期的には、次のようなことも考えているとし、さらなる進化をもたらす計画を説明しています。

例えば、時間がかかが、ブロックチェーンにスクリプトを置いて参照できるようにします。それができればトランザクションのサイズを縮小して、1つのブロックでより多くのスクリプトを実行できるようになると言うもので、これは飛躍的にブロックサイズの容量を向上させることができるとしています。

さらにブロックレベルの圧縮や、さらに先を見据えた”これまであまりお話してこなかった”ことにも言及しており、”入力のスループットと能力を完全に変えようとしている”ことにも言及しています。研究のパイプラインにはさらに他にもいろいろあるとし、たくさんのことが起こるでしょうと述べています。

またJhon氏が述べたパラメータチューニングだけでも平均12.5%もより多くのデータを提供できるようになったことで、一度に処理できるスワップの数が増える並行性を高めることができるのでプラススクリプトのスループットが向上するとし、これはこれから数ヶ月間、今から始まりこれからも増加し続けるだろうと述べています。

もう一度いいますが、これはセカンドレイヤーやサイドチェーン、Hydraの話ではないと言うことです。

クリスマス前にはいくつかのプロジェクトが登場、そして年明けにはさらにたくさんのプロジェクトが動き出す

最後にNigel氏がこれから12月に入りクリスマス期間に入るが今後の開発状況は減速することはないと述べています。状況は減速しておらず実際にはまったくの逆であると次のように述べています。

ご存知のように、私たちは過去6ヶ月間にご存知の通り、この半年間、私たちは7〜8社の緊密なパートナーと仕事をしてきました。NFTマーケットプレイスから、オラクル、DEXなどあらゆる種類のものを提供する予定です。私たちは、日々他のパートナーと話し合ったり、他のコミュニティと話し合って最新の情報を得ています。コミュニティには現在、70~80社の企業が登録(ローンチ)しています。

そしてクリスマス前にはいくつかの企業が登場するだろうとし、年明けにはもっとたくさん見られるとの見解を示しています。

みなさん、いかがだったでしょうか?11月号のCardano360(Cardano360 – November 2021)では、この他にもたくさんの情報が伝えられていますので、ぜひ時間があるときにチェックしてみてください。

最後にお知らせです。SIPOはこの度SundaeSwapのISPOとScooperのための『SPO選定』投票で2位を獲得し認定SPOになることができましたのでお知らせいたします。これもひとえに皆様の温かい応援のおかげです。大変ありがとうございました。今後皆様のご期待に添えるよう、カルダノコミュニティ、エコシステムの拡大に向けて精進してまいりたいと思いますので、今後ともSIPOを何卒よろしくお願いいたします。

SundaeSwapのISPOとScooperの詳細は下記の記事をご覧ください。

それでは次のエポックで!

もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル

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世界最強のウォレット・ダイダロス4.5.1マニュアル対応
Catalystの登録および投票方法

この記事では、Cardano Catalystの登録と投票のプロセスについて説明します。これは、すべてのファンドに適用されます。

https://iohk.zendesk.com/hc/ja/articles/900005679386-Catalyst

とてもわかりやすく”最強”のカタリストプロジェクトの選び方ガイドのご紹介です
暗号の世界では、カルダノが真の勝者となりうる by Motley Fool

Motley Foolが初めて推奨する暗号通貨として、また暗号投資家が今、分散されたポートフォリオの一部としてカルダノを所有することを考えたい理由について説明しています。そしてカルダノは、ただの暗号通貨ではなく、私たちが他のものよりも上昇する可能性があると考えるスペシャルなコインであると述べています。

@OccamFi は正式にミルコメダ@Milkomeda_com の使用を発表
Iagonは、カルダノ のMVP\を、2021年12月中旬に、選ばれたパートナー向けにデモテストを開始する予定\

未来のスピードでスケールする分散型クラウド・ストレージを提供するIagon @IagonOfficialn は、カルダノ のMVP(Minimum Viable Product)を、2021年12月中旬に、選ばれたパートナー向けにデモテストを開始する予定と発表

IOGブログ:ゆっくりと着実にレースに勝つ:ネットワークの成長のためのネットワークの進化

カルダノのスマートコントラクト時代を成功裏にスタートさせた後、私たちは将来の成長をサポートするためのネットワーク調整プログラムの第一弾を間もなく開始します。

更新:『FAQ』SPO選定後、SundaeSwapのISPOおよびDEXについて現在わかっていること

こちらのページでは、SPO選定後、SundaeSwapのISPOおよびDEXについて現在わかっていることをお伝えします。なお、正式発表によって内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

https://sipo.tokyo/?p=13320
カルダノがeToroから上場廃止?今日のコイン価格が下落している理由 by msn money

チャールズさんがeToroの取引リストからカルダノADAが削除された事について動画『Liquidity and Etoro』で説明しています。

eToroからは何の説明を受けていないが、カルダノ財団からの説明を求める。
カルダノはすべて順調で問題なく流動性は向上している。
規制当局からの召喚状などを受け取ったことはない。

とのこと。これをmsn moneyが記事で伝えています。

COTI社とSundaeSwap社がカルダノベースのステーブルコインであるDjedの統合を探るために提携

COTIはブログで、分散型金融(DeFi)開発者であるSundaeSwap Labs社とのパートナーシップを結び、Djedステーブルコイン(カルダノ上の最初のステーブルコイン)をSundaeSwap分散型取引所(DEX)に実装する方法を検討すると発表しています。

SundaeSwapは、DEX内でDjedを他のコインとペアにし、SundaeSwapのユーザーは、Djedの取引ペアを通じて流動性を提供することができるようになります。

日々成長するカルダノエコシステム
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IOGブログ:ようこそ、RealFiの時代へ

IOHKアフリカ・オペレーション・ディレクターのジョンオコナー氏による、カルダノがデジタルアイデンティティをカルダノと統合することで、世界中の人々に真の価値と機会を生み出すRealFiの時代についての記事のご紹介です。

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