オレゴン州に拠点を置くサイバーセキュリティプロバイダーであるGalois, Inc.は、カルダノの開発会社Input Output Global(IOG)による新しいピアツーピア(P2P)ネットワークのコードベースを監査し、非常に高いコード品質でバグや潜在的な脆弱性はゼロという結果で、セキュリティチェックを通過したとのことです。
これをU.TODAYが伝えています。
以下はU.TODAYに掲載された記事「Cardano Devs IOG Shared First Details of Third-Party Codebase Audit」を翻訳したものです。
カルダノの開発会社IOGが、第三者によるコードベース監査の詳細を初公開
by Vladislav Sopov 2022年05月18日
オレゴン州に拠点を置くサイバーセキュリティプロバイダーであるGalois, Inc.は、カルダノ(ADA)の開発者Input Output Global(IOG)による新しいピアツーピア(P2P)ネットワークのコードベースを監査しました。
非常に高いコード品質、バグなし:監査結果
カルダノの分散型ソリューションのエンジニアであるInput Output Global (IOG) の開発者が共有した公式発表によると、彼らの新しいP2Pネットワーキング機器はセキュリティチェックを通過したとのことです。
Twitterの新しいアカウント、@IOG_Engで共有されたスクリーンショットによると、監査人であるGalois, Inc.は、コードが非常に高品質であることを確認しました。
また、安全・安心で攻撃されにくい開発環境を実現するために、必要なすべてのテストインフラ(QuickChecks)が必要であることを強調しました。
コードを読み、分析した結果、バグや潜在的な脆弱性はゼロであった。そのため、このシステムには危険な攻撃ベクトルがありません。
カルダノ (ADA)がVasilハードフォークに近づく:最終カウントダウン
Cardano(ADA)のP2Pネットワーキングのテストネットシステムは、2021年12月にテストネットで稼動しました。
以前U.Todayが取り上げたように、Cardano(ADA)は数ヶ月で最も重要なアップデート、すなわちVasil Hard Forkに近づいています。そのテストネットは、早ければ2022年5月下旬に公開されるかもしれません。
Vasil Hard Forkは、4つのCardano(ADA)改善提案またはCIPSを実装して稼動する予定です。CIP-31 (Reference Inputs), CIP-32 (Inline Datums), CIP-33 (Reference Scripts), CIP-40 (Collateral Outputs)の4つのカルダノ(ADA)改善案、CIPSが実装されます。