IOGの研究論文「Ofelimos: Proof-of-Useful-Workによる組合せ最適化。A Provably Secure Blockchain Protocol」がCrypto 2022に採択されました。
ビットコインのブロックチェーンと関連プロトコルのエネルギーコストとカーボンフットプリントを最小化することは、暗号通貨分野で最も広く認識されている未解決問題の1つであり続けます。
ナカモトの最長連鎖プロトコルのPoW(proof-of-work)プリミティブをPoUW(proof of useful work)で置き換えることは、多くの点で理想的なソリューションとして長く理論づけられてきたが、今日まで、このコンセプトには納得できる安全な実現がないままです。
ということで、IOGの研究論文「Ofelimos: Proof-of-Useful-Workによる組合せ最適化。A Provably Secure Blockchain Protocol」がCrypto 2022に採択されました。
Crypto 2022の採択論文:第42回国際暗号学会議
crypto.iacr.org
この論文でチームは、合意形成メカニズムが分散型最適化問題ソルバー(複数の変数を含む数式において、目標とする値を得るための、最適な変数の値を求めることができる機能のこと)を同時に実現する、新しいPoUWベースのブロックチェーン・プロトコルであるOfelimosを発表しています。
論文はこちらからご覧いただけます: https://iohk.link/ofelimos