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Intersect 開発アップデート #58(2025年4月18日)

カルダノ新時代のガバナンスが動き出す:Intersect開発アップデート#58(2025年4月18日)

Intersectは記事「Intersect Development Update #58(2025年4月18日)」を公開し、Cardanoガバナンスの最新動向を紹介しています。以下はそのまとめです。詳しい内容は原文(英語)をご覧ください。


カルダノの分散型ガバナンスは、今まさに次なる段階へと進みつつあります。今回の「Intersect開発アップデート#58」では、委員会選挙の開始、スマートコントラクトによる財務管理の進化、DRep向けの予算ワークショップ、そして世界各地でのコミュニティ活動など、数多くの重要なトピックが取り上げられました。


🔵 Intersect委員会選挙がスタート:未来の意思決定を担うリーダーを選ぶ時

2025年4月16日より、Intersect委員会選挙の投票が開始されました。

この選挙は、カルダノのガバナンスを実質的に形作るリーダーを選出する重要な機会です。投票権を持つIntersect会員(4月11日正午UTCまでに登録済み)は、Intersectメンバーポータルから投票可能です。

選挙期間は 5月7日正午(UTC)まで

Xスペースでは候補者とのAMAも複数回予定されており、参加者は直接質問し、候補のビジョンを聞くことができます。


🟢 財務管理の透明性が進化:スマートコントラクト導入へ

カルダノ財務管理の次なる一手は「スマートコントラクト」です。Intersectは、EUTXOモデルを活用したトレジャリー資金管理用スマートコントラクトの開発を進めています。

  • Treasury Reserve Contract(資金保留用)
  • Vendor Contract(サービス支払い用)

この仕組みにより、資金配分はより透明かつ安全になり、信頼なき分散型管理が実現されます。Sundae LabsやXerberousなども共同開発に参加しています。


🟡 DRep向け予算調整ワークショップ(4/26〜28開催)

カルダノ予算の枠組みを現場で考える3日間のワークショップが、4月26〜28日に開催されます。対象はDRep(Delegated Representative)。分散型予算配分の原則・設計・実務について集中的に議論します。

  • 参加者同士での優先事項の明確化
  • 今後のツール開発にも直結するインプット

ガバナンスを実践から支えたい人にとって絶好の機会です。


🟥 「Net Change Limit(ネットチェンジ制限)」への投票が進行中

カルダノ憲法に基づき、トレジャリーから引き出せる年間上限額(NCL)の設定が求められています。現在、この重要なパラメーターの決定に関わるガバナンスアクションが進行中で、4月24日まで全ステークホルダーが投票可能です。

これは「支出目標」ではなく「支出上限」です。予算の健全性を保つうえで極めて重要な制度的仕組みです。


🟣 TEAMZ 2025で日本にIntersectが登場:熱気あふれる対話と展示

東京で開催された「TEAMZブロックチェーンサミット2025」では、Intersectブースに多くの来場者が訪れ、カルダノのメンバー主導型ガバナンス資金支援の可能性に関する会話が飛び交いました。

  • 限定TシャツやNFT配布で話題に
  • 日本・スリランカ・アフリカハブからの現地参加も
  • VESPRウォレットの導入+Mithril活用エアドロップ体験も提供

日本のコミュニティ主導ガバナンスへの関心は高まっており、Intersectにとってもアジア戦略の重要な一歩となりました。


🧩 ガバナンストゥールの進化:検索・UX・外部連携へ前進

GovTool(ガバナンストゥール)は、より多くの市民に使いやすい形を目指して改良中です:

  • 重複提案・不完全データの自動検出・修正
  • 検索機能の強化、並び替え可能なテーブル導入予定
  • 外部ツール連携用ドキュメント整備

また、バグ報奨制度やUXワークショップなども検討されており、開発はコミュニティ主導で行われています。


📊 最新ガバナンス統計:4月11日以降の進捗
  • ユニークデリゲーター数:+2,927
  • 投票委任:+3,685
  • DRep登録数:+10
  • DRepによる投票:+114
  • メタデータ付きDRep数:+6

Cardanoのガバナンス参加が順調に拡大していることが数値からも明らかです。


🗂️ 知っておきたい公式リソース

まとめ

Intersectは、参加型・透明型・フォーマル型ガバナンスの実現に向けて前進しています。今後の選挙、予算設定、スマートコントラクト、ツール整備など、一つひとつのプロセスが、カルダノというエコシステムの社会的信頼性を高めていく鍵となるでしょう。

皆さんの声と行動が、カルダノの未来を形作ります。

ぜひ、選挙に投票を。

そして、対話に参加を。


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