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チャールズ・ホスキンソン氏「Surprise AMA 06/08/2025」:Cardanoの未来像、業界への警鐘、個人としての苦悩と希望を率直に語る

ホスキンソン氏、魂の3時間語り尽くす──Surprise AMA 06/08/2025 の核心に迫る

2025年6月8日、カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏がライブ配信を行い、2時間45分にもおよぶ“Surprise AMA”を実施しました。


冒頭:コロラドからの帰還と個人的な振り返り

ホスキンソン氏はコロラドから配信を開始し、兄の40歳の誕生日を祝ったワイオミング滞在から戻ったばかりと語りました。自身も37歳であり、時間の流れの速さを実感したというエピソードから、今回のAMAは始まりました。


カルダノの現在地:分散型ガバナンスの進化と試練

2022年からカルダノは「分散型ガバナンス」へと大きく舵を切りました。ホスキンソン氏は、「執行機能の不在」による意思決定の混乱や重複に対して、改めて「秩序ある執行機能の再導入」が必要であると強調しました。

また、2025年予算のプロセスについては、反省と改善に向けた「アフターアクションレビュー」を計画していることも明かしました。


技術開発の最前線:Bitcoin DeFi・Leios・Midnight・Lace

AMAでは、以下の重要開発が取り上げられました:

  • Bitcoin DeFi:TaprootとFairgateによる信頼不要なBTC-ADAブリッジ構想(Thundercloud)を詳細に解説。
  • Leios & Plutus:Ouroboros Leiosの導入とPlutus改良が進行中。
  • Midnight:Cardanoのプライバシー・スマートコントラクトレイヤーとして、史上最大規模のエアドロップ(Glacier Drop)を準備中。
  • Laceウォレット:Ledgerと併用可能な新しいユーザー向け体験を強調。モバイル版も開発進行中。

政治と社会への視座:トランプ、イーロン、そして“自由”

本AMAでは、ホスキンソン氏が現代政治についても赤裸々に語りました。

  • イーロン・マスクとトランプの決裂、政治的ポジショニング
  • Intersect批判とステーブルコイン導入問題への苦言
  • Palantir社が進める「全情報認識(TIA)」への強い警鐘:「中国よりも危険な監視国家化が進行中」と断言

ゲーム開発と未来構想:Quantum Hoskiと次世代インターフェース

ホスキンソン氏は、独自開発中のSFゲーム「Quantum Hoski」についても語りました。4次元空間やDishbrain(脳オルガノイド)との接続を取り入れた実験的プロジェクトで、「現実と仮想を融合する極限体験」を目指しているとのことです。


名言と締めの言葉:ホスキンソン節炸裂

「アイデアは最も安いものだ。実行こそがすべてだ」

「私は起業家だ。政府機関にはなりたくない」

「自由とは戦って守るものであり、願って得られるものではない」


結びに

Surprise AMA 06/08/2025は、Cardanoの未来像、業界への警鐘、個人としての苦悩と希望を率直に語る、まさに“魂の独演”でした。今後もこのAMAを基に、技術・政治・哲学の多層的な議論が広がっていくことでしょう。


以下はチャールズ・ホスキンソン氏動画「Surprise AMA 06/08/2025」冒頭部分の日本語翻訳とAMA(質問と回答)要約です。

チャールズ・ホスキンソン氏動画「Surprise AMA 06/08/2025」冒頭部分の日本語翻訳

セクション1:冒頭部分

これはチャールズ・ホスキンソンです。暖かくて晴れやかなコロラドから生中継しています。いつも暖かくて、いつも晴れていて、時々コロラドって感じですね。今日は2025年6月8日。私は再びコロラドに戻ってきました。ついこの前まではワイオミングにいました。兄の誕生日だったんです。なんと40歳の誕生日でした。どうですか、時の流れは本当に早いですね。

本当に驚くべきことですよ。考えてみてください。子供の頃、私はハワイで育ちました。ホームスクーリングで、小さな町「マカワ」で生活していて、そんな中で今では兄が40歳ですよ。私もそう遠くはありません。実は私は今37歳で、今年38になります。1987年生まれなんですよ。Wikipediaもそのあたり曖昧みたいですけどね。87年か88年かってところで、どこから88年説が出てきたのか分かりませんが、インターネットの情報が間違っているのはこれが初めてじゃないですし。

さて、カルダノは順調に進んでいます。エコシステム全体が現在、ガバナンスの世界へと進んでいます。色々と動きがあるんですよ。「ドラマが多すぎる」「騒動が多すぎる」「投票がどうの、温度チェックがどうの」「インターセクトがあれこれやってる」といった声も聞こえてきます。

でもね、大事なのは、私たちは長年にわたり非常に強い「エグゼクティブ機能(執行部)」を持ったエコシステムとして始まりました。ジェネシスキー(創世鍵)もあり、物事は順調に進んでいて、全体が一体化していました。「Shelleyはいつ?」「Goguenはいつ?」「Voltaireは?」といったようにロードマップを作って進めていました。

そして2022年に私たちは大きな転換を始めました。エコシステムとして「分散型ガバナンス」へと移行し始めたのです。その第一歩として、非常に強力な「立法」および「司法」機能を築くことから始めました。

これはつまり、「執行部」の力を大幅に削ぐことを意味していました。その結果、今のカルダノのガバナンスには正式な「執行部」は存在していません。

これがなぜ重要かというと、執行部とは本来、ロードマップを策定し、優先順位を決め、KPI(重要業績評価指標)を設計し、それによって予算を算出したり、戦略を立てたりする役割を果たします。存在していないわけではないのですが、現状は「断片化」しているということです。様々な関係者が、それぞれに異なるビジョンや意見を持っている状態です。

たとえば、IntersectにはIntersectの考えがあり、カルダノ財団には財団の考えがあります。私たちIOGにもビジョンがありますし、コミュニティもまた、自らの方向性を模索しているところです。そして今になってようやく、「もしかしたら、執行機能を再び組み入れるべきかもしれない」という議論が出てきているんです。

ただし、それは立法部と司法部の合意と委任に基づき、制度的に整備された形で加えることができます。だからそれで問題ないのです。


セクション2:2025年予算プロセスとその振り返り

というわけで、私はかなりワクワクしています。

2025年の予算がほぼ完成しつつあります。

どういう形であれ、1票であろうと39票であろうと、最終的には完了するでしょう。

私たちIO(Input Output)が行おうとしているのは、「アフターアクションレビュー(事後検証)」です。

私たちの目標は、今回の予算プロセスに関わったできるだけ多くの人々を集めて、

それぞれが「自分がどう関わったのか」「何が起きたのか」を可能な限り記録し、

その上で「2026年の予算プロセスを、エコシステム全体にとってどうすればより良いものにできるか」を話し合うことです。

今回の予算プロセスは、Input Outputの業務には一切支障をきたしていません。

私たちは「Ouroboros Leios」や「Plutusのアップグレード」に取り組み続けてきました。

「Babel Fees(バベル手数料)」にも、「Bitcoin DeFi」にも、「Ouroboros Paris」にも、

「Midnight」にも、

「Lace」にも、

「Realy」にも取り組んできました。

ですから、総合的に見れば、エコシステム全体としては前進を続けていますし、推進力も保たれています。

ただ、「ガバナンスを形にする」という取り組みは、正直かなりの時間と労力を要しました。

この7か月間は本当に長い道のりでした。

私たちは「憲法なし」からスタートし、「憲法」をつくり、

「何百人ものDRep(代表者)」を選出し、

そして今、「憲法委員会の選挙」が控えています。

これはつまり、カルダノの政府の100%が「選挙によって選ばれる」段階に入るということです。

そして同時に、「憲法の改訂」そのものについても、現実的かつ真剣な議論が始まっています。

すでにバージョン1.1の提案も出てきており、

これらは「システム運用に必要な変更を反映し、円滑に動かすためのもの」となっています。


セクション3:多様化とノード分散への努力

同時に、私たちはエコシステム全体として「多様化」を進めるために懸命に取り組んできました。

たとえば、「ノードの多様化」や、

「開発プロセスとワークフローの多様化」といった観点です。

私たちInput Outputの立場からは、

真に「ノードの多様性が実現された世界」に到達するために、

できる限りの努力を重ねています。

だから、総じて私は今、とても満足しています。

長い時間がかかりました。

正直、これは本当に大変なことです。

今はあまりにも多くのことが同時進行していて、

そしてあまりにも多様な懸念が存在しており、

あまりにも多くの異なる派閥が存在しています。

そして、受け入れなければならない事実があります。

それは、「すべての人を満足させることはできない」ということです。


セクション4:合意の限界と分裂の時代

本当に、あの時代に戻れたらと思いますよ。

ドレッサーの前に座って、後ろにはキリンの飾りがあって、

AMAをやれば、みんなが同意してくれて、

みんなが楽しんで、エネルギッシュに盛り上がっていた、あの頃。

でも現実は違います。

「70:30の賛成比率」が得られたら、それは素晴らしい。

「60:40」でも十分良い。

「50:50で1票差で可決」、それでもOK。

それが今の進み方であり、これからの現実です。

そして私たちは、これを受け入れなければなりません。

つまり、必ず反対する人々や派閥が出てくるということです。

ただ願うのは――

「意見が異なること」と「非礼であること」は別であってほしい、ということです。

実際のところ、一部には明らかに常軌を逸したような行動もありました。

でも、それもまた「この時代の空気」なのかもしれません。

たとえば、イーロン・マスクがドナルド・トランプと対立している時代です。

かつては「意見が違う」で済んだことが、

今では「お前は完全な悪だ、あらゆる手段で潰してやる」となる。

人々は今、「議論」というものを「相手を怒鳴りつけること」だと

訓練されてしまっているかのようです。


セクション5:個人的な覚悟と会話への回帰(日本語訳)

そしてまあ、なんというか……

自分としても、そういう状況の中で簡単に気持ちを持ち続けるのは難しいです。

でも、それでもやっぱり、話し合いましょう。


「Surprise AMA 06/08/2025」での質問と回答の要約と翻訳

❖ 質問1:Cardanoコミュニティ内の「Mad Bull」氏への差別的対応について謝罪するつもりはありますか?

回答:

はい。2022年のRare Evoイベント時、Operand Hotelで私のセキュリティチームとMad Bull氏の間にトラブルがあり、ホテルのセキュリティにより彼が退去させられた件について、当時私は関与しておらず把握していませんでしたが、今回調査した結果、警察通報もされていたようです。私の警備担当は常に高いプロ意識を持って行動しており、必要があると判断した場合にのみ介入します。万が一誤って対処した場合も、最終的には私に責任がありますので、もし不当な扱いを受けたと感じたのであれば、改めて謝罪いたします。


❖ 質問2:この件に対して本当に調査したのですか?

回答:

はい、調査しました。普段から多くの人に囲まれセキュリティリスクが高く、これまでに脅迫や危険な行動に晒された経験もあります。そのためセキュリティ体制を強化せざるを得ず、時に一般参加者との距離が生まれるのも事実です。ただ、私自身は元々「人々の中にいる男」でありたいと思っており、可能な限り多くの方と接する努力を続けています。安全と交流のバランスは非常に難しく、今回の件もその一例でした。


❖ 質問3:CardanoとBitcoinはどうやって中央集権を介さずに統合されるのですか?両ネットワークはどうやって調整しますか?

回答:

Taprootとゼロ知識証明(snarks)を活用することで、信頼不要なブリッジが可能です。FairgateやBitVMX、Hydra、Lightningとの統合によって構築される「Thundercloud」構想により、BitcoinとCardanoの間で高速かつ安全なDeFi取引が実現されます。ユーザーはセキュリティ重視か、取引速度重視かを選択できる仕組みです。


❖ 質問4:Midnightエアドロップの対象者と実施方法は?

回答:

Midnight財団が主導し、Cardano史上最大規模のトークン配布が予定されています。マーケティングキャンペーン、動画、トークノミクス資料なども展開され、ローンチはTGEとともに開始されます。Midnightが成功すれば、Cardano経済圏における過去最大の経済イベントになると見られています。


❖ 質問5:StarreamはPlutusと競合しますか?

回答:

いいえ。StarreamはPlutusにコルーチン(並列処理)機能を追加し、Plutusをより強化する存在です。競合ではなく補完的な関係にあります。


❖ 質問6:ビットコインのブロックサイズ戦争で、どちらの立場が正しかったと思いますか?

回答:

私はRoger Verの「大きなブロック」派を支持していました。当時のハードディスク容量や帯域幅の進化を考えれば、ブロックサイズは自然に拡大すべきだと考えていました。ただし、スクリプトの拡張性やUTXOモデルの改善がなければ、サイズ拡張には意味がないとも述べました。結果としてTaprootがその妥協点となりました。


❖ 質問7:CardanoのDeFiレイヤー「DTC」に似た構造は存在しますか?

回答:

Ethereumの「Cake」プロジェクトのような構造(アプリ層、認可層、決済層)をUTXOベースでCardano向けに構築しています。MidnightやStarStream、Blockfrostなどの技術を統合し、最終的にはUTXOベースのDeFiカーネルとして形成していく方針です。


❖ 質問8:ADAの長期保管にはLedgerが最適ですか?それともLaceで十分ですか?

回答:

理想的には「Lace × Ledger」の組み合わせが最良。Ledger、Trezor、Keystoneなどのハードウェアウォレットはいずれも有効だが、必ず正規ルートで購入し、バックアップも紙やPGP暗号化などで安全に保管すべき。


❖ 質問9:StarStreamはHydraとどのように関連していますか?

回答:

StarStream VMの実行環境として、Hydraヘッドが最適です。レイヤー1統合が不要となり、生成される証明をCardanoブロックチェーンに埋め込むことで、高速かつ安全な処理が可能になります。


❖ 質問10:Pythonを使って日報PDFを自動生成していた件、現在はAIエージェントに移行していますか?

回答:

はい。以前はScrapyなどでスクレイピングしていましたが、今はAIによるデータ解析・レポート生成に移行済みです。AIの方がはるかにスマートで柔軟に判断できるため、今や標準手段です。


❖ 質問11:部分的な中央集権は許容されますか?Cardanoは分散化が早すぎた?

回答:

重要なのは「委任による権限移譲」です。分散型政府が特定のワーキンググループに権限を与え、必要ならいつでも交代させられる仕組みであれば、それは「中央集権」ではなく健全な分散型統治です。


❖ 質問12:2025年の「オルトシーズン(アルトコイン相場)」はもう終わりですか?

回答:

いいえ。前半は混乱が多かったものの、後半には大きな相場展開が期待できます。


❖ 質問13:Midnightのエアドロップ(Glacier Drop)は2025年11月〜12月に行われますか?

回答:

それより早い時期になる予定です。詳細な日程は近く発表されます。


❖ 質問14:Lenfiの将来性とMantisとの連携状況は?

回答:

チャールズ自身に直接的なやり取りはありませんが、JJがチームと議論を進めており、70以上の項目を含む商業スプレッドシートに基づいて検討中です。JJは現在アルゼンチンに滞在し、作業中とのことです。


❖ 質問15:Leiosや24時間365日体制の開発体制「3交代制」は進んでいますか?

回答:

まだプロトタイプ段階ですが、毎月進捗が公開されており、最終的にはSIP(改善提案)と仕様書が完成し、ベンダーへ移管予定です。その後、本格的な「Follow-the-Sun(太陽を追う)型」開発体制を実現していきます。


❖ 質問16:World Mobileのノード展開は進んでいますか?DPN・RWAのローンチ予定は?

回答:

ジレット(ワイオミング州)でノード展開を進めていますが、World Mobileとの交渉(理事会席など)が続いています。Midnightとの連携やトークノミクスの再構築、ハードウェアとソフトウェアのハイブリッド型合意形成モデル構築を模索中です。


❖ 質問17:Cardanoには執行機能(エグゼクティブレイヤー)が必要では?

回答:

その通りです。KPIに基づく報酬スキームを設計し、全体のインセンティブを整えるには執行レイヤーが必要です。現状は分散化により執行機能が存在しないため、ガバナンスが停滞しやすく、逆にIntersectなどの仕組みを使えば資金管理やステーブルコインの導入、DeFi流動性構築も可能になります。


❖ 質問18:Cardano財政から100M ADAを使ってUSDMを発行し、DeFi流動性を構築する案についてどう思いますか?

回答:

とても理にかなっています。1.7B ADAの財務準備金のうち100M ADAをUSDMに変換し、それを基に市場流動性・マーケットメイクを行えば5〜10%の年利も期待できます。さらにそれでADAを買い戻して財務に戻すことも可能です。Intersectはこうした資金運用の執行体にもなり得ます。


❖ 質問19:なぜIntersectや財団などの機関がこれを実行しないのですか?

回答:

Intersectは本来、こうした柔軟な実行が可能な仕組みとして設計されました。にもかかわらず、コミュニティ内からの批判や39件もの投票などによって逆に前進が妨げられています。実行機能(executive function)の欠如がボトルネックです。


❖ 質問20:Elon Muskとトランプとの間に起きた「決裂」についてどう見ていますか?

回答:

Elonは多くの資金と技術を提供したにもかかわらず、期待していた「構造改革」が実現しないまま終わったと感じ、裏切られたような心境だったのでしょう。その結果、怒りに任せてX(旧Twitter)で炎上的な発言を繰り返し、最終的には「謝罪ツアー」と「リハビリ」が必要な状況に陥っています。


❖ 質問21:イーロン・マスクがこの状況から抜け出すには何が必要ですか?

回答:

日本の相撲で例えるなら、八百長が発覚した力士が行うような「謝罪巡業(アポロジーツアー)」が必要です。リハビリに行き、慈善活動をし、社会に貢献する姿を見せる必要があります。でなければ、彼は「悪役キャラクター(ヴィラン)」として社会から排除される恐れがあります。


❖ 質問22:あなたはイーロンに共感していますか?

回答:

一部は共感します。Elonが掲げる「クリーンエネルギー」や「人類の多惑星化」などのビジョンは素晴らしく、破壊する理由はありません。ただし、彼自身がその理念と実行の間で揺れ、安定性を失っている点は懸念材料です。まずは休養が必要です。


❖ 質問23:IntersectとCardano財団の違いがわかりません。どう違うのですか?

回答:

Intersectは本来、Cardano財団が果たすべきだった役割を持っています。つまり、メンバー制であり、誰でも加入・選挙・理事になることができる民主的な組織です。一方、Cardano財団はスイスに登記された自己任命型の組織で、理事の選挙や財務に対する市民的関与は一切できません。


❖ 質問24:開発者でないのに利益目的で暗号資産を保有するのは間違いですか?

回答:

それは間違いではありません。職業としてジュエラーでなくても金を保有するのと同じで、開発者でなくても投資目的で保有することは当然の行動です。


❖ 質問25:Peanut the Squirrel(リス)がトランプ当選に貢献したと思いますか?

回答:

これは現代の政治的妄想の象徴的な質問です。Peanutは実在したInstagramスターのリスでしたが、官僚による強制的な保護とその後の安楽死が世論を激しく動かし、政府への不信を増幅させたという意味では、確かに制度への批判を高め、トランプ支持の一因になったかもしれません。


❖ 質問26:行政機関の予算削減を行うなら、どのようにすべきですか?

回答:

政府規模を毎年5%ずつ削減すべきです。各省庁に180日以内に5%削減の報告を義務付け、新たな省庁を設けて人員を移行し、旧組織を廃止することで、20〜30%の職員削減と数十億ドル規模の予算削減が可能です。


❖ 質問27:イーロン・マスクはトランプとの関係悪化後、どうすべきだと思いますか?

回答:

「謝罪ツアー(Apology Tour)」に出るべきです。日本の相撲界で八百長をした力士が全国を巡って謝罪するように、社会的信頼を回復するには時間と誠意ある行動が必要です。慈善活動やリハビリ、メディア露出による信頼回復が不可欠です。


❖ 質問28:CardanoはSolana並みの処理速度を実現できますか?

回答:

最終的には「Solanaのような速度」を超える必要はありません。Cardanoは異なる設計思想で構築されており、スケーラビリティと分散性のバランスに重きを置いています。LeiosやHydraのような技術を通じて、持続可能かつ合理的な形での高パフォーマンスを実現していきます。


❖ 質問29:量子Hoski(Quantum Hioski)はどんなゲームですか?

回答:

量子Hoskiは、ハイパーボクセルを使った超次元シミュレーションゲームです。4次元空間の投影やAIエージェント、脳-コンピュータ・インターフェース(Dishbrain)など最先端技術を組み合わせ、未体験のインタラクションを生み出す構想で、現在は発想・設計段階にあります。


❖ 質問30:Dishbrain(脳オルガノイドを使ったコンピュータ)は本当に実用的ですか?

回答:

視覚認識やパターン認識の分野では、人間の神経細胞は非常に高いポテンシャルを持っています。現在、Gilletteにある自身のバイオテック施設で、Dishbrain向けのニューロン培養とインターフェース開発に取り組んでおり、ゲーム訓練(例:Minecraft)を通じて学習させていく計画です。


❖ 質問31:起業アイデアを評価・実行してくれる人に届けるにはどうしたらよいですか?

回答:

まず自分で「評価(validate)」と「実行(execute)」をするべきです。アイデアそのものは最も価値が低く、トイレでも風呂でも誰でも思いつくもの。重要なのはそれを形にできるかどうか。人に丸投げするのではなく、自ら血を流して努力する覚悟があるかが試されます。


❖ 質問32:アイデアだけでなく、それをどう育てるかが重要ということですか?

回答:

その通りです。量子Hoskiのように突飛であっても、自分自身で「朝3時に起きて白板に馬の絵を描きながらコードを書く」くらいの執念と実行力が必要です。それができる人だけが、他の100人と差をつけられます。


❖ 質問33:Gavin Woodとは現在どんな関係ですか?

回答:

悪くはありません。もしどこかで会ったら「やあ」と軽く挨拶する程度。お互いに過去のいきさつを理解した上で、今はそれぞれの道を歩んでいます。


❖ 質問34:Vitalik Buterinとの間に確執はありますか?

回答:

片方向的なもので、私からは特に敵意はありません。彼は私のことを非常に悪く思っているようですが、私は気にしていません。


❖ 質問35:お気に入りのビデオゲームは何ですか?

回答:

『Baldur’s Gate』シリーズです。特に物語構成とキャラクター設定が深く、他にはない魅力があります。


❖ 質問36:JFK(ジョン・F・ケネディ)暗殺の真犯人は誰だと思いますか?

回答:

多数の勢力が関わっていたと考えています。マフィア、CIA、軍、イスラエルなど、多くの利害関係者が「ケネディは邪魔」と感じ、結果的に暗殺に至ったという「カバル的共謀」があったと推測しています。


❖ 質問37:あなたの髭(ビアード)はどれくらい伸びましたか?

回答:

もうZZ Top(長髭で有名なロックバンド)状態です。限界を超えました。


❖ 質問38:Orboros Genesisはすでに実装されていますか?

回答:

はい、プロトコルにマージされており、2025年末までには完全に有効化される予定です。コードは完成しており、現在は実装の最終調整段階に入っています。


❖ 質問39:「Lace」という名前には意味がありますか?

回答:

特別な意味はありません。「レース(Lace)」そのものです。冗談半分で「Shibari(緊縛)」と結びつけて話していましたが、特定の略語ではありません。


❖ 質問40:SpaceXで火星移住が可能になったら行きますか?

回答:

いいえ、行きません。人類の多惑星化には興味がありますが、自身が火星に移住することは考えていません。


❖ 質問41:あなたの好きなホラー映画は?

回答:

「証券取引委員会(SEC)」です(笑)。特にゲーリー・ゲンスラー(現SEC委員長)を「Scary Gary(怖いゲーリー)」と称し、Quantum Hoskyゲーム内のキャラクターに登場させる予定とも冗談交じりに語っています。


❖ 質問42:最も好きなアクションヒーローは誰ですか?

回答:

アーノルド・シュワルツェネッガーです。苦難の家庭環境から這い上がり、ボディビル世界一、アクションスター、カリフォルニア州知事と夢を実現した「アメリカン・ドリーム」の体現者。強い意志と努力の象徴として尊敬しています。


❖ 質問43:一番クールな鉱物(クリスタル)は何ですか?

回答:

メキシコのチワワ州にある巨大なクォーツ洞窟は圧巻です。大自然が生み出した巨大な水晶の構造物には感動します。


❖ 質問44:何種類のアクセント(なまり)を話せますか?

回答:

多数話せます。特にサウスカロライナ訛りは気に入っており、「バターのように滑らか」と表現しました。冗談交じりに「もしかしたら友達になれていたかも」と語っています。


❖ 質問45:ライトセーバーは持っていますか?

回答:

はい、持っています。ちなみにクエンティン・タランティーノに似ていると言われたこともありますが、本人としてはそうは思っていないようです。


❖ 質問46:Sean Carrollについてどう思いますか?

回答:

彼の本、特に「時間」に関する著作を読んだことがあり、非常に知的で面白いと評価しています。


❖ 質問47:『Planescape: Torment』を『Baldur’s Gate 3』風にリメイクしたらどうですか?

回答:

それは素晴らしいアイデアです。『Torment』は最も優れたストーリー重視のRPGで、8,000ページ以上のダイアログを持つ名作です。現代のAAAエンジンで再構築するのは困難ですが、その世界観の深さは再び注目されるに値します。


❖ 質問48:あなたの好きなボクサーは誰ですか?

回答:

マイク・タイソンです。彼の力強さとカリスマ性が大好きです。ただし、マニー・パッキャオも非常に尊敬しています。彼がもし「フィリピン人の法王(Pope Apino)」になったら、スイスガードの長官にもなれるだろうと冗談も交えています。


❖ 質問49:『Diablo II: Lords of Destruction』はプレイしたことありますか?

回答:

はい、提案には耳を傾けますよ(笑)。「条件は受け入れられない」とゲーム内のセリフのようにユーモアを交えて返答しています。


❖ 質問50:ジャック・ドーシーとマイケル・セイラー、どちらかと部屋に閉じ込められるなら誰を選びますか?

回答:

もし戦いをさせられる「サンダードーム」的な状況なら考えますが、普通に過ごすならジャック・ドーシーですね。


❖ 質問51:好きなチェスプレイヤーは?

回答:

アーロン・ニムゾビッチ(Aron Nimzowitsch)です。ポジショナルプレイの巨匠として知られる歴史的なプレイヤーです。


❖ 質問52:Palantir社と米政府が連携して進める「全情報認識(Total Information Awareness)」についてどう思いますか?

回答:

極めて危険だと考えています。これはアメリカの市民のあらゆる情報(通話、医療、金融など)を政府がAIで一元監視する計画であり、中国の社会信用システムよりも危険です。自由社会にとっての致命的な脅威であり、絶対に止めなければならないと強く警告しています。


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