SIPO DRep:新時代の幕開けに向けて──「カルダノ憲法委員会選挙」と投票判断

カルダノにとって歴史的な転換点となる憲法委員会(Constitutional Committee, CC)選挙が始まりました。これは、CIP-1694によって定義されたオンチェーン・ガバナンスモデルの本格的始動を告げる、真に分散型な民主主義の第一歩です。
いま、世界秩序も金融秩序も大きく揺らぎ、国家という枠組みそのものが再定義されつつある中で、カルダノは「人類初の真の分散型デジタル国家」を構築するプロトタイプとして、自律的なガバナンスを備えた社会モデルを提示しようとしています。
この初の憲法委員会選挙において、SIPO DRepは以下のような考えに基づいて投票を行いました。
投票の基本方針
今回の投票では、「できるだけ新しい風と精神を導入すること」に重点を置きました。
カルダノがこの激動の時代においても持続的に進化し、グローバルな分散型システムとしての役割を果たしていくためには、従来の延長線ではなく、「次の時代に挑戦できる体制と人材」が不可欠です。
そのため、私たちはCIP-1694が示す原則──中立性、説明責任、技術的堅牢性、憲法的理解──に加え、未来志向のビジョンと精神性を持った候補者・団体に光を当てることを重視しました。
SIPO DRepが投票した7名(団体含む)
(※順不同)
- Ktorz
- phil_uplc
- Adara Consortium
- Tingvard
- Cardano Constitutional Consortium
- Cardano Atlantic Council
- Ace Alliance
この選定は、単なるスコアリングではなく、候補者たちのこれまでの活動、提出資料、ビジョン、姿勢、連携力など多角的な観点から評価したうえでの判断です。
最後に
この選挙は単なる「役職選び」ではなく、カルダノがどんな未来を選び取るのか、その第一歩を決める行為です。
SIPO DRepは、今後もカルダノのガバナンスがより公正かつ透明であり続けるよう尽力し、未来の「分散型文明」の設計に貢献してまいります。
選挙は2025年7月2日まで。すべてのDRepとADA保有者の皆様に、真剣な意思表示を呼びかけます。
カルダノの未来は、あなたの選択にかかっています。