カルダノの創設者であるIOHKのCEOチャールズ・ホスキンソン氏が、自身の「Djed StableCoin」という動画で、カルダノのアルゴリズム・ステーブルコインであり、プロトコルレベルのDjedステーブルコインやアロンゾの近況報告などについて話をしています。
個々人的には、Djedステーブルコインは成功すれば、カルダノがさらに躍進すると思われる超期待のプロジェクトで、プロトコルレベルのアルゴリズム型ステーブルコインプロジェクトです。
Djedステーブルコインの論文はほぼ完成しており、数日後にお届けできるとのことです。また、ハスケル言語でかかれ、プルータスのネイティブアプリケーションとして実装することを考えており、すでにこの仕事に最適だと思うベンダーも念頭に置いているとのことでした。
Djedステーブルコインのワークグループのリーダーであるブルーノ・パレオ氏は、計算論理学の専門家で、プログラミングと厳格な数学の知識に非常に強いバックグラウンドを持っているとのこと。「彼は一種の天才なので、いつでも可能な限りの極端なレベルのようにやってくれる人物」だそうです。ちなみにブルーノというのはペンネームだそうです。
また、論文の著者は、ほとんどが研究者のふりをしたエンジニアだそうで、アルゴリズムは、コードに素早く移植できるように設計されているとのことで、これにより製品化もとても速そうです。
そしてチャールズ氏は、”IOHKは今までになかった偉大なものを見始めている”と述べており、研究から商品化への加速が見られるようになったと述べています。
これは素晴らしい進展で、カルダノを開発するIOHKはブロックチェーン業界において、唯一無二の存在になることを意味しています。
チャールズ氏はこの論文の精査が終わったら、次はブルーノ氏にこれがどのように機能するかを説明する解説書を作るようにお願いしています。
そして、Djedの論文を読みたい方へは、は数日後にお届けするとのことでした。
Djedに関する参考記事は下記の記事をご覧ください。
また、動画の中でチャールズ氏はアロンゾ・ハードフォークの予測されるタイムラインについても、言及がありました。今のところ、9月10日の予定のようです。*こちらの日程は聞き間違いをしておりました。今のところはードフォークイベントは、少し遅れはあったものの、8月もしくは9月で予定通り進んでいるということです。(訂正してお詫び申し上げます。)
そしてIOHKは現在定期的にB2Cや消費者向け製品を作る方法などについて考え、また実際の国家、フォーチュン500企業、大学などの人々と話しているとのことで、これも今後が楽しみですね。
チャールズさんの動画”Djed StableCoin”はこちらから視聴できます。