カルダノ(ADA)の設立団体であるEMURGOは、ADAユーザーとブロックチェーンネットワーク上の分散型アプリケーション(dApp)との相互作用を橋渡しする新しいプラットフォームを立ち上げることを発表しました。
プレスリリース:EMURGO is Thrilled to Announce Yoroi Wallet’s dApp Connector
参考記事
30Jul:カルダノ(ADA)のウォレット「Yoroi」がdApps連携用のコネクタをリリース
以下はDaily Hodlに掲載された記事「Cardano Launching Connector That Bridges ADA Wallet to Decentralized Applications」を翻訳したものです。
カルダノ、ADAウォレットと分散型アプリケーションの橋渡しをするコネクターを発表
By Daily Hodlスタッフ 2021年8月1日
カルダノ(ADA)の設立団体であるEMURGOは、ADAユーザーとブロックチェーンネットワーク上の分散型アプリケーション(dApp)との相互作用を橋渡しする新しいプラットフォームを立ち上げることを発表しました。
EMURGOは声明の中で、ADA保有者がプラグインを使用することで、ウェブブラウザからカルダノブロックチェーン上の分散型アプリケーションにアクセスできるようにするYoroi dApp connectorを間もなく展開するとしています。
両プラットフォーム間のこの通信ブリッジは、特定の資産の所有権の検証を容易にし、dAppのトランザクションの実行を可能にします。
Yoroiは、ユーザーがスマートフォンでADAの保有資産を管理することができる軽量のクリプトウォレットです。
今回の発表は、スマートコントラクト機能をブロックチェーンに導入し、分散型金融(DeFi)のdAppsを構築したいと考えている開発者にサポートを提供することを目的とした、カルダノのAlonzoアップグレードが期待されている中で行われました。
カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、ビデオ・アップデートの中で、アロンゾ・アップグレードは今後数週間のうちに開始される予定であると述べています。
8月、9月のスケジュールは順調に進んでいると思います。8月、9月というスケジュールは順調に進んでいます。そして、開発インフラのほとんどが8月から9月の間に構築され、その後、カルダノ上でdAppsが構築され、デプロイされていく中で、そのインフラが繰り返し改善されていくことになると、私はまだ信じています。