人とブロックチェーンこそが未来を切り開く力『デジタル・トランスフォ ーメーション:DX』
カルダノの準備は整った
2021年9月13日、カルダノはついにスマートコントラクトの導入により、これまでの6年間にわたる開発において、一区切りとなるマイルストーンを達成しました。カルダノ1.0ともいうべき分散化とネィティブトークン、スマートコントラクトの土台が完成し、今後カルダノ・エコシステムが本格的に成長していくための準備が整えられました。また、カルダノサミット2021が終わり、カルダノとの多くのパートナーシップが発表されました。
そして、カルダノエコシステムにおいて、世界初のDAppsストアをオープンさせると発表しており、これは全く新しい開発者コミュニティに開放され、その創造的な意欲によって、カルダノの到達度と実用性を高めることができるようになると考えられています。
このようにビットコインとイーサリアムのイノベーションを継承し、両方のボトルネックを解消しさらに発展させたた第3世代のブロックチェーンであるカルダノは、開発当初より目標としてきた本格的なブロックチェーン展開の準備が整ったと言えます。
参考記事:
一人一人にパワーを!カルダノサミット2021まとめ
カルダノ認証と新しいPlutus dAppストア
資金面でのバックアップも拡大
そして、世界最大の分散型イノベーションファンドであるカルダノのイノベーションプログラム「Project Catalyst」は、現在の価値で10億ドルをはるかに超える資金により、エコシステムを活性化させる準備が整っています。
また、IOHK(カルダノの開発会社)が出資するcFundは、ブロックチェーン技術やデジタル資産に熱心な投資家や起業家で構成された専門チームで、世界中の野心的な創業者を支援することを目的としており、新しいプロジェクトが続々と誕生しています。
EMURGOは、投資ビークルを通じてカルダノのエコシステムに1億ドルを注入すると発表しました。また、アフリカの新しいファンドが、大陸で最も革新的なブロックチェーンプロジェクトに資金を提供するために600万ドルを投資すると発表し、カルダノ上での構築を希望するアフリカの最も革新的なスタートアップ企業に資金を提供します。
このように資金面でのバックアップ体制も充実してきており、今後のカルダノエコシステムが一気に成長を加速させる準備が整いつつあります。
参考記事
今日は目的地のように感じるでしょう。しかし、新しいエキサイティングな旅が始まる…
カルダノファンドがアフリカの先駆者を支援するために600万ドルを注入
カルダノ、DeFiとNFTのソリューションを迅速に拡大するために1億ドルの投資を確保
このようにカルダノエコシステムを成長させるための技術面と資金面での支援の体制、パートナーシップによる様々なビジネス・ユースケースのテンプレートづくり、ユーザーと開発者を結ぶマーケットが整いつつあります。そこでカルダノ・エコシステム、ブロックチェーン業界全体のエコシステム、そしてその外側についてみた時、今後どのようなことが課題となり必要になってくるでしょうか?
情報革命後の世界
まず外側となる大きな世界の流れについてみていきましょう。2045年には人間の能力を超える技術的特異点『シンギュラリティ』の到来が言われていましたが、現在では『人工知能:AI』また『デジタル・トランスフォ ーメーション:DX』をめぐる研究は加速度的に発展しているようです。
2021年3月に発表された米国の『人工知能に関する国家安全保障委員会:NSCAIのAir Force Magazine』では、2045年よりも20年早い2025年までに「AI-Ready:人工知能(AI)を活用するための 準備」を進めるために必要となる戦略を、756ページもの「最終報告書」にまとめ、今後のAI、DXをめぐる準備と重要性について説明しています。
参考記事:National Security Commission on Artificial Intelligence
そしてこれらの技術革新の鍵でありAIやDX、メタヴァース、DeFiなど様々な新しい市場経済をまとめ上げるプラットフォームこそがパブリック・ブロックチェーンです。
参考記事
『SF!?メタヴァースと暗号、カルダノ』
『未来予測とカルダノ』
未来学者アルヴィン・トフラ ーの著書『第三の波(The Third Wave)』で、農業革命、産業革命に続く「第三の波」として予言された『情報革命』は、インターネットの普及によってもたらされました。そしてその次に来ると言われる次世代の『Web3』、『メタヴァース』、『AI』、『デジタル・トランスフォーメーション:DX』等は既に始まっており、それらは特にブロックチェーンによって結ばれ、インターネットの後継として、私たち一人一人に直接(インターネット2)としてもたらされます。
もう既にDeFi、NFTなどの新しい市場が急成長を遂げ始めています。私たちが考えている以上に加速度的に私たちの生活環境や社会構造を大きく変えていくことは、先の『情報革命』がどのように展開されたかを考えれば簡単に予測できるでしょう。特にこのコロナがもたらした世界の変容はより一層それを加速度的に後押しする結果となりつつあります。
有名な『ガートナー2019年版ブロックチェーン・ビジネスのハイプ・サイクル』では、ブロックチェーンのビジネスインパクトは、5年から10年以内にほとんどの業界で変革をもたらすとしています。
ハイプ・サイクルは、ビジネスの観点からブロックチェーン機能がどのように進化しているか、異なる業界での成熟度を概観するものです(図1参照)。
ガートナーは結果として次のように述べています。
ブロックチェーンはあらゆる業界のビジネスモデルを変革する可能性を秘めていると考えています。しかし、こうした機会を得るためには、企業が完全なブロックチェーン・エコシステムを採用することが必要です。トークン化と非中央集権化がなければ、ほとんどの業界で真のビジネス価値を見出すことはできないでしょう。
こうした流れをカルダノの現在地と今年発表された『カルダノ財団の5ヵ年計画』を当てはめて考えてみると、カルダノの現在地はガートナーのいう2027年の成熟期に合致する動きに追いつき、今後の展開を考えると、それ以上のスピードで動いていることがわかります。
ちなみにGartner『 Forecast: Blockchain Business Value, Worldwide, 2017-2030』(2017年3月)によると、ブロックチェーン市場規模は2025年の19兆円、2030年の340兆円に登ると試算しています。(ソース:INVESCO).
これから最も必要なもの
そうなるとこれから必要になるのは何でしょうか?
それはブロックチェーンやシステムを動かす『ユーザー+開発者=人の力』です。そしてそれはこれまでのIT人材ではなく、新しい人材や考え方の重要性が必要になると考えられます。それはなぜでしょうか?
日本の進まないDX進捗状況
それについて考える上で、日本のDXの取り組みの現状についてみていきましょう。
経済産業省のDXレポートによると「2025年の崖:既存 IT システムの崖」とDXの遅れに対する危機感を示し、その1番の足枷となるものが『既存のレガシーシステム』であり、必要な人材がこのレガシーシステムに割り振られ、付加価値を生み出すために必要な IT戦略に対して、資金・人材を十分に振り向けられていないという課題を挙げています。
また、2021年7月30日に総務省が発表した『情報通信白書』によると、「日本で『DX』が進まない要因」として「人財不足」が 53.1 パーセントで最も多く、「費用対効果が不明」、「資金不足」を大きく上回っています。
参考記事:『DX推進、人材不足が課題 IT企業に偏り―情報通信白書』
経済産業省の調査では、既に2018年の段階で22万人の需給ギャップ(供給が不足している)が生じているとのことです。このギャップは時間経過とともに拡大していき、2030年段階では最大約79万人にも達します。
先程のレポート『デジタルトランスフォーメーション DX レポート ~IT システム「2025 年の崖」の克服と DX の本格的な展開~』の結論として、『廃棄することの重要性』を挙げており、システムの刷新において、コスト・リスクを低減する上で最も効果的な方法は、不要な機能を廃棄し、規模と複雑度の軽減を図ることであると述べています。そして既存のレガシーシステムにこれ以上コストをかけず、新しい分野にリソースを投入していくことが不可欠であると結論付けています。
しばしば先進国よりも発展途上国の方が、新しい技術を導入し”リープ・フロッグ”と呼ばれる経済発展を遂げるように、”技術において”は、一度リセットして新しいシステムをインストールする方がアップグレードしやすい傾向があります。
参考『デジタルトランスフォーメーション DX レポート ~IT システム「2025 年の崖」の克服と DX の本格的な展開~』
新しいデジタル人財
『デジタルトランスフォーメーション D X レポート2(中間取りまとめ)』では、人材の確保において、『DXを推進するには、構想力を持ち、明確なビジョンを描き、自ら組織をけん引し、また実行することができるよ うな人材が必要となる』と述べています。
また、DXの推進においては、企業が市場に対して提案する価値を現実のシステムへと落とし込む技術者の役割が極めて重要であり、と同時に技術者のスキルの陳腐化は、DXの足かせとなってしまうと述べています。
従って、常に新しい技術に敏感になり、学び続けるマインドセットを持つことができるよう、専門性を評価する仕組みや、リカレント学習の仕組みを導入すべきであり、また、副業・兼業を行いやすくし、人材流動や、社員が多様な価値観と触れる環境を整えることも重要であると述べています。
参考『デジタルトランスフォーメーション D X レポート2(中間取りまとめ)』
このように日本は先の『情報革命』であるITビジネスにおいて遅れをとったと言われる中、ブロックチェーン技術がもたらすDXにおいても同じような失敗を繰り返さないためにも、これまでのレガシーシステムと切り離した積極的な投資と人材の確保、新しい技術(ブロックチェーンなど)への最適化が必要なのであり、より最適化された投資が必要になってきます。
今後は情報革命の時とは違うデジタル人材ではなく、『デジタル人財』こそが求められているということが言えそうです。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)による『デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査』(2019年5月17日)では、「DX人財」としてまず次の6つの職種を、企業・組織におけるDXの推進を担う人材として定義しています。
調査報告書のアンケートによると、プロデューサー、ビジネスデザイナー、アーキテクト、データサイエンティスト/AIエンジニアは、いずれも大いに不足という回答が過半数を超える結果となっており、特にプロデューサーとビジネスデザイナーの2つの役割は既存の人材からの育成が8割を超えており、社内での育成が必要だが、育っていない現状を示していると考えられると報告しています。
人材の呼称例 | 人材の役割 |
プロデューサー | DXやデジタルビジネスの実現を主導 するリーダー格の人材(CDO含む) |
ビジネスデザイナー | DXやデジタルビジネスの企画・立案・ 推進等を担う人材 |
アーキテクト | DXやデジタルビジネスに関するシステ ムを設計できる人材 |
データサイエンティスト /AIエンジニア | DXに関するデジタル技術(AI・IoT 等)やデータ解析に精通した人材 |
UXデザイナー | DXやデジタルビジネスに関するシステ ムのユーザー向けデザインを担当する 人材 |
エンジニア/プログラマ | 上記以外にデジタルシステムの実装 やインフラ構築等を担う人材 |
そして報告書では興味深い人材に関するインタビューを行っており、マインドプロデューサー(プログラムマネージャー)とビジネスデザイナー(含むマーケティング)の役割別スキルについて次のようにまとめています。
参考:『デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査』
このように、最も必要とされるのは『新しい考えを全体を巻き込んで導入できる人財』が求められていると言えます。また人材に関するインタビューを次にようにまとめています。
かなり具体的なところまで言及していますね。つまり人材には多くの多様なスキルを持った人材が求められています。
そしてここで必要なマインドは、情報をただ受け取るだけの受け身ではなく、情報を積極的、主体的に取りに行き、情報を選び、行動に変えるマインドが最も必要になってくるということです。
この点がDX時代に求められる人財像のようです。
一人一人が繋がるために
ブロックチェーンにも言えます。これまで第三者があなたの資産を預かり管理することで、それをサービスとして受けていましたが、今後はP2P(ピア・トゥー・ピア)で人と人が直接やりとりをし、自分の権限で直接資産を動かすことになります。つまり間に入る第三者がいなくなり、金融包摂と言われるように誰もが平等にシステムを介して直接繋がることを意味します。
そのためのマインドや使い方を学ぶことは必要不可欠であり、誰もが一人残らず繋がれるようにすること、それを育てる教育や学習機械の提供が必要とされるようになると思います。
こうした調査は今後のブロックチェーンを導入するための人材と基礎知識をどう育てるか?という観点からも非常に似通った面があると考えられ参考になると思います。
これからは日本に限らずどの国も『人財をどう育てるか』という戦略が必要になります。またカルダノに限らずブロックチェーン業界における人財の創出は今後とても重要な要素となってくるでしょう。
誰か特定の人の力だけではなく、全ての『一人一人の力』こそが最も重要であり、そうした観点から人を育てる環境にこそ投資の目を向けることが今後重要になってくると思われます。
そうした意味で、『ブロックチェーン』や『DX』に対する教育や学習機会の提供は、多くの需要を得ることになるでしょう。
そしてカルダノは人と人を繋ぐシステムでありプロトコルです。そこに存在する『人』こそがカルダノエコシステムの繁栄をもたらす鍵であり財産であるることは間違い無いでしょう。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック292
IOGブログ:認定されたDAppsをカルダノに導入する
IOGブログ:9月25-26日に開催されるカルダノ・サミット(CardanoSummit)2021では、コードレベルの脆弱性を防ぐことを目的とした、IOGが開発中の新しいdApp認証プログラムの詳細をご紹介します。このプログラムは、コードレベルの脆弱性を防ぐことを目的としています。また、IOGがが構築しているPlutus dAppストアも紹介します。
カルダノのチャールズ・ホスキンソン氏、カーネギーメロン大学の新センターに2,000万ドルを寄付
チャールズ・ホスキンソン氏は、カーネギーメロン大学の新センターに2,000万ドルを寄付し、CMUにHoskinson Center for Formal Mathematicsを設立しました。
SundaeSwap Labs、CFundから130万ドルのシード資金を調達
分散型金融(DeFi)プラットフォーム開発企業であるSundaeSwap Labsは、カルダノの設立主体であるIOGが出資し、Wave Financialが運営するブロックチェーン業界のアーリーステージのセクターを問わないベンチャーキャピタルであるcFundが主導するシードラウンドで130万ドルを調達したことを発表しました。
カルダノ認証と新しいPlutus dAppストア
IOGの動画『Cardano Certification & new Plutus dApp Store』によると、9月25~26日に開催されるカルダノサミット(CardanoSummit)2021では、コードレベルのセキュリティ脆弱性を防ぐことを目的とした、IOGが開発中の新しい『認証プログラム』の詳細とIOGが構築している『Plutus Dapps ストア』が発表されるとのことです。
カルダノ史上最大の最もエキサイティングなイベント「カルダノサミット2021」が間もなく開催
明日の夜中0:00(9月25~26日)から二日間にわたって開催される待望の「カルダノサミット2021」は、カルダノの開発会社IOGが主催するカルダノ史上最大の最もエキサイティングなイベントとなることが期待されています。
カルダノサミットではメタヴァース(現実と仮想の融合)形式で、下記の6つの都市と、6つの大陸と50の都市でコミュニティミートアップが開催されます。
CNBC-TV18のインタビュー:カルダノのインド進出を阻んでいる本当の理由
カルダノの創設者チャールズホスキンソン氏は、CNBC-TV18のインタビューに出演、カルダノのアフリカ進出に比べ、インドへの進出を阻んでいる理由について述べています。
インドは暗号資産についての規制が明確でない点を挙げており、これついては今後の規制の枠組みが明確になれば喜んで協力すると述べています。
また、インドの巨大なデジタルIDシステム「Aadhar」について語り、これらの例は、これらのシナリオにおけるブロックチェーンベースのソリューションがいかに「貴重」であったかを示しているとAmbcryptoが伝えています。
カルダノ、リアルタイムのマーケットデータ用にチェーンリンクのオラクルを統合
DeFiとRealFiの可能性の核心は、ブロックチェーンベースのピアツーピア技術を使って、オラクルとスマートコントラクトを使って、信頼性と透明性のある金融商品を構築することにあります。本日のカルダノサミットにおいて、私たちは、開発者がカルダノDeFiアプリケーション用のスマートコントラクトを構築することを支援する、Chainlink Labsとのエキサイティングな新しい戦略的コラボレーションを発表しました。
カルダノファンドがアフリカの先駆者を支援するために600万ドルを注入
アフリカの新しいファンドが、大陸で最も革新的なブロックチェーンプロジェクトに資金を提供するために600万ドルを投資します。このファンドは、起業家の割合が大陸の中で最も高いアフリカには、イノベーションのためのユニークな機会があるという認識のもとに作られました。
ラグジュアリー・スピリッツ・ブランドがアルコール・サプライチェーンの検証にカルダノを採用
オーストラリアの高級スピリッツ企業であるStrait Brands社は、アルコールのサプライチェーンを管理するために、ブロックチェーンファーストのアプローチを採用しています。2022年末までに400万本のボトルを供給する予定のこの企業は、カルダノプラットフォームを中心に生産プロセスを構築します。
カルダノ財団:カルダノ、「カルダノサミット2021」で複数の戦略的パートナーシップを発表
多様なコラボレーションにより、カルダノは100万本の植樹を含む新たなグローバル・インパクト・チャレンジを開始し、NFTキャンペーンを促進するために主要なesportsプラットフォームであるRivalと協力し、ubxとのパートナーシップを通じて分散型金融へのさらなる挑戦を行い、aid:techとのアイデンティティ・ソリューションの開発をサポートします。
カルダノ、グローバル・ガバナンスにおける「正当な選択肢」となることを目指す
Bloombergによると、チャールズ・ホスキンソン氏がカルダノサミット2021で、”この種のインフラ(カルダノ)で国民国家を運営することも可能だ。今日ではなく、3~5年後には間違いなく可能だ”と述べています。また、カルダノは、「アイデアの市場において、少なくともこれらのシステムや制度のいくつかに対する正当な選択肢となるよう、自らを位置づけようとしている」と付け加えました。
Hydraインサイド:カルダノ(ADA)の野心的なレイヤー2スケーラビリティソリューション
Cryptoslateは記事で、スケーラビリティは、現在の暗号業界が直面している最大の問題の1つとなっており、”この問題に対する完璧な解決策としてレイヤー2ネットワークが登場したものの、そのほとんどがブロックチェーンを補完するものではなく、ダメージコントロールの方法として設計されている”と述べています。
カルダノ、DISH NETWORKとの提携を発表
チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が、カルダノサミット2021で米国の通信サービス会社「DISH NETWORK」との提携を明らかにしました。この提携により、フォーチュン250企業であるDISH NETWORKは、800万人の顧客にDID(分散型アイデンティティソリューション)を提供できるようになると期待されています。
カルダノ、Chainlink社と提携し、高度なスマートコントラクトのためにOraclesを統合
カルダノがカルダノサミット2021でChainlinkとの提携を発表しました。Oraclesを統合して高度なスマートコントラクトを実現し、開発者はCardano DeFiアプリ用のスマートコントラクトを構築できるようになります。
現在、Chainlinkは、DeFiアプリ、ゲームアプリ、保険関連のプラットフォーム、その他のトップ産業で数十億米ドルを確保しているとU.TODAYが伝えています。
カルダノ財団:ビリー・ギボンズがカルダノでNFTコレクションを発表
カルダノがカルダノサミット2021でChainlinkとの提携を発表しました。Oraclesを統合して高度なスマートコントラクトを実現し、開発者はCardano DeFiアプリ用のスマートコントラクトを構築できるようになります。
チャールズ・ホスキンソン氏がバーチャルカンファレンスでカルダノの未来を語る
Decryptは、カルダノ・サミット(Cardano Summit)2021のオープニングキーノートでチャールズ・ホスキンソン氏によって語られたカルダノそしてブロックチェーンの未来について伝えています。
一人一人にパワーを!カルダノサミット2021まとめ
2021年9月25日、26日の二日間にわたってメタヴァースをイメージして開催されたカルダノサミット2021は、カルダノの創始者であるチャールズ・ホスキンソン氏の最初のオープニング・キーノートで幕を開けました。
カルダノはAIの時代に突入、世界の医療に革命をもたらすAIロボットGraceを迎える
カルダノは、グローバルヘルスケアに革命を起こすために設計されたAIロボット「グレース」を迎え入れ、AIの時代に突入します。
ハンソン・ロボティクスとSingularityNETのジョイントベンチャーであるAwakening Healthが開発したAIロボット「Grace」という形で、カルダノブロックチェーンにAIが登場します。彼らは、Graceが医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)と一般データ保護規則(GDPR)の枠組みで定められた厳格なガイドラインを確実に満たすために、カルダノを選択しました。
COTI社、カルダノ上でDjedステーブルコインを発行へ
日曜日にワイオミング州ララミーで開催されたカルダノサミットのステージで、チャールズホスキンソン(Charles Hoskinson)氏とShahaf Bar-Geffen氏は、COTIプラットフォームがカルダノの新しいステーブルコインであるDjedの公式発行元になることを発表しました。
OasisProとの提携により、開発途上国の金融市場へのアクセスが向上
IOHKとOasis Proは、ブロックチェーン技術を用いて代替取引システムを開発し、発展途上国にプライマリー債券市場への参加を開放するという画期的なパートナーシップを結びました。
両社は力を合わせて、債券発行プラットフォームを構築します。Oasis Proは、Oasis Pro Marketsの親会社であり、米国ではすでにOATSPROというマルチアセットの代替取引システムを運営しています。これにより、公開および非公開のマルチアセット・デジタル証券の二次取引が可能となります。