本物の実力を示し始めたカルダノ
カルダノADAの24時間の取引量が過去最高を記録
今エポックに入っても、カルダノの躍進は止まりません。カルダノADAの24時間の取引量は、3月7日に過去最高を記録し、続いて3月8日16:00時点でもビットコインを抜いて１位をキープしています。
U.TODAYの記事は、Messari.ioのデータによると、カルダノ（ADA）は24時間以内に米ドル建ての取引量でビットコイン（BTC）を追い越し、カルダニアが334億5000万ドル相当を送ったのに対し、ビットコイナーは332億7000万ドル相当を送ったと伝えています。
カルダノ（ADA）手数料が最も安いブロックチェーンとして最も利用される
また、カルダノ（ADA）はビットコインとイーサリアムにおいて全く異なるトランザクションにおける価値も生み出しています。
U.TODAYの記事によると、ビットコイン（BTC）ネットワークはカルダノ（ADA）の23倍の手数料である86万ドルに達し、スマートコントラクトの分野でのカルダノの主な競合相手であるイーサリアム（ETH）は、過去24時間で、顧客に1470万ドルの手数料を請求しています。
その中でカルダノ（ADA）の場合は3万8000ドルにとどまっており、これについてカルダノ（ADA）手数料が最も安いブロックチェーンとして最も利用されるようになるとU.TODAYが記事で伝えています。
またまたカルダノDeFiのTVL過去最高記録を更新
そしてカルダノの躍進はまだまだ続きます。DeFiのTVL集計データを提供するDefillamaによると、カルダノのDeFiにおけるTotal Value Lockedが初めて1億6千万ドルを突破し、過去最高記録を更新し続けています。
By Defillama
いよいよメインネットローンチMinswap DEXの驚くべき成長
その中で、カルダノのMinswap DEXは、3月の初め、市場によりMINトークンの価格を決定することを意図した流動性ブートストラップイベント（LBE）で、1157万ドルのTVLを計上、7日間で350％近いTVL増加を記録し、驚くべき成長を遂げているとUTODAYが記事で伝えています。
Minswapは、DEXのメインネットローンチを3月8日に予定しています
年内にカルダノDeFi市場のTVLが10億ドルの大台に乗る可能性
カルダノブロックチェーン上では、すでに下記の6つのDeFiプロトコルがで稼働しており、今後Ardana、Aada、Liqwid、Djed、Cardano Maladex、ErgoDEX、AdaSwap、などの複数のプロジェクトが立ち上がることが予想されるため、年内に10億ドルの大台に乗る可能性があるとU.TODAYが伝えています。
現在一位のSundaeSwapの市場ドミナンスは71.46%となっており、115.37mドルとなっています。
その中で、カルダノ（ADA）とErgoのブロックチェーンのブリッジを提供する、カルダノベースのDeFiプロトコル、ErgoDEXは、近々スニークプレビューを実施するとしており、メインネットリリースが近いことを伺わせており、ErgoDEXは、分散型取引所機能、流動性供給（LP）モジュール、その他のDeFi特有の手段を持つサービスを開始する予定です。
進展が進む待望のDjedの開発状況
また、COTIは自律型銀行として機能する、暗号資産に裏付けられたアルゴリズムステーブルコインコントラクトであるDjedの開発状況について、最近達成された大きなマイルストーンの一つとして、DjedのPlutusアプリケーションバックエンド（PAB）の新バージョンをプライベートテストネットに配備したとCOTIが発表しています。
また、最終的な仕様と実装が進行中であり、数日中にオンチェーンコードが確定する予定で、OracleとStablecoinの両コントラクトについて、プロパティベースのテスト活動が進行中とのこと、テストネットの立ち上げに向けて、近々進捗状況をお伝えできることを楽しみにしていると述べており、カルダノDeFiのビッグイベントとなる明年とでのローンチにまた一歩近づいていることになります。
現在クジラトレーダーは、近い将来暗号通貨の高騰が迫っていることを予想
カルダノの大口投資家であるクジラトレーダーは、近い将来、暗号通貨の高騰が迫っていることを予想し、割安状態のカルダノ（ADA）の蓄積を続けていると、Thecryptobasicが伝えています。
AIにおける最先端の研究を応用し、暗号市場に実用的なインテリジェンスを提供するIntoTheBlockが、最近Tweetでデータを公開し、『1m～10m $ADAのアドレスが保有する残高は、2022年に8.09bから12.19b ADAへと指数関数的に増加し、3月1日には、これらのアドレスが保有する12.47b ADAという新たなATHに到達した』と伝えています。
小規模なカルダノファンはADAの好ましくない値動きに不安を感じるかもしれないが、クジラ投資家は強気な動きを熱望しており、このプロジェクトに並ぶ重要な開発を受けていつでもすぐに始まると予想されると記事は伝えています。
このようにカルダノブロックチェーンは、急速に拡大している背景には、IOHKが2022年の複数のメジャーアップグレードを導入するスケーリングロードマップを発表し、カルダノの効果的な最適化とスケーリングが、一度もダウンタイムなしに実行されているという事実が大きいと言えます。
2022年カルダノはさらに飛躍的に成長する
これまでもお伝えしてきたように、カルダノは、現在、パフォーマンスのためのネットワーク最適化とスケーリングに取り組んでおり、いくつかのパラメータをアップグレードするために24時間体制で取り組んでいます。2022年最初のメジャーアップデートである『2月のリリース』は、カルダノの24時間のトランザクションがビットコインとイーサリアムを超えて一位となった事実に表れています。
今後数週間から数ヶ月の間、カルダノは新しいリリースの展開を通じて最適化、スケーリング、新機能の提供を行う予定で、『2月のリリース』は、2022年にコアネットワークをアップグレードするための3つの主要なコードドロップ（6月と10月に続く）の最初のリリースです。
これらの動きを踏まえると、カルダノは2022年にさらに大きく成長することが予想されます。
カルダノの成長をさらに加速させるプロジェクトが確実にその開発を進めています。
カルダノでは、多くのプロジェクトが同時進行で進んでいますが、一切のプログラミングなしに、テンプレートのみを使って、金融向けのスマートコントラクトの作成を可能にするMarloweについて、IOGが新しい開発状況について発表しています。
Marloweは、Haskellに組み込まれたDSL（domain-specific language）で、誰もがコーディングできるブロックチェーン向けの金融契約を提供します。
直接融資、ピアツーピア融資、差金決済取引（CFD）、その他類似の商品をサポートする分散型金融（DeFi）のためのプラットフォームです。
Marloweは、ソフトウェア開発、ブロックチェーン、スマートコントラクトに関連する急な学習曲線なしで、ユーザーが自分のドメイン専門知識を適用して、便利に契約を書き、管理することを可能にします。
Marlowe Playgroundは、金融コントラクトを書く練習ができるサンドボックス環境です。このプレイグラウンドでは、Marlowe自体、JavaScript、Haskell、Blocklyなど、さまざまな言語で直接作業することができるので、好みに合わせて言語を選択することができます。
最近、このMarlowe Playgroundにテンプレートの構築・編集やメタデータのカスタマイズのための新機能が追加され、また契約書自体のJSONダウンロードオプションも追加されました。
このMarloweの新しいテンプレートとメタデータの拡張により、コントラクト開発者はヒントやパラメータを提供できるようになり、エンドユーザは完全な実装やコントラクトの詳細を理解しなくても、複数の状況で同じコントラクトを簡単に再利用できるようになりました。
IOGは、これらは、Marloweチームが引き続き取り組んでいる新しい改良点の一部に過ぎす、近日中にさらなる改良点の詳細をお知らする予定だと述べています。
Marloweのリリースは、誰もがスマートコントラクトをビジュアルコーディングソフトでHTMLを書きWEBページを作成可能にするものです。これは多くの開発者やユーザーを暗号業界以外からも呼び込むことが可能になり、スマートコントラクトおよび暗号経済のマスアダプション化をもたらす強力なツールとして期待されています。
詳細は下記の記事をご覧ください。
高い分散性と安全性を提供するフルノードウォレットの新バージョン「Daedalus 4.9.0」
フルノードウォレットの新バージョン「Daedalus 4.9.0」がリリースされました。
Daedalusウォレットは、ブロックチェーンに直接アクセスが可能で、仲介者や第三者の介入なしに、ローカルでウロボロスプロトコルを実行し、高い分散性と安全性を提供するフルノードウォレットです。
今回の新バージョン「Daedalus 4.9.0」は、Cardano Node 1.33.0を採用し、同期時間やメモリ使用量の削減などの点で劇的な強化を導入しています。
フルノードウォレットは、間に仲介者を入れることで軽量に操作可能なライトウォレットとは、一線を画します。自立した銀行機能を全て自分でコントロールしたい暗号ユーザーにとってなくてはならないもので、自由と独立した財産管理のためになくてはならないものです。
特に現在進行している政府による監視社会や財産権の侵害、戦争や紛争、金融デフォルトによる中央集権の崩壊に伴う財産や権利の崩壊となる局面が進行しています。
こうした人類のすべての人にとって重要な課題である生存権を脅かす問題にどう対処するかは、近々の課題となって私たちに迫ってます。
そんな中、フルノードウォレットが軽量により完成度を増してきている事実は、クリプト民にとっては、大変勇気付けられるものではないでしょうか？
まだまだ多くのメモリやディスクのリソースを必要としていることは事実ですが、メジャーアップグレードが頻繁に行われ、カルダノネットワークの進化とともに、より使いやすくなってバージョンアップしている事実は注目に値するでしょう。
ほんの始まりに過ぎない
ビットコインとイーサリアムを研究し、ブロックチェーンのトリレンマを解決するために誕生したカルダノは、徐々にその実力を証明し始めていますが、今後のロードマップや進展を考えるとこれはほんの始まりに過ぎないといえるものです。
本当に今後が楽しみになってきましたね。
最後にSITIONとYUTA@yuta_cryptoxさんが参加しているSymons Labのプロジェクトの情報が、近々いよいよ公開される予定です。
お楽しみに！
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします！10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング（委任）とは？
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法：2021版
Q&A：カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック324
カルダノ、スケーリング強化のためのハードフォークイベントを提案
カルダノの開発会社であるIOGは、2022年を通じて、さまざまなスケーリング強化を導入することをブログで発表。
2022年にコアネットワークをアップグレードするための3つの大きなコードドロップのうち、最初のコードリリースである2月のコードリリースの準備の最終段階に入っており、他の2つの主要なコードドロップは、ハードフォークコンビネーターイベントで6月と10月に続くと予想されているとUTODAYが伝えています。
10万から100万ADAを保有するアドレスが、過去24時間で、合わせて1600万ADAを購入
最近のここ数回の暗号通貨価格の大暴騰を受け、ADAはこの24時間で10％以上上昇し、その価値は3/1 21:00に1ドルを超えて急騰しました。
その最中Santimentフィードからの新鮮なデータは、10万から100万ADAを保有するアドレスが、過去24時間で、合わせて1600万ADAを購入しており、ADAのクジラ蓄積は増加傾向にあるとThecryptobasicが伝えています。
カルダノの2月のリリースは多くのことを約束、その後それ以上のことが来る
カルダノの開発会社であるIOGは最近のブログ『IOGブログ：ノードの強化からブロックの統率まで…カルダノの2月リリース』で、「パフォーマンスの最適化とスケーラビリティに焦点を当てた」ロードマップを明らかにし、3つのリリース計画のうち、2月のリリースがネットワーク上で開始されました。
DripDropzによるISOリワードの請求方法：画面解説
3月2日（日本時間）DripDropzによるISOリワードの請求が開始されました。ダイダロスを使って請求しSUNDAEトークンを受け取りが確認できましたので、早速その方法を解説します。
IOGブログ：カルダノのイノベーションエンジン「Project Catalyst」がFund8を開始!
Project CatalystのFund8を開始されました。この記事でProject Catalystについて、Fund8のはじめ方についてみていきましょう。
カルダノ（ADA）にロックされている価値の総額が過去最高を更新
カルダノ（ADA）は3月1日、カルダノDeFiにロックされた価値の総額が1億3400万ドルとなり、過去最高を更新、この価値は、1月と比較して577%も増加しているとBlazeTrendsが伝えています。
カルダノ DeFiエコシステムを構築するAdaSwapが有力VCとトップエンジェルインベスターから260万ドルの資金調達を実施
カルダノネットワークの分散型取引所（DEX）を構築しようとするエコシステムビルダーのAdaSwapは、260万ドルの資金を調達した。iAngelsが主導したこの非公開の資金調達ラウンドには、Shima Capital、GBV、Efficient Frontier、Pluto Digital、Coti、Banter Capital、Stardust、Finovaが参加していると発表しています。
また、エンジェル投資家としては、ワンダーウーマンの女優兼プロデューサーであるガル・ガドットや、プロデューサーのジェイソン・ヴァルサーノなどが名を連ねています。
カルダノのクジラアドレスは2022年に40億以上のADAを蓄積している
カルダノのクジラトレーダーは、近い将来、暗号通貨の高騰が迫っていることを予想し、割安状態のカルダノ（ADA）の蓄積を続けていると、Thecryptobasicが伝えています。
AIにおける最先端の研究を応用し、暗号市場に実用的なインテリジェンスを提供するIntoTheBlockが、最近Tweetでデータを公開し、『1m～10m $ADAのアドレスが保有する残高は、2022年に8.09bから12.19b ADAへと指数関数的に増加し、3月1日には、これらのアドレスが保有する12.47b ADAという新たなATHに到達した』と伝えています。
カルダノDeFiは成長を続けています！
分散型オンチェーン金融データ分析プラットフォームであるDefi Llamaによると、カルダノDeFiにロックされた価値の総額が1億3800万ドルとなり、またまた過去最高を更新しました！
CARDANOロードマップ 週刊技術レポート：2022年3月4日
ErgoDEXのリリースが間近！スニークプレビューを行う
IOGブログ：Marlowe Playgroundをより深く知るために
Marloweのコントラクトから独自のテンプレートを作成し、カスタムメタデータを使用してユーザーにヒントを提供する方法について説明します。
ブルランの準備が整った2つのトップクリプト、カルダノ (ADA) と テラ (LUNA)
ブルランの準備が整った2つのトップクリプト、カルダノ (ADA) と テラ (LUNA)
