開発者のためにデザインされ、人類のために構築された、新ブロックチェーン「Midnight」
データ保護のための新ブロックチェーン「Midnight」発表
カルダノ・ブロックチェーンの研究・開発元であるInput Output Global, Inc.(IOG)は、同社主催のイベント『IO ScotFest』で、業界初となるデータ保護に基づくブロックチェーン・プラットフォームである「Midnight」と、その新しいトークンであるDustを発表しました。
Midnightは、機密性の高い商業データや個人データを保護し、開発者、企業、個人の結社、商業、表現の基本的な自由を守るデータ保護ベースのブロックチェーンとなります。
今回はIOGブログやIO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏のKeynote、ワークショップでの説明などを取り上げ、この「Midnight」についてまとめてみました。
Midnight公式サイト:https://midnight.iohk.io
Midnghtを開発した動機とその理由
IOGのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、『IO ScotFest』のKeynoteの終盤でお馴染みの決まり文句である”One more thing”(アップルの元CEOスティーブ・ジョブス氏のキーノート・スピーチの最後にサプライズで会場を沸かせるためのお決まりの文句)と切り出して、4年前から取り組んできたというMidnightを紹介しました。
当時を振り返り、Midnight開発した動機とその理由について述べている部分を、下記に一部抜粋して掲載します。
マルタに行ったとき、シチリア料理のレストランで食事をしていたんです。3回食べました。3回目は食中毒になってしまいましたが、2回目はとてもおいしかったです。私たちはプライバシーの必要性について話していて、MoneroやZCash、その他いろいろなものを見て、私たちは「ああ、あの人たちはもっといいものができるのに」と思い、「そうだ、もし私たちがこれに取り組み始めたら、クールじゃないだろうか」と言いました。そうしたら、ちょっと飲んでたから、こう言ったんだ。「もしシラフになった時にまだ意味があるのなら、これをやろう」って。
ユーロクリプトンのためにイスラエルに行ったんだ。皮肉なことに、そこでも僕らは酔っ払っていた。
プライバシーコインが必要だ、プライバシーを核にしたものが必要だ、と。でも、それがどういうことなのか、僕らにはさっぱりわからなかった。そこでゼロナレッジの専門家マルカルフ・コールヴァイス博士や他の人たちを雇い、論文を書きはじめました。そして、ブロックチェーンの分野ではまだ扱われていない、基本的人権と思われる3つの性質「結社の自由」「商業の自由」「表現の自由」を守るために、何が必要かをたくさん話し合いました。私たちは、機密保持とプライバシーが根底に組み込まれたシステムを実現するにはどうしたらよいかと考えました。プライバシーがその根底にあり、私たちが望む人と交際できるような、合法的と思われる商取引に関与し、自分自身を表現することができるような。
なぜかというと、当社は60カ国以上で事業を展開しており、その数は152カ国以上に及びます。その中の全ての国が法治国家であるわけではありません。少数民族を保護する国ばかりではありません。民族浄化に遭遇することもあれば、特にLGBTに対する残忍な差別が行われている場合もありますし、独裁者や暴君が物語を支配している場合もあります。独裁者や暴君が物語を支配し、それに反対する者は、病院の窓から落ちて悲劇的な死を遂げるのです。病院の窓から落ちてしまうような、そんな国もあります。そのような人々を守るためのツールを持つことは、とても重要です。そして、暗号通貨が普及すればするほど、私たちはそのような人たちを守ることができるようになります。
また、暗号通貨が法律や必要性によってより微妙に変化していることを理解し、暗号通貨で行うことを維持することが非常に重要です。そして暗号通貨で行うことを一般大衆に秘密にすることが非常に重要です。
これに反対する人は、ここに何人いますか?ここにいる人の中で、Amazonでの買い物の履歴が全て公開されても構わないという人は、手を挙げてください。あるいはGoogleのウェブ検索履歴が全て皆に公開されることにどれほど違和感を覚えますか?あなたはGoogleを信頼していても、あるいはGoogleがあなたを信頼していなくても、少なくとも彼らがこういうものを使うことはないと思うでしょう。問題なのは、そうした制度に対する我々の信頼が日常的に侵害されていることです。監視資本主義がそうであるように、その制度も腐敗しているのです。多くの人がアイデンティティを取り戻したいと感じています。人権を取り戻したいと感じています。
多くの人が暗号通貨を始める理由の1つに、暗号通貨にはこのような能力があると勘違いしているのです。暗号通貨がプライバシーや表現の自由、社交や商業を与えてくれると勘違いしているのです。
そこで私たちは、基本なプライバシーや表現の自由を復活させるためにMidnightを構築したのです。単なるプライバシーの枠を超え、新しい境界と概念的な機密保持を探求したかったのです。事業内容によって、自主的な開示と非自主的な開示があるという考え方で、規制された活動が良い例です。銀行秘密法では、銀行は近所の人に、ジェールの年収とその使い道を教えることはできません。それはほとんどすべての規制区域で犯罪になります。彼は守秘義務を負っていますが、もし召喚されたら、銀行はある情報を明らかにすることができます。このコンセプトが優れているのは、プロトコルレベル、暗号通貨レベルで話をするのがとても面白いからです。
マイノリティーの個人の権利を保障し、維持することができるように、アイデンティティとプライバシーを適切な方法で結びつけることができるのか。ディストピア政府から人々を守りながら、同時にプライバシーの暗黒面にも対処できるようにすることです。
もうひとつは、今のプライバシーコインがやっていることです。トークンやコインを非公開にすることです。しかし、それは2022年のことで、スマートコントラクトが必要であり、プログラマブルでなければなりません。これは非常に興味深い問題です。
実はこの会場に「Kachina」と呼ばれる美しい論文を書き、その質問に答えようとした人がいます。その論文を実際に実装し、独自の仮想マシンを作るために時間をかけた人たちがいます。プログラミング言語としてtypescriptを使い、コンパイルして実行するのです。私たちが取り組んできたのは、とんでもなく長い道のりでした。4年もの間、多くのチームメンバーが深く研究し、論文もたくさん発表しましたが、誰も見向きもしてくれませんでした。
Midnightとは何か?
Midnightは、機密保持に基づくブロックチェーンで、開発者が迅速かつ容易にアプリケーションやプラットフォームを起動し、ユーザーにデータの自律性と制御を提供することを可能にするものです。
IOGによれば、この新しいプラットフォームMidnightは、安全なブロックチェーン技術の開発を推進するというIOGの目標の重要な部分を形成していると説明しています。
そしてMidnightは、“Atala prism “を介してリッチなIDフレームワークを組み込んだ機密保持プラットフォームとなり、開発者がTypescriptをはじめとするさまざまなプログラミング言語を使って、データ保護に特化したルールベースの機密保護DAppsを構築し、高速に起動させ、展開できるように設計されています。
これにより企業が漏洩や検閲を心配することなくミッションクリティカルな情報を伝達できるようにすると同時に、個人も個人情報を安全に共有できるようになります。
Midnightの哲学とユースケースの指針は『自由と人権のため』
IOGブログによれば、IOGのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、次のように述べています。
私たちは、データに対する制御と自律性を維持しながら、人々が自由に仕事をし、協力し、交流できるようなシステムを必要としています。これらの基本的な権利がない場合、私たちの世界とつながる能力は妨げられ、私たちがコントロールできない力によってコントロールされます。
IOGは、これらの自由を尊重し、データの使用方法と取引の可視化についてユーザーに自律性を与える新しいソリューションを開発するために、たゆまぬ努力を続けています。
Midnightの哲学とユースケースの指針は、以下の自由と権利に基づくものです。
アソシエーション(結社)の自由
・コミュニティやコンソーシアムで合意されたオープンなルールによるコラボレーション
・分散型自律組織
商取引の自由
・中央集権的なゲートキーパーを介さず、機密性と規制に配慮した方法で価値を交換する
・分散型マーケットプレイス
表現の自由
・検閲を恐れることなく、グローバルなエコシステムとアイデアを率直に共有することができます。
・分散型メディア
Midnightのデザインコンセプト:開発者のためにデザインされ、人類のために構築された
IOGはブログで私たちを取り巻くインターネットの環境について次のように述べています。
Web2は、人々が互いに共有し、つながることができる世界規模のコミュニティを作り出しました。しかし、その代償として中央集権的な管理が行われ、検閲や監視、データに対する所有権の喪失につながりました。Web3は、ユーザーのデータに対する検閲や管理のない新しいパラダイムを約束しましたが、これまでのところ、ソリューションは多くのデータを公開したり、多くのユースケースに対して秘密すぎるという問題があります。
Midnightは、カルダノ・エコシステムに固定されたルールベースのトラストレスな相互作用で、データ保護された接続性の豊かなWeb3を実現します。
Midnightはこれを解決するために次のようにデザインされ、「開発者のために設計され、人類のために」構築されています。
機密保持のための操作
- 個人情報を共有することなくアプリを使用することができる
- デジタルフットプリントの自律性を維持可能
- 内密な接続とコラボレーションが可能
自立できるように設計されている
- 開発ツールやTypeScriptのような使い慣れたプログラミング言語により、簡単に開発可能
- 安全で、分散化された、活気のあるエコシステムから利益を得ることが可能
Midnightのメリット
Midnightは実際に社会で機能するためには、開発を容易にし素早く起動できるような仕組みが必要です。開発者がDAppsが、機密保持をどのようにコントロールし振る舞うかを選択できるように構築されています。これにより規制に寄り添いながらフレンドリーさと安全性を両立させています。
選択的な機密保持
自分自身のデータをコントロールする。
データの使用方法とトランザクションの可視化について、自律性を獲得できます。
簡単な開発
Typescriptを始めとする独自のプログラミングモデルにより、開発者は機密性を保持したDAppsを迅速に構築し、展開することができます。
安全性
ユーザーにも開発者にも安心のセキュリティ Midnightは、Cardanoのサイドチェーンとして、セキュリティ、品質、分散性を受け継いでいます。
規制とフレンドリー
KYCルールに準拠した機密情報の選択的な開示が可能です。
バックドアではない:Midnightはすべてがデフォルトで匿名であるプライバシーコイン技術を進化させたもの
このMidnightが持つ機能に対して、プライバシーに特化したブロックチェーンであるMoneroから、Midnightに “バックドア “があるという疑惑がツィッターで投げかけられていました。これに対してチャールズ・ホスキンソン氏は「システムは、プライバシーを保護することと、許可を得た場合に規制当局や監査人がシステムにバックドアを入れることの間のラインを歩くことになる 」とし、Moneroの主張に対して、「バックドア?私たちはバックドアを持っていません。」と答え、さらに、「バックドア 」という言葉は誤訳であると付け加えました。
U.TODAYの記事によれば、その後Moneroは、研究論文は通常実装される「かもしれない」ことを説明するだけで、具体的な最終的な実装を説明するものではないことを認め、Moneroはこの否定的な発言を撤回しています。
また、CryptoNewsFlashは、カルダノのコア開発者Input Output Global(IOG)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏の、Midnightは、ZcashやMoneroがSnarksやリングシグネチャで行っていた、すべてがデフォルトで匿名であるプライバシーコイン技術を進化させたものであるとMoneroとの違いについての説明を紹介、その中でホスキンソン氏は次のように述べています。
Midnightは、開発者が慣れ親しんでいるプログラミング言語を用いて、カルダノ上で「ゼロ・ナレッジ・プルーフ・スマート・コントラクト」を実現します。また、デフォルトですべてが匿名化されている現在のプライバシーコインとは対照的に、ユーザーはプライバシーを完全に保護するか、自分のデータにある程度アクセスできるようにするかを選択できるようになる予定です。
Midnightは、ZcashやMoneroがSnarksやリングシグネチャで行っていた、すべてがデフォルトで匿名であるプライバシーコイン技術を進化させたものです。
Midnightを支える技術
Midnightは、ゼロ知識暗号と、プライベートとパブリックの計算を組み合わせて使用し、個人と商業の機密データを保護するトラストレス・エコシステムを構築するもので、カルダノ・ブロックチェーンのサイドチェーンとして動作するものです。これにより、カルダノ持つセキュリティと分散化の特質を受け継ぎながら、カルダノの実用性を大幅に拡張し、データの取引、公開、共有を求める個人や企業にとって価値ある新しいユースケースを切り開くことになります。
また、今回の発表は、より安全なブロックチェーンネットワークの構築の鍵となるゼロナレッジ・プロトコルの開発に焦点を当てた新しい研究ラボとなる「ZK-Lab」への資金提供を含む、ブロックチェーンのデータ保護に対する同社のコミットメントを示す一連の発表に続くもので、マルカルフ・コールヴァイス博士が率いていると説明しています。IOGはゼロナレッジプロトコルの専門家であるバニシュリー・ラオ博士を応用暗号技術部門長に任命しています。
Midnightを支える技術の特徴には次のようなものがあります。
プライベートコンパイル
- 公開用と非公開用のコンパイルが分離しているため、プライバシーが漏れることはありません。
- 秘密がシステムから漏れることはない
機密性の高い契約締結
- 共有状態を構築するための秘密裏のコラボレーション
- 公開契約実行と公開状態のためのZKフレンドリなデータ構造ライブラリ
- 公開状態はオンチェーンで利用可能
Zswap台帳
- シールドされた保有物やメタデータを秘匿して公開することが可能
- マルチアセットアトミックスワップをシールドで保護
- 取引内容を選択的に公開するためのキー表示
- KYCに準拠したオンランプ
Midnightが際立つ理由
IOGはMidnightが際立つ理由として次の8つを挙げています。
簡単なオンボーディング
Typescript バインディングとライブラリが含まれている
より強固なセキュリティ
パブリックとプライベートの分離
高速な証明
カスタムビルドコンパイラを使用したカスタム回路から
プライバシーの漏洩を防止
ZKスマートコントラクトのネイティブサポート
予測可能なコスト
予測可能な低料金
予測可能な結果
チェーン内外での同一動作
プライバシーを保護
コントラクトは他のコントラクトと共有しない秘密を保持することができる
アトミックトランスファー
ネイティブな機密コインの場合
MidnghtとDustトークン
Midnightと共に発表されたのが「Dustトークン」です。チャールズ・ホスキンソン氏はMidnightとDustについて次のように述べています。
Midnightの台帳を維持するのはSPO(ステーク・プール・オペレーター)だと述べています。そして高性能・高スループットのプロトコルを維持しするために、SPOとデータ保持者に報酬を支払うと述べています。つまりSPOはDustとAdaの両方を手に入れることができます。そうすれば、カルダノに関わるすべての人がその恩恵にあずかることができるとしています。
これについて、DUSTがローンチされたとき、カルダノ・ブロックチェーンのネイティブ暗号通貨であるADAの状況はどうなるのかという憶測もあります。これについてU.TODAYが次のように伝えています。
こうした憶測に対し、カルダノに特化したTwitterアカウント「ADA whale」は、DUSTトークンについてこれまで知っていることを紹介しています。彼は、DUSTトークンは別のチェーン上に存在し、他のトークンと同様に関連性を獲得しなければならないため、ADA暗号通貨を切り下げることはないと考えています。
さらに彼は、「ADAの最大供給量と放出スケジュールは変わらず、DUSTはカルダノの合意や収益のテーブルに席を与えることはありません。」と付け加えました。
また、Midnightブロックチェーン上でDUSTをガスとして使用する可能性に対し、ADAクジラは 「そういうアイディアだと思う、そうだね。 」と言っています。
Midnightは新しいユースケースを切り開く
今回取り上げたMidnightは、データ保護という観点から特に企業や政府、行政サービスなどのエンタープライズ市場やマーケティング市場において、新しいユースケースを切り開くことになり、HydraやMithril等と共にカルダノ・エコシステムの成長を更に加速させるものとなるでしょう。
Symons Labが手がけるイザナミ・プロジェクトも、個人情報やマーケティングデータを含データ保護に大いに活用できるソリューションであるため、このMidnghtの活用に注目しています。
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